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新型コロナウイルス肺炎のもたらすもの
 
2020年1月29日 19時31分の記事

中国武漢で発生した新型肺炎、2002〜2003年に広東省で発生したサ〜ズに感染力が超える勢いで毒性はサ〜ズ以下という同じコロナウイルスである。毒性は人から人への現在の二次感染から三次感染に移行する段階で増す可能性がありWHOもその段階で緊急事態を宣言するかもしれないという(1/31緊急事態宣言)。よく言う特効薬はあるか?ないのである。これを言うとパニックにつながるかも知れずメディアも言わない。かかるのを防ぐか、かかっても対処療法と体力で治すしかないのである。

時は春節旅行に重なり中国当局が武漢の封鎖を決める前に流出したり武漢に渡航歴のある人から世界的な感染の拡大が見られている。

ウイルスはDNAしかないので人のカラダに寄生して繁殖する、こちらも生きようと必死なのである。寄生するものがなくなると、死体はもはや寄生できない、増殖を止める。免疫も抗体もなければ止まるところを知らず、1918〜1919年に流行したスペイン風邪は世界に数千万人の死者を出している。感染爆発である。

自然の災害がそうであるように世界は被害に対して国際協力で対応を試みなければならず、緊急避難的な保健行為が優先される。

人が集まり飛沫でウイルスが拡散し接触する機会が増えるオリンピックのような行事もウイルスには格好の繁殖機会かもしれない。かのサ〜ズも暖かくなる四五月にも衰えなかったので暖かくなれば収まるというのも当たらない。熱い時期にも要注意である。とすればインバウンドの減少、人の往来が滞ることからくる深刻な経済への影響が心配される。

当の中国当局はこの抑え込みに必死である。国の威信がかかっているともいわれる。頻繁に新型の感染症の発生を見て国の対応にその文化・国家レベルを計られるのも事実だからである。





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