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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

「草の舟」実験航海、多くの国民に「壮大な歴史ロマン」を提供し、「悠久の歴史研究」への興味をそそらせた
07/21 06:29

◆〔特別情報1〕
 「日本人はどこから来たのか?」―国立科学博物館人類史研究グループの海部陽介グループ長ら「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」グループが、草船で沖縄県の与那国島から西表島まで約75キロの実験航海に挑んだ。十分な道具もなかった3万年前の状況を想像してつくった「草の舟」(長さ6メートル余り)2艘にそれぞれ7人ずつが乗り組み、17日午前7時ごろ、与那国島の海岸を出発した。だが、草の舟のスピードは計画よりやや遅い時速2キロほどで、草の舟は潮に流され、全体の半分以上の区間で航海を見合わせ、伴走船に引かれて、28時間後の18日昼前、目的地の西表島に到着したという。このプロジェクトは、日本民族のルーツを実験航海によって探るという意欲的かつ画期的な挑戦であり、冒険家の倉嶋康元毎日新聞長野支局長が1977年に『すばらしい世界旅行』(日本テレビ)の企画シリーズの一つとして竹筏「ヤム号」に乗りフィリピン・ルソン島から日本までを34日間かけて黒潮を漂流、柳田國男の「日本民族の南方渡来説」を立証して以来の快挙。多くの国民に「壮大な歴史ロマン」を提供し、「悠久の歴史研究」への興味をそそらせた。
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