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赤穂浪士 「春の名残(なごり)」(無料公開)
[【時代小説発掘】]
2011年11月13日 12時30分の記事


【時代小説発掘】
赤穂浪士 「春の名残(なごり)」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概:
主君浅野匠頭(あさのたくみのかみ)の今生の名残に一人の赤穂浪士が忠義を尽くす物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

隠密廻り同心・磯貝真六 「お多勢八幡」
隠密廻り同心・磯貝真六2 「伊助の別れ火」
隠密廻り同心・磯貝真六3 『篤姫の守り人』
隠密廻り同心・磯貝真六4『富岡八幡土俵入り』
隠密廻り同心・磯貝真六5「丸山応挙の幽霊画」』
隠密廻り同心・磯貝真六6 『会津への旅』
隠密廻り同心・磯貝真六7 『会津西街道』
風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」


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【時代小説発掘】
赤穂浪士 「春の名残(なごり)」
佐藤 高市(さとう たかいち)


 
(一) 年越しは王子の稲荷

 時は元禄の師走の初め、棒手振りの昌太は、居酒屋でちろりの酒を茶碗に注いで飲んでいると、すっかりいい気持ちになっていた。
 外は、木枯らしが吹き、十日ばかり前に降った雪が、道の両側で凍りついていた。師走になって、江戸っ子たちは、あわただしい時を過ごしている。
「昌太じゃねぇか、商いは、どうかよ?」
 声をかけてきたのは、木戸番の番太郎だった。名を吉佐といった。
「まとまった銭があれば、裏通りに店を構えて、好いた女をかみさんにして、吉原通いもしめえにしてえな」
 昌太は、するめの足をくわえながら、すっかりいい調子で、吉佐に言うのだった。
「だったら、昌太、願掛けをすればいい。米屋の正兵衛どんは、今じゃ、通りに店を構えて、本郷じゃ、名の知れた米屋になっている。あれは、ご信心のおかげって聞いたことがある」
「おいらも、来年こそはいい年にしてぇ、どこぞで、願をかけてぇもんだ」
 昌太は、今まで、湯屋の二階で霊験あらたかだと聞いて来ると、上総や安房まで足を伸ばして、お参りをしていた。
 旅が好きなこともあり、独り身だったので、商売でもうけた金を旅先で、土地のうまいものを食べたり、酒や女遊びに散在をしていた。
「吉やん、米屋はどこぞにいっているのかい?成田のお不動様か、富士のお山か、さてまたは、頼朝公ゆかりの箱根神社か?」
「残念、願掛けをしているのは、北門鎮護のお岩木山よ、その岩木山には、安寿姫が祀られて、丹後人を嫌うから、おまえの先祖は丹後から江戸に下ってきたから、はなからだめだな。米屋の正兵衛どんは、盆になると、はるばる津軽参りよ」
 吉佐は、昌太の先祖が丹後の出であることを知っていた。
「そうか、お岩木山に、米屋は通っていたのか。どうりで、細面の雪のように白い肌の内儀も津軽の人だったのか・・・・・・、丹後人が、津軽に入ると、山が怒るってから、おいらはだめだ。吉やん、次はどこだ、なるべく、近いとこで頼むぜ」
「そうさな、王子の稲荷にするか、関八州の稲荷の統領で、大晦日には、狐が群れをなして集まるそうな。江戸から音無川に沿って歩いて、飛鳥山を過ぎれば、王子の稲荷の鳥居が見えてくる」
 大晦日には、稲荷の前にある装束榎と呼ばれる榎の大木の下に狐が集まり、飛びはねながら、狐の官位を決めた。
 そして、その狐火の様子で、神官は新年の作物のできを占った。
「おう、吉やん、決めたぜ、今年の大晦日は、王子に行くとするか。狐火を見ながら、料理屋で一杯やるさ」
 江戸によくあるものは、「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」と言われ、稲荷がいたるところに祀られていた。
 稲荷といえば、農耕の神だったが、それが江戸では、商売繁盛にご利益があると言われていた。
「おいらも、一緒に年越しをするかな。同心の磯貝様に頼んで、休みを貰うさ」
 吉佐は、膝を叩いてそう言った。
 二人は、来年こそはいい年にしたいと思い、王子の稲荷に詣でることにした。
 大晦日までは、まだ日があったので、昌太は、稲荷について、湯屋で会った知り合いに詳しく聞いたりしていた。


(二) 剣の達人 根津新衛門

 昌太の住む長屋は、谷中の蛍坂を下って、藍染川を渡った湯島に近い場所にあった。人はその長屋を幽霊長屋と呼んでいた。
 長屋の住人たちが、あまりの寒さに、長屋の戸板を薪にしたので、長屋は、荒ら家のようだった。建物はひどかったが、そこに住む者たちは、肩を寄せあって日々の暮らしを支えあっていた。
 この長屋では、店賃を払う者が、珍しかったが、大家の伝兵衛は、人が住まなくなると物騒になるので、追い出しにはかからなかった。
 長屋の新しい住人で、剣の達人と噂をされている根津新衛門がいた。独り身で、近くの寺を借りて、町人の子たちに読み書きを教えていたのだった。
 根津が、長屋の裏で木刀を振っていると、風を切る音が表まで聞こえてくるのだった。ある時など、野犬に襲われた幼子を救った。根津が剣を振り上げると、その殺気だけで犬どもは退散をするのだった。
 八丁堀の同心磯貝七郎兵衛は、遠くから根津新衛門の動きを見ていた。
「あの者の動きは、ただの浪人ではない。剣の腕も町道場の師範代でさえ、かなうまい」 磯貝は、幼少の頃から、神田の町道場に通い、剣に対する心構えがよいと言われていた。そして、鹿島神社で鹿島神道流の剣を極めていた。その腕は、奉行や与力からも一目置かれていた。
 その磯貝が、根津新衛門の振舞を見て、初めから、一目置いていたのだった。
 幽霊長屋に住む者たちは、根津を江戸に潜入している赤穂の浪士の一人であると噂をした。
 仕事を終えた昌太は、青物が売れ残ると、長屋の住人に配った。
「いつも、すまねぇな、鯵の干物でも、もっていきなよ」
 河岸で働く元助が、うまそうな干物を昌太に差し出した。
「すまねえな」
 もらった干物を外で焼けば、長屋の住人が集まってきた。
「昌やん、瓜の漬物持ってきたよ」
 長屋のおかみさんは、めんどう見がいい。昼も食べずに、本郷まで足を伸ばしたため、腹が減っていた昌太は、冷や飯に鯵をのせて、かきこんでいた。
 腹一杯食べて、ひと息つくと湯屋にいくのがいつものことだった。
 外に出ると、隣の部屋から、うめくような声がするので、根津新衛門の住む長屋の戸を開けた。
「先生、大丈夫か?」
 脂汗を額に見せた新衛門が、腹を押さえて、横になっていた。
「腹痛の薬をもらえぬか・・・・・・、う、ううう」
 昌太は、表に出た。
 井戸端にいたおかみさんたちが、新衛門の家をのぞいた。
 薬を売る定斉屋の新吉が、昌太に引っ張られて来た。
「腹痛は、秘伝の丸薬で、たちどころに治るさ」
 見立てをした後、新吉は、懐から出した丸薬を新衛門の口に入れると、白湯を飲ませた。
「落ち着いたら、灸をつけてあげるよ」
 さすがに、秘伝の丸薬だけあって、効き目はたちどころにでた。痛みが和らいだようで、根津は少し経つと眠った。
 一人暮らしの新衛門を昌太が一晩見ることになった。根津の殺風景な部屋には、場違いなように、立派な刀が置かれていた。
 部屋には、長屋に住む人たちは、昌太のために、あさりの剥き身を煮つけたものと、徳利に入れた酒を持ってきた。
「ありがてぇ、これがあれば、一晩ぐれえの看病なんざ、なんのことはない」
 寝ていた新衛門は、高熱にうなされながら言葉を発した。
「主君のために、この命、天命にかけて、吉良の首を・・・・・・、討ちて、見せまする」
 昌太は、噂のとおり、新衛門が赤穂の浪士だと分かった。
 根津は、寝汗をかいていた。昌太は、手拭を水に浸けて、それをしぼると、男の額に乗せた。容体は悪化していた。熱はますます高くなり、息が荒くなってきた。
 外で、昌太を呼ぶ声がした。
「今日は、寒いっていうから、火鉢を持ってきたぜ。磯貝様もご一緒だ」
 番太郎の吉佐だった。同心の磯貝七郎兵衛が夜回りの途中で、吉佐に命じたものだった。
「今晩が、峠だな」
 磯貝は、荒い息で眠る新衛門を見た。
「頼むぞ」
 そう言うと、磯貝は、吉佐を従えて風が吹く通りに出ていった。野犬が遠吠えをしている。
 磯貝は、根津新衛門が噂のとおり赤穂の浪士だと思った。刀の他に弓らしきものが奥の間に見えた。
 磯貝は、大石内蔵助をはじめとして、赤穂の浪士の腰抜けぶりが世間で笑われていたことに、不吉なものを感じていた。
 殿中で刃傷をおこした浅野内匠頭長矩は、その夕刻に、庭先に切腹を申し付けられた。「風さそう、花よりもなほ、我はまた、春の名残を如何にとかせん」
 切腹の時に詠んだ歌は、江戸の町民にも知られていた。
 磯貝は、歌も詠むこともできたが、この歌は美しいと思った。だが、武士が今生の最後に詠んだ歌には、浅野内匠頭の心残りがあった。
 主君の今生への心残りを晴らすために、赤穂浪士たちが主君の復讐を果たすことは、火を見るよりも明らかであった。
「浅野長政ゆかりの名門に、何があったというのか」
 磯貝は、寒風を受けて、ひとり言のようにつぶやいた。
「磯貝様、赤穂の浅野様は、それほど、由緒あるお方で・・・・・・」
「そうよ、先祖は、豊臣秀吉の正室である北政所の義理の弟よ、浅野長政って、名前を覚えているか?」
「あの関ヶ原で、お上の側についた大将の・・・・・・、知っています」
「これには、何かあるな・・・・・・」
 磯貝は、夜回りの声を聞きながら、闇の向こうにある城の方角を見た。
 天皇の勅使を迎えるために、御馳走役として命ぜられた浅野内匠頭は、吉良上野介をはじめとする高家衆に教えを請わなくてはならなかった。
 大名は、高家衆の指示にしたがって、天皇や公家との関係をうまくこなさなくてはならない。
 それには、御馳走役を命じられた大名が、高家衆に贈答品などを贈ることは必定だった。
 夜も更けて、根津の長屋に、町人のなりの初老の男が訪ねてきた。昌太に礼を言い、町医者を呼ぶように、銭を置いていった。
 部屋にも上がらず、外を気にしながら、会釈をすると、闇の中に消えていった。
 昌太は、その男が武士であることを知った。町人の身なりをしていても、物腰や目つきで、町人ではないことが分かった。
 入れ替わりに、大家の伝兵衛が顔を出した。医師の伊織も一緒であった。伊織の腕は、このあたりでは一番という医者であった。
「具合はどうですか?」
 伝兵衛の問いに、伊織は根津の脈をとってから、うなずいた。
「できるだけ温かくておやりなさい。後は、この者の生きようとする力だな」
 そう言って、伊織は朝鮮人参を粉末した漢方薬を枕元に置いた。
「昌太、朝まで、力になっておやりよ」
 伝兵衛はそう言うと昌太の方に手をやった。
 昌太は、町人の見なりをした侍が来たことは話さなかった。根津が赤穂の浪士であっても、それはどうでもよかった。命が助かることだけを神仏に願っていた。
 長屋に住み、病に伏せる者があれば、長屋の住人たちが看病をするのは当たり前のことだった。江戸に来る前のことは、誰も聞きはしなかった。縁あって、江戸の長屋に住む者たちは、親戚のような付き合いであった。
 深夜になって、底冷えがしてきた。火鉢に炭を足した。行灯に照らされた根津の顔には、少し落ち着いた様子が見てとれた。
 昌太が、目を覚ますと、時刻を知らせる寺の鐘が鳴った。鶏の鳴く声も聞こえた。
「お世話になりました。昌太殿のお陰で生きることができました」
 病の峠を越した根津が、目を開けていた。普段、余程の鍛錬をしているのか、回復力は目を見張るものがあった。
 おかみさんたちが、白粥をこしらえてきた。根津は、正座をして箱膳に向かった。梅干が乗った白粥をまたたくまに胃の中に入れた。
 たくましい体は、回復する喜びを感じているように、食べ物を所望しているのだった。 長屋の住人たちは、根津の旺盛な食欲を見て、喜びの声を上げるのだった。根津は、三日もすると、木刀の素振りをすることができた。


(三) 堀部安兵衛の焦りと将軍綱吉

 江戸っ子たちは、本所一ツ目に移った吉良上野介の広大な屋敷に驚き、喧嘩両成敗のかなわなかった理不尽さに、不満をつのらせていた。
 江戸に下がっていた赤穂浪士もまた暴発寸前だった。高田の馬場の決闘で江戸っ子に人気だった堀部安兵衛は、ひとりでも吉良邸に打ち入る所存であった。
 大太刀を持てば、江戸にはかなう相手がいなかった。欝積した思いは、大石内蔵助良雄に対する憤りとなった。
「家老である大石様が、腑抜けと言われ、罪人のように自刃した殿の事の真相を、一刻も早く上様にもお伝えたしたく、この安兵衛は、一騎にても吉良の首を上げる所存である」 料理屋では、堀部安兵衛の高笑いが聞こえていた。江戸の人気者である安兵衛には、いつも取り巻きがいた。
 同心の磯貝七郎兵衛は、堀部安兵衛が一騎で討ち入りするとは、思っていなかった。いかに堀部安兵衛といっても、吉良の屋敷には、清水一学などの剣の達人もいた。
 討ち入りは、しくじることはできなかった。しくじれば、何故、浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央を小刀で切りかかった理由が、白日のもとにさらされなくなる。
 そして、怨みは、増幅をして、浅野宗家や上杉家という大大名までおよべば、上様から厳しい処置があることは明白だった。
 赤穂浪士にとって、最大の願いは、浅野家の再興であった。世間は、討ち入りを望んでいたが、討ち入りは、確実に成就をしなくてはならなかった。
 定町廻り同心の磯貝七郎兵衛は、赤穂浪士が必ず動くと読んでいた。そして、動きがあれば、町奉行所に知らせることになっていた。
 磯貝は、湯島から谷中、そして日暮里をくまなく探索した。そして、幽霊長屋の住人である根津新衛門や谷中の寺に日夜集まる者たちが赤穂の浪士とにらんでいた。
 将軍綱吉は、赤穂浪士のことが気にかかっていた。浅野内匠頭を刃傷におよんだその日に罪人のように自刃させたことの判断は正しかったのか。
 町奉行所からの報告で、赤穂の浪士が市中に入ってきていることは知っていた。奉行に命じて、隠密廻りにも堀部安兵衛等の身辺を探索させていた。だが、浪士への栓議をすることは命じていなかった。
 綱吉は、これまでに、「生類憐れみの令」を出して、殺生を禁じていたが、名門浅野の一族である浅野内匠頭長矩を即刻自刃させたことで、帰依する仏が自分にその報いを与えるかも知れないという恐れがあった。
 綱吉は、帰依する寺に詣でながら、自らが招いた事の大きさを後悔するのだった。
 即日に庭先で自刃させた思いは、非礼を犯した者への罰は勿論だったが、それ以上に、皇室への配慮があったことも事実だった。この度の勅使には、特別な願いを持たせるはずであった。母である桂昌院に天皇から従一位を贈ってもらう大事な目的があった。
 神経質な将軍は、赤穂浪士の件で眠りも浅くなり、寺に対して、現世安穏のための祈祷をするように命じた。
 根津は、すっかり体が治って、子どもたちに読み書きを教えるようになった。昌太は、あの夜のことが、忘れることができなかった。
 昌太は、根津が高熱でうなされながら、つぶやいていた言葉で、市中に噂になっている赤穂浪士であると知った。だが、根津が子どもたちと遊ぶ姿に、これから討ち入りをするような殺気を感じることもなかった。
 仕事を終えて、井戸水をくみ上げて体を拭いていると、根津が七輪で魚を焼くところだった。
「昌太殿は、大晦日には、王子に参拝するそうな。狐火の数で、新しい年の豊作を占うと聞くが・・・・・・」
「へえ、王子の社の近くにある装束榎の下で、関八州からお狐様が、集まって来るそうで、あっしは、来年こそは、いい年にしたいもんで」
「そうか・・・・・・、それでは、私の分まで、ご祈念をお願いしたい」
 そう言って、根津新衛門は、懐から、巾着を出した。昌太には、別に足代として銭をよこした。
「こんなにいいんですか。願い事は、どういたしましょう」
「それでは、後ほど文字にしてみよう。そうか、王子の狐火は、いかにも美しいであろうな」
 凍てついた夜に、満天の星が輝く。時おり、流れ星がいくつも見ることができる。その下の榎の下で、狐火がいくつも集まって来る。
 狐は、序列を決めるために、高く飛び上がる。点滅する狐火が、やがて、神社の下に集まり消えていく。
 江戸っ子たちは、赤穂浪士の討ち入りが、もうすぐであることを噂した。堀部安兵衛の気性を思えば、主君のために、一騎でも討ち入りしかけない。町人たちにとっては、歌舞伎の荒事を観るようであった。
「まるで、芝居のようだね」
 長屋のおかみさんたちは、井戸端で、討ち入りのことばかり噂をした。


(四)根津新衛門が姿を消す

 元禄十四年十二月、大石内蔵助はいまだに京にいた。血気盛んな江戸にいる赤穂浪士が暴発しなかったのは、赤穂浪士に対しての江戸っ子たちの喝采で、お家復興の兆しが、まだ残されていると思い込んでいた。
 将軍綱吉は、最早江戸庶民の声を無視することはできなかった。だが、自ら裁断を下すことはできなかった。
 昼過ぎから、雪がちらつきはじめていた。昌太は、仕事を終えて、湯屋に急いだ。居酒屋で、にごりを一杯やって、早いとこ寝床にはいる算段だった。
「冷えものでございます。あい、すいませんね」
 昌太は、石榴口(ざくろぐち)から湯に入る。冷えた体で、熱い湯につかるには、少し勇気が入る。
「熱いね。うー、気持ちがいい」
 湯屋は混んでいた。師走の忙しいときに、合間を見つけて、町人も武士も裸になって、湯につかる。
「昌太殿。お陰様ですっかり元気になりました」
 声がする方を見ると、根津が、頭に手拭を乗せていた。
「先生もですかい。後で、背中を流しやしょう」
 二人は、湯屋を出ると、ほてった体に冷気は気にならなかった。
「少しやっていきますかな」
 根津が、居酒屋に昌太を誘った。
 大根の煮たのを肴に、ちろりの酒を茶碗で飲む。長屋の住人の話しをしながら、話しが弾んだ。 大工の元公は、腕がよくて宮大工の棟梁に見込まれ、大寺の普請に行くことになった話しや、定斉屋の新吉の薬が、虫封じに利くと谷中界隈で評判になっている話しなど、昌太は、酔いにまかせてしゃべり続けた。
 根津も楽しく酒を飲んでいたが、隅の席から、職人姿の鋭い目つきの男が気になっていた。
 根津は、席を立つと男の方に近づいて、何やら話しかけると、職人姿の男は銭を置いて、逃げるように店から出ていった。
 根津は、男が隠密廻りであることを見抜いていた。自分が町奉行所にまかり越そうかと一言声をかけたのだった。
 根津は、本名ではなかった。侍が名を偽ってまで、隠れ住むことに、最早、耐えることはできなかった。
 いまだに、討ち入りの話しもなく、無為に過ごす毎日が、己にとってどれだけのことがあるのか。
 すぐにでも、堀部安兵衛の所に行き、己の意を伝えたかった。それは、酒の酔いが助長させたのかもしれなかった。
 隠密廻りは、役目として、今まで以上に付きまとって来るのは必定だった。
 自分のことよりも、大家の伝兵衛や長屋の住人に迷惑をかけることが心配であった。根津は、その夜から姿を消す覚悟をした。
 根津は、身の回りのものだけを風呂敷に包み、幽霊長屋を後にした。大家宛ての書付だけは残していた。
 途中、深夜の谷中の御殿坂で、根津は、磯貝とすれ違った。提灯に照らされて、お互いに頭を下げるのであった。
 磯貝は、これまでに感じることはなかった根津から出る殺気を感じた。
 幽霊長屋の住人たちは、急に居なくなった根津新衛門を案じていた。
「いい先生だったのに、学問もあって、剣の腕も立つのに・・・・・・」
 しばらく、長屋のおかみさんたちは、根津のことを話題にしていた。


(五)春の名残に

 大晦日もすぐそこに迫っていた。長屋でも年越しの準備に追われていた。大家が店子に餅を配り、便所の惣後架を掃除して、住人一同で井戸浚いをするのだった。
 昌太は、仕事納めの日に、市場の親方たちに挨拶をして、長屋に戻ると番太郎の吉佐が顔を出した。
「昌太、大晦日には、知り合いの番太郎に頼んで、王子の近くの木戸番に泊まらせて貰うことにしたぜ」
「吉やん、そいつはいいねぇ」
 二人は、大晦日を心待ちにした。
 大晦日の暮れ六に、王子に出かけるときだった。神棚に上げた根津から託されたご祈念が書かれている封をあけた。書き付けには、「主なき 春の名残の 便りかな」
と書かれていた。
 昌太は、あまり字が読めなかったので、磯貝七郎兵衛にそれを読んでもらった。
「討ち入りは、近いな。昌太、これは返すぞ」
「磯貝様、それには何と、書いてあるのでしょうか」
 磯貝は、主君の思いを根津が命がけで遂げようとしていることを告げた。そして、町奉行所に急いだ。
 王子稲荷の境内には、かがり火がたかれ、参拝客たちは、温かい酒を含みながら、野原に立つ装束榎を見ていた。寒月が雪の積もった野原を照らしていた。
 狐火はなかなか見えなかった。昌太は、かたわらに居た初老の男に狐火のことをたずねた。
「おかしいねぇ。今ぐれえになると、あたり一面にお狐さんが、集まっているのに。今年は、少ねぇな」
 歓声がした。よく見ると、火の玉のように見える火が横に上下に動いている。そのうち、点滅をしたりしていくつか集まってきては消えていった。
 昌太は、狐火を見ながら、自分の願いと根津の仇討ち成就を祈願していた。
 少し経つと、火は見えなくなり、あたりは暗く何も見えなかった。神官は、驚いた顔をして占いを止めた。人々は、新年があまりよくないことを知った。
 昌太と吉佐は、神社から王子の木戸番に引き上げて、そこで乾き物を肴に酒を飲んだ。お互いの夢が店を持つことだった。新年を告げる寺の鐘の音がすぐ近くで聞こえていた。 磯貝七郎兵衛は、与力に報告をして、それは奉行から老中に知らされていた。
元禄十五年になっても、まだ討ち入りの動きはなかった。ただ、江戸っ子たちは、それがいつ起きてもおかしくないことを知っていた。
 将軍綱吉が、浅野内匠頭の弟である浅野大学を浅野宗家に預け入れにしたことで、旧赤穂藩士が目指した御家再興もならず、赤穂浪士の忠臣たちは、意を決した。
 同心たちの動きが激しくなり、磯貝七郎兵衛も谷中の寺を見張っていた。この寺には、赤穂浪士の親族が僧侶になっていた。
 浪士たちの思いは、仇討ちという一点で動かぬものとなり、誰にも止めることはできなかった。江戸の町人たちも固唾を飲む。
 夜になると、その寺には、江戸の方々から浪士たちが集まっていた。ただ、町奉行所からの指示はなかった。今であったら、謀議をはかる浪士たちを一網打尽にすることができる。
 しかし、将軍綱吉は動かなかった。武士の本懐としての義を重んじて、赤穂浪士たちの動きを半ば是認しているようだった。
 根津は、幽霊長屋から本所に近い棟割長屋に居を移していた。昼は、堀部安兵衛が稽古をつける道場に姿を見せた。浪士たちには、目的が定まったせいもあって、明るく毎日を過ごしていた。浪士の中には、家族に諭されて江戸を後にする者もいたが、旧赤穂藩の主だった侍たちは残っていた。
 根津は、谷中の寺に詣でたことを懐かしく思い出していた。夏であった。蝉の鳴く声がして、水茶屋で一時を過ごした。境内から,子供たちの遊ぶ声がした。
 蜻蛉のように、自分の生ははかない。だが、武士としての名が残ることがうれしかった。ことを終えて、皆と冥土に旅発つ。それこそが武士の本懐であると思った。
 根津は、今生の思い出を確かめるように、林の道を歩き、鳥のさえずりに足を止めた。その時に感じた生きる喜びを噛み締め、亡き君主のためにこの命を捧げる。
 秋空の青さを歌にしたりした。時は、惜しむように過ぎ去っていった。
 元禄十五年十二月十四日の深夜、雪が残る江戸市中を大石内蔵助良雄は、火事装束姿の赤穂の浪士たちと本所の吉良邸を目指す。
 大石内蔵助の見ていたのは、徳川幕藩体制であった。仇討ちの後、尊い者たちの命を捧げることで、浅野家の再興を綿密に練り上げていたのだった。
 主君に即日切腹を申し渡し、浅野家断絶に追いやったのは、将軍綱吉であった。自分たちの本当の敵は、綱吉の後ろにある徳川幕藩体制だった。徳川幕府は数多の藩を取り潰し、浪人は巷に溢れていた。
 大石内蔵助は、京の島原で酒色に溺れながらも、さめた目で江戸を見ていた。そして、歴史の動きを先に読み取ろうとしながら、幕府や世間の動きを計りながら、時を待っていたのだった。
 今、討ち入りを前にした大石は、義を貫くことで天が答えてくれるはずであると確信していた。最早、迷いはなかった。
 幕府は動かなかった。一方的な戦だった。炭俵を入れた小屋に吉良上野介が隠れているのをようやく見つけて捕らえた。 
「吉良上野介様、いまひとつお聞かせ願いたい。亡き殿は、どのようなことで、貴方様に刃を向けたのでしょうか?」
 大石内蔵助の言葉に、吉良上野介が答えた。寒さとおびえで聞き取れなかった。大石内蔵助は、吉良上野介の顔に耳を近づけると、一瞬、驚いたような顔をして、うなずいた。「御家老様、その子細は?」
 大石内蔵助は、部下の問いに何も言わなかった。
 主君の墓前に報告をするため、高輪の泉岳寺に首をたずさえて、ようやく夜が明けきった江戸の町を四十七士は揚々と歩いて行った。
 昌太は、討ち入りの話しを聞いて、根津新衛門の夢がかなったのを知った。それでも、同心の磯貝七郎兵衛にも根津の本名を聞こうとはしなかった。
 大石内蔵助は、刃傷の理由については、一切公言をしなかった。大石の自刃と共に泉岳寺の墓の中に閉じ込めてしまった。
 将軍綱吉は、自分に向けられた世間の不満を避けるためにも、赤穂浪士に、義士として褒美をとらせたかった。
 だが、将軍は、荻生徂徠の言葉にしたがい、江戸市中で狼藉を働いた者たちへの処罰の最後の決断を迫られていた。
 江戸っ子たちは、歌舞伎の荒事が目の前で起きたことに喝采をし、赤穂浪士に味方をした。
 昌太は、討ち入りのあと、市場に行く元気もなく、長屋の縁側に座って、根津新衛門のことを思っていた。
 雀が日だまりで、数羽でたわむれるのを見ていた。ひどく穏やかな光景とは別に根津は、大名屋敷に預けられて、将軍からの下知を待っているはずであった。
 昌太は、根津が、子どもたちに手習いを教える姿が昨日のことのように思えた。侍とは、義のために自らの腹を切る。腹を切ることが、武士として己を明らかにすることは知っていたが、死を前にした武士の気持ちを思うと辛くなるのであった。
 昌太は、根津が死んでしまうと思うとため息が出るのだった。最早、神仏に祈るしかなかった。
 江戸っ子たちは、浪士たちを赤穂義士と呼んで称賛した。主君の敵を見事討ち果たした義士たちに寛大な処置が下されることを願った。
 昌太は、その年も王子の稲荷に詣でた。その年も又、王子の狐火が少なかった。荒涼たる野原に、数えるほどの紅の火が現われては消えていく。
 昌太が祈念するのは、自分の夢ではなく、根津新衛門の無事息災であった。
 江戸っ子たちの願いも届かず、年が明けて二月に赤穂浪士たちは、自刃を命じられた。綱吉の苦渋の決断だった。老中の柳沢吉保は、浪士たちの武士の面目を立てるように進言をした。
 同年の十一月には、大地震が起り、大津波が、関東を襲い、江戸の町は大火に焼かれ、元禄の世は終わりを迎えるのだった。






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11/15 15:30 〈助太刀兵法46〉北斎蛸踊り(8) (無料公開)
10/26 08:49 「本日のマーケット」(FX編)・・・今週は日米の金融政策イベントに注意。
10/26 08:40 「本日のマーケット」(株式編)・・・ 続伸後に日経平均株価が1万9000円台を回復。
10/21 08:39 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円ちょうどの壁を意識。
10/21 08:25 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、方向感の出づらい展開。
10/19 08:33 「本日のマーケット」(FX編)・・・午前11時に発表される中国の一連の経済指標に注目
10/19 08:23 「本日のマーケット」(株式編)・・・午前11時、中国経済の指標しだい。
10/14 08:48 「本日のマーケット」(FX編)・・・昨日に続き中国の経済指標。米9月小売売上高。
10/14 08:31 「本日のマーケット」(株式編)・・・前日の動きが継続し軟調な展開。
10/13 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円大台を中心に方向感に欠ける動きが当面続きそう
10/13 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・5日線(前週末9日時点で1万8218円)が下値を支え
10/05 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京タイムではドル円やクロス円は押し目買いが優勢
10/05 08:34 「本日のマーケット」(株式編)・・・続伸後、日経平均株価が1万8000円に迫る。
10/04 12:07 江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」 (無料公開)
10/02 08:44 「本日のマーケット」(FX編)・・・米雇用統計を控えた様子見姿勢
10/02 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・週末要因や米雇用統計を前にポジション調整
10/01 08:47 「本日のマーケット」(FX編)・・・9月日銀短観、9月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)などが材料。
10/01 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・欧米株式の上昇を受けて買いが先行後、もみ合い。
09/30 08:52 「本日のマーケット」(FX編)・・・日中は119円後半のもみあい
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09/28 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京時間のドル/円は120円半ばを中心にもみあい。
09/28 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、もみ合い。
09/25 08:53 「本日のマーケット」(FX編)・・・・朝方、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が年内利上げが適切との見方を
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09/20 10:55 〈助太刀兵法45〉北斎蛸踊り(7)(無料公開)
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