遅れて出された年金財政検証は | |
[日本経済] | |
2019年9月13日 19時13分の記事 | |
5年前は6月に出された報告書だが7月の参院選回避のあと8/27公表された。例の年金2000万円不足問題が出たからであろう。 政府の見通しの甘さが露呈したものになっている。 ?出生率の見通しがあまい。見通しよりはるかに低い出生率の現実。マクロ経済スライドすなわち保険料を納める被保険者数の減少と平均余命の伸びに応じて年金給付水準を削減する。30年で2割減。国民年金は3割減。これでは年金制度は維持できても生活できない。パ-ト派遣契約社員の加入高齢者雇用年金開始年齢の繰り下げも限界がある。 ?経済成長が続き物価も長期金利も上がらない内閣府の甘い見通し、オリンピック以降急激に伸びる?などという。逆に下がるだろう。非現実的となっている。これでは現役世代の収入の半分の代替率保障を下回るであろう。 ?大体現実としてこの20年間実質賃金は下がり続けている。にもかかわらず政府の抱くシナリオは全てプラスになっているおかしさ。 このままいけば年金給付水準が下がりマクロ経済スライドが効かなくなり年金財政悪化となろう。 こんな甘い見通しでは、個々の問題を改善していく取り組みを練り上げなければ何が年金100年安心か国民死して年金残るか? 国内需要重視に経済を転換しアベノミクスをやめ 、救国経済の計画を国民あげて取り組む時期が来ている、それは是非政権交代に合わせて取り組んでいただきたい。そう願う。こういう政権交代なら全国民が大賛成するからである。
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