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おんなの理(ことわり)・・(無料公開)
[【時代小説発掘】]
2011年4月24日 10時18分の記事


【時代小説発掘】
おんなの理(ことわり)
響由布子



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 処女で小町娘のお千代は材木問屋大久野屋の跡取り娘。当主で三代目の大久野屋惣右衛門は、お千代の婿は子飼いの手代から選ぼうと考えていた。候補者は二人、如才無くて粋な富六と、生真面目でちょっと不器用な新三である。お千代は見栄えの良い富六を気に入っていた。
 お勝はお千代の母親で、二代目大久野屋惣右衛門の一人娘だった。小さい頃からちやほやされていたせいか、大人になっても我の強い女だった。情は強く、顔は鬼瓦のようなので、陰口の対象にもなっており、そのことがお勝をさらに意固地にわがままにさせていた。お勝は美男の手代を婿にもらい、念願の美貌の子供を産んだ。今はその子供のための伴侶探しに腐心している。
 未亡人でしっかり者のおえいはお千代付きの女中。あるときお千代に秘められた性欲を目の当たりにし、己のうちにしっかり封じておいた欲が再び表に出てきてしまう。おえいはひそかに惚れていた新三を、お千代の婿に仕立てあげることで、己の心を散らそうとした。

 女三人のことわりが絡み合い、物語は進む。



【プロフィール】:
響由布子 官能小説家。作品歴 
官能長編「ゆうわく喫茶」好評発売中
「人妻これくしょん」(月刊誌連載の連作短編30話分を加筆修正)


当サイトでのこれまでの作品:
【交合指南(おそのの独り旅)】・・・「18歳未満禁止」
【便通商売】・・・「18歳未満禁止」
【ゆずり葉比丘尼】・・・「18歳未満禁止」

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【時代小説発掘】
おんなの理(ことわり)
響由布子



一、 鬼瓦と役者顔から生まれた小町娘

 大久野屋惣右衛門の一人娘・千代はいま、数えの十五歳になろうとしていた。文政六年(1823年)の春である。
 お千代は父親ゆずりの利発さと整った顔、母親ゆずりの如才なさと活発さを持つ、近所でも評判の美少女へと成長していた。
 父親にとっては目に入れても痛くない、可愛い娘である。
「お千代ちゃんは最近ますますきれいになった」
 というのは近所の評判であった。
 先だって初潮を迎えたせいか、お千代の横顔に女めいた憂鬱が漂うようになり、子供くささが見事に抜けた。
「お千代ちゃんはおっかさんに似ないで良かった」
 などと陰口めいたことを言われるのはご愛嬌だろう。鬼瓦のような母と姿絵から抜け出たような美しい娘の対比はそのくらい人目をひいたのである。
 お千代の母・お勝は大久野屋の一人娘であった。お千代の父であり現当主でもある惣右衛門は、もとは手代である。
お勝は惣右衛門を「佐助」と呼ぶ。佐助というのは惣右衛門がまだ手代だった頃の名前である。
お勝は、人前ではともかく二人きりになった時だけは前の名前で夫を呼び続けていた。一方の惣右衛門は
「おかみさん」
 と呼ぶ。
 前は、二人きりの時はお勝のことを「お嬢様」と呼ぶよう言われていたのであるが、四十路を迎えてからはさすがにそれは止めようと言うことになっていた。
「おかみさん。幾度も申し上げましたが、手前のこともどうか以前の名前で呼ばずに惣右衛門か旦那様と呼んでください」
「イヤ」
 不機嫌に横を向いた時のお勝は結婚前から変わらない。それなりに夫婦の情を交わし、子供を産んでも変わらなかった。
 惣右衛門は今でもお勝と別の部屋で眠り、夜の用があるときだけ、お勝の眠る離れの布団に呼ばれるのである。新婚時から「魔羅入れはお情けでさせていただいている」といった感じだった。
 口さがない奉公人はみな表では怖いお勝にひれ伏しながらも、内心では尻に敷かれっぱなし忍耐しっぱなしの惣右衛門に深く同情していた。もともと惣右衛門は人当たりが良く奉公人にも丁寧に応対するので、悪しざまに言う者はいないのである。
 とことん自分勝手なお勝も、一人娘だけはかわいがっていた。夫婦水入らずのおしゃべりは激減したけれども、お千代のことだけはよく話したのである。
「あの子は佐助に似てほんに器量良しに育ったわ。私に似なくて良かったこと」
「……もうそろそろ、お千代の婿取りのことも考えないとなりませんね」
「ちょいと佐助。誰か考えてるの?」
 惣右衛門は穏やかに返した。
「ええ、実は泉州屋さんの若旦那など、どうかなと思っております」
「あの男? あれはだめよ。あんなろくでなしではお店がつぶされちまう」
「ではだれが良いとお考えで? うちの者で考えますか?」
「当たり前です。お千代の亭主は、私と同じように手代から選びます。子飼いで十分。それが一番いい」
 惣右衛門は無表情に言った。
「子飼いの手代となると、新三か富六ということになりますね」
「ええそうね。お前さんも知っての通り、幸いどちらの男も陰日なたなく働く性質の良い男です。新三は今年二十、少し若いが上州生まれで控えめで無口ながら芯が強く人望もある。富六は今年二十二、駒込生まれで頭の回転が速く利にさとく、商いに強い。どちらを取ってもお千代には悪くない話と思います」
「さようですね」
 どうせ自分の意見など通らないだろうとは思いながらも、三代目は「新三の方が良い」と思っていた。押しが強く立て板に水の如く口上を述べる富六よりは、じっとこらえてひたすら時がやってくるのを待つ新三の方が何かと御しやすいからである。
 しかし言葉の調子などからすると、どうもお勝は富六を気に入っているようであった。

 両国浜町の材木商である大久野屋は今の惣右衛門が三代目になる。
初代の惣右衛門はもともと武蔵国多摩郡の出自であった。明暦の大火のあと、材木を売るために多摩郡から江戸市中に入り、そのまま深川に根を下ろしたのである。
 二代目の惣右衛門は、隠居した途端に葛飾の村に引っ込んでしまった。前々から隠居したら庵に引っ込んで野菜を作って暮らしたかったとのことである。最近は真っ黒に日焼けした田舎くさいじじい姿がすっかり板について、手製の茄子や葱をひょっこりと届けに来る。その様子はとてもかつての材木商だとは思えなかった。
 厳しかった二代目は、欲も得も捨て好々爺になって、心根のやさしい嫁と田舎暮らし。三代目惣右衛門はというと、勝気な嫁に苦労しながらそろばんをはじく毎日。
しかしおのれも隠居したいのかと言うと違う。田舎であの嫁と二人きりになるかと言うと、一生仕事をしていたいと思うくらいなのである。
 そもそも、今の惣右衛門こと佐助をお勝の婿にと目をつけたのは、誰でもないお勝自身だった。性質が穏やかで陰日なたなく働く男だったことも評価されたが、当時の佐助は歌舞伎役者並みに美貌の男だったのだ。
 お勝は一人種である。本来家を継ぐはずだったお勝の兄は、お勝が七歳の時にもがさ(天然痘)に罹って死に、子供はお勝一人きりになってしまった。
 蝶よ花よと育てられ年頃になったお勝は、鬼瓦のような顔をした、鬼のように勝気な女に成長した。
 もっともお勝にはお勝なりの良さはあった。十分にかわいがられて育ったためか、子供っぽいくらいに素直な面があったのだ。そして商売がらみの人付き合いが抜群にうまいのである。それらは佐助には無い部分だった。
 お勝から「婿になりなさい」という指名を受けた佐助は決断を迫られた。
 お勝のことは嫌いでも好きでもなかったが、店を継いで三代目を名乗ることができるなら、もろ手をあげて夫婦になりたいと思った。そこで佐助は結婚を承諾したのである。
 二人は祝言をあげた。同時に佐助は手代から念願の番頭に昇進した。
 夫婦仲は決して円満ではなかった。なにより夫婦のまぐわいが円滑に行われないのである。
 結婚に当たっては佐助も性愛読本のような草子を手に入れて熟読した。お勝のような娘を扱うには、夫婦の営みで嫌というほど気を遣らせろという先達たちからの助言があったからだ。
 最初だけはうまく行った。なにせお勝にとっては佐助が初めての男で何もかもが初めてだったのである。
 このことは佐助にとっては意外だった。不器量とはいえ驕慢でやりたい放題なお勝のことであるから、とっくに奉公人か歌舞伎役者と通じていただろうと思っていたのである。
 やがて娘が生まれた。
 お勝は「お店が千代八千代に続くように」との思いを込めて、「千代」という名を付けた。
 その後佐助が三代目惣右衛門になって忙しくなったあたりから、夫婦の性生活はうまく行かなくなった。店を継いだ疲れと緊張感から魔羅の立ちが悪くなったことも一因である。
 子供を産んで女として熟しきったお勝は、性に対して以前より貪欲になっていた。以前と同じ愛撫を与えても満足せず、より深い快楽を得ようとするようになっていた。
より深く快楽をむさぼるようになったと同時に、相手の反応をうかがうような及び腰の愛撫に物足りなさを感じるそぶりを見せはじめた。
 口に出してはいわないけれども、惣右衛門は妻の浮気を疑い始めていた。
(どこかで自分以外の男を知ったな……)
 いつもの手順でひたすら優しくお勝のサネをさすっていた時のお勝の要求で確信したのである。
 お勝はいつもの手順にそれなりに感じて濡らしていながらも
「そうじゃないったら! 指を入れて弄いながらサネをもそっと手荒くさすりあげて!」
 などと口走った。
 ――おまえ、そのワザを誰に教わったのだ。
 口に出したい気持ちを惣右衛門はぐっとこらえた。はらわたが煮えくり返る心持ちだった。
 そうして浮気の刑罰として彼は絶対にお勝を要求通りには扱うまいと決心したのである。
 夫の忍耐の上に成り立っていた夫婦生活はここで完全に破綻した。
 お勝はいっときだけいらいらしていたが、やがて元に戻った。秘密裏かつ冷静に妻の言動を観察していた惣右衛門は
(ああ、どこかで浮気をして女の欲を満たしているな)
 と思った。
が、妻がそれで機嫌良くしていてくれるなら万々歳だ。
 惣右衛門自身は、手淫で済ませるのが日課になった。
手の方が面倒がなく気楽である。第一、外で女をこしらえたり遊郭で遊んだことがばれたら、お勝が何をしでかすかわからないではないか。
 一人で寝ていることが幸いした。惣右衛門が手淫を習慣にし出してからはほぼ毎日、魔羅から精水をのびのびとほとばしらせるようになったのである。
 

二、お千代の旺盛な淫欲

 ふた親の話題の中心であるお千代は、自室で習字の練習をしていた。
 お千代は意識を筆先に集中させ、書き損じた紙の上で崩し字の真似をしている。すでに何文字も書かれている上に新たな文字を書いて行くため、白い紙は次第に黒く塗りつぶされていった。
 お千代付き女中のおえいがお千代の隣に座り、せっせと追加の墨をすっていた。
おえいは、色は浅黒いがつやつやむちむちと健康的な女である。黒目に愛嬌が宿る、唇のふっくらとした、愛嬌のある顔立ちでもあった。
 おえいは年若い寡婦だった。おえいの夫は今から五年ほど前、まだ三十前だと言うのに流行り病で死んだのである。
 まだ新妻だったおえいは二人で住んでいた長屋を引き払い実家に出戻った。しかし、実家には兄と兄嫁がすでにいて、居心地がなんとなく悪いのである。
 そこでおえいは近所の口入れ屋に行って、住み込みの職を斡旋してもらった。それが大久野屋だったのである。
 奉公に上がった当初は台所や洗濯を担当していたおえいだったが、清潔感があって明るくきびきびと働く様子をお勝に買われ、やがてお千代付きに「昇格」した。
 お千代はおえいとよく気が合った。
 おえいは未亡人と言ってもまだ二十八になったばかり。お千代にとっておえいは年の離れた姉みたいなものなのである。
 おえいも二人きりになって他の奉公人の目が無くなると、お千代を主人として扱わずまるで本当の妹であるかのようにかわいがった。絵草子を借りてきてあげたり、似合うかんざしを進言したり、時には奉公人の男に対して甲乙を付け批評をしあったりもした。
 追加の墨をすり終わったおえいは、お千代の横顔を見ていてる。
実はしばらく前からお千代のほほと首の間にいくつかにきびができていることが気になっていたのであった。今日こそは言わねばとおえいは思い詰めていた。
「お嬢さま。お顔のにきびが治りませんねえ」
 お千代がパタリと筆を置いた。
「そうなのよ。実は少し前からなの。丁子屋の雪下花をこまめに塗っているのだけれども、まるで駄目なのよ」
「お嬢さまはお肌がきれいですから、にきびは余計に目立ちますねえ」
「それで困ってるの。どうにかならないかしら。このまま白粉で塗りつぶしていると、余計に悪くなりそうよ」
 おえいには心当たりがある。口さがない女中連中がいつも言っている俗説があるのだ。
「あの……他の女中が言ってたことなんですけど……」
「あら、何を? にきびの治し方かしら」
「お嬢さまは、男どもがてすさびに魔羅をしごいて精水を出すことをご存知ですよね」
 お千代の頬がぽっと染まった。
「ええ、知ってるわ。手淫でしょ。この前おえいさんが絵草子を見せてくれて教えてくれたわよね」
「あれと同じことが、女にも必要なんでござんすよ」
「なんですって?」
「これをごらんくださいまし」
 おえいはたもとに忍ばせてあった一冊の草子を取り出した。
それは何人もの手に渡ってボロボロになっているような、汚い本である。表紙には消えそうな字で「枕文庫」とある。
 おえいは目的の頁を開くとお千代の文机に置き、問題の箇所を指差し示す。
 そこにはこう書いてあった。

『女子十三四才にて、経水通して淫欲盛なるは天地自然の道理にして、魔羅の起(おえ)るに異ならねど、慎みふかければ、人にもかたらず、軽きは顔にでき物、皰を生じ、重きはきのかたの病となることあり。』

 声に出さずに花びらのような唇を微かに動かして読んだお千代はとうとう首まで真っ赤になってしまった。
「嫌だわ。私の淫欲が旺盛なせいでにきびが出来るってことなの?」
「お嬢さま、淫欲が旺盛なことは決して恥ずかしいことでも嫌なことでもござんせんよ。子をたくさん産むためには淫欲が旺盛でないとなりませんから、いいことなんです。でも、今の状態はなんとかしないと。ほらここに、重くなると、きのかたの病(労咳)になってしまうと書いてあります」
「あら、それも嫌ね。どうしたらいいの?」
「男どもがするようなてすさびを、お嬢さまもすればいいんですよ」
「まあ! どうやって?」
「お嬢さまはご自分のおぼぼを弄ったことはおありですか?」
 お千代は真っ赤に染まった細い首をぶんぶんとねじって顔を横に振った。上気した顔に銀細工のかんざしが黒髪の上でゆらめいて、同性のおえいでさえ見とれてしまう愛らしさだった。
「じゃあ、このおえいが、他ならぬお嬢さまのためにおぼぼの弄くり方をお教え致します。ちょっと用意がございますので、日が暮れて皆が寝静まってからここに参ります。お嬢さまはおぼぼを洗って待っていてください」
「おえいも自分で、その、あの、……を弄ったりするの?」
「ええ、しますとも。大人の女はみんなします」
「まあ! じゃあ、お母様もするのね?」
「えっ……えーと。ええ、多分」
「でも、どうやって?」
「ほら、ここをご覧なさいまし」
 おえいは先ほど広げた草子の別の部分を指差し、お千代に読ませた。

『……重きはきのかたの病(注:労咳)となることあり。恐るべし。されば此方法を用いて可なり。野菜人参の手ごろなるを、かぶを去り、擂粉木の如く削り、切り紙に包み、水にしめし、ぬく灰にさし込み置き、能く蒸たる時、取り出して紙をむき、人肌に冷まして、張形の如く用ゆべし。さながら本物にひとしく、鼈甲細工にまされりといふ』

「まぁ! お野菜を!」
 お千代の目は好奇心にきらきらと輝き、頬は羞恥と期待がない交ぜになって山桃のように色づいている。おえいは心得顔に微笑んですっと立ち上がり退室した。
おえいが向かったのは台所である。
 土間に置かれた笊の中に先代が持ってきた人参が山盛りになっていた。その中からちょうどいいものを選ぶ。丁寧に洗ってから包丁を手に取った。
 人目に触れぬようしゃがみこんで人参を削り、おえいはそれを器用に魔羅の形に整えた。
初めてでもあるし、もしかしたらあらばち(処女)かもしれないので、魔羅を細身に作り、カリも控えめに細工する。ほんの数分で、人参の魔羅が出来あがった。
 おえいはそれを、先だってお千代のところからもらってきた紙に包み、両端をひねってから水にどっぷり浸した。
 十分に紙を濡らしてからおえいはそれを炉辺の端に埋め込んだのである。草子によれば、夕刻前には人参は按配よく蒸しあがっているはずだった。
 夕刻になってから、おえいは仕事の合間に炉辺に行ってそれをほじくり出した。
 それはすっかり熱々になっていて、適度に柔らかくなっている。これならば柔らかい部分を傷つけることもあるまい。
 おえいはそれを厳重に手ぬぐいに包んで懐にしまった。皆が寝静まる頃には、人肌に冷めていることだろう。


三、未亡人おえいによる手淫指南

 夜更けである。
おえいはむっくりと起き上がると、胸元に入れた手製の張形を右手で押さえながら他の女中の枕元を通って部屋を出た。
 渡り廊下は昼間の喧騒がうそのようにしんと静まり返っている。
 足音を立てないようにしておえいは歩き出し、雪隠に行くそぶりをしながら雪隠を通り越して、廊下のずっと奥にあるお千代の部屋に向かった。
 お千代の部屋は明かりがついていた。障子越しにお千代に声をかけ、おえいは部屋に入った。
 そこはすでに布団がひかれ、おちよは桔梗柄の浴衣姿で座っている。なまめかしい湯上りの匂いがした。
「なんだか気恥ずかしいわ」
「お嬢さまもそうですか。私も気恥ずかしいですよ」
 二人は見つめ合い、ふふっと笑った。行灯の火が微かに揺れ、陰影を作っている。
「じゃ、裸になって布団に横たわってください」
 無言のままお千代は浴衣の帯を解き、するりと脱いだ。そして素裸になって布団の上に座ったのである。
 おえいは思わずじろじろと見てしまった。行灯に照らされた瑞々しい裸体は、同性から見てもそそるものがある。
(手淫はしたことがないと言うけれど、それを教えたらお嬢さまはどんな風に乱れるのかしら……)
 ごくりと唾を飲み込んで、おえいはかすれた声でささやく。
「お嬢さま、これから私が色々しますけれども、決して嫌がらないで下さい。お嬢さまと私の仲なのですから恥ずかしくなどありませんし、これはにきびの治療なのです」
「なんだか怖いわ」
「怖くはありません。前にも言いましたが、みんながしていること。みんなに出来てお嬢さまに出来ないことなど、何ひとつござんせんよ」
 手を伸ばして、お千代の肩に触れた。そこからすうっと手を撫で手首に向かう。
 無関係なところをそっと揉んでお千代の凝りを解きながら、おえいは機会をうかがった。
 最初眉間にシワを寄せて首筋を緊張させていたいたお千代は、腕や背中を揉んでもらって今はすっかり緊張を解いている。
 おえいはこんもりと盛り上がった乳房を下からすくいあげるようにして手のひらで包み込んだ。
お千代が微かに身じろぎをする。おえいはそのまま両手で乳房を包み、ゆるゆると揉みこみ始める。
「ほら、お嬢さま。こうやって触っているうちに、寒い時みたいに乳首が尖ってくるんです。尖ってきたら、こうやって……」
 おえいは乳首の先を親指の腹でそっとこすった。お千代が明らかに身じろぎし、腰をよじって片足を立てひざにした。
「どんな気持ちですか?」
「ああ……なんだかくすぐったいような、ずんずん響くような、とても変な気持ちよ」
「さすが、淫欲が旺盛なだけあって、お嬢さまは気持ちよくなりやすいんですね」
「やだ、恥ずかしい」
「恥ずかしくなんてないのです。気持ちよくなりやすいことは、男どもにとってはそりゃもうありがたいことなのです。お婿さんになる男は三国一の幸せ者ですよ」
 そう言いながらもおえいはぐみの実にも似たそれを指先でこりこりと刺激し続けた。
 お千代の甘い吐息がおえいの髪にかかり、たまらなくなって思わずお千代の唇を吸ってしまった。
 ぬめぬめと歯茎を舌で探りながら、手は乳房全体を持ち上げるようにして揉む。お千代はされるがままになっていた。
「ああ、お嬢さま。なんてかわいらしい。私も男に生まれたかった」
 おえいはそう言うとお千代を横たえた。いよいよである。
 やわやわと生え揃っている下草を指で梳きながら、おえいはそっと割れ目をなぞってみた。
 ふっくりとした大陰唇の中に、温かいお花がしまってあるのだ。その中に例の張形を突っ込むのだと想像すると、おえいの秘部も興奮してじんわりと温もって来る。
 おえいはお千代の太ももをそっと割った。薄めの縮れ毛の間から、隠花が顔を覗かせる。
「お嬢さまは、おぼぼの造りをどのくらい知っていらっしゃるので?」
「実はまるで知らないの」
「そうですか。ではそこからお教え致しましょう。ちょっと失礼致します」
 おえいはふかふかの大陰唇を指で割ると、中身をむき出しにした。それは行灯の心細げな明かりに照らされて、愛撫を待つかのようにひそかに息づいているのである。
 おえいは息がかかるくらい顔をそばに近づけた。お千代は一瞬だけ足に力を入れ閉じようとしたが、おえいに阻まれて力を抜き諦めた。
 同性の秘部をまじまじと見るのは、おえいも初めての体験だ。自分のものと違ってお千代のそれは全体的に肉が薄く、色も淡く、まだ幼さを残している。
 針の先でつついたような小さな穴をやっと見つけて、おえいはそれを指で押さえた。
「きゃっ」
「お嬢さま。ここにオシッコをする孔があるんです。とても小さくて、針でつついたような孔です」
「あの、オシッコって、おトンガリの部分から出るのではないの?」
「それはサネと言って、とても気持ちが良い部分なのです。ほら」
 そう言いながらおえいは尿道を指で押さえたままおえいのサネをぺろりと舐めあげた。
「あんっ」
 そのままサネに口を付け、おえいはそっと吸いながら、舌で転がし始めた。
「ああ、くすぐったくて、なんだか変な感じ……あそこがしびれるような」
 おえいはサネを唾液で十分に濡らした。いよいよ指南である。
「お嬢さまがご自分でするときは、まず指先を唾でぬらすんです。そうしてからこのサネを、これ、このように……そうっとやわやわいじくり始めるのです。濡らさないと痛いだけですから」
「あんっ、ああん……」
 巧みな指の動きにお千代は早くも下半身をガクガクと痙攣させている。これなら短時間で何度でも気をやらせることが出来るだろうと思うとおえいはちょっぴりうらやましい。
「こうやってサネ裏を下から上に撫でるんです。ほら、お嬢さま自身の汁を使って」
 おえいはサネの裏筋をなぞった。お千代の壺からあふれ出してきた蜜を指にまぶし、何度も何度もなで上げた。
 お千代のサネは初めての刺激にピクピクと反応し、硬く膨らんできた。
おえいは指先を使ってつんと尖ったそれをそっと左右になぎ倒した。途端にお千代が背中をそらせて歯をくいしばった。
「うーっうっうっ」
「それが気を遣るってことなんですよお嬢さま」
 大量の蜜が噴き出し、おえいは瞠目した。初めてというのにここまで感じるとは想像だにしなかったのだ。
 おえいは尿道を押さえていたもう一つの手指をちょっと下にずらした。
「オシッコの孔の下、ここは子壺のある場所です。ここから汁がたくさん出始めたら、この汁をおサネにたっぷりまぶして弄るんです。唾よりこちらの方が気持ちいい」
 話を聞いているのかいないのか、お千代は歯を食いしばってふるふると震えている。おえいはすっかり尖りきったサネを弄りながら懐の紙包みをつかみ、例の人参張形を中から取り出した。
「さあ、お嬢さま。これをみて下さい。これは人参で作った張形です。これをお嬢さまの子壺に入れて、内に溜まった悪い瘴気を掻き出すんです。これでにきびも退散するはず」
「どこに入れるの? 痛くない?」
「お嬢さまの指より心もち太いくらいですから大丈夫ですよ」
 おえいはそう言うと、二枚貝のように合わさった桃色の秘唇を見た。それはまるで息をするかのようにかすかに開閉をし、きらきらと光る透明な粘液を吐き出していた。
「さあ、お嬢さま、これを左手で持って」
 おえいはそれを逆手に握らせると、握らせた手ごとお千代の陰部へといざなった。
「そうそう、もうちょっと下。ほら、くぼみに引っかかるでしょう。そこでぐっと押してみてください」
 そう言いながらおえいはお千代の握りこぶしをぐっと押した。
「あっ」
 それは案じるまでもなくするりともぐり込んでいったのである。
「さあ、そっと出し入れしてみてください」
 そう言いながら、おえいはなおもサネを弄る。
 お千代は腰を浮かせるようにして自身の肉洞からそれを抜く。そしておっかなびっくり差し込む。
そのうち慣れてきてだんだん早く乱暴になっていった。
 おえいはその動きに合わせてサネを少し乱暴にいじった。
 お千代の体に新たな痙攣が走り、白くて粘ついた蜜が人参と秘唇の間から漏れてきた。人参は聞いてる者が恥ずかしく思うほど淫音を立て、せわしない出入りをくり返している。
「ささ、今度はお一人で弄ってみてくださいまし。左はそのままで、空いている右手でおサネを弄るんですよ」
「うううん、あん……う……」
 お千代は見られていることも忘れて夢中になって弄り始めた。
左手は先ほどよりも勢いを増し、まるで子宮を刺し殺すような勢いでめちゃくちゃに突いている。
 やがてお千代はひときわ長く激しく痙攣すると、ぐったりと目をつぶってしまった。
「まあまあ、お嬢さま。すごい気の遣りようでしたね。これなら瘴気も全部掻き出されて、退散したことでしょう」
 お千代は肩で息をしながらきらきら光る目を一瞬だけおえいに向け、微笑んだ。
「この張形は今なら何度か使えますが、この後は痛んでしまいますから使いまわさないで下さい。明朝、必ず土に埋めてしまってくださいね。ほしい時にはまた私が作りますから」
 お千代は目をつぶったままコクコクと顎だけ動かした。まだ肩で息をしている。
 おえいはしどけない裸体の上にそっと浴衣をかぶせた。
そして自分の襟元をきっちりと正し、一礼をしてお千代の部屋から退散した。

(お嬢さまの淫欲の旺盛さったらないわ。こっちまでもやもやしちまう)
虫も殺さぬような清楚な外見からは想像出来ない奔放さだ。あの様子ではきっと一人きりになったら汁が枯れるまで手淫をくり返すだろうと思うと、いてもたってもいられなかった。
 おえいは久しぶりに男がほしくなった。夫に死なれてからずっと忘れていた感覚が甦ってきた。女中部屋に戻って、布団の中で手淫をしないと、おえいも寝られそうもなかったのである。


四、お千代の婿選び

 手淫指南から七日ほど過ぎた。お千代のにきびはきれいに直った。
 おえいはというと、まだ体の火照りが取れなかった。煩悩を忘れようと思っても、男衆の汗のにおいなどをかいでしまった折など、体の奥から劣情がムズムズとわきあがってしまう。
 奉公人の間ではお千代の婿として手代の新三と富六が候補にあがったことが早くも噂になっていた。夫妻の手代を見極める目が一層厳しくなったからである。
 お千代もふた親から言い含められたようで、時々「新三は何を考えているの?」「富六はなぜあんなことをするの?」などとおえいに聞いてくるようになった。
 おえいは両方ともよく知っている。
「お嬢さまはどちらの手代がお好きなんで?」
「さあ。どちらかしら」
 コクッと小首をかしげる様はまるで白猫のようで、荒々しい手淫で激しく気を遣るような女にはとても見えなかった。
「本当は好きなお人は決まってるんでしょ?」
「あら、どうしてそう思うのかしら」
「だって、富六の話題が出ると肩の辺りがピクッとして、聞き耳を立てるからですよ」
「まあいやだ」
 お千代は袖で顔を隠してしまった。
 富六ならば、お嬢さまの交合のお相手として不足はないだろうとおえいは思っている。
 おえいは富六の巨根を思い出していた。二年ほど前にほんのちょっとした過ちで富六とまぐわったことがあるので、そのことを知っていたのである。
土蔵で二人きりで棚卸しをしている際であった。富六はおえいを床に押し倒し、首尾よくことに及んだのである。
はっきりと断らなかった自分も悪かったとおえいは反省している。「断る」という意思がなかったのである。そのため押されてずるずると交合に及んでしまった。
 巨根がメリメリと分け入って来たときには、おえいは悲鳴をあげていた。
「いたたた! 痛い」
「しっ! 声が高い! 大丈夫、じきに良くなるから。おえいだってこういうことでもないと、毎日働くばかりで、楽しみがなくてつまらないだろう」
 そう言いながら富六は腰を使い始めた。
確かに摩擦感の強さはすばらしく、腰がとろけてしびれそうになった。
けれどもおえいは関係をそれきりにしてしまった。別に富六だけに限ったことではないが、その時は誰とも交合をする気になれなかったのである。
ところが先だって、若くてきれいな女が気を遣るさまを目の当たりにして、おえいは死んだ夫を思い出し、気を遣る感覚を味わいたくなってしまった。
女中部屋に戻って手淫を試みたものの、男を熟知しているおえいにとって手淫は物足りなさを感じるものでしかなかった。
(気を遣るときには男の首っ玉にしがみつき、男の重みを感じながら……ああ……)

「おえいさん?」
 急に声を掛けられて、おえいは我にかえった。
「はいはい。富六さんならば、お嬢さまにピッタリと思いますよ。ちょっと女たらしなところがあるけれども、気は悪くないし」
「でも、お父様は新三を気に入っているのよね」
「新三さんは真面目一本やりですからねぇ。私も男は誠実が一番だと思います」
 新三とは交合はしたことがない。だから富六ほどにはよく知っているわけではない。
けれどもお千代のお使いで丁子屋に買い物に行った帰り、酔漢にからまれたところを助けられたことはある。そのことは新三とおえい二人だけの秘密になっていた。
 あれは二年前で、ちょうど富六とのことがあった直後のことだった。
浅黒いけれどもむちむちと肉感的なおえいに目をつけた素浪人風が執拗にからんできた。そこを、たまたま通りかかった新三が割って入ってくれたのだった。
 新三は言葉少なに素浪人風に頭を下げ、いくばくかのお金を渡して引き下がってもらった。浪人はこうしたことに手馴れた様子で、流れるような動作で銭を袂に入れ、楊枝をくわえたままあたりを睥睨し、悠然と去っていった。
 怖くて半べそをかいていたおえいは新三にぺこぺこ頭を下げた。
「ケガがなくてよかったな」
「あの、さっきのお金……お店の?」
「ああ、あれは私のものだから大丈夫」
「そしたらお返ししないと」
「お使いの合間に蕎麦でも手繰ろうと思って貯めておいたものなのだよ。おえいさんが何もなくて良かった。お嬢さまのお使いだろう? 一緒に帰ろう」
「……」
 新三はにっこりと笑うと歩き出した。おえいは黙ってうつむいたまま少し下がって付いて歩いた。
 その時二人は、言葉少なながら、生い立ちや最近思ったことなどを語り合ったのである。
疲弊した心に小さな火が灯った気がした。
 新三はこの出来事を誰にも言わなかった。
おえいにしてみれば、ただでさえ男好きだと陰口されているので、浪人からインネンを付けられたことを新三が黙っていてくれたことがありがたかった。
もしおえいを快く思っていない口さがない女中たちがこの事件を知ったら「そら見たことか。おえいは流し目をして尻を振って歩いているからバチが当たったんだ」と悪口を叩くだろう。
 この時からおえいは新三に対して、淡いながらも特別な感情を持つようになった。ただ、自分のようなちゃらんぽらんな未亡人がしっかり者で独身の新三に声を掛けることは、気が引けた。
 だからなにごともなかったかのように、今まで通り新三とは親しくならずに事務的に接してきたのであった。そして今までよりも一層、立ち居振る舞いに気をつけるようになった。富六が付け入る隙など無いくらいに、きびきびと動き回ったのである。

 おえいは思った。
新三は立派で生真面目で、いい加減に生きている自分にはどのみち不釣合いである。新三がお千代と結婚すれば、おそらく堅実な家庭になるだろう。
「あの、お嬢さまは、新三さんのことは?」
「新三は真面目だし人当たりが良いし、忍耐強くてお父様のお気に入りだから、悪くはないのだけれども……。富六に比べるとどうも」
「新三さんもいい人ですよ。私がお嬢さまの立場だったら、新三さんを選んでいると思います」
「あら? それは意外。おえいさんも、富六がいいと言うと思ってた」
「男は黙って実直なのが一番です。お父様をごらんになれば、おわかりでしょう」
「それはそうだけど……」
「まだ若いお嬢さまには、実直のよさなどわからないのかもしれませんね」
「だって、新三はどことなく垢抜けてなくて……。それに比べて富六は、ほんのちょっとしたまげの崩し方も衿の抜き方も粋じゃない?」
 おえいはいてもたってもいられなくなった。このままでは新三が負けてしまう。

「新三さん、ちょっと」
 おえいは廊下で新三を呼び止めながら、話すのは随分久しぶりだと思って汗が出てきた。
「お嬢さまのことで話があるの」
「今持ち場を離れるのはまずいんですが」
「お嬢さまから頼まれた用があるので、って断ってきて。お嬢さまとのことで新三さんに聞きたいことがあるのよ。私からも言っておくから、お嬢さまに頼まれた探し物があるから席を外しますって、帳場に言っておいて」
「わかりました。ちょっと片付けてからうかがいます」
「じゃ、裏の一番奥の蔵に来てね」
 この男に何をどう話そうというのだろう。自分でもほとんど衝動に近いとっさの行動だった。
 新三は相変わらず口少なく物腰も丁寧だ。いつも変わらない、ということが気分屋なおえいにとっては憧れでもある。
 少し遅れてやってきた新三は、何を聞かれるのだろうという好奇心と心配からか、いつもと少し違っているようにおえいには見えた。
「お嬢さまの婿として、新三さんと富六さんの名前があがっていることは、新三さんもご存知と思うのだけれども、新三さんはお嬢さまとのことについて、どう思っているのかなと思って」
「どう思うもこうも、まだ噂ですから」
「でも、旦那様や奥様が今までと違う目で見てることはわかっているのでしょう? もし婿になってくれと言われたらどうなのかしら?」
「……私よりは富六どんの方がよろしいかと思います」
「あら、欲がないのね。あなたはお嬢さまを好いてないの? それに幸せになりたくないの? このお店もあなたのものになるのよ」
「いや……。何も考えてないから」
「どうして?」
「どうしてって……別に立派になりたいとは思わないし、今日食えればいいかなと思っているから」
 ああ、どうしてこの人が実直なのかという秘密を見た気がおえいはした。身の丈より大きな欲がないのだ。
「ねえ。そんなんじゃ、この先の人生損するわよ」
「いや、今こうして働いていられるのも手前にとっては得だからこれで良いのです」
 今まで本気で想像したこともなかったが、新三は一体どんな人生を歩んで来たのだろう。
どことなく如才ない富六が同じことを言ったら、なんて白々しい野郎だと思うところだ。だが常日頃から実直一本やりの新三が言うと、言葉にとてつもない重みが感じられる。
 うっかり「好き」というそぶりを見せないでよかったとおえいは心底思った。新三こそ、まっさらなお嫁さんをもらって幸せに暮らすべきなのだ。
「前に私を助けてくれたこと、憶えているかしら?」
「憶えてますとも。あの時はそば代くらいで相手が引き下がってくれて本当に良かったですね。内心ヒヤヒヤしてたのです。額が少なすぎるといちゃもんつけられてしまうのじゃないかと思って」
 おえいは微笑んだ。
「あの時は本当に助かったわ。だから今度は私が力になりたいの。お嬢さまとの結婚、後押ししたいのよ」
 新三はおえいを見た。
おえいを真正面からまじまじと見るのは新三にとって初めてだった。いつも横目で見るか遠目で見ていたからである。
おえいは相変わらず愛嬌があって見るからに楽しげで、酔漢でなくてもつるりと健康的に照ったその頬をつついてからかってみたくなろうというものだ。
 それに比べて俺はなんと沈鬱でぶっきらぼうなことだろう……。新三はおのれを恥じた。こんな男は器ではない。
「……私はお嬢さまのことは何とも思っておりません」
「あら、そうなの。家付きに魅力を感じないだけでなく、お嬢さまにも魅力を感じないなんて、贅沢なのね」
「贅沢だなんて……。手前ごときに嫁が来るだなんて夢のまた夢だと思っているだけで」
「そんな……」
 おえいは思わずにじり寄った。人のいい新三がそのような情けないことを言うだなんて、悲しすぎる。
「そんなこと言うだなんて……新三さんは私のあこがれ。悲しいこと言わないで」
 一気に言ってしまってからおえいは「あっ」という顔をして袖で顔を隠してしまった。ずっとうちに秘めた思い、墓場まで持って行くはずだったのに……と思うと顔を見せられない。
「えっ?」
 新三はおえいの言葉が信じられなかった。おえいは耳まで赤く染めて後ろを向いている。
「私こそ、明るくて気立ての良いおえいさんにあこがれていた。いつも、いつも」
 おえいはくるっと振り返ってキラキラ輝く目で新三に問いかけた。
「ほんと? ほんとうなの?」
「本当だ。もし、私にお嬢さまとおえいさんのどちらが好きかと問われたならば、私はおえいさんと……。そうは思うが、私ごときがおえいさんと夫婦になれるわけもなし」
「そんな……どうしてそんな悲しいことを言うの? 私だって、出戻りだからって、ずっとずっと遠慮してたくらいなのに。新三さんは私にはもったいないくらいいい人なのに、そんな風に自分を駄目だと感じるなんて、おかしいわ」
 おえいはなぜ新三がそこまで自分に自信をなくしているのか、知りたかった。知って、もし自分が力になれたらなんとか手助けしてあげたかったのだ。
「新三さん、どうしてそんな風に思うのか、私だけに教えてくれないかしら。何があなたをそんな風に駄目だと思わせるのか知りたい。力になりたいの」
 新三は両手をぎゅっと握ってしばらく逡巡していた。爪を咬み、目をつぶり、なにごとかを秤にかけているように見えた。
 やがて新三が目を開け、言った。
「実は……おえいさんだからこそ打ち明けるのですから、どうか内密にお願いします」
「もちろんよ。さ、早く!」
「実は、私は、奥様と……」
「なんですって!」
「しぃっ……声が。店の奥方との不義密通は問答無用で死罪。こんな罪を背負った私は嫁をもらうことは出来ません」
 世の中には知らん顔で上手に不義密通をする者もいるというのになんて生真面目で要領の悪い……と思うとおえいは目頭が熱くなってきた。
「それで? それはどちらが言い寄ったの?」
「こう言って信じてもらえないかもしれませぬが、奥様が私を無理やり……」
「まあ! あの鬼瓦!」
「本当にお恥ずかしいのですが、実は私は女体に触れるのが初めてでした」
 もう何を言われても驚かないとおえいは思った。
「私は馬鹿がつくほど真面目なせいか、女人と付き合うことが出来ないのです。おえいさんだけはあの時本当にすんなりと話すことができました」
「で、奥様とはどこでどうやって?」
「あれは……江ノ島に遊山に行ったときのことなのです」


五、江ノ島でのあやまち

 お勝の気まぐれで突然江ノ島に遊山に行くことになった。お勝は同行者として新三を指名した。
 三代目はちょっとだけしぶったが、新三ならば間違いもなかろうということで容認した。
 新三は新三で、まさかこのようなことになろうとは夢にも思っていなかった。お勝は四十を越えたところであり新三とは親子と言っていいほどの年齢差なのである。
 ことは宿ではなく昼飯時に入った高級な茶屋で起こった。
 奥の静かな座敷に通された時に不審には思ったのだが、江ノ島も高級な茶屋もなにごとも初めての体験だった新三には気後れがして何も言えなかったのである。
 食事の前にお勝はいきなり迫ってきた。「こういうこと」には手馴れている様子で、新三はあれよあれよという間に帯を解かれ裸にされてしまったのだった。
「こ、困ります」
「お前、私に逆らうのかえ?」
「い、いえそんなつもりはありませんが、旦那様に申し訳が……」
「いいんだよ、あちらとはもう何年も交わってないから、私たちは今や夫婦でもなんでもない」
「し、しかし」
「おや、お前さん。震えているのかい? それにしてはここは正直だえ……」
「あううっ」
 褌の上から敏感な傘の部分をさすられてしまい、童貞の新三は恥ずかしい声を上げてのけぞってしまった。お勝は巧みに指を這わせ、とうとう褌まで外してしまったのである。
「あっ! 本当にいけませぬ!」
 体がくなくなになってしまって、新三は抵抗が出来なかった。
 性格上女郎を買うことが出来ず、かといって素人女に声を掛けたり掛けられたりという体験も皆無だった新三には、抵抗が出来なかった。
今振り返ってみると「ここで断ったら一生女知らずかもしれない」という気持ちが、お勝に抵抗する力を奪ったのではないかと新三は思っている。そのことが新三にはたまらなく情けなく、また恥ずかしいのだ。
むき出しになった魔羅をジロジロ検分して、お勝は「ふん」と鼻を鳴らした。
 そうして魔羅の上にまたがると、腰を落としてずぶずぶとはめ込んだ。
 新三は喘ぎ声を上げてのけぞった。なんとも言えぬふかふかして温かく湿った肉の感触が、新三の新棒を包み込み、きゅうっと吸い上げたのである。それは温かい泥の中に魔羅を埋め込むような感触だった。その泥の向こうに、何か生き物がいてピクピクとうごめいているのである。
 瞬間、新三は腰をそらして射精していた。
 お勝はつまらなさそうに立ち上がると、冷たい目で新三を見下ろした。
新三は何がどう終わったのかもわからない様子で、お勝の剛毛の間から今出したばかりの白濁液が毛をぬらしてしたたり落ちるのをぼんやりと見た。
「楽しみにして損した」
 お勝は冷たく言い放った。
「槍の長さも大きさもたいしたことないし、あっと言う間にいっちまうし。お前はやる時はやる男だと思ってたよ」
 お勝の批評は新三の胸の奥深くまでぐさりと刺さった。
 それ以来、新三は男として役立たずの自分を責め続けていたのである。
 
「まあ、あの鬼瓦ときたら酷いわね。とてもお嬢さまの母親とは思えない行状だわ」
「そんなわけで、私はお嬢様とは夫婦になりたくないのです。夫婦になれば、あのお方が義理とはいえ私の母親になるのです。仏罰が下ります」
 確かにそうだろうなとおえいは思った。そして男として自信を失った状態の新三をなんとか立ち直らせたいと思い始めたのである。
「それにしても、あの、新三さんは本当に、早いの?」
「……かたじけなく……」
「たまたまじゃないの? 初めてだったからとか。そのあと試してみた?」
 新三は勢いよく首を振った。
「いや、試してません。どうせ結果はわかっている」
(きっと他の男衆のように女を買うということも出来なかったのね。花のお江戸でこの年になるまで女との経験がほとんど無いだなんて、どんなにか惨めで恥ずかしく思っていたことだろう……)
「ねえ、駄目かどうか、そんなのわからないわよ。うちの死んだ亭主も、初めてのときは早かったってよく言ってたわ。ねえ、今試してみない?」
「……え?」
「私で試すの。やってみるのよ。ほら、頑張って」
 そういいながらおえいは着物の裾を腰巻ごとまくってまん丸い尻を露出させ、土蔵の壁に手を付いて新三に突き出した。そうして自ら茂みの中に指を這わせ、花びらに刺激を与え始めたのである。
「ねえ、ほら。見える? どこに入れるかわかる?」
 見られていることに興奮しているのか、お千代の一件以来、ずっとくすぶっていたためか、おえいの秘部はいつにも増して敏感だった。あるかないかの小さなサネはあっと言う間に屹立し、はっきりと姿をあらわした。むき出しになった先端が、壺からあふれ出てくる蜜にまぶされた。
「ああん……。もっと近づいて、よく見て……ちゃんと憶えて」
 新三はふらふらとひざまずき、両手で量感たっぷりの尻を割った。同時におえいが腰を突き出す。
 プリプリの太ももの付け根に息づく隠花植物が新三の目前に広がった。肉厚のビラビラしたものがうごめく指の間から見え隠れしている。
新三は女陰をまじまじと見た。薄茶色のビラビラしたものは端に向かってだんだん珊瑚色に変わり、両側から身を寄せるようにしてサネの先端で皮が繋がっている。不思議な光景だった。
 食い入るような視線を感じたおえいは足をもっと開いて尻を突き出した。
熟れた女陰がぱっくりと割れ、壺の入り口が開いているのが新三の目に飛び込んできた。そこから透明な液が陰部を伝って流れおち、サネの周辺は縮れ毛までがすっかり濡れそぼっている。
「み、見えるでしょ。もっと見て」
「すごい……絵で見たことはあったけど、本物を明るいところでこんな風に拝めるだなんて」
 新三の魔羅は痛いくらいに怒張し、褌を内側から押し上げてていた。おえいは人差し指と中指を壺に入れ、クチュクチュと音を立てて出し入れする。
「ほら……こうやって、ここの穴に魔羅を入れて、動かすのよ……来て……」
 新三は着物の前を開け褌を外し、魔羅を取り出した。おえいは衣擦れの音でそれと知って、首をめぐらせてそれを見た。
「あら、全然お粗末じゃないじゃない。立派だわ」
 新三は途端に腰を隠しておどおどした目つきでおえいを見た。
「な、慰めでしょう」
「ううん、違うわ。いい感じよ。ああ、見てたらほしくなっちゃった……入れて」
 おえいは尻のすぼまりまでさらけ出して、新三を誘惑している。新三は唾を飲み込み、おえいの腰を両手で支えた。
 慎重に先端をコツコツと動かし、入れる場所を探る。おえいは迎え腰で魔羅の先端を肉ビラ奥へといざなった。
「ああ……」
 新三がたまりかねたような悲鳴を上げた。しっとりとした肉襞がざわめきながら絡み付いてくる。
「しっ……静かに。しっかりおさまったら、ゆっくり動かしてみて」
「う、動けない」
「大丈夫。江ノ島での悔しさを思い出して、なにくそと思うのよ」
 新三は快感に腰がとろけそうになるのをぐっとこらえて、腰を動かそうとした。しかしどうやって動かしたら良いのかピンと来ない。
 おえいは両手を壁についたまま、尻を前後に動かし始めた。新三はすぐにやり方に気付き、おえいの動きを制し、自ら腰を使い始めたのである。
「ああ、いい、すごく……あうう」
 ずっととろ火状態だったおえいはガクガクと体を震わせて一気に舞い上がった。新三の魔羅を強く締め付けて、背中を反らせて立て続けに気を遣った。
 新三はしばらくこらえたものの、我慢の限界が来た。おえいの尻をがっちりと掴むと、小壺を叩き壊す勢いで己のモノを打ちつけた。おえいは激しくあえぎながら、再び気を遣る。そして新三のほとばしりを奥でしっかりと受け止めた。
 
 おえいは乱れ髪のままぐったりと崩れ落ちた。辺りには濃厚な性臭が立ちこめ、床には何種類かの体液がこぼれてシミを作っている。残滓は行為の激しさを物語っていた。
 新三は呆然としていた。無事に出来たということもおえいが何度も気を遣ったことも、遠い国の出来事のように見えた。
 だがしばらくして魔羅のシビレが治まって感覚が戻ってくると、なんとも言えない悦びがじわじわと湧き上がってきた。
 おえいは上気した顔を新三に向け、息を整え恥ずかしげに微笑んだ。
「新三さんは全然早くないし、小さくもない。おかげで私、久しぶりに何度も気を遣っちゃった……」
「おえいさん……」
「もっと女に対して自信を持っていいわ。私が太鼓判を押すから」
「おえいさん……夫婦になってくれないだろうか?」
「えっ?」
「おえいさんとなら無事に生きていけそうな気がする」
 おえいは黙りこくっていたが、やがて声を忍ばせて泣き崩れてしまった。

 六、大団円 

 わがままな女主人であるお勝は、自室で手紙を書いている。
 そこへおえいがやってきた。土蔵での求婚から十日ほど経ってからのことである。
 縁側に座り、おえいは両手をついてお辞儀をしながら話しかけた。
「奥方様。内々にお話をしたいことがございます。よろしいでしょうか」
 お勝は不審げに筆を置いた。おえいがお勝に相談とは初めてのことである。可愛い娘に何かあったのだろうかとお勝は眉をひそめ、身構えた。
 しかしおえいの話は意外なものだった。
「実はこのたび、手代の新三殿と夫婦になることに相成りました」
「なんですって!? 新三はお千代の婿候補だったはず! お前は大久野屋惣右衛門の顔に泥をぬる気かえ?」
「お千代様にもご主人様にも承諾を得ております」
 お勝は怒りのためにカタカタと震え始めた。自分だけがのけ者にされていたことに目がくらみ、どす黒い怒りが沸いた。
「そ、そんなことは私の目が黒いうちは絶対認めない! お前たち二人、裸同然で店からたたき出してやるから!」
 おえいは冷静に言葉をつないだ。
「お言葉ですが奥方様。江ノ島で奥方様がうちのにしたことについての話は聞いています」
 お勝の顔色が変わった。
「お、お前、もしやそれをうちのやお千代に?」
「そんなこと、言えるわけがないじゃないですか。奥方と奉公人の不義密通は、いくら乱れた世の中になったとは言え、今でもヘタすると死罪ですよ。店の体面も傷付きましょう。口さがない人たちは、鬼瓦の色狂いと嗤うでしょう。うちのだって、お店の誰もが不幸になるような告げ口はできません。よっぽど追い詰められない限りは」
「な、何が言いたいんだえ?」
「うちのは罪の重さに苦しんでいるのです。もしお嬢様と結婚することになったら、余計に苦しむでしょう。そうなる前に、いっそお白洲で不義密通のすべて打ち明けてしまい、奥方様と一緒にお上の裁きを受けようかと申しておりました」
「何をトチ狂ったことを! そんなことをしたら新三だって死罪は免れまいに!」
「もとよりうちのは死ぬ覚悟でいますよ。生真面目ゆえ、自分を追い詰めて悩み疲れているのです」
 お勝は畳の上に突っ伏して泣き出してしまった。
「奥方様には今後一切、私たちの邪魔をしないでいただきたい」
 お勝は単なる使用人でしかなかったおえいの威厳に何も言えなくなった。
 おえいは一礼をすると静かに部屋を出た。
 三代目もお千代も、新三おえいが夫婦になることには賛成してくれているのである。三代目は顎に手をやり、目の前で正座し頭を下げているおえいにこう言った。
「ふむ。新三を婿に出来ないのは残念ではあるが、あの新三にはお千代みたいな世間知らずよりも、お前のような愛嬌があって経験豊富な年増女が合うだろう。また、お千代も富六を好いているようだし、その意味でもお前たちの結婚はちょうど良かったかもしれない」
 二人には「奥方様には私の口から伝えさせて下さいませ」と願い出ておいて、おえいは単身乗り込んで行ったのであった。

 新三とおえいは大久野屋から暖簾わけしてもらって、新たに材木問屋を出すことになった。
 新三の堅実さとおえいの社交性で店はそれなりに繁盛したそうである。
また、性欲旺盛なお千代は巨根の富六と夫婦になり、仲むつまじく幸せに暮らしたとのこと。富六の女癖は、お千代の旺盛な性欲に全部吸い取られてしまった。
鬼瓦お勝は罪の意識からかおえいに脅されたからか、急にしおらしくなってしまった。そしていつでもどこでも惣右衛門を「旦那様」と立てるようになった。
そのせいかどうか、惣右衛門夫婦は隠居して庵に住むことに決めたそうである。

-了-







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