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あかね空
[【時代小説発掘】]
2010年8月22日 9時57分の記事

【時代小説発掘】
あかね空
鮨廾賚此福嵋永喜一郎」改め)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


第40回池内祥三文学奨励賞受賞作家


【梗概】: 

 恋しい谷山与之介と、故郷の浜松を駆け落ちして二年。江戸という広い世間を知ったせつは、浜松へ帰る前日、世話になった木戸番の爺さんのもとを訪ねる。

 日没時、西の空がまっかに燃えるとき、日本人はその空に仮託して己の「生」を想ってきた。少年は少年なりに、娘は娘としての行く末を、青壮年は血気盛んに、そして老人は来し方を振り返りつつ・・・・。
「あかね空」は、見る者をして赤色にも、紅色にも、朱色にも、そして緋色にも見せることだろう。それはあたかも見る者の感傷であり、感慨であり、感動であり、そして感嘆であろうか。
 さて、本編の主人公せつ(十九歳)は、あかね空を見て何を想ったのでしょう!


【プロフィール】:

鮨廾賚此 昭和33年生まれ。浪華の地に単身赴任して半年が経過しました。関東と関西の文化の違いに戸惑いつつ、ひたすら文章修行中です。平成22年6月25日に雑誌『大衆文芸』掲載の「沼田又太郎の決意」等により、第40回池内祥三文学奨励賞をいただきました。そのため、今後は筆名を「鮨廾賚此廚謀一します。

(「末永喜一郎」改め)鮨廾賚困里海譴泙任虜酩福


風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎
雲、流るる
猿御前
信綱敗れる 


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【時代小説発掘】
あかね空
鮨廾賚


(一)再会

「あらっ、猫!」
 長屋を出ようとしたせつは、びっくりして大きな声を出した。
 木戸口のところで、黒い大きな猫がせつの足下をさっと駆け抜けて行ったのだった。それが猫だと気付くのにしばらくかかったのは、猫にしては余りにも大きかったからだ。
 口に何か咥えていたかも知れない。丸々と肥え太った黒い猫が、鼠を咥えている姿を想像したせつは、これからのことを思って不吉な予感がした。
 今日は寛政二年旧暦五月の晦日である。
 このところ、霊巌島の裏長屋でも、東から上る陽光に、かっと刺すような力が感じられる。
――もう、梅雨明けだねえ。
 そんな言葉が、長屋でもあいさつ代わりに交わされ始めていた。
 夫の谷山与之助とともに故郷の浜松に帰ることとなったせつは、隣近所へのあいさつが終わると、意を決して長屋を出た。永代寺門前町の木戸番源兵衛のもとを訪ねようというのである。
 本当はもっと早くに礼に行くべきだったのだ。それがこんなに遅くなったのは、あのとき、親切にしてもらってありがたかったと思う反面、心の内を露わにさらしてしまったような気恥ずかしさがあって、足を運ぶのがためらわれていたからだった。今日、明日を生きるのに精一杯で、そのことで自分を納得させて一日延ばしにしていたのである。
 だが、後ろめたい気持ちをずっと引きずっていたのも事実で、今日こそはちゃんとあいさつに行ってこようと心に決めた矢先に見た黒い猫だったのである。
 そのことが、長い間の不義理にかえって源兵衛が気を悪くする前触れではないかと思うと、せつの胸の内は暗く沈んでいくのだった。
 とはいえ、明日は江戸を発つのである。今日行かなければ、ずっと後悔しそうな気もして、せつは自分を励ますようにして永代橋を渡った。
 すでに昼は過ぎていた。じりじりと照りつける夏の日差しには、有無をも言わせぬ強さがあって、永代橋を渡りきる頃にはじっとりと汗ばんでいた。
 人混みをかき分けて、橋の東袂の茶店で団子を買うと、一年前のことが懐かしく思い返された。と同時に、やっぱりもっと早くに行くべきだったのだ、と悔いる気持ちが一方に根強くあって、なかなか胸の内は晴れないのだった。
 相川町を左に折れて、八幡橋を渡ると幅の広い道がずうっと続いている。馬場通りといい、本所深川で最も賑やかな大通りである。黒江町を過ぎてしばらく行くと、木戸番屋の入り口で老爺が女と立ち話をしていた。
 思いもかけぬ再会にせつの足が鈍ると、
「おや。せつさんと言うたかのう。これは久しぶりだ」
 老爺の方から先に朗らかな声をかけてきた。その一言で、せつは長い間の胸のつかえが突然とれたような気がした。
 その老爺が源兵衛で、会うのはほぼ一年ぶりのことである。
 七十に近い源兵衛は、髷は白く痩せた顔には多くの皺が刻まれているが、歳よりも若く見える。初めて会ったときも五十を超したばかりと思ったのだが、後で七十に近いと知ってびっくりしたものだった。それでも、寄る年波だろうか一年前に比べて白い髷がさらに小さくなったように感じられた。
 だが、白い眉毛の下の細い目に、限りない優しさが湛えられているように感じられるのはあのときと同じで、その目を見るとせつはほっとするのだった。あのときも、その優しい目に救われたのではなかったか。
「こんにちは」
 思わずせつの声も高くなった。
 立ち話をしていたのは、三十歳くらいの丸顔の女だった。地味な絣の着物はせつとおなじく長屋のかみさんを思わせる。女は八歳くらいの勝ち気そうな目をした男の子を連れていた。二人は目元や口元がよく似ていた。
 男の子は小さな手足に白木綿の手甲脚絆をつけて、風呂敷包みを腰に巻いていた。どう見ても旅に出るような格好だった。
「お邪魔のようでしたらまたにします」
 不審に思いながらも、せつは親子に遠慮して引き返そうとすると、
「かまいませんよ。もう発つところですから」
 女はそう言って、源兵衛に別れの挨拶をすると、男の子の手を引きながら番屋を離れた。
 親子はいませつが歩いてきた道を、逆に大川の方に向かって歩いていった。一の鳥居までに、二度男の子が振り返って源兵衛に手を振った。
「気をつけてな」
 源兵衛も軽く手を振り返して、男の子に言葉をかけた。
 その声はそれほど大きくはなかった。往来の喧噪に邪魔されて、親子には届いていないかも知れない。
「隣の長屋のおまきさんと息子の惣太じゃ」
 親子の姿が人混みに消えると、源兵衛は八歳になる一人息子の惣太が、小田原の祖母の元に行くのだと教えてくれた。永代橋の袂に知り合いのいる富士講の一団が待っていて、その人に惣太を預けるのだという。そこまで母親のまきが見送るらしい。
「まあ! じゃ、その後は一人で」
 小田原まではおよそ二十一里、大人の足でも二日はかかる距離である。大勢の大人に混じって、惣太は寂しくないのだろうか。
(かわいそうに。何かあったらどうするのかしら)
 理由は知らないが、八歳の子を旅に出す母親のまきに対して、せつは反発を覚えた。
「ははは。かわいい子には旅をさせろ、と言うてな。あれで惣太はなかなかのしっかり者じゃ」
 せつの気持ちを見抜いたのか、源兵衛が明るく言った。
「久しぶりだし、どれ、上がっていきなされ」
 源兵衛はそう続けて、先に番屋に入った。
「暑いでな。戸は開けたままにな」

(二)一年前の出来事

 江戸のめぼしい通りには、たいがい木戸が設けられている。木戸番屋は文字通りその木戸の番をするために設けられたものである。
 木戸番は毎日の木戸の開け閉めと火の番が主な仕事であった。番太郎とも呼ばれるが、言葉の響きとは異なって年配の者が多い。住み込みの夫婦者がほとんどで、駄菓子や草鞋などを売っているところもある。
 だが、永代寺門前町の源兵衛は独り者で、商いもしていない。独り者にしてはやや広い部屋だが、一年前と同じようにきれいに片付けられていた。
「長い間、お礼にも伺わずにすいませんでした」
 部屋に上がると、まずせつは長い無沙汰を詫びた。
 そして、丁寧に礼を述べて、包みを二つ源兵衛の前においた。
 大きい方の包みを源兵衛が開くと、香ばしい醤油垂れの匂いがした。
「ほほ。団子かい」
 源兵衛がにっこりと微笑んだ。
「これを与之助さんと言ったかな。ご亭主に買って、あの日は帰ったんだね」
「はい」
 せつは心持ち下を向いてはにかんだ。
「仲直りはうまくいったようだ」
「ええ」
「そりゃ、良かった」
「おじいさんのおかげです。長い間、お礼にも伺わずにすいませんでした」
 もう一度せつは素直に詫びた。
 こうして源兵衛と向き合って話をしていると、自分の中にある壁がすっと消えてなくなるような気になる。
 せつはもとをただせば、東海道でも有数の浜松の廻船問屋遠州屋仙兵衛の一人娘である。今年十九歳になる。浜松では美人と評判もとったが、気の強さも相当なものだった。
 夫の与之助は一つ上の二十歳になる。秀でた眉、切れ長の目に高い鼻梁、こちらもなかなかの美男だった。遠州浜松藩で二百石を頂戴する谷山家の嫡男でもあった。
 そんな二人が江戸の長屋で暮らしているのにはわけがある。
 せつと与之助は、身分を超えて互いに慕い合う仲となった。だが、二百石の武家の跡継ぎと大店の一人娘の恋は、当然のことながら周りの強い反対にあった。そのため、二人は意を決して駆け落ちし、江戸へ出てきたのである。それが二年前のことだった。
 江戸という見知らぬ土地で暮らす二人に、やがて身過ぎの苦しみが一気に押し寄せてきた。元来が乳母日傘の二人である。せつは煮炊きに難渋し、まずいと言って怒る与之助は、満足な稼ぎとはほど遠かった。そのため、すぐに明日の米にもことかくようになったのである。
 そして、ほぼ一年前のことだった。
 飯を作れ、と怒り出した与之助に、お米がないのよ、ちゃんと稼いできてよ、とついにせつもやり返した。もともと気の強い方である。誰のために慣れない煮炊きを一生懸命やっているのかと思うと、武士の体面にこだわって満足に稼いでこない与之助に猛烈に腹がたった。我慢も限界だった。やがて激しい口論となって、堪らず自分の長屋を飛び出した。二度と戻るもんか、と怒りにまかせて意地を張ったが、一文の金もなく頼るべき身寄りもなかった。
 腹も減って、陽も落ちて、どうしよう、と一人で途方に暮れているときに、源兵衛から声をかけられたのである。びっくりしたが、不思議と警戒の念が湧かなかったのはなぜだったろうか。眉毛の下の優しい目に安心したのかも知れない。いや、それは明らかにもっともらしい後付けの理由だった。あのとき、そんなことを本気で思ったわけではない。では、いったいどうして自分は疑いもなく源兵衛に誘われるままに木戸番屋に入って、身の上話をしたのだろうか。そのときのことを思うと、いまでもせつは不思議な気持ちになる。
 その夜はこの木戸番屋に泊めてもらい、飯まで食べさせてもらった。それは源兵衛が竈で炊いたご飯だったが、うまく炊けないせつは、そのおいしさに涙がでるほど感動したのだった。
 番太郎はわけありの過去を持つ者が多い。実は源兵衛も元は武士で、しかも駆け落ち者だったのである。羽州の久保田から女房にと誓った女と二人で江戸に出てきたという。五十年も前のことだった。
 だが、江戸までの道のりは余りにも遠かったようだ。迫る追っ手を幾度となく振り切って、やっと江戸に着いて互いに手を取り合って喜んだのもつかの間のことだった。道中の無理がたたり、好いた女は病を得てあっけなく死んでしまったという。その後、源兵衛は侍を捨て、生きていくために様々な苦労をして、この永代寺門前町の木戸番屋に落ち着いたと言った。
 せつの身の上話を聞いた源兵衛は、そんな自身の過去を打ち明けながら励ましてくれた。
 ――駆け落ち者は、一生日陰者と思いなせえ。頼れるのは二世を契った人のみじゃ。飯ぐらいこの爺にも炊けるでな。一生懸命頑張れば、その気持ちはいつかきっと与之助さんにも届いて、いっぱい稼いできてくれなさるよ。
 いまでもせつは、あのときの源兵衛の言葉を昨日のことのように思い出す。 
  帰りに源兵衛、二十文の銭をせつに渡して、
 ――これでご亭主に団子でも買っていきなされ。きっと腹を空かしていることじゃろう。それと、湯屋でさっぱりとして、新しく生まれ変わったような気でやり直すんじゃ。
 とまで言ってくれたのだった。もう一つの小さな方には、そのときの二十文が包んである。
 源兵衛の言葉に励まされて、湯舟の中で深く悔悟したせつは、言われたとおり三日も物を食べていないであろう与之助に団子を買って帰った。
 案の定与之助は、その団子をむさぼるように食った。以来、仲の戻った二人は、一生懸命に頑張ってきたのだった。目の前にあるのはそのとき買った店の団子である。一目見て源兵衛はそのことを覚ったようだった。
「そうじゃ。折角じゃ。いっしょに食べよう。与之助さんとの仲直りの団子じゃからなあ」
「嫌だ。おじいさんたら」
 せつが照れるのへ、ほっほっ、とにこやかな笑顔を向けて、茶を入れてこようかいな、と台所へ立っていった。

(三)いなくなった惣太

「変わりはないか」
 不意に居丈高な胴間声が響いてきた。
 開け放った障子からは隣の自身番が見える。小者を連れていて、一目で奉行所の役人と知れた。
 木戸番屋はだいたい自身番屋と対になって立っている。自身番屋は町々の自治のために設けられたもので、家主たちが交代で詰めている。そのため、奉行所の見廻り同心が声を掛けていくことがある。
「へえい。変わりありません」
 やや間延びした声の応えがあって、ご苦労、と返した胴間声の役人は、そのまま自身番を離れていった。
 一瞬往来の喧噪がやんで、代わりに蝉の鳴き声が、みんみんと降るように響いてきた。
 せつが開け放った戸から自身番屋の方を見ると、屋根の上に一匹の三毛猫が気持ちよさそうに昼寝をしているのが目に入った。
 のどかな夏の昼下がりだった。
 涼しい風が一吹き屋内を通り過ぎた。
「さあ。冷たい麦湯が入ったよ」
 源兵衛が戻ってきて、せつの前に湯飲みを置いた。
 その言葉で我に返ったように、
「これを受け取ってください。お礼の気持ちです。あれから二人で頑張って、何とかやっていけるようになりました」
 せつは改まってもう一つの包みを差し出した。中には小粒で一両入っている。迷った末にお金を包むことにしたのだった。
 じって包みを見ていた源兵衛は、
「これは受け取れん」
 きっぱりと言って、包みを押し返した。
「でも・・・・」
「年寄りに銭はいらんよ。それよりも、わしはせつさんが仲直りしたこの団子の方がよっほど嬉しい」
 にっこり笑って一串頬張ると、源兵衛はせつにも食べるように進める仕草をした。
 手を伸ばそうか、それとも先にもう一つのことを話そうか、とせつがためらっていると、
「惣太が、惣太が居なくなったんですよ!」
 土間口から切迫したような声が飛んできた。振り返ると、まきが右手で戸を押さえて立っていた。はあ、はあと息を切らしている。せつの心の内が再びざわめいた。
「永代橋の袂で見送ったんです。そのときは確かに惣太もみなさんといっしょに発ったんです。でも、その後嘉兵衛さんが引き返してきて、惣太の姿が見えないって・・・・」
「すいません。後ろからついてきているとばかり思っていたもので」
 そう言って顔を出したのは、四十くらいの中背の男である。
 その男が嘉兵衛だった。白木綿の衣服に白の手甲脚絆、頭には白布の鉢巻をしていた。
 この全て白尽くしの装束が富士講の特徴で、四十人ほどが一団となって、霊峰富士のお山に登るのである。富士講はこのところ江戸でぽつぽつと見かけるようになった。信心深く旅好きな江戸っ子の心を捕らえつつあるのだろう。
 嘉兵衛はまきと同じ長屋に住んでいる小間物売りだという。気楽な一人暮らしで、商いもそこそこに順調なことから、かねて念願の富士山に登ってみたいということで、今日の旅立ちになったらしい。それを訊いたまきが小田原までの同行を頼んだと言うことだった。
「それはいかん。心当たりは探したのかい」
「はい。でも、あの子は勝手なことをする子じゃないんですよ」
「旅に出るのが心細くなったのかのう」
 源兵衛の言う通りで、親と離れて八歳で旅をするのはまだ無理なのよ、とせつは思った。
「まさか、そんなことは・・・・。一月前から言い聞かせて・・・・。あの子も小田原のばあちゃんに会えるのを楽しみにしてました」
 ううむ、と源兵衛が考え込むと、
「まさか! 人さらいが・・・・」
 まきは最悪のことを想像して、明らかに顔色が変わった。
「いや、そんなことはないと思います。永代橋を渡りきる間のことですから。人波が多かったのではぐれたんだと思います。もう一度、探してみましょう。わたしは永代橋界隈を・・・・」
 そう言って嘉兵衛は、番屋を離れていった。
「よし。わしもこの辺りを探してみよう。利発な惣太が、勝手なことをするには、何かわけがあるかも知れんでな」
 源兵衛は励ますつもりだったようだが、まきの顔色は戻らなかった。
「わたし、隣の自身番に・・・・」
 まきは思い詰めたような顔で出て行った。
「あのう。わたしも手伝いましょうか?」
 話を聞いていて、さすがにせつも黙っているわけにはいかなくなった。
「いやいや。せつさんを巻き込むわけにはいくまい。すまないが、しばらくここで待っていてくださらんか」
「でも・・・・」
 このまま何もせずにじっと待っているのも気が引けて、せつはいったん帰ることにした。
「それじゃ、また出直して参ります」
「そうかい。すまないねえ。急な取り込みになってしまって」
「いいえ、とんでもありません。惣太坊やが見つかると良いですね」
「ありがとう。せつさんも与之助さんと仲良くな」
「はい」
 せつはもう一度礼を述べて、源兵衛の女房の位牌を拝んでから木戸番屋を出た。
 隣の自身番屋では、まきが涙声で子供がいなくなったことを訴えていた。

(四)現れた惣太

「八歳か・・・・」
 馬場通りを大川に向かいながら、せつは小さく呟いた。
 自分が八歳のときはどんなだったろう。ちょうど手習いを始めた頃だったろうか。それともお稽古ごとだったか。
 それから十年して与之助と浜松を飛び出し、江戸というとてつもなく大きな街に来た。いま思えば、ずいぶん無鉄砲なことをしたものである。与之助も十八歳だった。若かったのか幼かったのか。
「そうか・・・・」
 せつは源兵衛のもとを長い間訪ねることができなかったもう一つの理由に思い当たった。
 あの日、源兵衛が言った一つの言葉。
〈日陰者〉
 何と厭わしい言葉だろう。おりおり長屋での陰口を聞くたびに、
(何よ。あたしたちは相惚れで、好き合って浜松を出たのよ)
 と、自分を奮い立たせてきた。
 だが、源兵衛に会って、親切にしてくれたその源兵衛が駆け落ち者だと知り、しかも当の源兵衛の口からその言葉を聞いたことで、かえってせつは、胸の内に生じたある重苦しいものがしこりのように残ってしまったのだった。〈日陰者〉とは、五十年の歳月を源兵衛がそのように過ごしてきたということではないのか。せつは源兵衛に五十年後の与之助の姿を重ねてしまうのを止めようがなかった。そんな疎ましい自分ともう一度向き合いたくなかったのかもしれない。
 好いて好いて片時も離れていたくなかった。だからこそ、引き裂かれるよりは、と渋る与之助の背を押すようにして浜松を出た。
「でも・・・・。もしかしたら・・・・」
 それはせつの無分別だったのではないか。せつからの一方的で我が儘な感情だったのではないだろうか。与之助はそんな強引なせつに引きずられてしまったのかもしれない。
 源兵衛に助けられて与之助のもとに戻ったとき、せつは初めて浜松を出たことを後悔した。それからの一年は、せつにとって口には出さないものの駆け落ちしたことを後悔し続けてきた一年でもあった。
 だからこそ与之助が、
 ――浜松に帰ろう。互いに双親(ふたおや)を根気よく説得し、ちゃんと夫婦の承諾を得よう。
 と言ったとき、泪がでるほど嬉しかった。心のどこかでその決意を待っていたような気がした。
「あっ・・・・!」
 そのときせつは、明日、浜松に帰るという大事なことを源兵衛に話さなかったことを思い出した。
 一年前の礼と別れの挨拶のために今日は来たはずだったのである。惣太のことで話す機会を逸してしまったようだ。引き返そうかとも思ったが、今は取り込みの真っ最中だろう。
「仕方がないわね。浜松に落ち着いてから、飛脚を頼みましょう」
 自分を納得させるように呟いたとき、
「おねえちゃん」
 突然、声を掛けられた。
 それは子供の声だった。
「・・・・?」
 はじめせつは、それが自分に向けられた言葉だとは分からなかったのである。
「おねえちゃん」
 もう一度呼ばれて、せつはやっとそれが自分に掛けられた声だと覚った。
 聞き覚えのない声だった。誰だろうと声のした方を見た。寺の塀の陰から子供が隠れるようにしてせつの方を見ていた。そこは一の鳥居のちょうど手前で、寺と町屋に挟まれた、まるで隙間のように小さな路地だった。
 せつは目を見張った。
「惣太ちゃん・・・・!」
 それはまきや源兵衛たちが必死に探しているであろう、当の本人だった。
「何をしてるの。そんなところで?」
 せつの声が思わずきつくなった。だが、惣太はせつの問いには答えずに、
「しっ! おねえちゃん。お願い、こっちに来て」
 小さな手を合わせて哀願するように言った。
 せつは長屋のかみさんたちのように、眉毛を剃り、歯を黒く染めていない。意図したわけではなく、貧しさの中で、身形にかまえなかったというのが正直なところである。
 それゆえに惣太は、せつをおばちゃんと呼ばずにおねえちゃんと呼んだのだろうと思われた。
 おねえちゃんと呼ばれたせつは、そう呼んだ惣太の子供心に好ましさと同時にある意図を感じて、
「どうしたの?」
 努めて優しい声で惣太の側に寄った。
 馬場通りは人の往来が激しい。せつと惣太に興味を示す者はいないようだった。
「おねえちゃん、こっち」
 惣太は路地を奥に進んでいく。

(五)猫

「ちょっと待って」
 せつはやや不安になって惣太を止めようと思ったが、路地はすぐにつきて、大行寺という寺の裏手のやや広い所に出た。
 そこは寺と蜆川に挟まれた小さな空き地になっていて、古びたお稲荷さんが忘れられたようにひっそりと立っていた。
「惣太ちゃんと言ったわよね。おっ母さんたちが心配して探していたわよ。早く帰らなくっちゃ」
 せつは優しく言ったつもりだったが、
「木戸番のお爺ちゃんも怒ってた?」
 惣太は悲しそうな顔をして、逆に聞き返してきた。
「当たり前じゃない。みんなに心配かけてるんだもの」
 せつの声はややきつくなっていたかも知れない。
「ごめんなさい」
 惣太は下を向いて素直に謝った。少し気の毒に思ったせつが、
「どうしたの。小田原に行くのが嫌になったの?」
 優しい声で訊くと、惣太は強く首を振った。
「じゃあ、どうして・・・・」
 ここに居るのか、とさらに訊こうとしたとき、
「おねえちゃん。木戸番のお爺ちゃんにチビトラを預けて欲しいんだ」
 そう言って惣太は、古びた稲荷の隅から猫を抱き上げると、せつに差し出した。
「あら、猫! 今日は猫に縁があるのね」
 と、可笑しそうに言ってしまって、はっとした。惣太はせっぱ詰まったような目をしている。
 猫は雉子色をした虎猫だった。痩せて小さな身体をしていた。澄んだ大きな目が可愛かったが、生まれてまだそれほどの月日が経っていないと思われた。そのうえ、元気がなかった。腹を空かせているのかもしれない。
「一匹だけ紙にくるまれてここに捨てられていたんだ。一昨日、おいらが見つけたんだよ。内緒で餌をあげていたんだ。かわいそうだもん。でも、おいらが小田原に行ったら餌をあげる人がいなくなっちゃう・・・・。だから・・・・」
 そこまで言って惣太は声を詰まらせた。
 せつはそんな惣太が急に可哀想になった。
「だから、心配で引き返してきたの?」
「うん」
 惣太は深く肯いて、
「木戸番のお爺ちゃんも生き物は大事にしろって」
 と、健気に続けた。
 それならば、なぜ直接猫を源兵衛のところへ届けないのか、ふと不審に思ったせつが、そのことを訊ねると、
「おじさんが追いかけてきたんだ。それに、かあちゃんに見つかるとチビトラを捨てられそうで・・・・」
 おじさんとは嘉兵衛のことだろう。
 猫とはいえ生き物を育てることは、きれい事だけではすまされない。そのことを知っている大人は、得てして世話をすることに好い顔をしない。うまく源兵衛に預けられれば良いが、その前に見つかると、
 ――お爺ちゃんに迷惑でしょ。
 と言われて、まきに捨てられてしまうことは十分考えられることだった。
 そんな惣太の少年らしいいじらしさに、せつは思わず込み上げてくるものがあった。
「いいわ。おねえちゃんが育ててあげる。そのかわり、すぐにおっ母さんのところに帰るのよ」
 せつが惣太の頭をなでて猫を受け取ると、
「えっ、本当に! ありがとう」
 びっくりした様子だったが、すぐにその意を覚ったのか嬉しそうに礼を言った。今までとは違った明るい声だった。
「おねえちゃんに会えてよかった」
 もう一度、ありがとうと言って、惣太は路地に戻っていこうとした。
「待って!」
 せつは惣太を止めると、
「おっ母さんやお父っつあんと離れて小田原に行くのは寂しくないの?」
「平気だい。ちゃんやおっ母だって、十(とお)で里を離れたことがあると言ってたもの」
「そう」
 惣太のきっぱりとした返事に思わずせつは微笑んだ。
「おねえちゃんもいっしょに行って謝ってあげようか」
「ううん。平気。おいらちゃんと謝れるよ」
 惣太はけなげに言って、いっさんに駆けだしていった。
 
(六)夕焼け

 せつは馬場通りに出た。胸には惣太から預かった子猫を抱いている。チビトラという名前通りに小さな猫だった。ただ小さいだけでなく、ひ弱なというありさまがぴたりとくる。
「かわいい子には旅をさせろ、か・・・・」
 せつは源兵衛の言った言葉を思い出していた。
 惣太なら大丈夫だろう。知り合いがいっしょとはいえ、わずか八歳の子を旅に出すまきを無慈悲な親だと思ったが、どうやらそれはせつの思い過ごしだったようだ。
 江戸の人たちが逞しい、というよりも、せつの育ちが異なっていたということだろう。
(世の中は広い。いろんな人がいる。わたしは江戸に出て、初めて世間を知ったのかもしれない)
 せつはしみじみと思った。
 浜松にいて親の庇護のもとでぬくぬくと育っていては、決して知ることはなかったかもしれない。それは江戸に出て、苦労して初めて分かったことである。
 だが、一人で勝手に引き返したのは、やはりよくなかったと思う。せめて嘉兵衛には断るべきだったのだ。
「やっぱり、まだ子供ね」
 いくら子猫が心配だったとはいえ、短気な行動だと思った。
 そのとき、せつは怒りにまかせて長屋を飛び出した一年前、
 ――短気を起こしちゃいけないよ。
 そう言って、源兵衛が慰め、戒めてくれたことを思い出した。
「わたしは子供みたいに短気なのかもしれない」
 ふっ、とせつの口の端が歪んだ。
「でも・・・・」
 せつは思い直した。
 長屋を飛び出したその短気な気性ゆえに江戸へ出てきたのも事実である。そして、源兵衛を始めいろんな人を知った。長いような気もするが、それはわずか二年ほどの間である。とはいえ、何と貴重な二年だったことだろうか。
 恋しくて恋しくて、与之助とは一刻も側を離れていたくなかった。そのために駆け落ちまでしたのだが、江戸に出てその気持ちは微妙に変わった。いっしょに暮らして、片時も離れていたくないという感情は、いつのまにか消えていた。満足に稼がないくせに小言の多い与之助に怒ったのも事実だ。だが、嫌いになったわけではない。与之助の誠実で真っ直ぐな人柄はいまでも好ましい。
 諍(いさか)いを経て源兵衛の話を聞き、独りよがりな心の内を覚った。自分の側から一方的に気持ちを押しつけるのではなく、もう一人別な人の気持ちになって考えられるようになった気がしている。そのことは、せつの与之助に対する恋慕の情がより深まったことを意味しないだろうか。
 若いときに広い世間を知ることは、決して悪いことではない、とせつは心の底から思うのだった。源兵衛は短気を起こすなと言ったが、歳の差は五十もあるのだ。これからの長い人生の中で、せつは自分の短気な行いも決して無駄ではなかったのではないか、と今では考えるられるようになった。
 短気な行いをより良い方向に変えるのも、悪しき方向に変えるのも、総ては人との出会いと、人に向き合う態度次第なのかもしれない。だからこそ浜松へ帰らなければならないし、もう一度しっかりと双親と向き合わなければならない、とせつは痛切に思うのだった。
 源兵衛は五十年後の与之助の姿ではない。与之助の五十年後は与之助の姿なのだ。だが、昔があって今の人となりがあるのならば、源兵衛が五十年後の与之助の姿であっても良いのではないか。少なくともいまの源兵衛は不幸ではない。老いてはいるが、木戸番として充足した暮らしぶりのように見えた。何よりも、もし不幸であったならば、一年前に欲得抜きで自分を助けたりはしなかっただろう。生き物は大事にしろという源兵衛の教えは、惣太の小さな胸にさえ生きている。それは、源兵衛の過ごしてきた五十年の歳月が、たとえ〈日陰者〉として生きてきたとしても、決して不運や不幸だけだったのではないことを物語っていないだろうか。
「じゃあ、なぜわたしは・・・・」
 そんな源兵衛の姿にある重苦しいものを感じたのだろうか。そう考えて、せつははたと思い至った。
 それは源兵衛が一人だったからだ。たとえ不幸ではなかったとしても、五十年の歳月を人が一人で生きていくのは辛く寂しい、と思う。男であれ女であれ、若くあれ、歳とってあれ、その傍らには寄り添うべき人がいなければならないのではないか。
 これからどのような試練があるにしろ、五十年後の与之助の側には、
(わたしが寄り添っていたい)
 せつは痛烈に思った。
 気がつけば永代橋の真ん中あたりに居た。
 うつむいていた顔をあげると、思わずせつの足が止まった。
「まあ、きれいな夕焼け」
 遠く、富士のお山の周りがあかね色に染まっていた。
 江戸の夕焼けは、明日も明後日も変わることなくあかね色に染まるだろう。だが、自分はこれで見納めになるのかも知れないと思うと、なぜか胸に迫るものがあった。
 故郷の浜松は惣太が向かう小田原よりも、富士講の人たちが上る富士山よりもさらに西の方にある。
 浜松への出立は明日の朝四ッのはずだった。
 せつの胸に抱かれたチビトラが、みゃあ、と鳴いた。
「さて。お前はどうしようかね。いっしょに浜松に行こうかね」
 にっこり笑ってせつは、チビトラの頭をなでた。

(七)旅立ちの朝

「どうしたんだ。その猫?」
 長屋の腰高障子を開けると、与之助が怪訝な顔をして訊いてきた。
「ふふ。預かったの」
「木戸番の爺さんからか?」
 せつはその問いには答えずに、いそいそと夕餉の支度にかかった。
「いくら猫を連れて帰ってきたからといって、猫飯はなかろう」
 与之助は文句を言ったが、明日の旅立ちのためにほとんどを処分して使える食材や台所道具は残ってはいなかった。
「江戸も今夜で終わりではないか。飯屋で食べてもよかったのだぞ」
 与之助は不平をこぼしながらも、渋々食べた。
 せつの隣では、みゃあと鳴きながら、チビトラがおいしそうに食べていた。つかの間、せつは子供ができて、一緒に夕餉をとっている姿を想像して満ち足りた気持ちになった。
 翌朝、目が覚めると猫は居なくなっていた。
「チビトラやあぃ・・・・」
 せつは長屋の近くを懸命に探したが見つからなかった。
「腹が満ちた猫は、野良に帰ったのだよ。所詮は畜生だもの」
 与之助はあっさりと言って、
「いつまでも未練を残しても仕方あるまい。出かけるぞ」
 と、せつを急かした。
 長屋のかみさんたちも見送りに出ている。やむなくせつはチビトラを探すのを諦めた。
(まさか、惣太ちゃんを追って行ったのでは・・・・)
 突飛な思いを打ち消しながら、
「やっぱり、源兵衛さんに預けた方が良かったかしら」
 独りごちて、気まぐれな猫を恨みながらせつは、
(発つのを少し延ばしてくれてもいいじゃない)
 与之助にもちょっぴり拗ねてみたい心持ちだった。

(了)





最終編集日時:2010年12月14日 13時25分

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