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トランプ現象の向かうところ
[政治]
2018年11月4日 15時19分の記事

ブラジルのトランプと呼ばれるジャイル・ボルソナロ氏が大統領に選ばれた。世界的に極右勢力の台頭、独のメルケル首相の退任は象徴的である。
 現状に不満な国民に対して、ブラジルの従来の汚職腐敗政権を打倒し変える旗幟鮮明な物言いは訴える力がある。政治は全て分かりやすい政治的スローガンなどに言い換えて国民に訴える必要があるのは常套手段でもある。
 すべてそうである。不満な人たち、光の当たらない人たち、に向き合い政治を行う必要がある。ラストベルトの人たちに誰も見向いてくれなかった、トランプ氏がじゃあ仕事をくれるか、誰もそう思っていないという。要は現状を変えるという過激に見える強い主張を発することにあった。
 今、米中間選挙を直前にしてホンジュラスを発した数千人規模の移民キャラバンがアメリカ国境に押し寄せようとしている。従来の政権でも難民と認められたのは数名に過ぎない。しかし、軍隊まで派遣するというトランプ氏のはっきりした物言いは、さながら神風のように選挙結果に左右するのであろうか。
 しかし、こうした、トランプ現象は一時的には国民受けが良いとしても、物事の根本的解決には程遠いことを知らねばならない。分断と対立を更に煽り格差を助長する潮流が創造と文化と繁栄を阻害し破壊と憎悪に至ることはあってもプラスに働くことはないだろうからである。

 政治の課題・何をなすべきか、冷静に課題を拾い集め、ポピュリズムとの選別が必要と言われる由縁があることを知らねばならない。


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