このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
風の喜八4 「水月空華」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2011年10月9日 11時45分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八4 「水月空華」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

隠密廻り同心・磯貝真六 「お多勢八幡」
隠密廻り同心・磯貝真六2 「伊助の別れ火」
隠密廻り同心・磯貝真六3 『篤姫の守り人』
隠密廻り同心・磯貝真六4『富岡八幡土俵入り』
隠密廻り同心・磯貝真六5「丸山応挙の幽霊画」』
隠密廻り同心・磯貝真六6 『会津への旅』
隠密廻り同心・磯貝真六7 『会津西街道』

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」


↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓   ↓  ↓  ↓  ↓




【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せ下さい


************************************************************
当サイトからの引用、転載の考え方
・有料情報サイトですが、引用は可能です。
・ただし、全体の文章の3分の1内程度を目安として、引用先として「ニュースソース・NewsSource(有料版)」と必ず明記してください。
・ダウンロードしたPDFファイル、写真等は、透かしが入っている場合があります。これは情報管理上のことです。現物ママの転載を不可とします。ただし、そこから情報を引用しての表記は可とします。その場合も、全体の3分の1内程度を目安として、「ニュースソース・NewsSource(有料版)」と引用先を必ず明記してください。
・商業利用の場合は必ず、連絡下さい。
 メールは、info*officematsunaga.com
(*を@にかえてください)
************************************************************

【時代小説発掘】
風の喜八4 「水月空華」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一)由井正雪の一派の不穏な動き

 深川の富岡八幡宮門前にある伊勢屋の外が騒然としていた。女の悲鳴やどなり声が聞こえた。
 喜八は、外の様子を見に外に出た。雑踏の中で、刀を振り回している男がいた。
 料亭の提灯の灯に見えたのは、かつて由井正雪の有縁の者と名乗り市中を騒がせた伊原源吾であった。
 公儀隠密となった喜八が、伊原を杖道で倒して御用にしたのであった。伊原源吾の目は尋常ではなく、口からよだれを垂らしていた。
 その時であった。遊び人風の若い男が伊原の胸に飛び込む。瞬時に伊原の胸から血が噴き出した。血を浴びた通りがかり女が悲鳴を上げた。
 伊原を短刀で刺した男は、雑踏を永代橋の方向に走り去った。男を追おうとした喜八を止めたのは清三であった。
 遊び人風の男は、刺客だった。喜八は、雑踏の中に消え男を追おうとしたが、清三が現れて、喜八を止めたのであった。
「喜八様、他の者が追っています。伊原源吾を刺した男は一味によって、始末をされるでしょう」
 喜八は、斬られた伊原源吾に手を差し伸べた。伊原源吾は、「無念である」と言って死んだ。死に際で正気に戻ったようであった。伊原の遺骸は、髪が乱れ、垢まみれの着物を着た姿は、哀れであった。 
 町方の提灯が見えた。役人たちが、「御用だ、御用だ」と叫んで野次馬たちをかき分けて来た。
 同心の高畠十郎が遺骸を検分し、配下の者たちに的確に指図をしていた。月代(さかやき)の青さが凛々しく、役者のような姿の高畠十郎であった。
 伊原源吾の遺骸は、奉行所の検分所に運ばれて行った。
「半狂乱の者を殺して、何になるのだ」
 高畠十郎は、検分の済んだ遺骸を早桶に納めさせ、無縁墓に葬るように配下に命じるのだった。
 伊原源吾を刺した男は、雑踏の中に紛れて逃げる。そして、堀端に待たせていた船で、永代橋をくぐって行った。
「頼まれた仕事は終わったぜ・・・・・・、金子を」
 大川に出て安心をした男は、そう言って振り向くと頬かむりをした船頭が、刀を抜いて一瞬のうちに伊原源吾を刺した男を袈裟がけに斬った。
 斬られた男は後ろ向きに倒れて川に落ちた。月の光に波が映し出された。頬かむりをとった男は、侍であった。男の乗る船は鉄砲州波除け稲荷を目指して進んで行った。公儀の差し向けた船が、その船を追いかけていた。
 その夜、遅くなって、八丁堀にある高畠の屋敷を喜八と清三が訪れた。座敷では、高畠が煙管(きせる)で一服していた。何やら思案の最中で、雁首を煙草盆にぽんと叩いて、喜八と清三を見た。
「ごくろうである。伊原源吾を刺殺したと思われる男の遺骸が、鉄砲州の波除け稲荷の近くの大川で見つかった。一刀のもとに袈裟がけに斬られていた。相当の剣の使い手である」
「高畠様、何故、半狂乱の伊原源吾を殺す必要があったのです?」
「千丈の堤も蟻の穴で崩れるという。由井正雪の一派は、それだけ用意周到な輩たちなのだ」
 喜八の問いに、高畠十郎は煙管に刻み煙草を詰めて、そう答えると一服つけるのだった。
「由井正雪の一派は、濱御殿の北にある紀州藩の下屋敷に出入りしていることは、調べがついておる。紀州といえば、神君のお子である徳川頼宣公様が徳川紀州家の祖であるので、幕閣も手を出すことができないのだ」
 由井正雪の背後には、家康の子である紀州大納言の徳川頼宣の影響があった。慶安の変は、単に軍学師由井正雪の浪人救済のための企てではなかった。
 高畠十郎は、しばらく考えていたが、源浄の動きを見張るように喜八に命じるのであった。
 源浄は、深川から永代橋を渡ってすぐの霊岸島濱町の貸家に住んでいた。この場所から築地の紀州藩下屋敷は、間近であり船で行くこともできた。
 喜八は、源浄の動きを探るために、濱町の隣の塩町にある長屋に住むことにした。
「喜八、四ツ木八幡を長いこと留守にするが?」
「お役目であります。それに、四ツ木村のおかみさんたちが手伝ってくれます。時の鐘をつくのもおかみさんたちです」
 高畠に聞かれて、喜八は笑いながら答えた。
 喜八は、お勢と娘の登勢にしばらく会ってはいなかった。この御用を終えて、三人の平穏な生活に戻ることが喜八の支えであった。


(二)宝蔵院流十文字鎌槍の使い手

 源浄は、医師としても評判が良かった。大名屋敷にも呼ばれて、施術を施していた。夜になると、提灯の灯りを持った供の者を連れ、立派な籠が源浄の屋敷に入って行く
のだった。
 喜八の他に公儀隠密が、その屋敷を見張っていた。喜八は、その者たちとは言葉を交わすことはなかった。喜八は、ひとりで高畠十郎に命じられた通り源浄の屋敷を探り、高畠に仔細を伝えていた。
 半月もした頃であった。秋の空は、青く澄んでいた。永代橋を渡るお勢と登勢の姿があった。お勢の持つ風呂敷には、喜八の着替えが包まれていた。
 お勢に手を引かれた登勢は、大川に浮かぶ白い帆の船を見て声を上げた。物売りが忙しそうに先を急いでいた。
 橋の向こうから馬に乗った侍が、供の者たちを従えていた。馬のたてがみはきれいに結ってあった。その時、野良犬が馬の脚にかじりついた。
 驚いた馬は、前足を高く上げて乗っていた笠を被った侍をふり落とした。馬は、そのまま勢いをつけてお勢と登勢に向かって来た。橋を渡っている人たちが悲鳴を上げた。
 その時であった。馬の前足の付け根に刃が付いていないたんぽ槍の突きが入った。槍先には、綿を丸めて布が巻かれていた。
 前足を上げた馬は、急に力が抜けたようにその場にうずくまった。お勢は、登勢を懐に抱いていた。槍を手に取ったのは、年寄りであった。
「ありがとうございました。あなた様がいなかったら、馬に蹴り殺されているところでした」
 お勢は、命の恩人に向かって手を合わせた。
「よかったな。ちょうど通りかかったところであった。これから槍の稽古に行く途中であった。馬は、半時もすれば元に戻るであろう。それでは」
「お名前だけでも、教えてください」
「濱町の医師の木村源浄である」
 その後、馬にふり落とされた侍が、腰をさすりながら供の者に支えられて来た。
 お勢は、侍とかかわり合いになりたくなかったので、登勢の手をとってその場を立ち去った。
 霊岸島の塩町に着いたお勢は、喜八の住む長屋を探した。喜八の長屋は、裏通りに面していた。お勢は、お登勢の手を引いて、長屋の木戸を抜けると井戸端の喜八と書かれた長屋を見つけた。
 喜八は、井戸端で顔を洗っていた。江戸の町は埃っぽくて、外から戻るとこうして顔や手足を洗うのだった。
「おとっつぁん」
 お登勢が、喜八の背中に飛びついた。驚いて振り返った喜八は、お登勢を抱き上げた。「驚いたよ。登勢も大きくなったな」
 お勢は、喜八を見ると泣き顔になった。
「お勢どうした?お前さんらしくないぞ」
「橋の所で、お馬さんが走ってきて・・・・・・」
 お登勢はそう言うと泣き始めた。
 お勢は、永代橋の上で起きたことを喜八に話した。
「木村様に助けてもらわなかったら、今頃、大川に落ちて土左衛門になっていたかもしれない。お腹の子と一緒に」
 お勢は、子をはらんだことを喜八に告げるためにここを訪ねたのであった。
 喜八は、お勢の話しを聞いた後、産土神の八幡様に手を合わせた。
「ちょっと待ってなよ。天ぷらを買ってくるから、帰りは船頭に頼んで、船を用意させる。四ツ木村に送って行くからな」
 喜八は、顔なじみの屋台で野菜や魚を揚げた天ぷらを買った。
 喜八は、妻と娘、それに腹のやや子の命を救ってくれた源浄のことを考えていた。荒れ狂う馬の前足の付け根に正確にたんぽ槍を当てる源浄の腕は。相当の腕前であることが喜八には想像ができた。
 喜八は、源浄の使う槍術が、由井正雪の片腕であった丸橋忠弥の宝蔵院流十文字鎌槍であると思っていた。
 喜八は、大川端の人足頭の権助に頼んで帆を張った船を用意させた。その船で、四ツ木村へお勢と登勢を送り届けた。
 喜八は、八幡宮に手を合わせた。村のおかみさんにお勢のことを頼んで、すぐに船に乗り込み、夜にならないうちに霊岸島に戻った。
 夕暮れに霊岸島の船着き場に着いた喜八は、いつものように源浄の屋敷を見張るのであった。
 喜八の気持ちは複雑であった。妻子の命を救ってくれた源浄には、礼を尽くさなければならなかった。
 翌日のことであった。喜八は、朝早くから塩饅頭を作り、風呂敷に包んで源浄の屋敷を訪れた。
 玄関口には、源浄の弟子が姿を見せた。喜八は、昨日のことでお礼に伺ったことを話して、手土産を渡した。
 弟子が源浄に知らせに行った。少し経ってから、端正な顔をした痩せた年寄りが姿を見せた。
「昨日の永代橋でのことで、わざわざ来ていただいたのですか。それは、申し訳ありませんな。母子が御無事で何よりです」
 源浄は、喜八を奥座敷に招いた。喜八は、あらためて丁寧に礼を述べた。
 部屋の床の間には、水月空華という文字の書かれた掛け軸があった。
 喜八は、杖道の修行の際に、己心に流れる川面に月を浮かべた。明鏡止水ではなく、水は絶えず流れて行く。その流れに月を映すのであった。
 心は静謐を保ち、己の心と対峙する真剣を持った相手の心の動きを見る。自分の会得している水月の極意であった。
「木村様、空華というのは、どういうことでしょうか?」
 喜八の言葉に源浄は、笑みを浮かべた。
「煩悩にとらわれた者は、ありもしないものを見るという。禅の教えであると聞いております。水月空華で煩悩即菩提であることを記しているのではないでしょうか」
 源浄は、やさしい物言いで喜八に掛け軸の意味を告げるのであった。
 障子が開いて、源浄の弟子が喜八の土産を器に盛ってきた。包み紙には、八幡の文字があった。
「ほう、この饅頭は、四ツ木村の八幡宮で名物の塩饅頭ではないか。塩は赤穂の産と聞いておるが・・・・・・」
 源浄は、瞬時に喜八の表情を読み取った。赤穂という言葉に喜八の心が揺れるのを見逃さなかった。
「申し遅れましたが、私は四ツ木八幡で塩饅頭を売っております」
 源浄は、喜八がただの饅頭売りではないことを察知した。そして、赤穂という言葉に反応をした相手の心情を読もうとしていた。
 喜八は、自分の心情を読もうとする相手の心の動きが分かった。
 源浄は、喜八を玄関口まで見送った。
「ご師匠様、今の者はただものではありませんな」
 弟子の言葉に源浄は頷いた。
「分かったか。あやつは、相当の剣の使い手である。それに、相手の心情をうかがう術も得ている。上方の者で武士道も心得ているのだ」
 源浄は、喜八のとった挨拶の仕方が、小笠原流の真の礼であることに気付いていた。
「わしの剣が、宝蔵院流十文字鎌槍であることを感付いているようだ・・・・・・」
「まことでございますか?」
「先程の男は、わしの手のひらや腕の長さを目で測っておった。恐らく、昨日の母子を救った槍で、わしの槍術の腕と槍筋を見極めたのであろう」
「ご師匠様、それほどの男なのですか?」
 源浄は、奥座敷に戻って、床の間の掛け軸を見つめた。喜八は、掛け軸を見るとすぐに、空華の意味を聞いてきた。それは、喜八が、水月についての意味を既に知っていることであった。
 源浄は、いまだに水月の極意を体得してはいなかった。先程の喜八の目は、真剣を交わす時の侍の目であると源浄には思えた。
 昨日、荒れ狂う馬を静めるために、源浄は槍を突いたが、それは秘しておく槍術であった。自分の槍術に対して、喜八は既に対応を始めていた。
 その日の夜、喜八は、鉄砲州の波除け稲荷の境内で、白装束の姿で、白樫の丸木の棒を構えていた。相手には、槍を構える源浄を見立てていた。
 宝蔵院流十文字鎌槍の長さと源浄の腕の長さを頭に入れて、間合いを詰めていく。槍の懐に入るために、喜八は流れるような杖道の組方を思い描いていた。
 喜八は、杖道の霞という組方を何度も試していた。槍の正面からの突きに対して、白樫の棒を顔の前で構えて、瞬時に左に体をかわして相手の懐に入って体当たりをする。
 そして、右に体をかわして相手の槍を持つ手元に白樫の棒の先端を下から押し上げて、引くところを相手のみぞおちに突きをいれる。
 最後に顔面を思いっきり棒で打ちつけるのだった。喜八は、勝負が長引けば若い自分の方に分があると思った。だが、初めに、十文字鎌槍の刃を避けることができなかったら、確実に源浄の槍に突かれてしまう。
 喜八は、お勢と登勢、それに腹の子のややこを助けてくれた源浄の槍筋を思い描くことで、相手の懐に入って丸木の棒を打ちつけることができる。
 闇の中で、喜八の振るう棒の動きは、流れるように突いたり、打ったり、払ったりを繰り返していた。それは、白い龍がうごめいているようにも見えた。


(三)源浄の罠

 喜八の仮住まいの長屋では、夫婦喧嘩でにぎやかだった。朝帰りの夫の着物の襟首を掴み、「あんたっていう人は・・・・・・、こんちきしょう!」とどなる声がしていた。
 声の主は、大工職人の仙太の女房であった。仙太は大工の腕は良かったが、酒と女にはからっきしだらしがなかった。
 仙太の女房の里は、駆け落ち同然で江戸に来て所帯を持ったが、一年も経たないうちに夜遊びを始めたのだった。
 そのうち、口で負けていた夫が手を上げるとおかみさんは、死んでやると井戸端で下駄をそろえる。
 喜八は、口をゆすいでいたが、驚いておかみさんを止めるであった。長屋の前で、七輪で鰯を焼いていた梅婆さんも団扇を持って駆けつけた。
「堪忍袋の緒が切れたよ。死んでやる!」
「お里さん、お腹のやや子に障るよ」
朝から大騒ぎになった。泣き声を上げる里に、長屋中の女たちが集まってきて慰めるのだった。仙太は、気まずくなって自分の部屋に閉じこもった。
 里は、梅婆さんに連れられて井戸端に近い梅婆さんの部屋に行く。里は夫の愚痴を言い続けた。梅婆さんは、相槌を打ちながら、里の腹の子を気遣っていた。
 里は、初めての子を孕んでいて、来年の二月が産み月であった。
喜八は、赤穂藩の隠密として、江戸市中で暮らしていた。何くれとなく世話をしてくれたのは、貧しい長屋の人たちであった。
 喜八が風邪をひいて、寝込んでいた時も雑炊を作ってくれたのも梅婆さんのような人であった。長屋の人たちは、決して過去のことは聞かなかった。
 江戸に来る前のことを聞くのは、野暮であった。故郷を逃げるようにしてきた百姓やお家が断絶して召放(めしはなち)を受けた武士の家族などが裏店の長屋に住んでいたのだった。
 喜八の子もお里の子と同じ時期に生まれる。死を意識した討ち入りの頃には、考えられないことであった。
 八幡宮の社を建立することができて、美しい屋根の形と白龍を現した鬼瓦は、評判になっていた。
 そして、白龍の八幡と言われて参拝客が押し掛けていた。赤穂の塩饅頭は四ツ木八幡の名物として江戸市中で知られるようになった。
 霊岸島塩町の長屋に住んだ喜八は、古骨屋となって源浄の動きを探っていた。
「古骨は、ござーい。傘の古骨は、ござーい」と裏店の長屋に声を掛ければ、おかみさんたちが古い傘を持って長屋から出てくる。
 喜八は、商売人を装って一本で八文を払う。部屋に戻って、骨を直して新しい傘として売るのだった。
 濱町の源浄の屋敷の前で、天秤棒を背負った喜八は、声を上げていた。
「そこの傘屋、、使い古した傘が何本もある。中へ入れ」
 源浄の屋敷から、書生のような若い男が姿を見せた。
「へーい」
 喜八は、庭に入ると玄関先に源浄がいるのに気が付いた。源浄は、喜八を見ると穏やかな笑みを浮かべた。
 先程の書生が傘を抱えて喜八に渡した。喜八は、紐で傘を縛って天秤棒で担いだ。
「喜八さん、傘屋もやっておられるのか。良かったら茶でもいかがかな?」
源浄はそう言うと、書生に目配せをした。
 源浄は、喜八を奥座敷に招いた。喜八は、部屋の床の間には、水月空華という文字の書かれた掛け軸があった。座敷は、以前のままであった。
 喜八は、掛け軸を見ていた。
「人は欲を持つからこそ、煩悩を抱くのですね。煩悩に悩んで悟りを得ようとするのですね。先日、木村様から教えていただいた空華の意味でございました」
 源浄は、喜八の言葉に頷いた。
「それが、極意です。菩提心とはそういうことなのです・・・・・・、喜八さん、先日、永代橋の上で、貴殿の妻子を助けることができました。咄嗟のことで、私は秘しておかねばならなかった槍術を白昼に人の前に晒してしまった。つまり、貴殿は、わしに借りがある」
「はい、木村様は妻と子の命の恩人でございます」
 喜八は、そう言って源浄の次の言葉を待った。
「それでは、一度立ち合っていただきたいのです。わしは、永代橋の上で槍の極意を見せてしまった。突然のことで、暴れる馬を止めるために・・・・・・、それは、秘しておかなければならないものであることは、貴殿もお分かりであろう」
 源浄の表情は穏やかだった。だが、断ることができないほどの威圧感があった。
「分かりました。明日の暮れ六つに鉄砲州の波除け稲荷の境内で、お待ちしております」 明日は、月の半ばで満月であった。
 喜八は、同心の高畠十郎の許しを得ないまま、源浄との立ち合いを決めてしまった。だが、剣の使い手としては、断ることはできなかったのである。
 喜八と源浄は、この時から明日の立ち合いまでの勝負は始まっていた。喜八と源浄は、対峙する時の間合いや組方を探り、神仏に手を合わせるのだった。
 以前から、源浄は、自分の身辺を探る者の気配を感じていた。それが、喜八であることを突きとめていた。同じ霊岸島の塩町に住んでいることも調べ上げ、源浄の屋敷近くに商売の口実で来ることを知っていたのだった。
 そして、伊原源吾を白樫の丸木の棒で打ちつけた者が、喜八であることも忍びの者に探らせていた。
 かつて、日暮里の田畑が広がる場所で、喜八は、右手を真っ直ぐに垂らして丸木の棒の中ほどを握り、棒の先を伊原源吾の目に向けて対峙していた。
 伊原の真剣の切っ先が動くと同時に、「えいっ!」という掛け声とともに、喜八の棒は伊原のこめかみに当たった。杖道の斜面という打ち方であった。
 一瞬の出来事であった。同時に「ほぉっ!」と声を上げた喜八は、棒の先で伊原のみぞおちを強く突いた。伊原は、後ろ向きに倒れた。
 その後、御用だという声と共に捕り手たちが十手を向けて、由井正雪の有縁の者と名乗り、吉原遊郭で派手に遊んで、楠木流の軍学を吹聴した伊原は、あっけなく捕らえられた。
 その一部始終を源浄は、忍びの者から聞いていた。忍びの描いた人相書きを見た源浄は、即座に喜八であることが分かった。
 源浄は、喜八が妻子の命を救ってくれた礼に訪れた時、赤穂という言葉に一瞬反応した喜八の心情を読んでいた。源浄は、江戸庶民の話題になっていた赤穂浪士に喜八がかかわっていたと見ていた。
 源浄は、白樫の丸木の棒を使う喜八が、公儀隠密として働く訳を推し量っていた。討ち入った浪士たちの願いは、名門浅野家の再興であった。
 仮に、喜八が浅野家の再興を誓って、公儀のために働くことは自然であった。源浄は、杖道の使い手である喜八と己の槍術で立ち合うため、雑念を捨てて、屋敷の庭に出て十文字槍を握っていた。


(四) 鉄砲州波除け稲荷の果たし合い

 塩町の裏店長屋の喜八を訪ねて、清三が姿を見せた。長屋のおかみさんたちが七輪で魚を焼いていた。
 清三は、入口に古骨と書かれた喜八の長屋に入った。喜八は、夕餉を終えて白樫の丸木の棒を出して手入れをしていた。
「喜八様、源浄と立ち合うのですか。相手は宝蔵院流の達人と聞いております。たんぽ槍で、暴れる馬をも一撃で眠らせたと評判になっています」
「その暴れ馬に蹴り殺されそうになったのが、うちの女房と娘だったのです。女房は、やや子を身ごもっています」
 清三は、喜八の言葉に驚いた。剣術で道を究めようとする男たちの勝負を止められることはできなかった。
 満月だった。 鉄砲州波除け稲荷の境内で、喜八は白装束姿で源浄を待っていた。
海からの風が吹いていた。月の光に十文字鎌槍の切っ先が光った。源浄もまた白装束であった。
 喜八は、海側に立った。源浄は、海から風を受けて十文字鎌槍を喜八に向けた。槍先を地面に向けながら、喜八の様子を窺っていた。
 暴れる馬を一撃で気を失わせた槍を喜八は、これまで幾度とも思い描いていた。離れていても槍先は、正確に懐に入ってくる。
 喜八が、懐に入ろうとすれば、十文字の鎌槍に一撃されてしまう。太刀との勝負であれば、一足一刀、二足一刀の間合いを取りながら、白樫の丸木の棒を打ちつけるのであった。
 だが、鎌槍に対して動くことはできなかった。その時、喜八は、月光の下で源浄の構える槍を見つめていた。水月空華とは、まさにこの光景であった。
 二人は、互いの息遣いを聞いていた。離れていたが、源浄がすぐそこにいるように喜八は、見えていた。
 その時であった。清三が二人の間に立った。
「お見事である」
 源浄は、そう言って槍先を納めた。源浄は喜八に目をやった後、その場を後にした。高畠十郎が、源浄の立ち去った方から姿を見せた。
「喜八、源浄の正体が分かったであろう」
 高畠十郎は、それ以上しゃべらなかった。
 源浄は、幕閣から紀州藩の動向を探るための密命を受けていた。将軍綱吉は、紀州徳川家に嫁いだ愛娘の鶴姫を可愛がり、夫の徳川綱教を将軍に就かせたかった。
 徳川光圀をはじめとして幕閣は、綱吉の亡き兄綱重の子である甲府宰相綱豊に継がせるのが天道であると主張していたのである。
 源浄は、紀州徳川家の祖であった徳川頼宣が由井正雪と関係していたことを江戸市中に流すことにより、次期将軍の座を紀州の徳川綱教ではなく、甲府宰相綱豊に仕向けるためであった。
 紀州徳川家に出入りをしていた富豪の商人たちと交わりながら、由井正雪の軍学の正当性を主張していた。それによって、慶安の変の黒幕をあぶり出そうとしたのであった。
 源浄の筋書きでは、神君家康の子である南龍公の徳川頼宣を黒幕としたものであった。 深川仲町の伊勢屋で喜八は、源浄たちの会話を思い出していた。
「家光公亡き後は、神君家康公の十男である南龍公様が徳川宗家を継ぐべきであった。保科正之や酒井忠清が余計なことをしてくれた・・・・・・」
 源浄の低い声がした。南龍公とは、紀州大納言だった徳川頼宣のことであった。
「由井正雪先生の楠流軍学は、まさに惻隠の情により、孔子の仁を何よりも大事にしておられた。親を思うように多くの流浪の武士のことに心を痛めていたのである。惻隠の心は仁の端であろうよ」
 あの時も源浄は、策略をめぐらしていたのだった。この先、源浄は生涯を賭して、この密命を遂行することになる。
 源浄は、自分の身辺を探る喜八に底知れぬ力を感じた。老いた身である源浄は、喜八の剣法と一度対峙をしたかった。
 喜八は、この夜から源浄の屋敷を見張ることも無かった。高畠十郎からは、次の指示を待てと命じられ、四ツ木八幡宮へ戻ることになった。
 翌日の昼過ぎに、喜八は、大川端の浅草花川戸に住む人足頭の権助に頼んで、帆を張った船を用意させた。その船で、四ツ木村に戻るのである。
 討ち入りの時から、喜八の手足となって働く権助は気分が良かった。大川の静かな流れに帆を張った船は滑るように進んでいく。
 有名になった四ツ木八幡には、多くの参拝客が詰め掛けていた。権助は、喜八に言われて浅草と四ツ木村を結ぶ船を出して、商売繁盛であった。
 権助は、喜八の後姿を見ながら、喜八に自分の命を預けようと思っていた。赤穂浪士の討ち入りに際しても権助は、大石内蔵助のために働いたのであった。


(五)源浄との別れ

 四ツ木八幡に戻った喜八は、久し振りに時の鐘をついた。ようやく白んできた東の空を見ながら、喜八は手を合わせていた。
 公儀から命じられ、源浄の身辺を探っていた喜八は、源浄に与えられた重い役目を知った。
 幕閣は、源浄の動きを見ていたのであった。伊原源吾を殺したのは、誰の命であったのか。紀州徳川家が邪魔になった伊原を葬ったのか。
 喜八は、徳川家にお家騒動があるのを知ることになった。将軍綱吉の後継は、愛娘の鶴姫の死で紀州徳川家からの将軍は幻となった。
 そして、次期将軍は、綱吉の亡き兄綱重の子である甲府宰相綱豊に決まったのであった。それが天道であることに、幕閣たちは胸を撫で下ろした。
 八幡宮の境内は、参拝客で混雑していた。四ツ木村の村人たちは、野菜や焼き芋を参拝客に売っていた。蝦蟇の油売りが、刀で腕に傷をつけて口上を言う。毎日が祭りのようであった。
 喜八は、お勢と塩饅頭を売っていた。縁台に老人が据わった。
「これは、これは、木村様ではありませんか。永代橋の上で助けていただきまして、ありがとうございます」
 お勢の声が聞こえた。喜八は、顔を上げるとそこには源浄がいたのである。
「先日は、立ち合っていただいて、楽しい時を過ごさせていただいた。わしは、紀州に旅立つことになりました。老体であるので、これで江戸の見納めであろうよ」
 源浄は、そう言うと笑った。江戸の見納めに、浅草寺の観音様や王子権現に参拝して、四ツ木八幡に足を伸ばしたという。
 源浄は、お登勢の頭を撫でながら、元気で良かったと喜ぶのであった。お登勢もすぐに源浄になついて、怖いお馬さんから守ってくれたおじちゃんといって源浄の膝の上に乗っていた。
 お勢は、客の相手をしている。喜八は、源浄の隣に座った。
「紀州は、海に近いので魚がおいしい。後はのんびりと剣術の稽古をするだけでな。貴殿の夢想流杖道は、見事であった。江戸の土産になる」
 喜八は、源浄の柔和な表情を見ながら、侍としての覚悟を見ていたのである。
「先日、泉岳寺に行ってきましたぞ。大石内蔵助様は、誠の忠臣でござるな。それに仕えた浅野家の義士たちも誠にあっぱれである」
 源浄は、喜八の表情を垣間見た。喜八は、自分が大石内蔵助のために身命を賭してきたことを源浄は知っていることに気付いた。
「幕閣は、わしが紀州になびいたのかと半信半疑のようであった・・・・・・、わしも貴殿もまだ戦国の世に生きているようじゃな、主命のために人生を賭けている。まぁ、これも一興であるな。貴殿だけに話すが由井正雪は、親を思うように多くの流浪の武士のことに心を痛めていた・・・・・・、惻隠の心は仁の端である。それは、いつの世でも忘れてはならないことであろう」
 源浄は、そう言うと塩饅頭をもう一つ注文した。
「わしにも娘がいました。この子ぐらいの時に流行り病で逝ってしまった。この赤穂の塩饅頭を仏壇に供えよう、それでは、迎えが来ましたかな」
 権助が、船で江戸からの客を降ろした。喜八は、源浄を見送った。
「おじちゃん、また来てね。放し亀をする頃来てね。亀を放せば御先祖様の供養になります。えー、お客さん、亀の泳ぐ方に手を合わせてください。それが御先祖様のいらっしゃる方角でございます」
 お登勢は、方生会の時の口上を得意になって告げた。
 源浄は、船に乗り込むと帆先の方に立っていた。宝蔵院流の十文字鎌槍の剣豪は、遠くを見ていた。それは、徳川家の行く末を案じているように喜八には見えるのだった。






このブログへのチップ   101100pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:


くる天
officematsunaga
速報情報は、オリジナル取材ネタも含めてtwitterで無料公開!
twitter

【オフイス・マツナガのブログ】

【CONTACT/連絡先】

カレンダー
<<2011年10月>>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
マーケット情報
by 株価チャート「ストチャ」


FX経済指標


会員制システム
会費は月額1000円で、すべての記事、すべての連載、バックナンバーを見ることができます。また、一般には入手困難な資料等をダウンロードできます。
 購読の規約に関しては、くる天 よくある質問を参考ください。


会費の支払い方・課金の仕方

1:くる天へ会員登録する。
2:ポイントを購入する。
3:記事を購入する 。
 という手順となります。
 初めての課金の申し込み方

返金システムに関して

なお、会費を支払い購読されて「これは課金に値しない」と判断された方には、すみやかに返金に応じます。詳細は、返金システムに関してを参考ください。

入稿後は加筆・修正しません

有料会員制度のサイトという性格と、くる天さんのシステムから、有料記事に関しては入稿後の修正、訂正はきかないようになっています。そのため誤字・脱字・錯誤が含まれる場合があります。誤字・脱字・錯誤等の修正に関しては、別途、指摘させていただく場合があります。誤字・脱字・錯誤  修正情報

皆様へのお願い

 申し込まれたアクセスコード、パスワードを他人に教えたり、譲渡する行為は犯罪行為です。すでに、第三者におしえてしまった!という方は、すみやかにパスワードの変更をお願いします。やむなき場合は、しかるべき対応をさせていただきます。
皆様へのお願い  
当サイト連載コラム
週刊日程表

本日のマーケット

今週の永田町

永田町レポート

本日のオフレコ情報

遠藤顧問の歴史だよ

時代小説発掘(無料公開)

カテゴリ
全て (3356)
2014衆議院選挙当落予想 (12)
無料公開記事 (7)
週間日程表 (154)
選挙 (26)
政治 (86)
経済 (6)
社会 (17)
永田町レポート (67)
今週の永田町 (326)
本日のオフレコ情報 (71)
本日の日経225 (29)
本日のマーケット (1654)
特オチ最前線 (75)
瘋癲老人のレイジーな日々 (25)
扱い注意 (38)
ネットでメシウマ!ウェブマーケティングの虚実 (32)
伊藤博一の事件の眼 (23)
鬼デスクの酔いどれ日記 (44)
アダルトサイト運営奮闘記 (3)
遠藤顧問の歴史だよ (30)
業界記者の覆面レポート (2)
真名のケーザイ探検 (27)
ホッピー・モツ焼・闇市の世界 (4)
ネットでビビるな!ネット音痴の業界人へ (14)
今週のマスコミがびびったネットネタ by 野次馬 (10)
アラカルター久里&占い軍団 (46)
コーヒーブレイク・エクササイズ編 (64)
コーヒーブレイク・ボイスエクササイズ編 (12)
医読同源 (1)
永田町奥の院を新人記者「僕」行く (12)
アンコール (2)
「永田町に棲んだ女たち」2 (13)
「永田町に棲んだ女たち」 (15)
ぼやき三毛猫 (49)
白川司郎訴訟関係 (4)
動画で go !!!! (7)
縄文だよ!!!! (4)
【時代小説発掘】 (204)
2009年 衆議院選挙  最新調査データ (26)
衆議院選挙 選挙区レポート (4)
島田が行く!報道現場の盲点 (2)
誤字・脱字・錯誤  修正情報 (6)
見落とすな!ネット情報・リンク先・保存先 (3)
「永田町に棲んだ女たち・特別番外編」 (8)
雑誌販売動向 (7)
最近の記事
12/06 12:26 江戸浅草物語14「月こそ心よ花こそ心よ」 (無料公開)
11/15 15:30 〈助太刀兵法46〉北斎蛸踊り(8) (無料公開)
10/26 08:49 「本日のマーケット」(FX編)・・・今週は日米の金融政策イベントに注意。
10/26 08:40 「本日のマーケット」(株式編)・・・ 続伸後に日経平均株価が1万9000円台を回復。
10/21 08:39 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円ちょうどの壁を意識。
10/21 08:25 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、方向感の出づらい展開。
10/19 08:33 「本日のマーケット」(FX編)・・・午前11時に発表される中国の一連の経済指標に注目
10/19 08:23 「本日のマーケット」(株式編)・・・午前11時、中国経済の指標しだい。
10/14 08:48 「本日のマーケット」(FX編)・・・昨日に続き中国の経済指標。米9月小売売上高。
10/14 08:31 「本日のマーケット」(株式編)・・・前日の動きが継続し軟調な展開。
10/13 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円大台を中心に方向感に欠ける動きが当面続きそう
10/13 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・5日線(前週末9日時点で1万8218円)が下値を支え
10/05 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京タイムではドル円やクロス円は押し目買いが優勢
10/05 08:34 「本日のマーケット」(株式編)・・・続伸後、日経平均株価が1万8000円に迫る。
10/04 12:07 江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」 (無料公開)
10/02 08:44 「本日のマーケット」(FX編)・・・米雇用統計を控えた様子見姿勢
10/02 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・週末要因や米雇用統計を前にポジション調整
10/01 08:47 「本日のマーケット」(FX編)・・・9月日銀短観、9月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)などが材料。
10/01 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・欧米株式の上昇を受けて買いが先行後、もみ合い。
09/30 08:52 「本日のマーケット」(FX編)・・・日中は119円後半のもみあい
09/30 08:44 「本日のマーケット」(株式編)・・・反発後、上値が重い展開。
09/29 08:55 「本日のマーケット」(FX編)・・・株安・円高パターンの継続はドル高圧力を後退
09/29 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・続落後に落ち着きどころを探る展開。
09/28 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京時間のドル/円は120円半ばを中心にもみあい。
09/28 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、もみ合い。
09/25 08:53 「本日のマーケット」(FX編)・・・・朝方、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が年内利上げが適切との見方を
09/25 08:44 「本日のマーケット」(株式編)・・・引き続き弱含みで推移。直近の安値1万7415円61銭を意識。
09/24 08:37 「本日のマーケット」(FX編)・・・・連休明けの東京時間のドル/円は120円前半を中心にもみ合う展開。
09/24 08:26 「本日のマーケット」(株式編)・・・続落スタート。連休中にNYダウが軟調に推移。
09/20 10:55 〈助太刀兵法45〉北斎蛸踊り(7)(無料公開)
オフイス・マツナガのサイト
[現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ]

[オフイス・マツナガ書籍部]

[今週のキーワードbyオフイス・マツナガ]

[オフイス・マツナガのブログWordPress版]

[週刊日程表(アクセス規制有)]

[調査分析報道・資料倉庫]

【公にされない公の資料を公開】

【その他 オフイス・マツナガweb管理人】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近のコメント
風雲 念流剣 七 (無料公開)(鮨廾賚此丙郤圈)
宿志の剣 三 (無料公開)(会話スキル★吉野)
週刊・月間誌 販売動向13年3月6-7日(管理人:kitaoka)
週刊・月間誌 販売動向13年3月6-7日(珈琲好き)
■この国の最大の問題点は「スパイ防止法案」がない点。マスコミだけでなく、政党にも外国勢力が跋扈。(珈琲好き)
イチローストレッチが止まらない!(バーバリー 時計)
■あまりにあっけなく、野田民主党惨敗。あまりにあっけなく、安部自民党大勝利(takeshi.komi)
時代小説発掘 !!!!!告知!!!!!()
〈助太刀兵法21〉 尾道かんざし燈籠 (無料公開)(モンクレール ダウン)
薩摩いろは歌 雌伏編(十一)痛撃(無料公開)  (株式の初心者)
ブログ内検索

RSS
携帯からも見られます!
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。

Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved