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国民投票は猛獣を檻から出すようなもの
[政治]
2019年7月26日 21時24分の記事

国民投票の経験のある西欧諸国からの声である。
二者択一、英国のEU離脱を可とする国民投票がもたらした英国内の分断混乱を見ればわかるだろう。安易にやるものではないようだ。

 ナチスのヒットラーの独裁を。追認した国民投票として知られている。


国会発議は良いとして、国民が決めるものだからともっともらしく言うのは、国会発議も国民投票も安易にとらえている節がある。それは、国民投票が思う以上に不自由で結局国会発議追従型というのであればなおさらである。

 かの御仁は九条に執着しているが、ことは、憲法の根幹にかかわる。平和主義という歴史を問いかねない、如何にも歴史修正主義的発想である。

 ここに国会発議すること自体大変なことなのである。安易なものではない。ただ、かの御仁の、かの御仁による、かの御仁の為の憲法改正だといえばその筋はよめてくる。

国会発議も国民投票も敢えて国民内部に対立の火種を撒くようなものだ。国民が決めるのだからという言には、実は国民を尊重するのではなく、愚弄するともとれる言質が感じられる。国会で決めておいて、それも自民党案に沿って、そして発議し実質国民に追認させる。押しつけの議論、不要な選択のリスクにさらすというそれがである。300万人からの犠牲者の上になりたった平和憲法を一回の発議、国民投票のどさくさ紛れで葬り去る。

 好戦的分子は根本において無責任だといった。

国民と国をどこへ導くか、平和主義という大事な舵を破壊し漂流に追いやるような面が感じられないだろうか。であれば国会発議に先鞭をつけさせない、どうせ、強行採決の伝統を踏襲する常習者。従って、憲法改正の国民的気運は高まっていないこと、特に安倍政権のもとで憲法改正は望まない国民の声が高いことを理由に審議に臨まない姿勢が大事であろう。

 信用ある内閣指導者に不信がついて回るようでは発議も国民投票も避けるが賢明だといえそうだ。


 
 

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