世界大戦の敵国は講和目的のもの | |
[政治] | |
2018年8月14日 13時36分の記事 | |
軍事力で当初大日本帝国は空母(何隻も持つこと自体)戦艦・重巡洋艦において他国に勝っていた。日米開戦の真珠湾も徹底的な攻撃によらず空母や輸送船を逃している。山本五十六元帥が最初の何年かは暴れて見せようといった意味がある。短期決戦講和である。要するに他国への利権獲得の政治目的を達成するための政治の延長としての戦争である。絶対的な敵ではない。しかし、鬼畜米英となっている。航空母艦の専門家をつけず素人の指揮官でミッドウェイ海戦で惨敗したのちは(米は懸命な作戦で競り勝っている)、総括もせず、隠した。資源のない日本国は圧倒的生産力の米に挑んだ無謀な戦争であった。 戦闘能力(制海圏、制空圏)を失い特攻作戦、そしてB-29による民間人の大量殺戮の爆撃を許したにもかかわらず、終戦に手間取った責任は重い。 その遅れはスタ−リンの強盗的日本分割の脅威を招き(ソ連参戦)、原爆使用につながったとされる。悲劇だ。 帝国主義国間どおしの強盗的奪い合いの戦争なのだから(各国間の不均等発展の均等化ともいう)講和という目的如何によらず負ければ良き結果が招かれるわけもない。 オ−ルオアナッシング的結果になる。 ただ、戦後処理は戦争を招いた天皇主権から国民主権へ、戦争放棄の平和憲法。独占資本の財閥が他国への利権争い(侵略ともいう)を招いたとしてその解体、階級なき社会を日本へという、占領国の配慮は働いたとされる。 現在の地塁は多くのアジアの方々、戦闘国の兵士、戦陣に散り戦禍に倒れた国民の方々の犠牲があったことを忘れてはならないだろう。
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