米中貿易戦争の落としどころ | |
[政治] | |
2019年5月12日 19時45分の記事 | |
中国と組むと必ずと言ってよい知的財産を盗まれるという。要するに只でだ。それも国家ぐるみだ。その額、識者の試算で22〜60兆円にもおよぶという。 中国製造2025膨大な55兆円もの補助金での5Gや半導体などの開発に当たるのは米の覇権を揺るがす脅威になるのだ。 さらに137か国参加の一帯一路で賃金上昇の製造大国を補う中国。 トランプ氏は唯一決然と強硬に追加関税率を25%へ中国製品全部に及ぼそうとしている。ここまでやる大統領はいない。 しかし、双方が25%関税の掛け合いをやると米0.6中国1.5%ものGDP を押し下げるという。下手をすると共倒れ、日本への影響も輸出がさらに減るだろう。 公平な自由競争があれば良さそうなものの、腕力を使っても、抑え込もうと、その背景にはアメリカファ-ストの自国第一主義が顔を覗かしている。 かつてのブロック経済での関税は60%世界恐慌と世界大戦は不可避のものとなった。そこまでいかないとしても、すでに選挙モ-ド のトランプ氏にしてみれば強硬に出れば出るほど支持につながる傾向が見えてきている、おまけに米経済は好調だ。 中国を取るかアメリカファ-ストの自国第一主義のアメリカをとるか、苟もデモクラシーを標榜している。方や農民革命、安い大量労働力で 世界の工場を担い牽引もしてきた中国か。 グローバル経済ではあるものの、自国第一主義が凌駕する。その限界はいまだ見えてこようとしていないのだ。
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