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2012年8月19日 18時7分
★はじめに★
 
多くの情報がある中、本当に正しい犬のしつけとは何なのか?褒めるとか?叱るとは?一体何なのか?
様々な矛盾や葛藤を感じることと思います。
しかし、その情報の多くは『実証』に基づいた科学的根拠のないものが多く、思弁的で思想運動になり、各々が身勝手に数少ない経験から導かれる推論・持論によって『いかにも、もっともらしい理論』を作り上げ、広がっている情報ばかりです。
そこで、行動分析学という科学的知見からの学習についての心理学を通して犬のしつけを理論的に捉えていただきたいと考えています。
行動分析学は周囲の環境や状況という外的要因によってその行動が強まったり、弱まったりする【学習】に焦点をおき、遺伝的・犬種・性格などの内的要因にとらわれず分析し、問題を解決するものです。
もともとは人間の行動心理学であって動物全てに共通する「行動に影響を与える環境や行動の機能」に重点をおきます。
行動分析学はバラス・スキナーというアメリカの心理学者が提唱した学問で応用行動分析(ABA)として発展し、会社組織での人材育成や学校での学習教育のほか、発達障害児の支援教育、カウンセリング場面やイルカ・犬などのペット動物の訓練技術として幅広く応用されています。
問題とされる行動である【望ましくない行動】というあくまで人間から見て評価の話しです。【望ましくない行動】を抑えることばかり考えるのではなく、どうすれば、【望ましい行動】を強めることができるか?増えるのか?どうすれば【望ましい行動】へと誘導できるのか?という工夫や着想することをしっかり考えてください。
人間は善悪で望ましいか望ましくないかを判断し、犬を見ますが、そもそも犬は動物ですから善悪の判断ではなく【危険か安全】か【損か得】かの判断で生得的行動をしますから、人が犬の行動を悪いと判断して叱ったりしてもわかりませんし、犬がその時の周囲の状況や人といった外的環境を【危険・損】だと判断すれば信頼なんてものもあったものじゃありません。
人は日常生活においても様々な選択肢が与えられて生きています。
気に入った洋服の選択、何を食べようかという選択、犬を飼い始める時である【イヌとヒトが関わる瞬間】から犬を選択する権利がありますが、犬は飼い主を選択する権利もなく、生きるためだけの権利を与えられています。
家族の一員として飼育し、動物愛護を語るのであれば、このような一方的な関係性ではなく、互いに折り合いがつくような関係性でなければ始まりません。
そのためには人が犬を誤解しては築かれないのです。
誤解ではなく理解することから、歩み寄ることからはじめ、今一度、犬を飼うとはどういうことなのか?をしっかり考えていただきたいと願います。

〜 しつけの意味 〜
しつけは周囲に迷惑をかけない、飼い主との絆、信頼関係を深くするだけでなく犬自身の健康のために行うものでもあります。強制力によって支配するのではなく自発的行動させ、望ましい行動を飼い主がしっかり学習させることで自ら考えるようになり、自律神経のバランスも整うわけです。それにより、バイオフィードバック機能(ホルモンバランス)、恒常性機能向上、免疫力向上にもつながり、より健康で長生きできるようになるのは言うまでもありません。
また、罰による【しつけ】はたとえ犬が良くなったように見えたとしても犬の身体的問題、人間の社会的・倫理的問題、教育的問題など様々な重篤な問題が発生してしまいます。
何が本当に大切なのか?今一度、行動分析学や学習理論等を通してご理解いただけると幸いです。
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くる天
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