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隠密廻り同心・磯貝真六4 『富岡八幡土俵入り』
[【時代小説発掘】]
2010年10月26日 16時19分の記事



【時代小説発掘】
隠密廻り同心・磯貝真六4 『富岡八幡土俵入り』
佐藤 高市(さとう たかいち)



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概: 
隠密廻り同心・磯貝真六のシリーズである。幕末の江戸の治安を守る隠密廻りたちの痛快で粋な物語。

プロフィール:
佐藤 高市(さとう たかいち)     
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 


これまでの作品:

隠密廻り同心・磯貝真六 「お多勢八幡」
隠密廻り同心・磯貝真六2 「伊助の別れ火」 
隠密廻り同心・磯貝真六3 『篤姫の守り人』
 

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【時代小説発掘】
隠密廻り同心・磯貝真六4 『富岡八幡土俵入り』
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 弱虫力士

 磯貝真六は、小者の治平と岡っ引きの稲荷親分を伴って、永代橋を渡っていた。前の年に、将軍徳川家定と篤姫の婚礼が行われ、後継ぎが期待されている時分であった。
 夏の雲が湧き上がり、肌を焼くような日差しが橋の上を照らしている。大川には、白い帆を張った船が行き来していた。
 磯貝は、扇子を出してじりじりした日を避けていた。川面から時折吹く風に一息つきながら、三人は橋を渡り佐賀町に着いた。
「旦那様、乳熊屋の味噌を買ってまいります。江戸でも評判の味噌ですから」
 治平は、夕餉には田楽を作るつもりでいた。田楽は、磯貝の好物であった。
「治平、稲荷の分も頼むよ」
「ちくま味噌は、おいしいという評判で、おっかあが、いや、女房がそりゃもう喜びます」
 後ろに従っていた稲荷親分は、思わず言葉を発した。
店に入ると、主人が出てきて、磯貝を座敷に招いた。治平と稲荷は、上がり口に座って汗を拭っていた。
 乳熊屋といえば、元禄の頃、主君の敵を討った赤穂浪士が、泉岳寺への途上にこの店に立ち寄った時、初代店主の作兵衛は、温かな甘酒粥を浪士たちに振る舞った。寒さと斬り合いで疲れ切った浪士たちには、何よりの馳走であった。
「磯貝様、実は手前どもが磯貝様にお願いがございまして、近日中に、お伺いする所存でございました」
 店主の作兵衛は、笑顔で磯貝真六に冷たい甘酒を振る舞った。子供の頃から亡き父に連れられて、磯貝は富岡八幡宮にお参りに来た。帰り道、決まって乳熊屋に寄って、甘酒を楽しんだ。夏は、冷やした甘酒のほのかな甘さが乾いた喉を潤した。
店主の作兵衛は、初代主人のように俳句を詠み、磯貝真六の父磯貝孫兵衛の俳句仲間であった。
「用向きとは?」
「はい、実は、贔屓にしている相撲取りがおりまして・・・・・・」
 それは、臥竜山(がりょうさん)という相撲取りのことであった。
 臥竜山は、将来を嘱望された力士だった。そして、今では、ちゃんこ番として力士のために飯の支度をしていた。本人は、土俵に上がって相撲を取る気力が失せていた。
臥竜山は、年はまだ若く、順調に十両に昇進し、一門の出世頭として親方や谷町の期待も大きかった。
 臥竜山が、土俵に上がることが出来なくなったのは、春の勧進相撲の稽古だった。大関が相手であった。
 目の前にした大関は、見上げるばかりの大男で、ヒグマのようであった。臥竜山鹿之助は、いきなり張り手でこめかみに近い所を張られた。その瞬間、臥竜山は、意識を失い、大関は右でまわしを取ると、臥竜山を土俵に叩きつけた。  
 稽古を見ていた親方や力士たちは、土俵に頭から投げつけられた臥竜山が動かないのを見て、投げ殺されたと誰もが思った。
 大関は、まわしを取った時に、臥竜山が意識を失っていたのを知っていた。それでも、土俵に投げつけたのは、やり過ぎたと思って、臥竜山を助け起こそうとしたが、白目を剥いた臥竜山の姿に驚いて手が出せなかった。
 読売には、大関が十両の力士を投げ殺したという大げさな内容で書かれていた。江戸っ子たちは、大関の強さに驚嘆し、読売を買い求め、湯屋や居酒屋、そして、長屋の井戸端でもその話題で持ち切りになった。
 一方、臥竜山鹿之助は、死んではいなかった。三日の間、意識もなかったが、朝稽古が終って、ちゃんこ鍋のいい匂いがすると、臥竜山の腹が大きく鳴って、ようやく意識が戻った。
「腹が減った。わしは、三途の河を渡ろうとしていたが、あまりに腹が減って座り込んでしまった。そのうち、いい匂いがして、振り返って見ると、娑婆に戻ってくることができた」
 朱色の柱のある伽藍が前方にあり、そこに続く石畳の寂しい道を白い着物を着た老若男女が歩いていた。
 臥竜山は、回しを付けただけの姿であった。そのうち、三途の河が前方にあって、髪をふり乱した婆が、亡者の着物を脱がしていた。
 回しを締めた臥竜山を見た婆は、嫌な顔をした。あっちへ行けというような仕草をした。臥竜山は、腹が減ってその場に座り込んでしまい、目が覚めた。 
 ひと月もすると臥竜山は回復をしたが、稽古をすることができなかった。回しを付けて稽古場に出た日、若い者に胸を貸したが、体を合わせた途端、大関の顔を浮かび、腰が引けて土俵の外に押し出されてしまった。
 臥竜山の体の傷は癒えたが、恐怖心が宿ってしまった。親方は、苦悩する臥竜山を見て、無理に相撲を取らせることはしなかった。心の傷が癒える間、臥竜山が申し出た部屋のちゃんこ番を手伝わせることにした。
 乳熊屋の話に、磯貝真六は稲荷を呼んだ。磯貝は、廊下に控えた稲荷に対して、手短に臥竜山のことを話した。
 そして、磯貝は、霊巖寺に程近い臥竜山のいる部屋にすぐ行くように命じた。
稲荷は、すぐに店から出て相撲部屋に向かった。
「あの者は、人の情けが分かるので、きっと臥竜山の助けになるでしょう」
 磯貝は、臥竜山が土俵に上がるようになるには、時間がかかると思っていた。稲荷の明るさで、臥竜山の気持ちが晴れることを期待した。
「磯貝様、ありがとうございます。臥竜山、相手の前回しを取って頭を付けて押し出す相撲を取る力士です。その真っ正直な相撲の取り口をもう一度見たいのです」
 乳熊屋は、そう言って、近いうちに改めて八丁堀の磯貝の屋敷を訪ねることを伝えた。


(二) 臥竜山と豆輔の出会い

 磯貝真六は、治平を伴って富岡八幡宮に向かった。掘割を渡って、辰巳芸者のいる置屋や料理屋でにぎやかな仲町を行くと八幡宮の広大な敷地に着いた。
 二人は、鳥居をくぐって参道に入った。境内には、露天の店が並び、大勢の老若男女がいた。本祭りには、まだ日があったが、気の早い者たちが、ワッショイ、ワッショイと声を掛け合い、水を掛け合っていた。
 豪商の紀伊国屋が奉納した金張りの神輿は、祭りのときに姿を見せる。江戸っ子たちは、その日を楽しみに暮らしていた。
 拝殿で参拝を終えた磯貝は、治平と別れて、水茶屋の座敷に上がった。客はいなかった。磯貝は麦湯を頼んだ。
 そこに、甚吉が姿を見せた。甚吉は、伊賀者として磯貝の手足となって働いていた。服部半蔵の再来といわれるほどの隠密であり、隠密廻り同心である磯貝真六と共に江戸市中の治安に当たっていた。
 磯貝真六は、甚吉に命じて、深川木場の材木問屋を見張らせていた。さらに、鋳掛屋の三五郎には、八幡宮の門前で鍋釜の修理をさせ、尊王攘夷派の浪士の動向を探らせていた。
「若、材木問屋の伊勢屋には、西国の浪士や幕府の御家人も出入りしております。調べ上げた者たちの名でございます」
 磯貝真六は、甚吉から書付けを受け取り、素早く書付けを改めた。
「将軍の後継ぎで、世は二分されているのか・・・・・・、恐らく、伊勢屋の後ろには、西国雄藩の大名たちがいるのであろう。ごくろうである。早速、ご老中の下に届けてくれ」
「はぁ。それでは」
 甚吉は、書状を懐にしまうと永代橋を目指して小走りに急いだ。
 伊勢屋嘉平は、木場で一二を争うほどのお大尽だった。安政の大地震の直後、伊勢から大船団を組んで江戸に駆け付けた。船には、米や干し魚、それに味噌が満載だった。
 それらは、法外な値段で取引され、儲かった金で材木を買い占めた。伊勢屋嘉平は、またたく間に江戸の大富豪として知られるようになった。
 伊勢屋は、辰巳芸者を揚げて、仲町の料亭では、金を湯水のように使っていた。
「金毘羅 船々 追い手に 帆かけて シュラシュシュシュ、まわれば四国は 讃州那珂の郡・・・・・・」
 毎晩のように、伊勢屋の金毘羅船々を歌う声が料亭から聞こえた。芸者たちのなまめかしい声も聞こえる。
 伊勢屋は、力を付けている西国大名とも交わり、又、親藩大名にも付け届けを欠かさなかった。
 磯貝真六は、麦湯代の鳥目を縁台に置くと、人集(ひとだか)りがしている境内から足早に去って行った。鋳掛屋の三五郎と芝居茶屋を営む八千代が辺りをうかがいながら磯貝の後についていた。
 その頃、稲荷は、霊巖寺に近い臥竜山のいる部屋にいた。乳熊屋が案じている用向きを部屋のおかみさんに伝えると、奥座敷に通された。
 稲荷は、相撲部屋を見るのが初めてだった。稽古場からは、力士のぶつかる音がした。回向院では、年に二回の相撲の興行が行われていた。稲荷は、磯貝のお供で何度か相撲見物をしたことがあった。
 江戸っ子は、大相撲が好きであった。贔屓の力士の取り組みに固唾を飲む。その時だけは、黒船や攘夷を口にする浪士たちの不穏な世情を忘れることができた。
 稲荷が座敷で待っていると、臥竜山の親方が力士と共に姿を見せた。
「親分さん、わざわざお越しくださってありがとうございます。これが臥竜山鹿之助でございます」
 稲荷は、改めて臥竜山を見た。それは、錦絵に描かれた力士のように凛々しい面構えであった。鬢付けの油の香りがして、笑うとえくぼができた。
「いい男ですね。こりゃ、人気が出ること請け合いだ」
 稲荷は、すっかり臥竜山を気に行った。
「相撲も正攻法で取るんです。それで、津軽の殿様や乳熊屋様にも可愛がられていたんですが……、怪我をしちまったもんで、今ではちゃんこ番です」
「親分さん、私は食べ物をこしらえるのが何よりも好きなんです」
臥竜山は、うれしそうな顔をして、鳥鍋の作り方を得意になって説明するのだった。
「こういった人間なんです。親分さんのお力で、こいつをもう一度土俵に上げて欲しいんです」
 大柄な親方が、頭を下げると稲荷も神妙に畳に手をついて頭を下げた。
 臥竜山は、食事の支度があると挨拶をして炊事場に向かった。
 おかみさんが、酒を持ってきた。おかずは、瓜のぬか漬けとアサリの佃煮であった。
「ちゃんこができましたらお持ちいたします。さぁ、どうぞ、お上がりになってください」
 稲荷は、おかみさんに勧められて冷えた酒を飲む。
 親方も、一緒になって酒を飲んだ。親方は、臥竜山が土俵を上がるのに時
がかかると見ていた。
 次の11月場所を休めば、力士を続けなくなる恐れがあった。その場合は、しこ名のように、世に知られないでいる大人物のようにそのまま消えてしまう恐れもあった。
「臥竜は、色男で相撲も正攻法で申し分ない。ですが、意気地がねぇんです。馬鹿なんですよ」
 親方は、臥竜山が自分の思うことをやり遂げようという気構えがないと嘆いた。
 一方、当の臥竜山は、このまま部屋住みのちゃんこ番として、生きていくこともそんなに悪いことではないと考えていた。
 今まで酒色にふけることもなく、稽古の毎日であった。幕内が目前で、故郷の下総木下(きおろし)に、錦を飾れる時であった。
 臥竜山の懐には、金があった。それは、梅雨に入った頃であった。夕方近くになって、親方が臥竜山を呼んだ。
「体はどうじゃ、実は、これから、仲町の料理屋に出かけるぞ」
「仲町ですかい。これからですか・・・・・・。親方、私は、ちゃんこの支度もあるんですが」
 臥竜山は、化粧をした芸者衆がいる仲町には、普段近寄る事もなかった。
「いいから、俺に付き合え。向こう様がお前を待っているんだよ」
 親方は、そう言って気の進まない臥竜山に支度をさせた。
 外は、霧雨が降っていた。仲町に近づくと賑やかになった。料亭の二階からは三味線の音が聞こえる。親方は、何もしゃべらなかった。
 仲町でも一番賑わう料亭に二人は入っていった。仲居に案内され、奥座敷に通されると春先の稽古で臥竜山を土俵に投げつけた大関が、親方と谷町の伊勢屋嘉平と共に酒を飲んでいた。
「忙しいのに、申し訳ねぇな、大関がお前さんのことを心配しているもんだから、一席設けさせてもらったのよ。谷町の伊勢屋の旦那様にも来ていただいた」
 赤ら顔の大関の親方が、酒を進めてきた。そして、包んだ金子を臥竜山の懐に入れた。 臥竜山は、驚いて思わず杯の酒をこぼした。
「それは、お見舞いだ。納めてくれねえかい。読売には、お前様が投げ殺されたと書いていたが、よく、生きててくれた。ありがとよ」
 大関の親方は、そう言って臥竜山に酒を注いだ。大関は馬のような顔をして、臥竜山をじっと見ていた。
「さぁ、私の奢りだよ。芸者衆を呼んでおくれよ」
 伊勢屋は、自分の禿げ頭を撫でると、手を叩いた。
「はぁーい。ごめんください。太鼓持ちの色助でやんす。辰巳芸者のお成りでござい!」
 太鼓持ちの色助は、芸者衆を呼んだ。江戸の人気を博している男言葉を話す辰巳芸者が羽織姿で現れた。
 臥竜山は、女を苦手としていた。力士で男前であったので、芸者衆には持てたが化粧の匂いにくしゃみが出た。
「臥竜山関、よく知っているでござんす」
 臥竜山に酒を継ぐ薄緑の羽織を着た若い芸者は、男言葉でしゃべった。芸者の名は、豆輔と言った。辰巳芸者は、冬でも素足で羽織姿は、江戸では人気になっていた。  
 豆輔は、下総布川宿の生まれということで、臥竜山の故郷と近いことが分かった。利根川縁で育った二人は、祭りや利根川の帆船の思い出を語り合った。 
 臥竜山がその晩貰った金子は50両もの大金であった。金の出所は伊勢屋であった。大関の贔屓すじであった伊勢屋が、座敷遊びに思いついた戯事であった。
 臥竜山は、この金で豆輔を座敷に上げて遊ぶようになったが、相撲取りをやめるという臥竜山に、豆輔は素っ気ない素ぶりを見せるようになった。
 臥竜山は、貰った金で遊びを覚えた。金を持っていることを知った関取たちが、新吉原に連れ出すようになった。
稲荷親分は、それらを調べ上げて磯貝真六に伝えた。磯貝は、八千代に辰巳芸者豆輔の真意を探らせることにした。
浅草寺近くの猿若町で芝居茶屋を営む八千代は、子どもの頃、旅芸人の一座にいて、一座が大川縁で芝居小屋を掛けていたときだった。
 深夜、付け火で小屋はまたたく間に燃え、厠に立った八千代だけが生き残った。その時、八千代は無数の狐火に魅かれて芝居小屋の外にいた。八千代は、後になって、狐が自分の命を救ってくれたように思えた。
孤児になった八千代に手を差し伸べたのは、磯貝真六の父であった。知己にしていた火付盗賊改めからの依頼で、八千代の里親を探すことになった。
 八千代は、猿若町で芝居茶屋をやっていた子の無い夫婦に貰われることになった。今では、八千代は、茶屋を切り盛りしながら、芝居小屋で一座を持つまでになっていた。
 そして、『お多勢八幡』の芝居で江戸では評判になっていた。忙しい身ではあったが、磯貝真六の下で江戸市中を探索していた。
 八千代は、知り合いの三味線の師匠に頼んで、豆輔に会うことができた。化粧を塗らない素顔は、町娘のようであった。本名はお小夜といった。
「鹿之助様とは、夫婦杯を交わしてみたいと思っておりました。ですが、意気地が無いんですよ。思うことをやり遂げようって気がないんです。あたしは、待っているんです。あの人が、本物の龍になるのを」
 豆輔は、臥竜山が本気になって相撲を取るのを待っていたのだった。豆輔の真意を知った八千代は、辰巳芸者の心意気が嬉しかった。


(三) 不動心の極意

 伊勢屋嘉平の屋敷には、薩摩や水戸の侍たちが出入りをしていた。幕閣は、既にこの動きを掴み、隠密に見張らせていた。磯貝真六もその役目を負って、甚吉や三五郎を張りつかせていた。
 老中阿部正弘の突然の死で、将軍継嗣の各藩の動きは活発であった。所謂一橋派は、徳川慶喜を次の将軍に担ぎ出すことでまとまっていた。
 伊勢屋嘉平は、老獪な手口で事の成就を図ろうとしていた。開国して数年が経っていた。外国による侵略の脅威は、西国の雄藩にとっては、身に迫るものがあった。
 西国雄藩の大名たちは、日本がアヘン戦争でイギリスに侵略された清のようになることを恐れていた。
 伊勢屋嘉平は、時代の流れを慎重に読みながら、大名との駆け引きをしていた。お茶屋遊びは表向きであり、幕府の目を欺く手段であった。伊勢屋の先祖は元々、石田三成の家臣であり、関ヶ原の戦いからの積年の鬱憤を晴らす機会を窺っていた。  
 磯貝真六は、伊勢屋嘉平の立ち居振る舞いが武士のようだと見ていた。そして、物静かな目には、底知れぬ冷たさを感じるのだった。
 臥竜山は、したたかに酔ってしまい、富岡八幡宮の境内に座り込んでしまった。そこに細い木の枝を削った木刀を持った二人の浪人が来た。臥竜山は、参道の真ん中にいた。
「ふんどしかつぎめ、そこをどくのじゃ!」
 小太りの浪人は、寝ている臥竜山の胸を木刀で小突いた。
「何をするんだ」
 酒の酔いにまかせて、臥竜山が手で木刀を払いのけた。
「いやぁー、うおーりゃー」
 浪人が吼えるような声を出した。木刀は木の枝を削ったものであったが、いくら細いとはいえ、当たれば傷になる。狂ったような声を出して、臥竜山めがけて打ち込んできた。
 臥竜山は、めちゃくちゃに打たれた。見かねた侍が止めに入った。磯貝真六であった。「示現流であるな。もう気が済んだであろう」
 浪人たちは、相手が幕府の役人であると分かると、足早に立ち去って行った。相手の殺気は、尋常ではなかった。
 滅多打ちされた臥竜山は、傷だらけになっていた。特に顔は幾度も打たれて深い傷に血がにじんでいた。
「ありがとうございます。なぶり殺しにされているところでした」
 酒の酔いもさめたのか、臥竜山はふらつく体でようやく立ち上がった。
「己の心に自ら隙をつくるなよ、川に浮かぶ月の影は決して流れはしないぞ」
 磯貝は、臥竜山にそう言い残して、立ち去った。
 臥竜山は、富岡八幡宮に向かって手を合わせた。何物にも動じない不動心を自らが持つことを誓った。その時から、臥竜山は、己の弱い心をうっちゃることができるようになった。
 翌朝の臥竜山の顔は倍に膨れ上がり、布団から起き出すことも辛かったが、回しを締めて稽古場に向かって行った。
 親方は、以前よりも格段に強くなった臥竜山の変わりように驚いた。まるで、別人のようであった。
 乳熊屋作兵衛が、磯貝真六の屋敷を訪ねたのは、秋も深まった頃であった。番頭と丁稚を連れ、蔵出しの味噌を持参した。
「お陰さまで、臥竜山が稽古に精進をしております。11月の本場所が楽しみでございます」
 作兵衛は、臥竜山が格段に強くなったことや稲荷が度々相撲部屋に顔を出してくれていることに礼を言った。
「臥竜山が申しますには、助けてくれたお侍様に不動心を習ったと申すのです」
 磯貝真六は、口元を緩ませて頷いていた。そして、臥竜山が不動心を自分のものにしたことを知った。
 空に浮かぶ月を己の心に映して、月と心が結ばれた時に不動心はそこに現れる。それは、磯貝真六の八相・大上段三日月の剣の極意であった。
 磯貝は、八千代から辰巳芸者の豆輔が、影で臥竜山を支えていることを聞いていた。11月の本場所で結果を残せば夫婦になることを言い交わしていた。
 乳熊屋作兵衛は、臥竜山が再起できたことを自分のことのように喜んでいた。磯貝は、乳熊屋作兵衛の初代が、赤穂浪士が吉良を打った討ち入りの後、永代橋のたもとにある店で、返り血を浴びた浪士たちを迎え入れて、甘酒粥を振る舞ったことに感心していた。
 赤穂浪士の所業が、幕府への反逆と見なされた時には、作兵衛にも奉行からの呼び出しがかかる恐れもあった。だが、赤穂浪士は、元禄の安泰の世で主君の仇打ちを果たした義士と称えられることになった。
 乳熊屋作兵衛は、俳人の其角の弟子であり、同じ門下の大高源吾が赤穂浪士の一人であった。作兵衛は、友の大願成就を祝った。ちょうどその日は、自宅の棟上げの日であった。
 浪士たちは、主君が眠る泉岳寺に向かって、永代橋を渡って行く。それを江戸市中の者たちが見送った。
「磯貝様、永代橋を行き来する者たちに、浪人や無宿者の数が増えております」磯貝真六は、それらの者の多くが西国から来ていることを知っていた。


(四) 臥竜山よ龍になれ

 豆輔は、臥竜山が本物の龍になることを富岡八幡宮に祈願をしていた。秋も深まった10月の末のことであった。仲町から程近い富岡八幡宮にお参りをして、寂しい雑木林に差し掛かった。豆輔は、座敷に上がる前で化粧をしていた。
 ちょうど前から、ひげ面の男と長身の馬面の男が歩いてきた。足取りから酔っているようであった。
「お前は、芸者か、付き合ってはくれぬか?」
 ひげ面が、豆輔の手を握った。
 豆輔は、とっさに手を払いのけようとした。男の頬を叩くようになった。
「無礼者め!」
 一瞬であった。夕日に刀が鈍く光るのが見えた。浪人は抜刀術の遣い手であった。豆輔は、崩れるようにその場に倒れた。
 浪人たちは、枯葉を踏んで、一目散に走って逃げた。
 通りがかった薬売りが、豆輔に声を掛けたが既に事切れていた。
 半時ほどで、伊勢屋嘉平の動向を探っていた甚吉と三五郎がその場に駆け付けた。稲荷も霊巖寺に近い臥竜山のいる部屋で、富岡八幡宮の近場で起きた人斬りを知って飛び出していった。
 甚吉は、番屋に運ばれた遺体の傷を見て、抜刀術の遣い手が瞬時に豆輔を斬ったことを知った。その場を見ていた薬屋の話から人相書きが描かれた。
 甚吉と三五郎は、ひげ面と長身の浪人は見覚えがあった。二人は、伊勢屋嘉平の用心棒であった。
 磯貝真六は、伊勢屋嘉平の屋敷を続けて見張るように、甚吉と三五郎に命じた。
 稲荷親分は、再び臥竜山のいる相撲部屋に急いだ。臥竜山は、稽古を続けていた。今までの遅れを取り戻すようにぶつかり稽古をしていた。
 稲荷は、臥竜山の親方に豆輔が浪士に斬り殺されたことを伝えた。親方は、おかみさんと共に肩を落とした。場所が終われば、身内だけで祝言を行うはずであった。
 つい先日も、下総布川宿に住む豆輔の母が、祝言の日取りについて親方とおかみさんに相談に来たばかりであった。
 11月場所は目前であった。親方は、臥竜山を呼んだ。砂だらけの体で、浴衣を羽織った臥竜山が姿を見せた。
 親方は、豆輔が殺されたことを告げた。おかみさんが畳に顔を付けて、大声で泣いた。稲荷は声をかけることもできずにその場に座って、こぶしを握っていた。
 臥竜山は、何もしゃべらなかった。そして、「稽古を続けます」と言って、その場を立ち去った。
「親方、かたきは取りますから」
 稲荷は、親方にそう言うと伊勢屋嘉平の屋敷に急いだ。
 伊勢屋嘉平は、用心棒の浜井源八が抜刀術で芸者を斬ったことを知った。その芸者がよく座敷に上げていた豆輔であることも調べていた。
 屋敷の離れに、浜井と殺害時に一緒だった羽田兵介を隠した。ほとぼりが冷めた頃に、二人を上方に逃がすことにしていた。二人は、伊勢屋嘉平の行ってきた幕府打倒の謀にも携わっていた。
 浜井と羽田が捕らえられれば、幕府は自分を取り調べるであろう。関ヶ原の戦いからの怨念を晴らすために、伊勢屋はここまで財力を蓄えてきた。将軍継嗣で揺らぐ幕藩体制のほころびに付け入る機会は目前であった。
 静まり返った伊勢屋の屋敷から、二人の旅姿の侍の姿があった。早暁であった。海から日が昇り、二人はすぐにそれぞれの方向に分かれた。
 豆輔を殺した浜井源八は、髭を剃っていた。女を斬ったことで、自分を責める気持ちもあった。だが、今は伊勢屋から貰った50両の大金が懐にあり、遊ぶことで気を紛らわせようとしていた。
 浜井は、永代橋を渡って西国に逃れようとしていた。一方、羽田は新大橋を渡って、西国に逃れる算段をしていた。
 浜井源八は、富岡八幡宮を過ぎた雑木林に差し掛かった。ここは、浜井が豆輔を斬った所であった。朝の光が、紅葉の雑木林に当たった。
 光の向こうに武士の姿があった。磯貝真六であった。磯貝は、浜井との距離を詰めていく。浜井は、薄ら笑いをしながら磯貝に近づいて行く。磯貝は立ち止まったまま、浜井が近付くのを待っていた。
 浜井は、磯貝が自分よりも先に刀を抜くことはないと思っていた。罪状を認めていない武士に対して、先に切っ先を向けることは無礼であった。
 瞬時に、三日月の剣が見えた。浜井は、その時剣を抜いていた。
「浜井源八であるな。神妙に縄にかかれ!」
磯貝は、長刃を八相大上段に構えた。捕り方が浜井を囲んだ。その時であった。銃声がして浜井が倒れ込んだ。浜井は自らの頭を拳銃で撃ち抜いていた。伊勢屋が護身用に持たせたものであった。
 長身の浜田兵介は、小名木川を船で大川に出ようとしていた。誰かが後ろに倒れ込んできたと思い、自分の背中に手をやると短刀が刺さっていた。それを抜こうとすると、血が噴き出した。虫の息の浜田は、船の外に投げ捨てられた。
 その日以来、伊勢屋嘉平の姿は江戸から消えた。


(五) 富岡八幡土俵入り

 回向院の11月場所が始まっていた。中日まで臥竜山は、勝ちっぱなしであった。勝っても表情は崩さなかった。その日は、稽古で臥竜山を土俵に投げつけた大関との取り組みであった。
 江戸の男たちは、因縁の対決を知っていた。回向院は、その日満員御礼になった。大関は、臥竜山を睨みつけていた。何故、稽古で意識を失った臥竜山を土俵に叩きつけたのか。大関は相手の凛々しい顔が憎らしかった。それは、男の嫉妬であった。
 土俵の二人を見つめる者たちがいた。一人は砂かぶりで見ている津軽の殿様であった。屋敷が深川にあったせいで、富岡八幡宮での勧進相撲で、臥竜山の取り組みを見ていた。 凛々しい顔と正攻法の相撲は、殿様を魅了した。臥竜山が大関に投げ殺されたと聞いて、家老に事の仔細を探らせていた。今、再び土俵に上がることができた臥竜山に喝采を送っていた。
「成田よ、臥竜山をわが藩に召抱えよ」
 殿様は、興奮をしながら家老に命じていた。
 磯貝真六は、甚吉と稲荷を連れて土俵の上の二人を見ていた。隣の席には、乳熊屋作兵衛が番頭を連れていた。臥竜山は、不動心を自分のものにしていた。勝負は既に決まっていた。
 二人は、ぶつかった。大関は、得意の張り手を臥竜山に浴びせた。臥竜山は、大関の両回しを取った。大関は、右手で幾度も臥竜山の顔を張った。臥竜山は、一気に大関を土俵際に追い詰めて浴びせ倒しで決めた。
 江戸の男たちは、大歓声で臥竜山の勝ちを称えた。臥竜山は、表情を変えずに勝ち名乗りを受けた。稲荷は、豆輔の位牌を持って泣いていた。
 その時、回向院から足早に去って行く編み笠を被った修験者がいた。それは、伊勢屋嘉平が変装した姿であった。大関の谷町である伊勢屋は、回向院に忍んでいた。
 伊勢屋を追う者がいた。甚吉であった。磯貝真六は、この大一番を見るために伊勢屋嘉平が来ることを読んでいた。伊勢屋も追っ手に感付いて、人混みに紛れた。そして、待たせていた船で大川に出た。
 甚吉は、伊勢屋が水戸藩の屋敷に入ったのを見届けた。磯貝は、これ以上、伊勢屋嘉平を追うことはできなかった。磯貝は、事の仔細を幕閣に知らせるため、甚吉をお城に向かわせた。
 臥竜山は、部屋に戻ると化粧回しを締めて、富岡八幡宮に向かった。豆輔が祈願をしていた八幡宮に土俵入りをするためであった。人気の出た臥竜山を見物人が囲んでいた。
臥竜山は、本殿に向かって柏手を打った。四股を踏むたびに「ヨイショ!」と掛け声が掛った。臥竜山は、この時初めて涙を流した。豆輔が祈願していた本物の龍に、臥竜山は成ることを誓った。
 八千代は、しばらくして、芝居小屋で新しい芝居を打った。それは、『富岡八幡土俵入り』であった。江戸っ子たちは、猿若町の八千代の芝居小屋に群がった。
 豆輔を演じる役者を通して、辰巳芸者の粋な姿や物言いは、江戸の花となって益々評判になって行くのであった。








最終編集日時:2014年1月14日 13時3分

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