中国ゆるやかな脱アメリカに | |
[政治] | |
2019年6月23日 10時44分の記事 | |
中国の米との交渉が行き詰まる中、静かに脱アメリカに舵を切っているとの見方がある。東がだめなら西があるだ。 米中貿易戦争がやはり中国の体力を削ぐきっかけになっているのは確かだ。もっとも中国自体の国内経済の減速がある。先月工業生産の昨年同月比で5%と2002年来の17.3年振りの低い伸びであった。?労働力は2012年から減少し少子化が原因で順調に伸びているとはいえず。?生産設備投資は2009年来過剰のまま民間投資は活力に欠け。?労働生産性の向上に必要なイノベーションは南北の地域格差があり民間からのイノベーションは力不足なままである。 やはり、米国トランプ氏の言う中国輸入量を三倍などは強硬に吹っ掛けられた面は否定しようもなく、対応は困難でできていない。 しかし米の非難する企業機密情報やIT技術の無料移転などを当たり前(窃盗であるが)と捉える姿勢は、中国の改まる姿勢の片鱗すら見えないようである。 そういう中で習近平主席は米と戦争をやりあうよりも東より西へというように一帯一路にシフトするような動きが見て取れるという。 ヨ-ロッパイタリアと一帯一路の調印を取り、5日にはロシアのプ-チン氏と対米協力で一致し14日には中央アジアにキルギス・ビシケクで上海協力機構サミットで中露イランで米を牽制しそして20〜21北朝鮮へ訪問するなど米と距離をとるような外交を展開している。28〜29のG20での米中首脳会談でのやり取りが注目される。
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