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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集

『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) はじめに
11/01 03:51

はじめに

 日本はいま、国際政治家として堂々と日本を代表しうる総理大臣の登場を必要としている。従来とは比較にならないほど強力な指導力を発揮できる総理大臣である。それは、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りが、ここにきて、にわかに現実味を帯びてきたためである。いまや待ったなしの状況なのだ。
 常任理事国となることは、何を意味しているか。ズバリ言えぱ、日本が「政治・軍事大国」として振る舞うことを求められている、ということだ。
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