板問店宣言に見る非核化 | |
[政治] | |
2018年4月29日 7時38分の記事 | |
南北首脳会談が平和友好ム−ドのなか行われ板問店宣言がなされた。南北の今年中の終戦宣言と道路鉄道の連結など合意の履行の確保に向けた当事者間の認識は対話交流を一歩進めた感がする、否やっとルビコンを渡ったのかもしれない。 金正恩委員長の戦略は米トランプ氏を対話に引き出すことであり、それがなんと、実現の射程内におさまっている。 相手側にとって会談が待たれるなど如何に周到な戦略だろうか。いままで何度も裏切ったとされ瀬戸際外交で経済援助を引き出してきた北も、余裕のない国力ゆえ、されど政治的優位性は核に勝るものはなかったと、しかし、その歴代の路線は限界にきている、国連の手による経済制裁・封鎖も手伝ってのことだろう。 とりあえず完全なる朝鮮半島の非核化がうたわれ、具体的成果はトランプ氏に花を持たせるべく取ってあるのだろう。 米朝は進んでいる、取り残される日本外交を尻目にだ。
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