イラン制裁がもたらすもの | |
[政治] | |
2019年2月10日 20時20分の記事 | |
米トランプのイラン核合意の離脱と経済制裁強化は確かにイラン経済に深刻な打撃を与えているイラン嫌悪否憎悪とも読めるようにそこまでして何を得るかだ。体制転覆をねらうと言う話があるが、外からちょっかい出しても、呼応する国内勢力は見あたらない。 これも犬猿のイスラエル支援をすることがトランプ支持勢力のキリスト教福音派の基盤をかためること、しかし中東におけるイラン派(シリア・レバノン・イラク・イエメン)の拡大は米にとって脅威である。 いまでこそ穏健派のロウハニ大統領だが、制裁の強化が強硬派の革命防衛隊の台頭を許せばやっかいなことに民兵含めると数百万の勢力を誇る軍だからだ。莫大な資金源、核開発、産業への影響力、周辺国への工作。イスラム体制防衛の名のもと、米への反発から逆効果となる可能性がある。元々イランはあの繁栄のペルシャ大帝国のペルシャではないか。 敵対を煽らず対話の道を開いたのはオバマだ。米の相対的地位低下は強硬策だけでは乗り切れない時にきている。 当面イランは持久戦に持ち込みトランプの落選を待つ❓。パリ協定破棄の場合と似たような・・・。
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