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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集

『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第6章 日本を救えるのは小沢一郎しかいない ?
11/28 04:52

第6章 日本を救えるのは小沢一郎しかいない ?

闇将軍とは言えない小沢一郎


 また、小沢一郎の政治手法を取り上げて、「二重権力」と非難するのも、明らかに誤っている。
たとえば、小沢一郎が、海部内閣時代に自民党幹事長を務めていたとき、「権力の二重構造」と言っただろうか。単に政府に対して、与党である自民党の方が、より指導力を発揮し、力が上回っていたので、「党高政低」と称されただけのことである。田申角栄元首相は、ロッキード事件で逮捕されて、無所属となった後も、自民党最大派閥である田中派の実質的オーナーとして、政治的な影響力を行使し続けて、「目白の闇将軍」と言われた。最大派閥の力により、非公式ながら、首相を決める実質的な権限を持ち、大平政権や鈴木政権、中曾根政権を樹立し、キングメーカーと呼ばれたのであった。
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