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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集

◆『小沢一郎の大勝負』(2003年10月1日刊)―第八章 正念場―小渕と小沢が目指した自自時代といま
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小渕と小沢が目指した自自時代といま

 しかし、小沢にとって小渕恵三と訣別したのは、初心に立てば当然の帰結でもあった。自民党・自由党・公明党の三党連立により、小渕政権は「安定政権」となり、「長期政権」になる可能性さえ出ていた。自民・自由が連立し、これに公明党が加わり、久方ぶりに政局が平静さを取り戻し、文字通り「平成時代が到来した」と、特に保守陣営からは高く評価された。

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