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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

れいわ新選組の木村英子参議院議員、舩後靖彦参院議員は、参院で初質問、戦後74年を経て、自民・公明党連立政権が、重度の障害に対して、いかに冷淡であったかをさらけ出した
11/08 07:30

れいわ新選組の木村英子参議院議員、舩後靖彦参院議員は、参院で初質問、戦後74年を経て、自民・公明党連立政権が、重度の障害に対して、いかに冷淡であったかをさらけ出した

◆〔特別情報1〕
 7月21日の参院議員選挙で当選したばかりの重度の障害がある、れいわ新選組の木村英子参議院議員が11月5日、参議院国土交通委員会で初めての質疑に臨み、災害時に避難所となる施設に、車いすを使った障害者が利用できるトイレを増やすよう求め、これに対して、赤羽一嘉国土交通相は、「前向きに検討する」との考えを示した。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患うれいわ新選組の舩後靖彦参院議員は7日、参院文教科学委員会で当選後、初の質疑に臨み、萩生田光一文科相を相手に、パソコンの意思伝達装置による音声を使ったり、秘書の代読による質問、消費税10%が教育現場に与える影響をただし、大学入試での導入が見送られた民間による英語試験について、障がいの有無にかかわらず幼少時からともに学ぶ「インクルーシブ教育」の普及が必要だと指摘した。萩生田光一文科相は、「その理念の実現に向けて取り組むことが必要。先生の思いをあらゆる機会で実現できるよう、取り組みたい」と答弁した。大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争など複合的戦争)終戦から74年を経て、自民・公明党連立政権が、重度の障害に対して、いかに冷淡であったかをさらけ出した。そればかりか、自民党のみならず、平和と福祉の党を掲げてきた公明党までもが、「人生前半の社会保障」、つまり、保護者の所得格差が露骨に子どもの教育環境の格差につながっている英語民間試験をめぐり萩生田光一文科相の「身の丈」発言に無批判に同調しようとしてきたことが、暴露された。これは、自らは落選して、2議席を木村英子参議院議員と舩後靖彦参院議員に譲った山本太郎代表の大英断の最大の効果であった。
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