日朝会談の実現性は | |
[政治] | |
2019年6月23日 21時33分の記事 | |
前提条件なしで金正恩国務委員長と会談する用意があるなどと安倍首相が発言して以降、北の図々しいとの反発があったものの、進展はみられていない。その実現可能性如何? トップダウンはトランプ氏の場合、北の核とICBMの脅しにも反応し選挙対策もあって会ってみようということになりシンガポール合意がなされたわけである。一応の信頼が通じたわけである。もちろん経済制裁がかなり効いていたことも背景にある。 俺を信用してくれと言わんばかりに、今もそれは途切れていないという。 じゃあ、日朝はどうか?日朝平壌宣言が小泉訪朝の時のが確かに存在する。 しかし、信頼関係はまるでないに等しい。というのも、人的交流がないのであるから、朝鮮総連がいわば大使館となって議員の訪朝ビザを発行していたころも確かにあったのであるが、核拉致で船舶往来送金停止と経済制裁の先兵となって、交わるも愚かになってしまっている。やはり、訪朝しなければ話にならないだろう。 朝鮮学校はチャンとした国内法による学校法人であるのに私学助成しないとか、朝鮮人学校の生徒の数少ない修学旅行のお土産まで入管がすべて没収するなど、不信感を煽ることしかやってこなかったのではなかったか。現況、北朝鮮に渡航禁止や再入国禁止は交流を途絶している。 しかし、安倍を信頼して会って話をしようよと言っても、それに足る信頼がどこにあるか、嘘で通す人柄に信頼があるか、それにまさる外交手腕があるというなら話は別か。 アルゼンチンIOC総会でオリンピック東京開催に韓国はよし、北朝鮮は東京に一票を投じてくれたことなど見逃すべきではないだろう。 国際会議などの機会をとらえて北と接触を試みるという程度では弱すぎる、北への渡航が欠かせないと言えよう。
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