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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集

◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊)第ニ章 もし晋作が夭逝しなかったら ?
05/25 00:00

貿易業を起こした可能性が高い

 「民政正しければ、すなわち民富」「民富めば、すなわち国富む」
 晋作はこうした言葉により、国富は「民富」が大前提であるという考え方を残しています。民衆が裕福になればその結果として国が富み、民衆が裕福になるためには政治が正しく行われねばならないと晋作は考えたのです。これは「国が富めば、民が富む」、すなわち「富国強兵」のような国家中心の考え方とはまったく逆の発想です。英国の経済学者であるアダムースミスの『国富論』が主流の時代、「民富」を基本とする経済思想を発現したのはまさに慧眼でした。

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