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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

習近平国家主席は、公安省の孟宏偉次官をICPO総裁に据えて、共産党幹部の汚職による内外蓄財を解明、トップ女優・范冰冰さんへの140億円の追徴課税や罰金などにより、国家財政の立て直しを図る
10/11 06:13

◆〔特別情報1〕
 中国公安省は10月8日、中国帰国後に失踪していた国際刑事警察機構(ICPO、本部・仏リヨン)の孟宏偉(もう・こうい)前総裁(64)=7日に辞職=を収賄などの容疑で捜査していることを明らかにした。孟宏偉前総裁は、江沢民元国家主席派閥の周永康・元常務委員(1942年12月生まれ、党内序列は2012年の時点で最高第9位。2015年6月、汚職により無期懲役刑が下された)の右腕として公安省次官を務めていた。政敵である習近平国家主席が、「虎も蝿も狐も叩く」と宣言して、汚職撲滅を始めた。ところが、廈門副市長、福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委書記、浙江省軍区党委員会第一書記、南京軍区国防動員委員会副主任、浙江省国防動員委員会主任、上海市書記などを歴任した習近平国家主席は、いわゆる「お上りさん」であった。党中央にいて得られる「警察・保安情報」に詳しい部下を持っていなかった。そこで、孟宏偉前総裁を利用して、共産党幹部の汚職による内外蓄財の実態をほぼ解明、併せて、中国税務当局は、トップ女優・范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税事件を摘発、約140億円の追徴課税や罰金を支払うよう命じたのを機に、映画やテレビ業界に対して10日から一斉に税務調査を行うと発表した。いま危機に瀕している国家財政を税の増収により一気に立て直そうとしている。
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