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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

第54回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―幸福―幸は、倖、僥倖にして免れることを意味し、これが後に「幸福」を意味するようになり、さらに幸福を願う意味にもなる
05/04 07:00

第54回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―幸福―幸は、倖、僥倖にして免れることを意味し、これが後に「幸福」を意味するようになり、さらに幸福を願う意味にもなる

幸福

 幸は、手械(かせ)の形を表わしています。これに手を加えることを「執」といい、手械を加えるのは、報復刑を意味し、手械に服する人の姿を「報」といいます。幸は、倖、僥倖にして免れることを意味し、これが後に「幸福」を意味するようになります。さらに幸福を願う意味にもなりました。
 福は、畐(とう)と読みます。畐は器復の豊かな酒樽の形を表わしています。宗廟に酒樽を供えて祭り、福を求めることをいいます。また祭肉を福といい、わが国の「ひもろき」に当ります。祭余の肉は、同族の人に領(わか)つことが一つの定めとされていました。
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