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幕末吉原文化談義(無料公開)
[【時代小説発掘】]
2011年9月11日 10時10分の記事


【時代小説発掘】
幕末吉原文化談義
篠原 景



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
勘当された夜に出会った花魁の正体は……。
激動の時代を生きたある男の半生記。


【プロフィール】:
篠原 景。
2000年より大学で史学に没頭、時代小説の道へ。敬愛するのは東西のロックの神様。日本文芸学院客員講師。


これまでの篠原 景の作品:
「かまきりと遊女」
「遊女の絵筆」 
「廓の子供 」
「春の床」
「花魁のねずみ」
「土人形」
「幕末吉原の猫」
「化け狐」
「初吉原」



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【時代小説発掘】
幕末吉原文化談義
篠原 景 



(一) 安政元年 秋

 そもそも出会い方からおかしかったのだ。しかし、たいして警戒することもなく、見世に上がり、案内されるがままになったのは、自分がぼんやり者だからではなく、自分を手招きした花魁の姿、佇まいが、あまりに美しかったせいだ。宗太郎(そうたろう)はそう思っている。

 ちきしょう、秋は夜風が殊更身に沁みるってえのは、本当だぜ、などとうっかり口にも出そうものなら、余計、惨めになるに違いなかった。
 江戸吉原仲之町、女郎買い目当ての客は大方、気に入った妓のいる見世に上がってしまったのだろう。通りを歩いているのは、そろそろ帰ろうかと考え始めている素見(ひやかし)の客ばかりといった感じである。
 干物問屋、越前屋の総領息子、宗太郎は、たった今、父親から勘当を言い渡されたところだった。
 予感はあった。原因は、ここ二年、急に激しくなった放蕩である。
 この吉原にも芝居にも間を空けず通ったし、骨董にも手を出した。音曲は、早くに才能のなさに気づいて見限ったが、書画や俳諧の集まりには、何かと若輩扱いされながらも足しげく通った。そして家のなかでは、帳面一つ開こうともしなかった。
 昨年の六月、浦賀沖に四艘の黒船が現れてからというもの、世情は何かと不安が多い。そんな時に何かと理由をつけては家を空け、遊び歩く息子に、徐々に店を任せていこうという気持ちになる親など、いるわけがなかった。
 そして今年二十二になる宗太郎には、八つ下に、決して兄のようにはなるまいと固く決意した顔つきの弟がいる。
 勘当は、時間の問題だった。
 ただ、いくら甘ったれ、誰のおかげでぬくぬくと暮らして云々と言われようが、宗太郎の気持ちが、越前屋や怒り顔の父親に向くことはなかった。女々しかろうと、根っからの出来損ないであろうと構わない。宗太郎は美しいものが好きだった。
 十五のとき、患いついて亡くなった母親も、女としては普通の程度であったかもしれないが、美しいものが好きだった。風呂敷を一つ買うのにも、じっくりと長い時間をかけて品を選び、その横で、まだ幼かった宗太郎は、広げられた風呂敷の様々な色や柄に見惚れていた。また、周りには内緒で、母親に手を引かれ、変わり咲きの朝顔や、評判の藤の花、異国の珍しい鳥を見に行ったことなども、はっきりと覚えている。
 それに対し父親は、人前で遣う金は惜しまず、母親にも高価な装いをさせていたものの、いずれもあくまで商いのためであり、家のなかでは、母親が花一つ生けたのにも声を荒げた男だった。母親の寿命を縮めたのは、間違いなく父親だろう。
 弟は、まだ十四だというのに、桜を見ようが料理の凝った飾りつけを見ようが、無表情なところなど、父親によく似ている。
 結局のところ、母親は、間違った家に嫁がされ、俺は間違った家に生まれたのだ、という気持ちは、今でも拭えない。しかし、もしもの話はいくら考えたところで、やはり甘ったれの戯言になるのだろう。
 少なくとも宗太郎は、金持ちの家に生まれ、短い間だったが、好きなことに散々金を遣えた。もう、そう思うより他ない。
 懐には、これを持ってさっさと出て行けと、父親から力ずくで渡された三十両がある。この金を、世間が言う真人間になるために、ちまちまと遣おうものなら、本当に自分は堕落してしまう、本当の終わりだ、と思った。
 安易に遣ってしまえる場所として、頭に浮かんだのが吉原で、今、宗太郎は、出来る限り派手な金の遣い方をあれこれ考えながら、つい背中を丸めて歩いているのである。
 馴染みの妓がいる見世は、既に勘当前に越前屋と話がついており、宗太郎が行っても中に通してもらえることはない。
 まずは見世から選ばねばならず、さてどうしたものかと思案に暮れていると、
「もし、宗太郎様」
と声をかける者がいる。
 ちょうど、角町の通りの中ほどで、その涼やかな声に振り向くと、福八(ふくはち)屋と白く暖簾に染め抜かれた見世の中で、片手を格子にかけた女がこちらを見ていた。ほっそりとした美貌の女で、濃い青に銀糸ですすきの刺繍がなされた、一見簡素ながらも上品な仕掛けを羽織っている。
 他の女たちとは一線を画すような凛とした雰囲気といい、間違いなく見世の看板格の遊女と思われた。
 戸惑いながらも宗太郎が自分の顔を指さすと、女はかすかに頷き、まるですすきが揺れるように宗太郎を手招いた。
「わっちは早瀬(はやせ)と申しいす。宗太郎様、お待ち申しておりんした。ささっ、是非ともお上がりを……」
 宗太郎を促し、自分も衣ずれの音軽やかに入り口へ出て来ると、妓夫(ぎゅう)に「お一人様、お上がりになるよ」と告げて、手ずから履物の始末などする。異例の扱いであった。
 宗太郎は、皆目訳が分からぬまま、二階に続く階段を上る早瀬の後に続いた。
 案内されたのは、初会の客が通常通される引付座敷ではなく、早瀬自身の持ち部屋のようである。最近ではだいぶ崩れてきたとは言え、仕来りだらけの吉原ではこれも異例のことだ。
 行灯に照らされた部屋のなかには、蔦模様の蒔絵箪笥に、松葉や紅葉の吹き寄せ模様の蒔絵がほどこされた碁盤、幾枚かの扇形のなかに花鳥風月を描いた張り交ぜ屏風に、琴、三味線、流水の蒔絵の鏡台に、重厚な文机など、目を奪われる道具類が揃えられている。 床の間や違い棚もあり、床の間には、鹿に紅葉の墨絵の軸と錦手の香炉が飾られ、違い棚には本が積まれている。
 全体的にかなり豪奢な感じではあるが、不思議と下品さはなく、一見控えめに見える早瀬の装いが、実によく映えている。
 初めは道具の一つ一つの良さに目を奪われていた部屋が、実は、おおよそ秋の野山の風情でまとめられていると気づいたとき、早瀬の仕掛けのすすき模様から、野山を渡る風が、かすかに吹き抜けたような気さえした。
 部屋の中に夜具が積まれていないことから、他にも一つか二つ、部屋を持っているのだろう。道具類に金を惜しまぬ様子と言い、余程、位の高い遊女であることに間違いはない。
 こんな女がいるのだ、と、宗太郎は胸が震える思いがした。
「……花魁は」
「ふふ、早瀬とお呼びくださんし」
「急には無理だよ。……花魁はどうして俺の名を、もしや小花(こばな)の……」
 小花は、宗太郎の馴染みであった遊女の名である。もしや早瀬は、小花から何か使いを頼まれたのではないかと思ったのだが、言いかけた途中で、そんなはずはないと気づいた。もし小花が宗太郎に何かを伝えようとしても、わざわざ別の妓楼の女を通すわけがない。
「小花というのが、ぬしの敵娼(あいかた)の名でござんすか。その妓のどんなところがお気に召しいして、通いなすっておりんしたか?」
 穏やかな笑顔の早瀬に問い返され、明るい妓だった、と、口には出さずに宗太郎は思った。放蕩を重ねながらも、自棄を起こしたり、塞ぎこんだりしがちだった宗太郎を、明るくさせてくれる女だった。
 だが、今となっては、何を言っても虚しく、上目遣いで早瀬を見ながら、
「俺はついさっき、勘当されたばかりの男だぜ」
と低い声で言った。
 驚くことに、早瀬はそのことさえも知っているらしい。そして、何故知っているのかは決して口にしない、という相変わらず穏やかな笑顔で、宗太郎を見ている。
 混乱しながらも、気まずくなった宗太郎は、床の間にある鳥が描かれた香炉に目を移し、
「俺はあんまり詳しいわけじゃないんだが、この香炉、いいな」
と呟いた。すると早瀬は、打って変わって表情を輝かせ、楽しそうな声を上げた。
「そういうのがお好きでありんすか。なら、ぬしと話の合いそうな男がおりいす。少しばかり待ちなんし」
 一旦部屋を出た早瀬が連れてきたのは、五十近いのではないかと思われる痩せた男で、茶の着物に股引、腰に手拭いという姿で、背を丸めるようにしてやって来た。
「この人は、竹次(たけじ)という、うちの不寝番(ねずのばん)でござんす。こちらが宗様」
 不寝番とは、一晩中、客のいる部屋の行灯に油をさして廻る役目の者である。深々と頭を下げた竹次は、早瀬にうながされて、入って来た襖の近くに座った。
「竹次はね、昔、もっと違う名でね、さる大店の跡取りだったんでござんすよ。それが骨董に夢中になっちまって、すったもんだの挙句に勘当されて、どうせ同じ貧乏暮らしなら、少しでもいい物に囲まれて暮らしたいってんで、吉原に来たんでありいす。まったく、女の苦界を何だと思っているのやら」
「まったくお恥ずか……」
 途中まで言いかけて、目の前にいる客が同じ勘当息子であることに遅ればせながら思い至ったらしい竹次は、慌ててまた頭を下げた。
 恐縮しきったその様子が面白く、宗太郎はつい笑い声を漏らした。
「本当に俺も、恥ずかしながら、だ。竹次さんは、何を集めていなさったんだい?」
「もう、何でも。茶碗に壺に、がらくたがらくたってなもんで」
「今でも、まだ好きなのかい?」
「へえ、……いや、この頃はもっぱら、土人形なんぞを集めておりやす」
「土人形を?」
「へえ、子供らが持っている、猫だの兎だののあれで。よっく見ると、なかなかいい味が出てるもんで、つい、ちまちま揃えておりやす」
「そうかあ……。土人形なんて、今まで気に留めたこともなかったよ……。花魁は、部屋のなかをこんなにしていなさるんだ。やっぱり道具類には格別に思い入れがありなさるんだろうね」
 豪奢な道具類は上級遊女の務めであり、その出費(かかり)は悩みの種だが、ただ漫然と揃えたり、金持ちの客に見繕わせているだけでは、こうはならないはずだった。
 しかし早瀬は小首を傾げ、
「思い入れはござんすが、人並みでありいすよ。それより、わっちがいっとう好きなのは、絵だ」
と言う。
「絵? 絵にもいろいろあるが……」
「そりゃもう、何でも。近頃は異国の技法で描いたものなんかにも、面白いのがありいすなア」
「ほう」
「錦絵も好きでござんす。あれは本当に綺麗だ。摺り物の団扇絵なんかにも、時々目を奪われるものがありいすよ」
「錦絵かあ……」
 団扇絵は勿論、多色刷りの版画の総称である錦絵は、当時、美術品とは見做されていない。選りすぐりの道具に囲まれた早瀬が、錦絵の美しさを楽しそうに語るのは、少々不思議な感じがする。
「でも黒船騒ぎからこっち、錦絵も様変わりしただろう?」
「確かに、異人の顔だの、笑ってしまうような異国の景色だの。でも、まあ、それはそれで見どころもござんす」
「花魁は何でも面白がるなあ。聞いているこちらまで楽しくなる。……ん、……一つ閃いたぞ。秋の夜に流るる声の早瀬かな。どうだ」
 宗太郎は大まじめだったのだが、一瞬、黙った早瀬と竹次は、宗太郎が早瀬を面白がらせるため、わざと腰折れを詠んだと解したらしい。「これは大層な……」と大声で笑い出した。

 いつの間にか眠っていたらしい。俳諧だの花の名所だの、いろいろと話し込んで、空が白んできた頃までの記憶はあるのだが、今、部屋に射し込む陽光はもう昼近くのものだ。 気づくと宗太郎は、何もない部屋にいた。床の間と違い棚があるところは早瀬の部屋に似ているのだが、畳が焼けて、ひどく埃っぽい部屋だった。
 戸惑いながら起き上がって部屋を出ると、ちょうど廊下を通りかかった湯上がりらしい女が鋭い悲鳴を上げ、向かいの襖に倒れかかった。
「……驚かしたようですまない。でもそんな悲鳴を上げなくても」
「……ど……どうしてその部屋に……」
「俺もよく分からないんだ。早瀬花魁の客なんだが、花魁はどこに行ったか知らないかね」
 女がより一層大きな悲鳴を上げた。
 駆けつけた体格のいい若い者に腕を掴まれ、連れていかれたのは、妓楼の監視役である遣手の部屋であった。
 遣手は、年は四十くらいで太り肉(じし)、鼻と口と顎がこちらに突き出して見える女で、若い者から耳打ちをされると、不機嫌そうにこちらを見た。
「どこで聞いたかは知らないが、騒ぎを起こして金をふんだくろうって腹は見えてるんだ。まったくいい迷惑だが、申し開きがあるなら聞こうじゃないか」
 はなから客に対する口調ではない。たまらず宗太郎は、「私は客だぞ」と言い返した。「私の知らない客がいるもんかね。まったく一階(した)にいた連中はなにをしてたんだか」
「だから私は早瀬花魁の――」
「自分の相手をしたのは、六年前に死んだ女郎の幽霊だってんだろ。あの部屋に早瀬が出るってのは、口止めしているものの、この見世じゃ知らない者はない。お前みたいな手合いはこれで四人目だ。もううんざりだよ」
 宗太郎は絶句した。早瀬が何か事情のある女で、遣手が自分を騙そうとしているのかとも思ったが、わざわざ見世の悪評につながるような嘘は辻褄が合わない。
「そ、そうだ。竹次……竹次という不寝番がいるだろう? 竹次まで幽霊だとでも言うのかい? 俺は竹次に、自慢の土人形まで見せてもらったんだ」
 今度は遣手が絶句する番だった。
 外にいて、この部屋に誰も近づけるな、と、若い者を追い出すと、声も姿勢も低く落として、「竹次が土人形を集めていたなんてことまで知る者は、ほとんどいないんでございます」と言う。
「先程までのご無礼、平に平にお詫び申し上げます。どうかご容赦くださいましよ、若旦那。こっちは迂闊につけこまれちゃアならないの一心で……」
「ちゃんと話してもらおうか。そうしたら、人に言いふらしたり騒ぎにしたりはしないよ」
「そう言っていただけると嬉しゅうございます。六年前に死んだ早瀬と言うのは、……死人を悪く言いたかないが、売れっ妓なのをいいことに、ちっともこっちの思い通りにならない、無駄な金ばかり遣う、嫌アな妓でございました。死んでからもこうして手間をかけさせておりますが……。その早瀬ですが、不寝番の竹次と、どういうわけか仲が良くって。恋仲とかでは決してございません。ただ仲が良くって、竹次の方も、ええ、若旦那が仰った通り、ちまちま集めている土人形を、早瀬に見せたりしていたようで。……竹次は早瀬が病で死んで半年後、話し相手がいなくなって気落ちしたみたいに、こちらも病でぽっくり逝きました。……竹次も……竹次まであの部屋にいるんでございますか……」
 遣手の話を聞きながら、宗太郎は今更ながらに、不寝番が一晩中花魁の部屋にいていいわけがないことに気がついた。
 その後宗太郎は、頭を抱えた遣手に付き添われ、至極丁寧に福八屋を追い出された。
 帰り際に、「幽霊なんざ所詮、この世に恨みつらみを残した人間。祟られたくなければ、今回のことは忘れちまうに限りますよ。若旦那」と耳打ちしたことで、遣手は充分に釘をさしたという顔をしていた。
 しかし宗太郎には、早瀬たちが幽霊だと聞かされてなお、不思議とおどろおどろしいものを見た感じは残らなかった。
 何故自分があの部屋に招かれたのか、早瀬の気まぐれなのか、竹次と似た身の上だったからなのか、分からない。
 ただ夢のようだった夜は過ぎて、懐に手つかずの三十両を持った、世間に掃いて捨てるほどいる不心得の勘当息子が、昼の陽射しに照らされていた。


(二) 元治元年 初夏

 宗太郎は、伝(つて)の伝を必死に辿って、京にある布袋屋という古道具屋で働くことになった。美しい道具に触れていたいと、吉原で働くことを選んだ竹次のことが、頭から離れなかったからだ。
 布袋屋で扱うのは、壊れかけた行灯や古びた蚊帳といった物が多かったが、時々(これは……)と思う物がないわけでもなかった。すると、気持ちにも自然と張りが出てきたし、時折、主人に付き従って行く物見遊山の類は、親の罵り声を浴びながら、肩で風を切るようにして遊んだ日々よりもずっと心に染み入るものがあり、自分に合っていると感じられた。
 そして夢中で働いて十年、勘当されても親子は親子、長年に渡る親不孝への詫びも兼ねて親に元気な顔を見せて、心配の種を取り除いてこい、と主人に言い聞かされ、宗太郎は再び江戸の土を踏んだ。
 記憶のなかの父親よりも年老いた父親と、記憶のなかの父親をずっと若くしたようにしか見えない弟と、あまり心に通わない再会を果たした後、宗太郎が向かったのは吉原であった。可能性が極めて低いのは分かっていたが、もしかしたら、また早瀬たちに会えるかもしれないと考えたのだ。
 ところが吉原は、火事で全焼したことによる普請の最中だという。
 元々、勤めの辛さに耐えかねた遊女たちの放火による火事が多い場所である。また、宗太郎が江戸を離れた翌年に起こった大地震のときの、吉原のみならず江戸全体で潰れた家々が炎に包まれた被害のすさまじさは、京にいても連日耳に入ってきた。
 少なくとも福八屋がそのまま残っているとは考えていなかったので、宗太郎は、道を引き返しながら、目につく店を尋ね歩き、福八屋の仮宅が深川にあることを知った。仮宅とは、火事の多い吉原の見世が、予め、家を借りておいたり、どこかの商家に話をつけておいたりして、臨時の営業場所とするものである。
 始めから、また会えるかどうかは半信半疑であったが、それでも宗太郎は深川まで足を伸ばすと決めた。
 今、世のなかはとにかく騒がしい。
 たとえば京の町では、志士とか脱藩浪士とかいう連中が、諸国から続々と集まっており、連日花街で騒いでいる。昨年は、将軍が実に二百三十年ぶりに上洛を果たし、町人たちにまで銀を配るということをやった。新撰組とかいう連中も、町を闊歩し始めた。
 また、物価高騰にはいずこの人々も頭を悩ませているし、異人を相手にしたものなど、今までになかった新しい商売も目につく。
 大仰に言えば、時代が激しく動いていると誰もが感じている。
 吉原に向かう途中で覗いた江戸の錦絵も、人々の心の不安を映してか、不気味な雰囲気のものが多かった。
 そんな時節であるがゆえに、幽霊のような、不確かな存在を引合いに出すまでもなく、必ず残っているものなどありはしないのだという気持ちは、宗太郎にだってある。少なくとも大地震で見世を失ったはずの福八屋が、早瀬のための部屋を造り直すはずがないのだ。
 だが、足を止める気にはならなかった。
 仮宅は、市中から少し離れたところにある吉原よりも交通の便が良く、また揚代も安くなることから、通常の見世よりも多くの人が押し寄せる。案の定、深川は混み合っていたが、福八屋は比較的早く見つかった。そして見世の前には、何故か人が無意識のうちに避けるようにしている一画があり、そこに、幾度となく思い返した早瀬が、記憶そのままに立っていた。
 以前と違うのは、濃い青の仕掛けの柄が、すすきから、季節に合わせたに違いない花菖蒲に変わっていたことだった。花菖蒲の柄も、すっきりとした立ち姿の早瀬によく似合っている。
「宗様、見違えるほどに立派になりんしたなあ……」
「花魁はちっとも変わらない」
「そりゃそうでござんすよ。ささっ、お上がりくださんし」
 誰もこちらを見ていない。不思議なことだが、この不思議に頼らねば、どうやって福八屋に入ればいいのか分からないというのも本当のところであった。
「なあ、部屋はどうしたんだい? 花魁の部屋はもうないのだろう?」
と訊くと、早瀬は、
「似た部屋を一つ貰いんした」
と事もなげに言う。仮宅の見世は当然ながら狭い。そこで上等な部屋を一つ丸々取られて、福八屋の面々は困り果てただろうと思うと、可笑しかった。
「ささっ、お入りくださんし」
 案内された部屋のなかは、あらかた以前見た通りだが、床の間の掛軸は、霧雨に煙る柳に替えられ、屏風は緑濃き山々となっており、すっかり夏の訪れの景色だ。宗太郎がいいと言った香炉が変わらず床の間に置かれているのは、もしかすると宗太郎への密かな心遣いなのかもしれない。
「相変わらず、見事なものだなあ……」
 早瀬同様、最早この世のものではないのだと分かっていても、幾度も幾度も思い返した部屋が、新たな顔を見せているのに、溜息混じりで見入ってしまう。
「宗様、竹次も呼んでよろしゅうござんすか」
「ああ是非とも」
 宗太郎が言うや否や、傍らには竹次が以前と変わらぬ姿のまま座っていた。
「うわっ、急にだな」
「申し訳ありやせん」
「元気そうだな」
「元気と申して良いのか分かりませんが」
「ほんにお恥ずかしゅうござんすよ」
 三人で笑いあった。早瀬も竹次も、恨みつらみを残しこの世に留まった者とは到底思えぬ、清々しい笑い方をする。
「宗様はこの十年、何をしておりんしたか。西にでも行かれておりんしたか?」
「どうして分かる」
「訛りが少々」
「そうか、元に戻したつもりでも、十年もいると染みつくもんなんだな。言う通りだ。京にいたんだ」
 宗太郎は、十年前の秋、遣手に追い出されるように福八屋を出てからのことを手短に語った。
「もう、宗様がもう押しも押されぬ一人前の商人(あきんど)だということは、見ただけで分かりいす。ほんに良うございました」
「まだまだだよ」
「京で見聞きした面白いものを、どうかわっちにもお聞かせくださんし。そうそ、竹次も確か……」
「はい、若い時分に、一度だけ京に参(めえ)りましたんで、少しばかり懐かしい感じがしやす」
「昔の竹次じゃ、さぞかし金を遣ったんだろう」
「へえ、こわれもんばっかり山程買い込んで、どうやって持って帰ったものか、頭が痛くなりやした」
「はは、目に浮かぶよ。そうだ、離れたところから眺めただけなんだが、京の島原の花魁は、吉原の花魁とは違うんだ。竹次も見たかい?」
「へえ、吉原は、頭の飾りは鼈甲でまとめやすが、島原じゃ、びらびら簪なんかをつけて――」
「止してくださんしよう。男はすぐに女郎を比べたがる。外見(そとみ)は違えども中はおんなじ、親孝行をさせられる憐れな女でござんすよ。もっと他の話がいい」
「こりゃア、すまなかった。後は、京と言えば……」
 しばし宗太郎は考え込んだ。
 京は、さすが千年の都、と思える多くの出会いに満ちた町であった。
 京の美意識を一言で表すとしたらなんだろう。「雅」か、「たおやか」か。「古(いにしえ)」は安易だろうか。「深み」、いや「重ねる」あたりがいいかもしれない。
 それに対して、江戸の美意識はと言えば、間違いなく「粋(いき)」に尽きるだろう。「粋」は「意気」に通じる。過剰な深入りを嫌い、からっとしていて、どこかさみしいような、けれども一本の筋がぐいと通った「粋」。
 京の美意識に感嘆しながらも、宗太郎はずっと、江戸の「粋」を忘れられずにいた。それは早瀬や竹次を忘れられずにいることでもあった。
 こうしてこの世に留まり続けていることが、二人の本意だったのかどうかは分からないが、少なくとも幸せに生きて、幸せに死んだ結果ではないはずだ。しかしそんな様子は微塵も見せず、穏やかに、時に楽しげに、心惹かれるものについて語り続けている。そのことが宗太郎には忘れられなかった。
「……花魁、俺は自分の好きで京にいても、しょっちゅう江戸のことを思い出していたよ。情けないだろう?」
「そりゃ宗様は、江戸生まれの江戸育ちだ。仕方がない。わっちは故郷を忘れたが、京から江戸にお店(たな)に来て十何年になるというお客も、やたらと京を褒めておりいした。比べて江戸者は、浅いの軽いの強情だのと」
「じゃあ、やっぱり仕方がないんだな」
「あい。でも宗様は、ご自分に合った仕事を見つけなすった」
「ああ、いい仕事だ」
「ほんにわっちからすれば大層羨ましい。いや、うらめしやア」
「怖い怖い。おっと、忘れていた。土産があるんだ。花魁には、京で買った摺り物だ。錦絵、おもちゃ絵に暦と、安物ばかりだが、前に花魁がこんなのを面白がっていたから」
「仰る通りでござんす。他の何より嬉しい」
「竹次さんには、ちっちゃなもんだが、伏見人形を」
「あっしにまで……。有り難く頂戴いたしやす」
「なあ、花魁。忘れないうちに言っておくよ。今日は帰りまでちゃんと面倒をみてくれないか。また遣手にやいのやいの言われるのは気が重い」
「そうでござんすな。あい、お任せを」

 この夜が、宗太郎が早瀬たちに会う最後となった。


(三) 明治十年 秋

 十三年の月日が流れた。
 この十三年、あまりに多くのことがあった。
 最早日常のように繰り返された暗殺と晒し首、それに禁門の変と戊辰戦争という二つの戦火で、あまりに多くの血を流した京の町は、「御一新」を迎えて間もなく、皇居が江戸改め東京に移されるに及び、すさまじい荒廃を見せた。天皇や公家たちがいなくなれば彼らに仕える者たちがいなくなり、彼らを主たる客としていた職人や商人たちも消えていく。
 この時期を、布袋屋が何とか乗り切ることが出来たのは、布袋屋が、あまり高価な物を扱わない古道具屋であったからだ。
 そして次に押し寄せてきたのは、文明開化という名の西洋化の波であった。煉瓦作りの建物にガス灯、新しい染料の華やかな色合い、目が回るような機械の数々。次々と姿を現す目新しさに、人々の心は魅了された。
 しかし一方で、日本の伝統的な芸能や風習は、政府により野蛮、因習と貶められ、人々の間でも徐々に軽んじられていった。つられるように、宗太郎が美しいと思い続けたものたちも、日に日に価値と輝きを失っていくようだった。
 宗太郎の身の回りにも、大きな変化が幾つもあった。
 明治と年号が変わるのと時を同じくして、弟夫婦に代替わりしていた越前屋は、商いが立ちゆかなくなり、山ほどいた親類や弟嫁の実家と何があったのかは知らないが、父親と弟夫婦の三人が宗太郎の許へと身を寄せてきた。宗太郎に三人を養う余裕はなかったが、布袋屋の主人の力添えで弟の働き口が見つかり、弟の暮らしの目処がつくのを見届けて、父親は亡くなった。
 父親のなかでは、最後の最後まで、すべての元凶は宗太郎であった。すべての元凶である宗太郎を、止むを得ず許してやるという顔で、父親は亡くなった。
 父親の喪が明けるのを待った後、宗太郎は以前から話があった布袋屋の親戚の娘と、所帯を持つこととなった。
 心ばえから家事の切り盛り、万事に文句のつけ所のない女であったが、向かい合って飯を食っても人形のようで、どこか物足りなくもあった。しかし、変わらぬ日常の積み重ねのなかに、家というものの安らぎを覚え始め、翌年には息子が生まれた。
 暖簾分けが許されたのは五年前、四十のときであった。
 申し分ない人生であると思う。しかし、自分の店を持った途端に、あの江戸の吉原で会った二人のことばかりを考えるようになった。
 申し分ない妻は、息子が生まれた途端、息子に異常な傾倒を見せた。
 息子が生まれる前は、美味と評判の菓子も、目を楽しませる花も、自分には勿体無いと控えめで、宗太郎には物足りなかったが、周囲には褒めそやされる妻であった。
 だが、息子が生まれ、成長するにつれ、評判の菓子を食べさせてやりたいと、多少高価な菓子でも買い求めるようになり、幼いうちから一流のものを見せたいと、あちらこちらの花を楽しみ歩くようになった。
 夫によく仕え子供をよく可愛がる、と人は言う。しかし、父親に隠れて、変わり咲きの朝顔を共に楽しんだ母親の眼差しと、妻が息子に向けるそれとが同じだとは、どうしても思えなかった。妻は息子を己の人生の手段として、息子に過剰に深入りしているようにしか見えなかった。
 変わり続ける京の町を眺め、妻と幼い息子の濃密な、まるで男女のまぐわいのようですらある気配が隅々にまで行き渡る家で寝起きをしながら、宗太郎は、つい、早瀬や竹次の名が唇からこぼれそうになるのを堪えた。
 江戸が東京と変わった今でも、吉原は変わらずにあると言う。芸娼妓解放令が出され、自由の身である女が、妓楼に部屋を借りて営業しているという意味の〈貸座敷〉と、名目は変わった。しかし内実は何一つ変わっちゃいないと、東京から越して来て知り合いになった男が言っていた。
 ためらいはあった。もし東京に、吉原に行って、あの二人に会えなければ、それはもう二度と会えないことを意味するのだろう。行けばきっと会える、喜んで自分を迎えてくれるという思いが、密かな心の支えであり続けたことが、今になって分かる。
 迷いに迷って、宗太郎はついに東京へとやって来た。
 
 秋風が冷たい。親に勘当され、初めて早瀬たちと会ったのもこんな頃だったと思い出す。
 東京は十三年ぶりに訪れたせいか、京よりもずっと激しい変化のなかにあるように見えた。夜を待って向かった吉原は、日本橋だの銀座だのに比べれば、あまり変わってはいなかった。福八屋もあった。
 しかし見世先に早瀬の姿はなかった。
 福八屋の前を何度も歩き、その後、吉原中を歩き続けたが、自分を手招きする早瀬の姿を見つけることは出来なかった。ためらいはあったが、ちょうど見世の前の通りに出てきた福八屋の若い妓に、「早瀬花魁を知っているかね」と訊いたが、首を傾げる顔に嘘偽りはなさそうだった。
 疲れ果てた宗太郎は、目についたあまり金のかからなそうな見世へと上がった。女には一人寝をしてもらって、小さな格子窓にもたれ、疲れきっているのに眠れぬ夜を過ごした。
 何もかもが、何もかもが本当に終わった、と思った。
 翌朝、吉原を後にして、あてどなく歩いていた宗太郎は、急に無性に川を眺めたくなり、隅田川にかかる吾妻橋へと向かった。
 手には、早瀬たちに渡そうと用意した土産を持っている。早瀬には、また錦絵を用意した。明治に入って、色彩その他において、だいぶ様相を異にしてきた錦絵のなかで、何となく目にとまったものを買い置いていたものだ。
 竹次には、こちらも再び伏見人形を用意した。
 少し迷ったが、伏見人形は、途中、道端で遊んでいた子供らに貰ってもらった。だが、錦絵の束は、わざわざ人から貰おうとする者もいないだろう。このまま川にでも投げ捨ててしまおうとしか思いつかない。
「やっと着いたか……やっぱり寝てないのはこたえるな」
 たいした距離ではないのに、思わず声に出すほどの疲れを覚えて辿り着いた吾妻橋は、新しく架け替えたばかりらしかった。傷のない欄干にもたれて隅田川の流れを見下ろす。水面(みなも)が朝の光にきらめいている。
「……自分のことばかり考えていたが、花魁も竹次さんも、成仏したんだよな。だから良かったんだよな」
 気づくと呟いている言葉が、京で使っている言葉ではないのが、自分でも可笑しく、哀しかった。
「なあ花魁、竹次さん。みイんな変わってしまうよ。俺は置いてけぼりだ」
 知らず知らず、欄干を握りしめる。
「西洋には良い物がたくさんある。だが日本にだってある。西洋の物ばかり熱に浮かされたように有難がって、腕の良い職人たちが消えてゆくのが、たまらなく嫌なんだ。そして、そんな気持ちを、しみじみ語り合える相手もいない男になったんだよ、俺は……」
 嗚咽がこみ上げてきた。
「江戸の粋は……いや、粋っていうのは、過剰な深入りを嫌い、からっとして、どこかさみしいような、けれども一本の筋がぐいと通った……」
 宗太郎は人目も憚らず泣いた。背後で、「おい、身投げじゃないだろうね」「大丈夫かね」と声が聞こえたが、構わず泣き続けた。
 散々泣いて、ようやく落ち着いて、泣き疲れた目で川面を見ながら、川の流れだけは変わらない、と思った。
 ふと、今この下を流れている水はどこへ行くのだろう、と考えた。海へ出て、その先は……。
 世界は丸い鞠(まり)の形をしているのだという。ならば、どこまでもどこまでも旅を続けた水は、いつかこの国へと帰ってこられるはずだ。
 そこまで考えて、宗太郎は急に閃いた。願い続けた早瀬たちとの再会がかなわなかった代わりに、願い事を一つしようと思ったのだ。
 宗太郎が今、腕に抱えている錦絵は、明治になってから、人々の興味関心の変化に呼応するように、毒々しいほどに鮮やかな色彩と込み入った構図となり、空間の雰囲気や美しさを楽しむというより、真新しい事象を人々に伝えるためのものへと比重を変えていた。 錦絵がこの先どうなっていくのかは分からない。近年の極彩色を最後の火花として、完全に瓦版のようになってしまうのかもしれないし、西洋から入ってくる何かに取って代わられるのかもしれない。
 だが、かつて錦絵の美しさは、確かに人々の心を魅了し、貧しい暮らしの中でも買われ、楽しまれた。早瀬も錦絵を心から称えた。
 たった今、橋の下を流れた水が、遥かな旅を終え、またこの国に戻ってくるくらいに遠い未来でいい。この国の人々が再び錦絵の持つ美しさ、筆で描いた絵に並ぶとも劣らない美しさに気づき、夢中になる日が来たら面白い。いや、せっかくの願い事は、豪勢な方がいい。世界の人に、錦絵の本当の美しさに気づいてもらいたい。世界の人に褒められて、自分の国の錦絵の美しさにまた気づくなんていうのもいいじゃないか。
 (頼む……)口を真一文字に結んで、宗太郎は錦絵を川へとばらまいた。
 反射する陽光のきらめきのなか、遠ざかっていく錦絵を見ながら、少し大き過ぎる願い事だったろうか、と思う。
 だが、早瀬と竹次という名の、あんな気持ちのいい幽霊が確かにいてくれた奇跡に比べれば、たいした願い事じゃアないだろう、と小さく呟いて、にやりと笑った。


                          了








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