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鎌倉しらす茶屋 
[【時代小説発掘】]
2010年5月23日 13時33分の記事


【時代小説発掘】
[助太刀兵法1] 鎌倉しらす茶屋
花本龍之介


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

【梗概】:

助太刀は人を救う剣。居合の達人、飛十郎が行く。
鎌倉と両国を舞台に、江戸の情緒と旅情をゆたかに描く。
助太刀兵法シリーズ第一弾。

【プロフィール】:

花本龍之介。広島県尾道市に生まれる。
上京後、各種の職業につく。逗子市に居住。現在居合道七段。

前作:猿ごろし 

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【時代小説発掘】
[助太刀兵法1] 鎌倉しらす茶屋
花本龍之介



一 化粧坂

 早船飛十郎が岩陰に身をかくして、しばらく刻(とき)が過ぎると、頭上のうつそうと茂った木々から、降るような蝉の声が落ちてきた。
 化粧(けわい)坂に、旅人の姿はない。
 相州鎌倉に七つあるという切り通しのひとつだが、名の由来はいくつかある。この坂の近くに遊女屋が軒を並べ、白首の女たちが客の袖を引いたところからこの名がついたとも、源平騒乱の昔やぶれた平家の公達(きんだち)たちの生首に、この坂の上で死に化粧をほどこし、見苦しくないようにしたうえで頼朝の前に運んだ、という由来もある。
 いずれにせよ、はるか昔の話であった。のちに化粧坂の仇討と言われ、江戸中の評判になった変事は、あと四半刻(三十分)ほどして起きる。
 飛十郎が身をかくしていた岩から顔を上げて、細い道の先の草陰に目をやると、相棒の木村新吾の姿が見えた。
 「このおれが、仇討の助太刀とはな⁻⁻⁻⁻。まったく、妙な稼業に首を突っ込んだものだ」
 飛十郎は、そうつぶやきながら、両側が崖のようにせまった細い夏の空を見上げた。
 ぬけるような青い空の高みに丸い雲がひとつ見えるが、張りついたように動かない。鎌倉にくれば、さぞ涼しかろう。と思ったのだが、これでは江戸より暑い。                                        
 のっそりと立ち上がって岩の後ろから出ると、飛十郎は道の真ん中で思う存分のびをした。新吾がそれを見て、あわてたように手を振った。

 助太刀人は、やむをえない場合をのぞいて絶対にその姿を人に見せてはならない。
〔仇討屋〕の元締・安達屋籐兵衛にまず最初に聞かされた、この仕事の心得の一つだった。

⁻⁻⁻⁻⁻だが、それは目指す仇があらわれて、仇討が始まってのことだと思うが。気の小さいことだ⁻⁻⁻⁻⁻

 雑草の間から汗まみれの顔をちょこんと覗かせている相棒を見て、そう思いながら飛十郎は振りむいた。
 ふたりがいる場所から十間(約十八メ−トル)ほど坂を下った、大木の根元に伏せていた〔討ち人〕の姉と弟が、飛十郎が道に出たのを見て、思わず立ちあがった。
 姉の早苗が十九で、弟の英之進が十三になる。馬廻り役百五十石の家禄で仕えていた  父親が、武道のことで相役と争い、闇討ちされたという。
 五年のあいだ、仇の小野田平衛門を捜して、東海道はおよばず、中山道、山陽、山陰と西国筋を歩きまわったあげく、ふたりの母親は一年前に旅空に病んで死んだ、という悲運さだった。
 飛十郎の助太刀で、首尾よく仇討をはたせば、晴れて国元へ立ち戻ったうえ、取り潰された家も再興され、藩中の誉れとなり、加増も夢ではない。だが、それも返り討ちにならなければの話だ。
 飛十郎は、道端の草を引きちぎると、歯でかんだ。ひと吹きの風に、頭上の樹の葉が、ざっと音をたてて揺れた。
「誰かきました。早船どの、姿をかくしてください」
 切り通しに新吾の声がひびいた時には、飛十郎の姿は消えていた。
 並みの足音ではない。宙を飛ぶ、といわれている幕府の御用飛脚より、はるかに軽い足音である。
 〔目役〕として、四人に同行している伊蔵に違いなかった。岩にもたれて飛十郎は、のんびりと空を見上げた。さっきの丸い雲はとうに消え去って、からりと晴れあがった空には、もう何も見えない。
「おおい、伊蔵がきた。出てきてください」
 新吾の声を聞いても、そしらぬ顔で雑草を噛みつづけていた。

 ⁻⁻⁻⁻⁻うるさい男だ。かくれろだの、出てこいだの。わざわざ顔を寄せなくたって、伊蔵が来たとなれば、用件はわかっている⁻⁻⁻⁻⁻

 まもなく小野田平右衛門がこの化粧坂にあらわれて、斬り合いがはじまる、ということだ。
 あきらめたらしく、新吾が黙った。軽い足音が岩の前でとまる。
「相手は、どこにいる」
「へい。とうに銭洗弁天を抜けて、そろそろ源氏山の登りにかかっております」
「そうか。もう間もなくだな」
「くれぐれも、さり気なくたのみやすぜ、旦那」
「わかっている。おまえは、早くあのふたりに知らせろ」
 伊蔵が〔討ち人〕にむかって歩き出す姿を見送りながら、飛十郎はまた岩にもたれかかった。
「きたぞ!」
 切迫した新吾の声を聞いて、予想より早いな、と思いながら岩陰から顔を出して坂道を見た。やはり違う。切り通しの急な崖道をぬけて、足早にむかってくるのは、大きな荷を背負って江戸にむかうらしい三十がらみの商人だ。
〔討たれ人〕の小野田が目をくらますために姿を変えたのならべつだが、目役たちの話では町人ではなく、こざっぱりした侍姿らしい。          
 目役は伊蔵だけではない。
 飛十郎は江戸から鎌倉までの道中で、あと一人は確認したが、まだいるかもしれぬ。安達屋に聞いたところでは、ほかに耳役というのもいるらしい。その名の通り、討ち人たちの目ともなり耳ともなる。同時に助太刀人の監視役でもある。飛十郎と新吾の仕事の手際を見届け、討たれ人の死骸の後始末、仇討御免状がある場合には地元の番所への届け出、そういった仇討実行以後の、さまざまな雑用を討ち人になり変ってすべてこなす。伊蔵は、安達屋籐兵衛の配下の中でも一番経験をつんだ、腕ききの目役らしい。

「きた!今度は間違いなく、小野田平右衛門だ」
 新吾がいる場所からは、曲がりくねっているが源氏山へつづいている崖道がかなり見通せるはずだ。飛十郎は岩から顔を出した。
 痩せて背の高い旅姿の武士が、こちらへむかって歩いてくる。顔は見えない。笠をかぶって、袴の股立ちを高く取り、足ごしらえも厳重で、身のこなしにも隙がない。
 口にくわえていた雑草を投げすてると、無精髭をこすりながら、のっそりと飛十郎は道を出ていった。
「小野田平右衛門どの、でござるな」
 笠を上げて飛十郎の顔を見ると、いぶかしげな表情になった。それはそうだろう、生まれて初めての対面だ。
「人違いですな。私は本郷・菊坂で、ささやかな町道場をいとなんでいる馬場七之介と申す者。いいがかりは、はなはだ迷惑でござる」
  ものごし穏やかで、あくまで温厚なものいいである。

 ⁻⁻⁻⁻⁻目役の確実な情報がなければ⁻⁻⁻⁻⁻

  おれも思わず信じたかもしれぬ。平右衛門の正面にまわり込みつつ飛十郎は思ったが、この三年あまり泉州・堺に身をひそめていたことは、伊蔵から聞かされていた。
「いや、そうではないでしょう。あなたは泉州あたりからこられたはずですが」
 並みの者ならば驚くか、顔色を変えるはずだが、平右衛門は身じろぎもせず、わずかに顔を後ろにそむけただけだった。
 退路を確認したのだろうが、そこには新吾が、右手を刀の柄(つか)にかけて立っていた。軽く舌うちをして、平右衛門は笠のひもに手をかけた。
 人が通りかかると面倒だ。飛十郎は後ろへむかって手を上げた。その合図を待ちかねていたように、木の間から今日の討ち人ふたりが飛び出すと、転がるように走ってきた。ふたりの息使いが荒い。
「この御人(ごじん)は江戸の本郷で、ささやかな町道場をいとなんでおられる
馬場七之介というお方らしいが、いかがかな」
 答えは、聞くまでもない。
 頭の鉢巻から白足袋のつま先まで、白装束の仇討ち姿の姉と弟を見た瞬間、平右衛門の顔色が変わったからだ。わざと長々と質問したのは、討ち人たちの呼吸をしずめるためである。
「だまれ! 親しくわが屋敷に訪れる身でありながら、父上をだまし討ちにした憎き仇の顔を、どうして忘れようか。卑怯であろう、小野田平右衛門。寝ている間も、起きている間も、片刻も忘れたことはない」
 早くも刀を抜きはなって、そう叫んだ米倉早苗の顔が、一瞬真っ赤に紅潮したが、すぐに蒼白になった。すぐ横に立っている米倉英之進も刀を構えたが、二本とも切っ先が、ぶるぶると震えている。
 無理もない。人を斬るのはおろか、刃物を人にむけるのも初めてのことだろう。そのうえ、この五年あまり日本中を仇を捜し回った旅の苦労が、いま目指す平右衛門を前にして、どっとふたりの胸によみがえっているに違いない。
「ま、まて。まってくれ。たしかに米倉どのを斬ったのは、わたしだ。しかし、あれには訳がある。でなくては、あれほど御父上に世話になったわたしが、手にかけるはずがない」
 二本の刀の切っ先を、さえぎるように右手を上げると、小野田平右衛門はその場に、さっと座り込んだ。同時に刀と脇差しをすばやく両手で抜き取ると、横に置いた。

「まず、聞いてくれ。五年前のあの日、わたしと米倉どのは、御城内の御用部屋で、言い争った。武道は侍の表芸、それを朋輩の前であしざまにののしられたが、その場は我慢した。だが、運が悪いことに、下城のとき辰の御門を出た堀端で、また米倉どのと出くわしたのだ」
 これは、まずい。化粧坂の前後を見ながら、飛十郎は舌打ちした。
 風も止まり、あれほどやかましかった蝉も鳴きやんで、あたりは静まり返っている。
 こんなところで討たれ人の言い分を聞いても、時間の無駄だ。早くしないと人がくる。それにこの男、素直に討たれる気はない。手むかう気がないなら、両刀は左横ではなく後ろに置くだろうし、左手で笠のひもをほどこうとするはずもない。
「そのおり、また米倉どのから、武士の風上にも置けぬ人非人。犬侍とののしられ⁻⁻⁻⁻⁻」
 姉と弟の気勢がそがれ、殺気がゆるんだと思ったその瞬間、小野田平右衛門が笠を投げ捨て、地面に置いた刀を左手ですくい取ると、鯉口をきるなり早苗めがけて、下からすさまじい勢いで斬りあげた。
「あっ!」
 新吾と英之進が、同時に声を上げた。 
 そのまま何ごともなく平右衛門が斬りあげていたら、早苗は血煙りをたてて倒れていたことであろう。
 だが、飛十郎が音も無く間合いに踏み込み、紙一重の早さで抜き討った刀の切っ先が、一瞬早く平右衛門の刀を握った右手首を、斬り飛ばしていた。                                                       
 音をたてて化粧坂の地面に転がった自分の手首を、信じられぬように平右衛門は見た。
切り口から飛び散った血しぶきが、前にいる早苗の顔と白装束を、ぱっと赤く染めた。
「わあ、あ!」
 手首を斬り落とされた平右衛門が、悲鳴とも絶叫ともつかぬ声をあげて、がくりと土の上に膝をついた。
「とどめ、を」
 素早く刀を鞘におさめた飛十郎が、英之進にむかってうながすと、血の気を失った英之進はなんとか前へ出て、震える刀の物打ちを平右衛門の首筋に押し当てて、頸動脈を引き斬った。
 音を立てて地面に倒れた小野田平右衛門の首から、おびただしい量の血液が流れ出したが、それもすぐに乾ききった化粧坂の土に浸み込んでいく。
「よし。よくやった。これで、長いあいだの苦労も終わったな」
 泣きながら抱き合っている早苗と英之進に声をかけると、飛十郎はさっさと歩き出した。
「お見事」
 新吾が目を丸くしたまま、喉の奥から声をしぼり出した。
「いいから、早く刀をしまえ」
 口を開けたまま仇討を見ていた新吾は、自分がまだ抜き身を手にしていたのに気付き、あわてて鞘に入れようとした。よほどのぼせ上がっていたのか、切っ先が震えて納刀がうまくいかず、三度目にようやく刀は鞘におさまった。

⁻⁻⁻⁻⁻こやつ、口ほどもない。人斬りは慣れていると大口を叩いていたが、斬り合いを見るのも初めてかもしれぬ⁻⁻⁻⁻⁻

 助太刀を誰かに見られると、後の始末が面倒になる。
 切り通しにむかって飛十郎が歩き出すと、なにを思ったのか新吾がすぐ後ろについてきた。仇討が終われば、右と左に別れるように決めていたはずだ。
「早船の旦那。見物していて、ほれぼれしやした。江戸でお逢いしやしょう」
 目役の伊蔵が、平右衛門の死骸の傍から声をかけた。
「うむ。あとは頼んだぞ」
 軽く手を上げて歩き去る飛十郎にむかって、まだ大きく肩を上下させている早苗と英之進が、無言のまま頭を下げた。のどが渇ききり、水でも呑まねば声が出ないのだろう。
 いつの間にか現れた二人の見届け役も、飛十郎と新吾を見送っている。番所に仇討の始末を届け、検死の役人を呼び、取り調べを受けたうえで江戸の藩邸まで急飛脚を送って、ふたりが所持している仇討御免状の吟味(ぎんみ)が終わるまで、まだ何日もかかるにちがいない。
 まっすぐに行けば源氏山を通って銭洗弁天へむかう山道を、飛十郎は途中から左の崖道に曲がった。人ひとりがようやく通れるこの細道を下れば〔寿福寺〕の後ろへ出ることができる。土地の人間しか知らぬこの崖道を、二日前に鶴岡八幡宮に参拝したおり、調べておいたのだ。
 油断すれば、すぐに滑り落ちそうな、険しい道である。
「こんな道を、よく知っているものだ」とか、「さっきは、すぐに自分も助太刀にいこうとしたのだが、相手の動きが早やすぎて、間に合わなかった」
 とか、ぶつぶつつぶやいている新吾の声が、耳に届いているのかいないのか、知らぬ顔で飛十郎は急な坂道を下っていった。
 やがて、寿福寺の裏手に出ると、飛十郎は袴の股立ちをおろして、裾についている泥をはたき落とした。
「まあ、気にするな。この次は存分に働いてもらうからな」
「も、もちろん、そんなことは心得ている。あなたに、いわれるまでもない」
「ちゃんと、十五両ぶん、な」
「無礼でしょう。それでは、まるで、わたしが受け取った金子(きんす)に見合わない、役立たずのようではありませんか」
 足早やに寺の境内をぬけて、飛十郎は門にむかった。
「ま、そう怒るな。そんなつもりで言ったのではない。気を悪くしたのなら、あやまる」
 門の外の道を、このまま東にむかえば、鶴岡八幡宮の前へ出る。道の両側は、青々と水田が広がり、あちこちに藁葺き屋根の百姓家が点在している。
「さて、と」
 門を出て立ち止まると、飛十郎は夏空を見上げ、まぶしそうに顔をしかめた。八幡宮へむかって歩きはじめた新吾が、怪訝そうにふりむいた。
「江戸へ帰るんじゃないんですか。両国の安達屋が、首を長くして待っていますよ」
 たしかに江戸に帰れば、後金の十両が手に入ることになっている。だが、すぐに帰らなければ十両が消えてなくなる、というものでもない。
「あと二、三日このあたりで遊んでいく。籐兵衛によろしくいっておいてくれ」
道を右にとると、飛十郎はゆっくりと歩き出した。
「いったい、どこへ行くんです」
 心細そうな新吾の声が、風にのって追いかけてくる。
「おれか。おれは、海でも見にいくよ。ここは魚も酒もうまいしな」
 そう言って飛十郎は、肩越しに新吾を見た。明るい陽光の下で、新吾の白い顔が、泣き笑いをしているように見える。

⁻⁻⁻⁻⁻あやつ。思ったより若い、かもしれぬな。姿も物言いも、まるで背伸びしている子供のように見える⁻⁻⁻⁻⁻

 飛十郎は、にが笑いをした。
「またな、相棒。江戸で逢おう」
 海の方角から吹いてくる風に、着物の袂(たもと)をふくらませながら、飛十郎は歩きはじめた。
 肩の上に、とんぼが一匹、羽根を休めているのを、この男は気づいていない。


二 生しらす

「海はいい」
 手に持っている竹筒と竹皮の包みを、浜の砂の上に投げるように置くと、飛十郎は大きくのびをした。弓のように湾曲した海岸の右手には、稲村ヶ崎が岸壁の上にこんもりした明るい緑を見せている。
 左に目をやれば、小坪につづく小さな岬が見え、そのはるか彼方にうっすらと影のように沖にのびているのは、房総半島であろう。
 海水に洗われ、白っぽく乾いた流木に腰をおろすと、飛十郎はすぐに砂の上の竹筒に手をのばした。
 ふた口ほど呑むと、こぼれた酒を手の甲でぬぐう。その手を袴で拭く。吹きつけてきた潮風が、ほつれた飛十郎の髷(まげ)をさらに乱した。
 しぶきがかかるほどではないが、波はかなり高い。白い波にもまれるようにしながら、小さな舟が漁をしている。

 ⁻⁻⁻⁻⁻もしかすると、このしらすも、あの漁舟が採ったのかもしれんな⁻⁻⁻⁻⁻

 竹皮の中の干ししらすを、口に放り込む。まことに塩加減がよい。
 しらすは、由比ヶ浜・前の大鳥居の傍の茶店でわけて貰ったもので、酒は下馬の辻ちかくの酒屋で買った。そのとき立ち寄った茶店で、飛十郎は半刻(約一時間)ほど酒を呑み、肴(さかな)を食べた。

 ⁻⁻⁻⁻⁻あの婆さんが出してくれた生しらすが、またうまかった⁻⁻⁻⁻⁻

  生まれて初めて口にした味で、嘆声をあげた飛十郎にむかって、
「なあに、こんなもん、珍しくもねえ。おらなど季節になれば、毎日くらっとる。もう、あきたよ」
「だがな、婆さん。おれは江戸育ちだが、知らんぞ、この味は」
「そんなことは、ねえべ。この由比ヶ浜や、長谷の坂下や小坪から、八丁櫓で仕立てた急ぎ舟が、江戸の大川(隅田川)をのぼって深川や浅草や向島の料理屋にたのまれて、生しらすを届けてるそうだ。おら、そう聞いてるぞ」
「ふうむ」
 飛十郎はうなった。その話なら、知っている。
 十年ほど前から、大川筋にある高級な料理茶屋で、耳にしたこともないような食材を使って、よりすぐりの板前がうまい料理を出している。
 そんな噂なら聞いたことがあるが、飛十郎などそんなたぐいの料理屋なぞ、そばへも寄れぬ。大名の留守居役や、幕府の高官や、蔵前の札差しや、両替商たちが、せいぜい贔屓をしているにちがいない。
「いや、うまかった。どうだ、この生しらす、少しわけてくれんか」
「江戸への土産ならだめだぞ。今日中に口にいれなければ、もう喰えたもんじゃない」
「そうじゃない。せっかくだ、鎌倉の海を見ながら、一杯やりたい。その肴にしたいのだ」
「ふん。風変わりなお侍じゃ。だがな、生しらすはもうない。それで終わりじゃ」
 がっかりした飛十郎を見て、気の毒に思ったのか、老婆はまがった腰を拳で、叩きながら、独りごとのように言った。
「じゃが、釜あげならあるぞ。酒のあてなら、よっぽどこっちのほうが良かろうに」
「なんだ、それは」
「二本差してるくせに、なにも知らんお侍さんじゃの。しらすが大漁の時はな、浜で釜ゆでにするんじゃ。そのあと天日で干すのじゃが、これがまた、おいしいものでなあ」
「おお、それでいいぞ。すぐに包んでくれ」
 悪たれ口にも似合わず、親切な老婆は、酒屋のある場所まで教えてくれたものだ。                                     
江戸からの江の島詣でで賑わう、藤沢かいわいの茶店の女たちとは違い、客ずれのしていない鎌倉の人たちは、まだまだ純朴さを残している。
 それにしても、かっては武士の都としてさかえた鎌倉の、この寂(さび)れようはどうだ。八幡宮の社殿は、朱塗りの回廊も色褪せ、石垣は崩れ、境内のあちこちには雑草がはびこり荒れ果てている。頼朝が妻政子の安産を祈って、武家の統領たる自ら諸将に先立ち、石を運び積み上げたという〔段葛〕の参道も、見るかげもなく崩れ、ただの土の道と化していた。
 源家につづく北条執権家も滅び、幕府は京の都に移り、その後乱世がつづき江戸に徳川政権がうち立てられてからでさえ、二百余年が流れ去っている。
 鶴岡八幡宮や長谷寺、それに高徳院・大仏の門前だけは、わずかに宿屋や茶店があったが、あとはほとんど畑や水田になっていた。この当時の鎌倉は、半農半漁の村といってもよいであろう。

⁻⁻⁻⁻⁻源平の合戦、南北朝の動乱、戦国の騒乱、英雄たちの栄枯盛衰、まさに夢のごとし⁻⁻⁻⁻⁻

「むなしい、ことだ」
 声に出して、そう言ったあと、飛十郎は口のなかに釜あげしらすを放り込み、竹筒をかたむけて酒を流し込んだ。
 いまの飛十郎は、真っ青な海を肴に、潮風を呑んでいるかのような、まさしく大自然に酔いしれている、心境であったろう。
 空気がうまい。目をあげると、はるか沖を、白い大きな帆を風でいっぱいにふくらませて、荷船が江戸湾にむかって突っ走っていく。
 気が変わった。
 鎌倉に二、三日滞在したあと、まっすぐ江戸にむかおうと思っていたが、江の島に参拝し、世に名高い裸弁天にお目にかかって帰ることに決めた。
 しばらく、江戸はいらぬ。
〔伊勢屋、稲荷に、犬のくそ〕が大江戸八百八町の名物、といわれたが、文政年間のいま、実際には江戸は千余町近くに広がり、世界一の大都会になっていたのだが、もちろん飛十郎は、そんなことは知らない。
 江戸に生まれ、江戸に育ったこの男にわかっていたのは、四季おりおりの江戸の祭礼と行事、そしてその時に集まるすさまじいばかりの人の群れだ。なかでも江戸一番の盛り場といわれた両国広小路と浅草奥山などは、芝居小屋や見世物小屋や水茶屋がぎっしりと建ち並び、人に押されないでは歩けぬほどの人出なのだ。
 竹筒の酒を一滴のこらず飲み乾すと、飛十郎は、砂の上に寝ころんで、頭の下で腕を組んだ。
 むくむくと沸きあがった入道雲が、午後の陽光に輝いて、ひどくまぶしい。


三 両国広小路  
                     
 人と人との縁(えにし)はまことに面白い。
 ひと月ほど前のあの日、飛十郎が柄にもなく人助けをしていなければ、鎌倉で生しらすを食べて酒を呑んだあと、由比ヶ浜で夏空を見上げたり、ましてや化粧坂で他人の仇討の助太刀をすることなど、絶対になかったであろう。
 あの日の昼過ぎ、目覚めてから長屋の井戸水を飲んだだけの飛十郎は、どこかの喰い物屋で空腹をいやそうと考えて、深川からぶらぶらと両国橋を渡って、西詰めの広小路へ足を踏み入れた。
 ずらりと並んだ見世物の小屋掛けのなかでも、ひときわ大きな軽業一座の入口から、ふいに走り出てきた女の子が勢いよく飛十郎にぶつかった。
 あいにく川岸にずらりと並んだ水茶屋の、さわやかな水色に鯉の滝登りを染めだした揃いの祝い暖簾に見とれていた飛十郎は、不覚にも側面から衝撃を受けて、横に二、三歩たたらを踏んだ。
 まだ十歳にはなっていないであろう。おそらく八、九歳か、やせて青白い脚を投げだして地面に倒れ込むと、女の子はわっと泣きはじめた。
 両国橋を行きかう人の群れが、この騒ぎを見逃すはずはない。ましてここは江戸一番の繁華とうたわれた両国広小路だ。たちまち物見高い人の輪が、ぎっしりとふたりを取り巻いた。
「どうした。どこか痛いのか」
 あたりに散らばった紅鼻緒の下駄をひろい上げると、飛十郎はうろたえながら、泣きじゃくっている女の子を起こしにかかった。
「よう、お侍。その娘っ子、怪我をしているんじゃねえのかい。足が血だらけだぜ」
 いかにも職人らしいのが口を切ると、そこは群衆の心理で、
「まあ、かわいそうに」
「医者だ、医者だ、誰か医者を呼んでこい」
「おう、なんとかしてやれ。そのままじゃ、かわいそうだぜ」
 弥次馬たちが、口々にわめきだす。
 飛十郎はあわてて足を見たが、なに血など流れてはいない。すりむいた傷に血がにじんでいる程度だ。
「だいじょうぶか」
 途方にくれた飛十郎が、そう問いかけながらあたりを見回すと、水茶屋で働く茶汲み女たちが、派手な髪飾りと着物を目立たせながら、背のびをしてこちらを眺めている。
 こいつはまいったな。と思いながら、小さな下駄を足元に揃えてやると、飛十郎は手で女の子の着物についた土埃りをはたいた。しゃくり上げながら、どうにか下駄を履いたとき、ふたりを取り囲んでいた群衆の輪が、さっと開いた。
「いたぞ!」
「よし、逃がすな」
 みるからに遊び人風の男が三人、先に走って来たのが尻っ端折りをすると、飛十郎の前に立ちふさがった。あとから落ち着いた足取りで来たのが、派手な吉原つなぎの半纏(はんてん)をひっかけて、こやつがどうやら兄貴分らしい。
 声に振りむいた飛十郎の袴の腰板の後ろに、女の子がぴたりとくっついた。
「なにか用か」
「お侍さん、おめえさんには用はねえ。その小娘を、渡してもれえてんだ」
 無紋の黒無地着物に、よれよれの古袴。長めの刀の落とし差しの、帯につるした安印籠までは気づかなかったろうが、こちらが痩せ浪人ひとりと見ての、あなどりきった声と態度だった。
「わけを聞こう」
「なんだと、この野郎!した手に出りゃつけあがりやあがって。やるってのか」
 なかで一番若そうに見えるのが、さっと懐に右手を突っ込んだ。血の気をなくした顔に、目だけが血走っている。
 飛十郎はその男にむき直ると、両手をゆっくりと降ろして、静かに拳を握った。無双直伝英信流居合〔抜き付け〕寸前の構えである。
 五人を取り巻いた弥次馬の輪が、危ないとばかりに大きく広がった。それでなくても行き来の激しい両国橋だ。回向院のほうから渡ってくる人の波が、この騒ぎで足止めをくって押し合いへし合い、橋の上はもう身動きならない混みようだった。
「おっと、まった。わけをいえば渡してくれるんだな」
 頭に血がのぼった若いのを手で押しのけて、吉原つなぎの兄貴分が前に出た。
「そのわけというのが、なっとくのいく事情ならばな」
 青ざめた顔で袴にかじりついてくる女の子にちらりと目をやると、心配ないというように飛十郎は左手で軽くその細い肩をたたいた。
「こいつはな、おれが買った小娘だ。食うに困った親が、人減らしのために叩き売った品物だ。それが途中で逃げ出しやがった。さあ、お侍、商売の邪魔をなすっちゃ困りますぜ。おとなしく、こっちに渡してくだせえ」
 飛十郎は、無言で女の子の顔を見た。
「うそよ。あたいのおじいさんが、この両国の芝居小屋や見世物小屋の元締をしているから、さらってお金にしようとしているのよ」
「おまえの名は、なんという」   
「あたいは、お奈津。おじいさんは籐兵衛。両国で商いをしている者なら誰でも知っているわ」     
「そうか。どうやら、きさま達のほうが嘘をついているようだな。人さらいだという、この子の言い分のほうがまともだ。悪いが渡せんな」      
「そいつは大間違いだぜ。こっちは大金を支払って手に入れたんだ。黙って渡さねえと面倒なことになるぜ。その覚悟は出来ているんだろうな」
 懐に右手を突っ込んで、じりじりと詰め寄ってくる三人を前に、飛十郎はゆらりと大きく後ろへ下がった。
「やはり渡せんな。この子を買ったというなら、証文を見せてもらおうか」
「しょ、証文なんざ、とっくに買い主に見せるために、仲間が持っていったぜ。ここにはねえ」
 それを聞きながら、飛十郎はまた一歩ゆっくりと後ろへ下がる。居合は速さが命だ。子供とはいえ、こう腰にかじりつかれては邪魔になる。
「さあ、危ないから、離れて見ていなさい」
 飛十郎は、お奈津を人の輪のほうへ押しやった。その様子でわかったのだろう。いよいよ斬り合いがはじまるとばかりに、人の波が広がった。
 さっきから人混みの一番前で、紅をさした唇を噛みしめながら、この騒ぎを見ていた若い女がいた。素足に塗下駄、お座敷着に紋付きの黒羽織を粋に引っかけた姿は、いうまでもなく深川名物の辰巳芸者だったが、この場がどうおさまるか黙って見ていようと思ったのが、どうにも我慢ができず思わず前に飛び出してしまった。
「この子は、あたしが引き受けますよ。ご浪人さん思うぞんぶん、おやりなさいよ」
 かたじけない。というように軽く頭を下げると、飛十郎は前をむいたまま、お奈津を左手で芸者の手の中に押し込んだ。
「あいよ。まかしときな」
 胸を叩きかねない声で受け合うと、その若い芸者はお奈津を抱きかかえるようにして、弥次馬の中へ戻っていった。
「と、いうわけだ。では、やるか」
 飛十郎は取り巻いた三人の、遥かむこうを眺めるような、とりとめのない目つきで両国橋のほうを見た。
 真っ青な抜けるように澄んだ五月の空には、細い雲が一筋、二筋と浮かんでいる。鈴なりに動かない橋の上の人たちの向こう側、東両国に並んだ見世物小屋の高い幟(のぼり)が風にはためいている。
「くそ、なめやがって。兄貴、やっちまおうぜ」
 その声を合図に、三人がいっせいに匕首(どす)を引き抜いた。
 居合の目付けは〔遠い山を見るがごとし〕であり、一点に目を据えてはならない。刃物をふりかざした三人も、取り囲む人の群れも、両国橋上の群衆も、向こう両国の盛り場も、きらめき流れる大川の水も、すべてが飛十郎の視野には入っていた。
 見世物小屋の数え切れないほどの旗幟りの上を、黒い羽根に白い腹をみせた燕(つばめ)が、すうっと飛びぬけていく。
「野郎!」
 こらえられなくなったように声を上げた若い男が、早い身のこなしで突っかかってきた。匕首の切っ先が、脇腹を刺しつらぬいたと見えた瞬間、左に体をひらいた飛十郎の刀の柄頭が円を描いて、はっしと男の手首を打ちすえた。
 右の手首の骨が砕ける鈍い音がして、匕首が落ちるのと、悲鳴をあげた男が地面に倒れ伏したのが、同時だった。
 英信流・奥技〔行違い〕であった。左手の親指を軽く鉄鍔(つば)にそえ、右の掌は柄を握っている。
 飛十郎は、まだ刀を抜かない。
 柄と鍔に左右の手を添えたまま〔遠山の目付〕で、体をひらいたまま動かなかった。
 喧嘩は呼吸である。三人が匕首を抜いて取り囲めば、両刀は腰の飾り、とわきまえている今時の侍など、風をくらって逃げ出すか、泣きを入れて金でもめごとを解決するか、の二つに一つだと思っていたのが当てがはずれた。
 二番手の男は、わめき声を上げて地面を転げまわっている仲間を眺めて、立ちすくんでいる。
「行け!ぶるってんじゃねえ」
 逃げ腰になって震えている男の足を、兄貴分がうしろから蹴りあげた。
「わああ」
 無我夢中になって突いてきた男の躰を素早くかわすと、つんのめったその背中を、両手で柄と鞘を握ったまま鍔で殴りつけた。
 居合むきに小振りではあるが、飛十郎の刀の鍔は、分厚い玉鋼(たまはがね)を使った甲冑鍔である。
「ぎやっ」
 と悲鳴をあげて倒れると、そのまま動かなくなった。気絶したらしい。
 飛十郎は、まだ刀を抜いていない。
「どうだ。そろそろ、やめないか」
 最後に残った男にむかって、飛十郎はおだやかな口調でいった
「うるせえ」
「早く手当てをしてやったほうがいいぞ」
 兄貴分の男は、鋭い目で睨んだまま、じりじりと前へ出た。                                     
「やるのか。どうしても」
「あたりめえだ。このまま引っ込んでちゃあ、稼業がとおらねえんだ」
「そうか。つらい商売をやっているんだな、お前たちも。なら、仕方がないな」
 腰を落として、腹の前に匕首をすえた兄貴分の構えを見て、それまで柄を握ったままでいた両手を離すと、だらりと脇におろした。

⁻⁻⁻⁻⁻こやつが、一番できるな。これまでに人の二、三人は平気で殺してきたに違いない⁻⁻⁻⁻⁻

 先のふたりは、威勢がいいだけで、腕はない。
 静かに左手を鍔に当てがうのと同時に、飛十郎はするすると前へ出た。
 じりじりと動いていた男の爪先が、意表をつかれたように、ぴたりと止まったのもつかの間、とびつくように飛十郎の躰にぶつかってきた。
 これは、飛十郎に間合いをあたえず、抜刀させぬ戦術であろう。そのまま立っていれば、飛十郎は抱きつかれた形で、脇腹に匕首をねじ込まれていたに違いない。
 しかし飛十郎は、男がとびかかった瞬間、ふわりと身を沈め、左の膝を地面に突くと同時に、相手の膝頭を斜めに斬り上げていた。
 見物の弥次馬たちが、あっと声をあげた時には、刀はもう鞘におさまっていた。取り巻いた群衆の中にいた者でも、よほどに剣の心得が深くなければ見えないほどの、目にも止まらぬ速さであった。
 しんと静まり返った人の群れが、次の瞬間、両国橋が落ちるほどの歓声をあげた。  
                           
  了   







最終編集日時:2010年12月14日 13時47分

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