新生日本情報局

東日本大震災や新型コロナウイルスらの対応で得た教訓を、今後の日本の防衛や国際貢献で生かせ!!
04/20 00:00
10年前の東日本大震災や昨年からの世界的感染が止まらない中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎への一番の教訓は、防衛や危機管理体制の強化である事は、多くの皆様が感じておられる事でしょう。

東日本大震災では、被災地の東北を中心に関東でもガソリンや灯油不足、食料や救援物資等の不足、停電などのインフラへの被害復旧の遅延に苦しめられました。
その状況下、中露等が我が日本を威嚇や挑発行動に走り、日米両国は東日本大震災での「トモダチ作戦」等の過去最大の災害救援支援をしつつ、防衛体制の維持をするという、苦しい状況に立たされました。

新型コロナウイルス感染拡大では、昨年の本ブログでも何度も何度も取り上げましたが、特に昨年の1月頃から4月頃にかけて、マスクや消毒液、手袋、トイレットペーパー等の衛生関連商品不足が深刻でした。
現在も、一部の体温計等に使用されるボタン電池不足などが見受けられるようです。

東日本大震災や新型コロナウイルスらの対応で得た教訓を、今後の日本の防衛や国際貢献で生かさねばなりません!!

4月16日04時13分にNHK WEBが「陸上自衛隊が九州で過去最大規模の演習を計画 中国念頭か」の題で次のように伝えました。

『南西地域の防衛体制の強化を進めている自衛隊はことし秋、全国から数万人規模の隊員を九州に集める過去最大規模の演習を行うことにしています。海洋進出の動きを強める中国を念頭に置いた演習とみられます。

防衛省は、海洋進出の動きを強める中国を念頭に沖縄や鹿児島の離島に新たに部隊を配備するなど南西地域の防衛体制の強化を進めていて、この地域で緊張が高まれば全国から部隊を集め、あらゆる事態に切れ目なく対応するとしています。

こうした中、陸上自衛隊はことし9月から11月にかけて南西地域の防衛を想定し、およそ14万人いるすべての隊員が参加する過去最大規模の演習を行う計画です。

北海道と東北、四国から「師団」や「旅団」と呼ばれる数千人から1万人規模の3つの部隊を九州に展開する予定で、全国の部隊が参加し、これだけの規模で演習を行うのはおよそ30年ぶりだということです。

演習では隊員だけでなく戦車や食料も船や航空機を使って運ぶ計画で、詳細な内容は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて決めることにしています。

陸上自衛隊は、今回の演習で南西地域を防衛するため部隊の展開や後方支援にどのような課題があるのかを検証し、実際の部隊の派遣に備えた計画づくりにいかすことにしています。』

一方、4月18日21時34分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「<独自>自衛隊装備、ODAでフィリピンに初供与 対中包囲の協力強化」の題で次のように伝えました。

『災害時の人命救助に必要な資機材がまとめられた自衛隊の人命救助システムを、政府がフィリピン軍に政府開発援助(ODA)で供与を始めたことが18日、分かった。ODAの基本方針を定めた平成27年策定の開発協力大綱で非軍事目的の他国軍支援は可能と明確化して以降、自衛隊の運用装備をODAで供与する初の事例となる。

 人命救助システムは、災害発生後72時間以内に人命を救うために必要な、エンジンカッターや投光器、ジャッキといった資機材をひとまとめにしたもの。捜索、救助から負傷者の搬送まで完結した機能を備え、コンテナに収めてヘリコプターや車両で輸送できる。

 平成7年の阪神大震災の教訓から導入。陸自駐屯地などに配置され、東日本大震災をはじめとする災害派遣時に投入されてきた。

 比軍にはシステムの装備のうち音響・破壊構造物内探査機や削岩機、救命ボートなどで構成する4セット(約1億2千万円相当)を最初に供与する。今年2月から輸送船で運び、3月に比軍基地へ搬入を始めた。今後、引き渡し式を行う。

 比軍が効率的にシステムを運用できるよう、陸自が中心になり、ノウハウを教える「能力構築支援」も実施する。


 昨年8月には比軍に日本製防空レーダーを輸出する契約も成立している。平成26年の防衛装備移転三原則の策定により装備輸出に道を開いて以降、国産装備の初の完成品輸出となる。

 ODAでの自衛隊装備の供与と、能力構築支援、防衛装備移転がそろったことで、対中国包囲網を構築する上で欠かせないフィリピンとの安全保障協力体制が整った。菅義偉首相はゴールデンウイークにフィリピンを訪問し、ドゥテルテ大統領と安保協力の強化などを協議する。』

正に、素晴らしい政策の数々でしょう!!

冷戦終結以来の大規模演習にフィリピンへのODAでの自衛隊装備の供与、実に大きな安全保障体制や近年増加する自然災害への対応強化にも繋がるものです!!


東日本大震災や新型コロナウイルスらの対応で得た教訓を、今後の日本の防衛や国際貢献で生かせ!!



画像1を見る

4月17日、沖縄県の与那国島で台湾方面を臨む岸信夫防衛大臣
出典:岸信夫防衛大臣自身のツイッター

『与那国島に到着。日本最西端の西崎へ。曇りのため台湾は見えず。』


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