◆〔特別情報1〕 ブルームバーグが5月26日午後5時53分、「トランプ大統領、日米貿易合意は夏の参議院選挙後まで先送り」という見出しをつけて、以下のように配信した。 「トランプ米大統領は26日、米国が日本との貿易交渉で『大幅な前進』を遂げているとしながらも、合意に至るのは今夏の日本の選挙後となる可能性があると述べた」 これは、トランプ大統領がゴルフ後の26日午後1時39分、自身のTwitterに「Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!」 (日本との貿易協議で大きな進展ができつつある 農産物と牛肉が重要課題である 日本の7月の選挙が済んでから交渉することが大量にあり、私は大きな数値を目標にしている) と投稿したのを受けたものだ。「選挙」とは、日本の次期参院議員選挙を意味している。日米貿易交渉では驚くべき背景のもと、安倍晋三首相が、農産物と肉を米国から大量輸入する密約をしており、これが事前にバレれば、日本の農業・酪農団体から批判を浴び、自民党が次期参院議員選挙で大敗するのが、目に見えているので、安倍晋三首相から「合意発表は今夏の日本の選挙後にして欲しい」と頼まれたものと見られる。