でんでん虫の詩とエッセーとイラスト

ジャータカ物語 その1 兎の話
09/07 09:36

親しみやすい物語としてブッダの教えが説かれています
ジャータカとは、釈尊が前世に菩薩として修行していたとき、生きとし生けるものを教え導いたエピソードを集めた物語です。歴史的には『イソップ物語』や『アラビアン・ナイト』にも影響を与え、日本にも「本生話」「本生譚」としてその一部が伝えられました。
仏教の教えを親しみやすく説いたジャータカは、テーラワーダ仏教諸国で広く語り継がれています。ここではスマナサーラ長老によるジャータカの説法をご紹介します。


兎の話

この物語は、釈尊が祇園精舎におられたとき、
お説きになったものです。

ある在家信者が七日に渡って釈尊と
比丘たちに食事の布施をして、最後の日に、
出家生活の必需品全てを揃えてお布施しました。

釈尊と比丘たちに布施をできたことで、
彼が限りなく喜びを感じていました。
彼をさらに喜ばせてあげようと思った釈尊が、
兎の話を説きました。

つづき








コメント一覧

my−myさんブログTOP

ブロくるTOP
(c) 2024 KURUTEN
All right reserved