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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

フランスは、「広大な砂漠」の砂塵にもみくちゃになり、決着のつかない際限のない大戦争に引き込まれていく
11/25 06:36

◆〔特別情報1〕
 フランスのオランド大統領は「これは戦争だ」と叫んで、イスラム教スンニ派過激武装勢力「イスラム国=ISIL」の壊滅を宣言し、攻撃を命令。国防省は11月23日、地中海に展開中の原子力空母「シャルル・ドゴール」から出撃した艦載機は、ISILが「首都」と位置づけているシリア北部ラッカなどイラクとシリアの拠点都市3カ所を空爆したと発表した。だが、この戦争は、フランス軍と「テロ・ゲリラ集団ISIL」とのいわゆる「非対称戦争」(両交戦者間の軍事力、あるいは戦略または戦術が大幅に異なる戦争)である。大日本帝国陸軍の「統帥綱領」(大橋武夫著)が説いているような「将帥」(軍隊を率いて指揮する大将)が、「もはや、これまで」と敗北を自認した瞬間に勝敗が決まるという原則がまったく通用しない。フランスは今後、米国やロシア、オランダとも連携してISILへの攻撃を一層強化するという。だが、「底なしの泥沼」ならぬ「広大な砂漠」の砂塵にもみくちゃになり、容易に決着のつかない際限のない大戦争に引き込まれていく。

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