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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集
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◆『田中眞紀子が天下をとる日』(2000年11月1日刊)【6章】「痛快発言」から読み取る眞紀子の本音 ――「眞紀子節」が政治を10倍面白くする 「台所から、政治を身近なものとしてとらえていく」
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05/25 18:00
◆『田中眞紀子が天下をとる日』(2000年11月1日刊)
【6章】「痛快発言」から読み取る眞紀子の本音
――「眞紀子節」が政治を10倍面白くする
「台所から、政治を身近なものとしてとらえていく」
―― 一九九三年、初陣での記者会見にて
一九九三年(平成五年)七月、衆議院議員に初めて立候補したとき、眞紀子は「主婦党」をわざわざ名乗った。いわゆるマドンナ・ブームはすでに下火になっていたけれど、眞紀子は、目線を庶民の背の高さにまで下げて、新しいマドンナとして登場した。記者会見では、この言葉を公約として明らかにしたのだ。新潟は、父の郷里とはいえ、東京でのお嬢さん育ちの眞紀子にとっては、さほど馴染みのある土地ではなかったので、有権者との距離感をなくして、その懐に飛び込むには、この言葉しかなかった。
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