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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

第119代・光格天皇以来、約202年、天皇、皇后両陛下は4月18日、伊勢神宮の外宮と内宮で、30日の天皇陛下ご譲位を報告される「親謁の儀」に臨まれた
04/19 07:21

◆〔特別情報1〕
 「世界の象徴天皇」への崇敬の念から、「我が皇室の淵源」を知りたいという欲求が、国内外から急速に高まっている。そんな折、天皇陛下がご譲位、新天皇陛下ご即位される。
生前譲位は、江戸時代後期の第119代・光格天皇(在位1780年〜1817年)以来、約202年ぶりとなる。三重県を訪問中の天皇、皇后両陛下は4月18日、伊勢神宮(同県伊勢市)の外宮と内宮で、30日の天皇陛下ご譲位を報告される「親謁の儀」に臨まれた。
 両陛下の伊勢神宮ご訪問は2014年3月以来で、即位後では5回目。訪問に当たり、天皇陛下は皇位の象徴とされる「三種の神器」のうち剣と璽(じ)=勾玉(まがたま)=を皇居から持参され、「天孫人種六千年史」を誇る皇室の厳かな儀式が、多くの国民に「悠久の歴史」を実感させた。
 モーニング姿の天皇陛下は午前10時45分ごろ、外宮の「正宮」に車でご到着。天照大神の食事を司る外宮の豊受大神にご参拝された。剣と璽を持つ侍従らと共に真剣な表情で正殿の前へゆっくり進み、玉串をささげて拝礼された。この儀式には、伊勢神宮の祭主(天皇陛下の代わりとして天照大神にお仕えして伊勢神宮の神職をまとめる役職。皇族や元皇族が務めている)で、天皇皇后両陛下の長女・黒田清子様が祭主として立ち合われた。天皇皇后両陛下のお子様3人のうち末っ子で4月18日が50回目のお誕生日。2012年に臨時祭主にご就任、伯母の池田厚子祭主(天皇陛下の姉)を補佐、2017年、正式に祭主にご就任された。白い参拝服姿の皇后陛下も天皇陛下に続いて正宮を訪れ、正殿の前で拝礼された。なお、そのむかし、儀式は、女性である斎王(さいおう)が行っていたけれど、明治になると男性が行うことになり、戦後は斎王の面影、雰囲気を大事にして、女性皇族や元皇族が務めることになったという。
 午後1時半すぎからは、天照大神を祭る内宮でも、同様に親謁の儀が行われた。両陛下はこの後、近鉄宇治山田駅発の臨時列車で志摩市へ移動。市内のホテルに宿泊し、19日午後に帰京される。
料金 1000ポイント
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