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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

菅義偉首相はベトナムに続き、インドネシアを訪問、「叩き上げ」で知られるジョコ・ウィドド大統領が出迎えて首脳会談、頓挫している中国受注の高速鉄道工事の事後処理を日本が背負わされるのかが懸念される
10/21 12:43

菅義偉首相はベトナムに続き、インドネシアを訪問、「叩き上げ」で知られるジョコ・ウィドド大統領が出迎えて首脳会談、頓挫している中国受注の高速鉄道工事の事後処理を日本が背負わされるのかが懸念される

◆〔特別情報1〕
 菅義偉首相は10月20日、ベトナムに続き、インドネシアを訪問し、「叩き上げ」で知られるジョコ・ウィドド大統領が出迎えた。菅首相は同日午後、首都ジャカルタ南郊のボゴールにある大統領宮殿でジョコ・ウィドド大統領との首脳会談、関係閣僚も加わった会談に相次いで臨んだ。
 会談では、日本政府としてインドネシア側にすることやコロナ対策、インフラ整備計画推進への協力、さらに安全保障問題や地域問題を協議するために新たに両国間で外務・防衛相レベルの「2+2(ツープラスツー)」会談を設けることなどで合意した。会談後の共同記者会見で、ジョコ・ウィドド大統領は菅首相が就任後初の外遊先の一つにインドネシアを選んだことへ感謝を表明。「これはインドネシアだけでなく東南アジアにとって意味のあることだ」と歓迎した。そのうえで「不確実性の時代にあってインドネシアと日本との協力が一層重要となる」との認識を示した。またインドネシアと日本は「戦略的パートナー」であることを強調、日本企業の投資拡大を歓迎するとともに、輸入制限が残るインドネシアからの農産物、水産物、林業産品などの分野の日本への輸入制限の緩和を求めたことを明らかにした。コロナで厳しい経済支援や災害対策に500億円を供与、菅首相は「インドネシアとの関係、東南アジア諸国連合(ASEAN)、そしてインド太平洋地域での要である」として、11月に予定されるASEANの一連の会議で両国が協力することで一致したと述べた。コロナ禍によるインドネシア経済への深刻な影響や災害対策に対して日本政府として500億円の財政支援による円借款を供与することを表明した。これは、7月20日安倍政権のもと、インドネシア政府の要請を受ける形で、20億円の無償資金協力と最大500億円の円借款を決定していたことだったわけが、時期的には中国が受注した高速鉄道の事後処理問題があるとみられる。
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