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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

中村哲医師が、アフガニスタンの東部ナンガルハル州の州都で自動車で移動中に何者かに銃撃を受けて殺害されたのは、単なる「水利権争い」が原因ではなかった。真の理由は?
02/11 08:09

中村哲医師が、アフガニスタンの東部ナンガルハル州の州都で自動車で移動中に何者かに銃撃を受けて殺害されたのは、単なる「水利権争い」が原因ではなかった。真の理由は?

◆〔特別情報1〕
 中村哲医師が2019年12月4日、アフガニスタンの東部ナンガルハル州の州都ジャラーラーバードにおいて、自動車で移動中に何者かに銃撃を受け、右胸に一発被弾。負傷後、現地の病院に搬送され、さらなる治療のためにパルヴァーン州バグラームにある米空軍基地へ搬送される途中、73歳で死亡して2か月になる。中村哲医師とともに自動車に同乗していた5名(運転手や警備員など)もこの銃撃により死亡、タリバンの報道官は、声明を発表し、組織の関与を否定。一方でアフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「テロ事件である」とする声明を発した。中村哲医師は、なぜ銃撃されたのか。その理由について、現地では、「中村哲医師は2010年、水があれば多くの病気と帰還難民問題を解決できるとして、福岡県の山田堰をモデルにして建設していた。クナールからガンベリー砂漠まで総延長25kmを超える用水路が完成すると約10万人の農民が暮らしていける基盤を造ろうとしていた。ところが、水を売って生活費や活動資金を稼いでいる別の非政府組織の恨みを買って殺された」というように「水利権争い巻き込まれた」という説が流布していた。これを受けて、米国トランプ政権も「犯人を捕まえろ」と言い出していた。しかし、ここで、表には出ていない大きな問題が浮上してきている。一体、それは何なのか?
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