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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局
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サウジアラビア王国がイランとの国交を断絶、「中東覇権争奪」が激化、中東軍事情勢は、ますます複雑化へ
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01/05 00:45
◆〔特別情報1〕
中東の大国サウジアラビア王国(イスラム教スンニ派の盟主)が1月3日、もう1つの大国イラン(正式国名・イラン・イスラム共和国、シーア派)との国交を断絶した。サウジアラビア王国政府が2日、少数派シーア派高位聖職者ニムル師はじめ47人に死刑を執行したことを発表、これにイラン政府が反発、暴徒化した群衆が、在テヘラン大使館を襲撃し、事態が悪化したことから国交断絶に踏み切ったという。これは、単なる宗派の違いによる勢力争いに止まらず、実は「中東覇権争奪」をめぐる2大国の激突が、いよいよ本格化してきたことを意味している。シリア、イラクの1部を支配するイスラム教スンニ派過激武装勢力「イスラム国=ISIL」に対する米国主導の有志連合・ロシアなどによる「壊滅作戦」に、サウジアラビア王国vsイランの「中東覇権争奪」が加わり、中東軍事情勢は、ますます複雑化してきた。
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