五右衛門の世相に喝「かあぁぁぁつ」

あまりにも恣意的な『赤旗』の記事に喝「かあぁぁつつ」
12/19 20:13

小沢マネー受け取った政治家たち/「国会招致反対」で活動/原口前総務相「民主主義は滅びる」と擁護.

以下、『しんぶん赤旗』引用

昨年の総選挙で、民主党の公認料とは別に、小沢一郎元代表から1人500万円の「小沢マネー」をもらった政治家たちが、衆院政治倫理審査会への小沢氏の国会招致に反対して断続的に会合を開くなど活発に行動しています。

 民主党の岡田克也幹事長が、小沢氏の政倫審招致を議決するという構えを崩さないなか、小沢氏を支持する中堅・若手衆院議員でつくる「一新会」のメンバー10人は、15日昼も国会内に集まり、カレーライスを食べながら意見交換しました。

勉強会で牽制
 10人のうち、樋高剛環境政務官(神奈川18区)、内山晃総務政務官(千葉7区)など8人は、いずれも昨年7月21日の衆院が解散された日に小沢氏の資金管理団体「陸山会」から500万円を受け取っています。

 岡田幹事長が「幹事長一任」をとりつけた役員会が開かれた13日にも、役員会に先立って、「政倫審についての勉強会」を開催、牽制(けんせい)しました。集まった17人のうち、松木謙公農水政務官(北海道12区)、樋高、内山両政務官ら10人が500万円の「小沢マネー」を受け取っています。

出回る諸文書
 政倫審は、「政治倫理の確立のため、法令の規定に著しく違反し、政治的道義的に責任があるかどうかについて、審査する」としています。しかし、原則非公開で、偽証しても証人喚問と異なり、罰則もないものです。

 国会内では、この勉強会の「有志一同」名による「(小沢氏は)いわれなき嫌疑」であり、「裁判に影響が出る」などとして、「民主党が小沢氏に政倫審への出席を求めることに制度上、正当性がなく、議会民主政治に反するもので断固反対する」との決議文が出回っています。

 「小沢マネー」を受け取った原口一博前総務相(佐賀1区)にいたっては、自身のホームページで、「政治資金規正法の恣意(しい)的解釈によって政治生命まで絶たれる事態が常態化すれば民主主義は滅びます」と小沢氏を全面擁護しています。

 一方、衆院政倫審委員でもある辻恵衆院議員(大阪17区)は、16日の同党国会対策正副委員長会議で、「著しく違反しているという、どういう事実があるのか」と、小沢招致派に迫っています。

 このほか、「小沢マネー」を受け取り、小沢氏支持の行動をとっているのは、松崎哲久党広報委員長代理(埼玉10区)、奥村展三党総務委員長(滋賀4区)や、石山敬貴(宮城4区)、石原洋三郎(福島1区)、黒田雄(千葉2区)、岡本英子(神奈川3区)、木内孝胤(東京9区)、村上史好(大阪6区)、福嶋健一郎(熊本2区)、三宅雪子(比例北関東)、中野渡詔子(比例東北)の各議員らです。

http://news.livedoor.com/article/detail/5218541/



『赤旗』の記述は、あまりに恣意的ではないのか。まず、この記事の中で特筆すべきは、小沢氏から、「小沢マネー」を受け取り、小沢氏支持の行動をとっている議員を名指ししているということである。その議員とは、原口前総務相、松崎哲久党広報委員長代理(埼玉10区)、奥村展三党総務委員長(滋賀4区)や、石山敬貴(宮城4区)、石原洋三郎(福島1区)、黒田雄(千葉2区)、岡本英子(神奈川3区)、木内孝胤(東京9区)、村上史好(大阪6区)、福嶋健一郎(熊本2区)、三宅雪子(比例北関東)、中野渡詔子(比例東北)の各議員らである。あたかもこれらの議員が小沢氏からダーティーなお金をもらって小沢氏を擁護し支持しているがごときの記事の内容である。

 しかしながら、小沢氏から配られた金については政治資金としてきっちりと処理されており何の問題もない。いわば、この記事はイメージ操作、プロパガンダである。この点でまず『赤旗』の記事には大きな問題があるといえる。

 『赤旗』がいうのであえていえば、小沢氏から資金を受けながら代表選で小沢氏を支持しなかった議員の方が、義をわきまえない人間であるとして非難されるべきではないのか。ちなみに、この人たちについて当ブログにも書いたので参照して欲しい。
http://blog.kuruten.jp/katudharuma/145243
 しかし、そのような人のことを小沢氏は何ら批難していない。『赤旗』とはえらい違いではないかと思う。

 また、『赤旗』には、 
「小沢マネー」を受け取った原口一博前総務相(佐賀1区)にいたっては、自身のホームページで、「政治資金規正法の恣意(しい)的解釈によって政治生命まで絶たれる事態が常態化すれば民主主義は滅びます」と小沢氏を全面擁護しています。

 一方、衆院政倫審委員でもある辻恵衆院議員(大阪17区)は、16日の同党国会対策正副委員長会議で、「著しく違反しているという、どういう事実があるのか」と、小沢招致派に迫っています。
というが、両氏の主張はまったくもって真っ当な主張である。

 『赤旗」はその主張にこそ謙虚に耳を傾けそれに答えるべきではないのか。さらにいえば、国家権力に対して一番真摯に対治するのが共産党ではないのか。どうして、検察の暴走や検察審査会の問題点には目をつぶるのか。共産党には戦前の治安維持法で取り締まられた教訓は今は忘却して生きていないのか。

 巷間のニュースを見ても、小沢氏の「政治と金」の問題を菅氏のリーダーシップを計るバロメーターとするような浅薄な主張が平然と行なわれている。テレビ、新聞も、もう少し、原口氏や辻氏の主張に耳を傾けてこの主張に答え、実りのある議論をして欲しい。

 
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