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異質な存在感を示す音楽師
 
2017年12月6日 17時1分の記事



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 フレンチカンカンを踊る踊り子と男。本作は当時、画家が住んでいたパリのモンマルトル界隈に数多くあったカフェ・コンソール(盛り場の総称)で、踊り子らがフレンチカンカンを踊る情景を描いた作品で、画家としては五番目となる大作である。

 異質な存在感を示す音楽師。上向きに描かれる一番手前の踊り子の目や口元、その隣の男の髭、重力によって逆立つ踊り子が身に着ける衣服の肩紐や靴先のリボン、男の上着の裾などは、この情景の陽気さを表したものであるほか、若い男女が人前で股を広げるように足を高く跳ね上げるというエロティックなフレンチカンカンという踊りの感情的高揚も示している。

 カフェ・コンソールの雰囲気を伝えるガス灯の光。フレンチカンカンなど享楽的な娯楽に対しての批判や性的な隠喩をただ露骨に表現するのではなく、画家が追求した絵画としての視覚的訴求や、象徴的な暗示、科学的根拠と秩序に基づいていることは本作でも特に注目すべき点である。

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