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薩摩いろは歌 幕末編6  舞台裏 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年3月18日 10時58分の記事


【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編6  舞台裏
古賀宣子


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


舞台裏・梗概
 久光建白の実現を巡って中央政局が推移するなか、並行して起きた寺田屋事件。それを機に薩長に亀裂が・・。
「我々は幕府との駆け引きに加え、今後は大藩とのそれも」
 より一層の覚悟を要すると、小松帯刀の目は語っていた。


作者プロフィール:
古賀宣子。年金生活の夫婦と老猫一匹、質素な暮らしと豊かな心を信条に、騒々しい政局など何処吹く風の日々です。新鷹会アンソロジー『武士道春秋』『武士道日暦』『花と剣と侍』、代表作時代小説『剣と十手の饗宴』などに作品掲載。
 当コーナー【時代小説発掘】では、編集担当。


これまでの作品:

薩摩いろは歌 幕末編1 口上
薩摩いろは歌 幕末編2 率兵上京に向けて
薩摩いろは歌 幕末編3 時に到りて涼しかるべし
薩摩いろは歌 幕末編4 久光入京
薩摩いろは歌 幕末編5 寺田屋事件 

                     
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【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編6  舞台裏
古賀宣子



 一 おいごと刺せ 

「如何した」
 高崎左太郎を迎えた一蔵は、左肩に視線を止めた。被弾の焦げ跡と血痕が羽織の袖に付着していたのだ。
 時は寺田屋事件が起こる直前の薩摩藩錦小路邸にさかのぼる。
 久光は、大坂を発つ際に、高崎左太郎、藤井良節などをそのまま大坂にとどめ、有志者らの挙動の監視を命じていた。
「淀川の堤上を馳走中にやられもした」
「ついに、動いた、か」
 蛇が這うような感触が臓腑を刺激する。こんなことは初めてだ。
桜田の事変前後とそれに関わった有村兄弟のことが甦る。
 精忠組を率いる者の一人として、直接説得したいと何度も藩庁に申し出たが許されず、仲間二人の貴重な命を失う結果となった。
 あの時は、立ちはだかる江戸までの距離は如何ともし難く、隔靴掻痒の感は否めなかった。弟の次左衛門は直後に自刃したが、兄雄助は鹿児島へ護送され、切腹。
 焦りと苛立ちそして悔しさ。それらが渦巻き、仲間一同愁傷憤激した。しかし、この感触は、あれとは異なる。
 首魁四名と説得のために再三派遣されてきた者たちは、一蔵を含めて同じ精忠組である。
「実は、火急の書簡です」と高崎左太郎。
 差出人は奈良原喜八郎の兄喜左衛門と海江田武次だ。小松帯刀を除く四天王宛てになっている。
 そこには鎮撫使派遣もやむなしとあり、小河一敏からの聴取によって決断したと記されている。
 薩摩藩尊王志士と長州藩がすでに一体となっており、義挙が実行された場合、鎮圧は長州藩との関係から好ましくないとし、それ以前の早急な鎮撫使派遣が示唆されていた。
 この報告に久光は大いに怒った。
「予は浪士鎮撫の勅命を拝しておるのだ。もし家臣が京にて暴発したならば、何を以って朝廷に応えるか」
 堀や中山らも同じ意見で、その処置を求めた。
「命に背いて暴挙を計る、その罪は赦すべからずといえども、その心裡に悪意はない」
 久光は怒っていても事象を見る眼は冷静だ。まずは首謀の諸士を召喚し、自身が説諭すると述べ、なお命に応じぬならやむを得ない。
「臨機の処分をなすべし」
 これによって、剣術に優れた大山格之助(綱良)、奈良原喜八郎、森岡善助ら九名の鎮撫使が派遣されることになる。鎮撫使の大部分も、また、精忠組である。
 有馬新七の眼光と吐く息から、面従腹背の不安が拭いきれないし、恐らく同志討ちは避けられぬであろう。奈良原らの心中はいかばかりか。蛇が這うような感触は、このやりきれなさを予感してのことだったのかも知れない。
 事件当日、一蔵は朝から吉井仁左衛門とともに、知恩院の見分に赴いていた。錦小路の藩邸は狭いので、知恩院を借りて、久光の旅館に充てる議がなされたからだ。
 夕方帰邸すると、鎮撫使が伏見へ向かわんと、まさに鐙に片足をかけていた。同じころ、有志等も伏見に到着していたようだ。
 奈良原喜八郎らは伏見藩邸に到って、諸有志者が寺田屋に屯集したことを聞知する。
 先ずは奈良原、森岡の他、道島五郎兵衛、江夏仲左衛門の四名が寺田屋に入り、有馬新七に会見を求めたという。すると、階上から酔った怒鳴り声が。
「有馬新七はここにはおらぬ。面会を求めるのは誰だ」
 橋口伝蔵だった。
「嘘だな」
 江夏と森岡が同時に呟くと、二人はすぐに階上に上がり、首魁四名を伴って降りてきた。
「我等は久光公の命を帯びて参った」
 奈良原が口火を切り、続ける。
 久光公は貴様ら四人の召喚を望んでおられる。宜しく錦邸に参り、謁見せよ。今や朝廷においては、久光公の意見を採用せられ、皇威発展の気運に向かっておる。
「ゆえに、慎重に時機が至るのを俟て」
「我が党は青蓮院宮の令旨を奉じ、まさに宮廷に赴かんとしておる」有馬らは全く聞く耳をもたず、さらに言い切る。
「君命あるのならば、先ず宮廷に赴いた後に戴こう」
「諸士、君命に背くなら、宜しく自刃すべし」
 それでも聞き入れる気配のない有馬新七らに、奈良原喜八郎が言い放つ。
「止むを得ずんば、上意討ちの厳命を奉じて来たれり」
 その言葉を待っていたごとく、道島五郎兵衛が「上意」と大喝し
て田中謙助を斬り倒し、遂に大争闘となった。
 やがて、刀が折れた有馬新七が道島を壁に押し付け、橋口壮介のもう一人の弟吉之進に向かって命じた。
「おいごと刺せ」


二 事件処理 

 陽が沈みかけたころ、鎮撫使の一人山口金之進が負傷したまま駆け帰って来た。
「奈良原らが、有馬等八士を斬り伏せましたが」
「誰と誰か」
「柴山愛次郎、橋口壮介、西田直五郎、弟子丸龍助、橋口伝蔵、森山新五左衛門、田中謙助です」
 山口は騒動の模様と諸士の挙動を伝え、なお鎮圧のための人数を寄こすよう求めた。
 これをすぐに久光に上陳したところ、奈良原喜左衛門、吉井仁左衛門、海江田武次そして一蔵が命じられて、出向くことに。が、武田街道の途中、紀伊徳川家伏見屋敷に差し掛かったあたりで、諸士を率いて戻って来る奈良原喜八郎らに出会った。
 暗闇で判然としなかったが、一騎だけ、うつ伏せた身体に羽織がかけられている。手綱を引いているのは、鎮撫された側の誰かであろう。
「斬り伏せた者たちは」
「伏見藩邸の者を呼び、先にそこへ運ばせた」
 それだけ言葉を交わすと、皆、藩邸へと引き返した。
 奈良原喜八郎より詳細な報告を受けた後、一蔵はその旨を錦小路邸の久光に伝え、先ずは長屋に召し置くことになった。
 一同を七番長屋に入れ、寺田屋へ参集した人数と氏名を確認。その後再び錦小路邸よりの伝言が入り、他藩の諸士と薩藩脱藩者を別長屋に移すことになった。そのため、指示する者と移される者達が、
「どこだ」「誰だ」と、いずれも大声を発し合い、終夜大混雑のまま夜が明けていった。 その上、直ちに各人に切米十石と感状が下されたものだから、混雑に輪をかけたことになる。
 二十四日より二十六日までの丸三日間、一蔵は、堀次郎と吉井仁左衛門の三人で、長屋に終日通い詰めた。田中河内介、真木和泉、海賀宮門といった人物と面会し、説諭に臨むためである。
 田中河内介らは、簡単には承知しなかったが、久光の意見および朝廷の形勢を告げて、軽挙妄動は歓迎されるものではないと、繰り返し議論を重ねた結果、ようやく承服。
 闘死した九人のうち橋口壮介と森山新五左衛門は、その後蘇生したが、背命の罪で自刃し、全員大黒寺に密葬された。
 なお、上意討ち人数のうち、道島が即死で、東山の東福寺塔頭である即宗院に埋葬。森岡は重創。少し深手の山口に、やや深薄手の江夏。奈良原と鈴木勇右衛門は薄手で、無傷だったのは、大山と鈴木昌之助、上床源助の三名であった。
 二十七日、久光は奈良原喜左衛門と海江田武次に、薩藩志士の帰藩を命じさせた。が、彼らは応じる気配はない。
「寺田屋より伏見邸に到った際、我が党の挙に賛成なさり、ともに事を謀らんとの趣旨であったと聞く」
 然るに今に至ってにわかに帰国の命に接するのはどういうことか
と反発する。
「鹿児島を発つ直前に受けた久光公の訓令を忘れたか」
 久光は他藩激徒や浪人との音信往来を厳禁した。加えて浪人の軽率な行為に同意しては、薩摩藩への禍害は勿論のこと、皇国においても内乱となる。そしてついには群雄割拠の形勢に至り、外夷の術中に陥ることになる。そうなると藩主茂久への不忠不孝の段は非常に重いとして、軽挙厳しく戒めた。
「そのことを忘れたか」
 奈良原喜左衛門は力をこめて繰り返し、
「命に背いた罪は赦すべからずといえども、その心裡に悪意はないと、冷静に見ておられるのだ」
 噛んで含めるように言われ、彼らは遂に帰藩の命を受け入れた。
「大きなうねりには抗えぬのう」
 奈良原らの報告を受けた一蔵は嘆息し、吉井仁左衛門にさびしい笑みを投げた。
 もともと一蔵らの意見は、有志者をあえて排斥するには及ばないというものであったが、久光の斡旋をも顧みず、徒に過激な暴挙を図るのは賛成しかねる所だ。それゆえ、自分たちは精一杯説諭に努めてきたのだが、徹底できず伏見の惨事を顕出するに至ったのが悔やまれてならない。
 一方、堀次郎は、事件当夜さっそく、岩倉具視を訪ねてその顛末を報告にいった。
「今回の事件が朝廷にいけなふうに受け止められておるか。久光公はご懸念をしておられう」
 翌朝には、岩倉具視へ書簡も発している。
「長州藩にも浪士鎮静の勅命を一日も早く下されうごと岩倉様に周旋して頂くことと・・」
「薩摩藩の鎮撫の正当化を図らねばのう」
「それだ。このたび関わった浪士は乱賊との叡慮であうことを議奏より内命頂きたいことを懇請したものだ」
 また午後には岩倉具視を訪ねて再び懇請し、あわせて所司代に呈出した届書も手渡している。
 これを受けて岩倉具視は両卿(中山忠能・正親町三条実愛)と協議し、奏聞の上、二十五日には浪士鎮撫の勅諚が久光にもたらされた。
「岩倉様から伺ったが」
 孝明天皇にとって、当面の難題であった京都での干戈を未然に防げたことは望外の幸いであり、迅速に浮浪の輩を鎮静した久光を労ったという。
 加えて、薩摩藩あげて勤皇の志を専用にし、万事の進退が勅諚に基づき頼もしく、これまで以上にその趣意を深厚させ、勅命遵奉させてほしいとして、携帯の短刀を久光名代の小松帯刀に下賜された。


三 延引の意図 

「ところで長州だが」
 堀次郎の声音が曇る。
「事件の起きる直前は、資金を提供するなど、主導していたのは長州の方ではなかったのか」
「その通りだ。有馬らの関白襲撃に呼応して、久坂玄瑞らは所司代邸に討ち入り」
 家老の浦靭負らは形勢に応じて御所守衛を行う手筈であった。
「藩邸に赴き、顛末を伝えたときの反応は」
「事前の計画などなかったかのような素振りでのう。平静を装っておった」
「吉井も、大坂に派遣されたであろう。宍戸の態度はもっとひどかったというではないか」
 宍戸とは長州藩大坂藩邸留守居役の宍戸九郎兵衛のことである。
「義挙計画に関与した長州藩士の捕縛を求めたが、その事実はないと拒絶しおって」
「源助は、世子定広様が明日にでも入京なさるのではと報せてきておるが」
「今後も、要注意だな」
「青蓮院宮への挨拶は、いいのか」
 薩摩藩として直接かかわったわけではないが、有馬新七らは令旨を奉じて、とまで語っていたのだ。処罰をした側としては何らかの態度を示しておくべきではないか。
 一蔵の言葉に、堀次郎が口元で笑った。
「高崎左太郎が動いておる」
 そこへ小松帯刀からの呼び出しがあり、二人は藩邸内の屋敷へ。
「勅使の問題だが」
 小松帯刀がすぐに切りだした。
 久光建白の勅使派遣のことである。
 その主眼となっている一橋慶喜と松平春嶽の登用を促す勅命で、それを幕府に伝えるためのものである。
 四月十六日の建白実現をめぐって中央政局は推移してきたが、それに並行して寺田屋事件が起きたのだ。
「久世老中の上京はまだですか」
 堀次郎とともに一蔵も気になっている事柄だ。
 両者の登用を実現し、あわせて天皇親政への端緒とする目的がある。それを画策した建白であり、久光が志向している皇国復古の具現化への狙いがある。
「延引の意図が透けて見えてきたのだ」
「一橋慶喜登用は幕府の意に反するゆえですか」
「失墜しかけておる権威の弥縫策として、老中上京を実現すべく閣老は執拗にこだわっておるのだ」
 四月十六日の久光建白に向けて、岩倉具視と堀次郎を中心にして朝廷と所司代側と、内容のすり合わせをした日々が甦る。まだ一月半しか経っていないのだが。一蔵はその推移を確認することにした。
「建白の実現へむけて、当初、朝廷の最大の課題は」
 青蓮院宮、近衛忠熙、鷹司輔熙、一橋慶喜、松平春嶽の謹慎解除などを仰渡すことであった。
「それゆえ、武家伝奏から所司代へ、久世の至急上京が沙汰された」
「ところが」
 久光建白の先手を打つように、安政の大獄で処罰された面々の赦免を、幕府は順次実現していった。
「建白の内容が所司代を通じて漏れたな」
「そのため仰出の内容が、将軍上洛・五大老設置・幕府補佐職設置に変じた」
「補佐職とは、慶喜将軍後見職・春嶽政事総裁職であったな」
「その三事策にすり替わるのだ」
「この展開に危惧したのが近衛忠房様であった」
「あれは先月二十五日であった。久光公に書が届いたのは」
「酒井排除への助力を求めたものであった」
「久世上京を酒井が幕権伸張に利用するのではないかと」
「過度に警戒しており、上京までに酒井の所司代離職を望み」
「その実現のために、久光公の政治力に期待しておると」
「あの書簡には、看過できぬ一点があいもした」
「岩倉様への忌避感であろう」
「酒井離職の件を岩倉へは漏らさぬようにと」
「くれぐれも内密にしてくれと念を押してあった」
「だが岩倉様は孝明天皇の近習であり、しかも信頼が厚い」
「天皇と関白九条殿下、議奏両卿とを円滑につなぐ、なくてはならぬ存在です」
「それに何よりも酒井所司代との繋がりも強く、朝幕間の諸案件を周旋すう役割を果たしてきておられう」
「その最大の成果が和宮降嫁の実現であった」
 一方で、酒井忠義の側近である小浜藩士藤田清が、朝廷への出入り、廷臣との折衝を正式に認める御所向相伺を四月晦日に任命されている。
「藤田を介して、酒井が朝議へ関与できる機会が一層高まってきた」
「近衛様は和宮降嫁には必ずしも賛成ではなかったと」
「前左府様(忠熙)が安政の大獄で失脚してもおられるし」
「酒井所司代は、大老の下で厳しい取り締まりを行った張本人ゆえ、白眼視なさり」
「その酒井と結託して降嫁実現を果たしたのが岩倉様だ。排除すべきと捉えても不思議ではない」
「それに摂家筆頭としての立場もあるのでは」
「岩倉様のような下級廷臣の動きを目障りに感じていることも充分に有り得るな」
「そういうわけで」
 小松帯刀が話を戻した。
 延引の意図に気づき、当初は賛成していた久光だったが、反対に転じた。
「すると、勅使派遣と久光公の供奉と」
「久世上京阻止に向かう、やも」
「所司代側とは対立しますね」


四 廷臣威嚇 

「久光公は老中久世広周上京遅延に伴い、一橋慶喜・松平春嶽の登用がなし崩し的に回避されるのを恐れておられう」
 そのため、当初の方向を改めるに至ったと、念を入れて繰り返す小松帯刀。
 五月四日、薩摩藩は先ず、久光供奉も含む勅使派遣を建言。小松帯刀以下四天王が、両卿および岩倉へ猛烈な周旋を試みた。
 それが功を奏し、早くも六日の朝議において、五月中旬の勅使派遣が決定。
「幕府と事前に調整の上、勅命を出すことになっているが、非常の場合につき、仰せ出たとの付言があいもすね」
「所司代の事前承認のない勅命が出されたわけである」
「まさに異例な事態だ」
「これは、朝議は幕府の意向を斟酌せず、薩藩の武威に屈したことになう」
 冷静な小松帯刀も興奮を抑えきれぬ面持ちだ。
「派遣費用については幕府負担なのであろう」
「武家伝奏両名から所司代へ、内達があるはずだ」
「しかし、所司代は、すんなりと応じますかね」
 ここまで老中上京を延引してきた幕府側だ。
 一蔵の懸念通り、所司代は奉答猶予を懇請し、そして久世上京奉勅を回答する老中連署書簡が到着した旨の伝達があったという。
「こちらの出方を見ていたわけではあるまい、のう」
 誰からともなく発せられた第一声だった。
 この報に、間もなく議奏の一人中山忠能が動いたという情報が高崎左太郎から、そして 源助からも仲間の角兵衛を通して入った。
 薩摩藩に伝達した勅使派遣を取りやめる方向で事態の収拾を図ってきたのだ。
「勅命取り消しという事態逆転になりかねぬ」
 その雰囲気を察した久光は、翌七日から四天王に再度猛烈な勧説を命じた。
「なお、久世上京阻止の考えを含めての勧説で構わぬぞ」
 そこには武威を誇示しても、という厳とした覚悟が四天王の背中を強く押した。
 七日、それぞれ手分けして廷臣威嚇へと向かう。
 小松帯刀は近衛忠房へ、中山中左衛門は中山忠能へ、堀次郎は正親町三条実愛へ、そして一蔵は岩倉具視のもとへ。次の日は小松帯刀が中山忠能へとずらしていく。
 四人が申し合わせた威嚇とは・・。
 望みが叶わなければ、反対廷臣を襲撃することに決したので、今日中に勅使派遣が決定されなければ、その阻止は難しい。
 勅使派遣・久光供奉に加えて久世上京阻止を含める。
 以上の二点を重点に置いた内容だ。
 寺田屋事件の記憶も生々しい中での廷臣威嚇である。それは大いなる効果をもたらした。
 ところで一蔵は、岩倉具視とは一月以来の再会を昨日六日に果たしている。中山中左衛門と両卿の屋敷へ赴き、続いて岩倉邸へ参殿。
 唐人服が公家の日常着に変わっていたものの、あの日の面構えそのものだった。が、話題は勅使決定の御礼のみに終始した。
 そして今日。改めて問うてみた。
「ご記憶にないでしょうが」
「知っておるさ」
 この二言で再会の挨拶は済み、本題に入った。
「ふむ、そういう戦略に出てきたか。奴らの慄く顔が目に浮かぶ」
 にんまりとした口から飛び出す乱暴な物言いに、一蔵の心もほぐれていく。
「何せ奴らは、武家伝奏すら幕吏以外の武臣と接したことなどなく、武士は野蛮で何をしでかすか分からぬという先入観があるゆえ」
 そこへ久光四天王に、身分もわきまえず武力をちらつかせながら乗りこんでこられては、狼狽するのは当然だ。
 ところが、久世上京阻止に触れると、岩倉は難色を示した。
「所司代が応じまい」
 安政の大獄の記憶が払拭しきれていないこの時期に、所司代の意向は影響力が大きいと。
 和宮降嫁を推進しただけに、岩倉の配慮は公武双方へと及ぶ。
 以後、一蔵は小松帯刀の了解を得て、源助を通じ、岩倉との会合を密かに何度か持ち、公家の動きがさらに明らかになっていく。


五 朝議二転三転 

 中山忠能は、関白九条尚忠に代わって朝議を主導する久我建通に対して、勅使に岩倉を強く推したという。本人が固辞しても、なんとしても説得するようにと。
「薩摩藩も岩倉様を強く推しておりました」
「無論、固辞した。分は弁えておるつもりだ」
 もう一人候補に挙がっている大原重徳については、政治向き不案内のため不安であると述べたようだ。さらに、岩倉が一人での派遣を固辞するのであれば、大原と二人ではどうかと持ちかけたという。
 挙句、八日には、武家伝奏は大原勅使の五月中旬の発足を沙汰し、九日には久世上京差止めを所司代に内示したようだ。しかし・・。
「やはり所司代は、勅使派遣は容認していたものの、久世上京差止めは心外と受け止めておる」
 先に岩倉具視が懸念した通り、久世上京見合わせは沙汰止みとなった。
「対応が日和見ですね」
 一蔵は思わず口を滑らした。
「以前、『川』で申したであろう」
 公家の輩はどうしようもないと、御所近くで思い切ったことを言った仏頂面が重なる。 その一方で、久光供奉については、九日朝の朝議において中止の内決がされたとの伝達が、岩倉より入る。
「何故ですか」
 一蔵は直ちに岩倉邸に駆け付けた。
「浪士らの教唆があったのだ」
「どのような」
「浪士らが玉を掌中にするという計策を、幕府は察知し」
「浪士らが、天皇を掌中に」
 いくら何でもと思ったが、口にはしなかった。
「非常事態に備えて、孝明天皇を彦根城に動座・幽閉しようとする謀略を、幕府が企てていることは明白であると、驚くべき陰謀を報告したのだ」
「つまり、薩摩藩の兵力の減少によって、孝明天皇の動座を強行されることを危惧して、供奉に待ったがかけられたのですね」
「先日申したように、幕府の武威への過剰な警戒心は、未だに払拭されておらぬ、のだ」「そのため、浪士の教唆や風聞に振り回されておる」
 現実を冷静に見つめる岩倉具視が、『川』であのような言葉を吐いた心底を見たようだった。
 しかし、五月十八日、所司代によって伝えられた江戸からの知らせが、劇的な展開をもたらすことになる。
「久世老中が明日十九日に江戸を発ち、道中滞りなければ来月六月四日には着京とのことだ」
 安堵したのも束の間、追って岩倉具視から堀次郎へ知らされた。
「朝議が再び動揺し、勅使出向は久世滞京後と変更になったと」
「赦し難いことだ」
 薩摩藩にとっては、渾身をこめて周旋した勅使発向が、またもや延期される事態になるとは。さすがの小松帯刀も憤る。
 周旋が再開されたことはいうまでもない。
 先ず久光自身が朝廷の因循な態度に苛立ち、近衛忠房に書簡を送った。閉じる前に、許しを得て四天王は目を通している。
 久世上京は是認するものの、勅使はその着京を待たずに出立する。途中で出会った場合、勅使より叡慮を示せば済むことである。その際は久光自身も尽力する。ここに至っての久光滞京の沙汰は、朝議が定まらない表れであり、この朝議の二転三転によって、皇威が冒涜される恐れがある。
 しかもと、書面は続く。
 多人数の在京藩士は頑なで短慮であるため、今後暴発する者がでることを大いに懸念している。国家のために尽力しようとしたが、それも叶う見込みがないので帰国を考えている。
「脅迫に近いが、これくらいの意思表示をせぬとのう」
 小松の言葉にみな強く頷く。
 そして・・。
 久世の引き戻しが難しい場合、たとえ上京しても、勅使とともに二十二日に久光自身の出府を認めてくれるよう再度懇請している。
「この強硬な態度には、大納言様も震え上られるであろうな」
 久光の覚悟のほどを心して、四天王も周旋に臨んだ。
 堀次郎は岩倉具視に凄んだと語る。
「途中で出会った久世を藩兵に捕縛させて、江戸まで連れ戻すぞ」
「それはまた暴論ではあるが、気持ちは解かる」
「高崎左太郎にようと」
 小松が話の角度を転じた。
「千種有文様は所司代側の藤田に突き上げられておうごとだ」
「青蓮院宮から伝わっておうのですね」
「そうだ。久世差止めは論外と憤慨の由」
「大原重徳様も気が気ではないでしょう」
「すでに六十歳を越えておられるのだろう」
「しかも筋金入りの尊王攘夷家ゆえ」
「これも高崎から聞いたことだが」
 十八・十九日に続けて中山忠能に書を発したそうだ。
「二十二日に必ず発足できるようにと、ですか」
「その哀訴には、かなりの迫力が伴っていたようだ」
「朝議への影響も、充分に考えられる」


六 波乱の予兆 

 二十日に至ってようやく朝議も、二十二日の勅使および久光出発を許可。江戸にいる長州藩主毛利慶親とも協力の上、幕府に働きかけて、公武融和に努めてほしいと達した。
「ただし、名代の存在が前提となっておる」
 久光は島津石見へ委細を申しつけたので、万一事態が急変しても、御所の警固は同人が請負うと認めた。が、それだけでは懸念が拭いきれないと近衛忠房からも書簡が届いたという。
「朝廷の模様や議奏衆の周旋状況を充分に心得ている藩士が滞京していれば、大いに安心と」
「四天王の誰か一人が残留してくれということですか」
「しかし、我らの江戸での勤めも重い」
 実は昨晩、一蔵は岩倉邸へ高崎左太郎を伴ったと、小松には話してある。
「留守中、堀次郎や拙者の代わりに薩藩の動向を、呼んで聞ける者はいないかと頼まれまして」
「反応はどうであったか」
「上々でした。さすがは十五歳で大島流謫になっただけはあると」
「向き不向きと申すか、左太郎は歌道に励んだだけに、京の水が合うのやも。欲を申せば、的確な指示ができる名代がおれば、なお好ましいが」
「久光公もこの度のことで随分と考えられたようですね。意思決定の僅かな遅れが致命傷になりかねぬと」
「はかなくも・・に通ずるな」
 小松帯刀は「は」ではじまる歌を口にした。

   はかなくも明日の命をたのむかな
            今日も今日もと学びをばせて 



 諳んじる一蔵に、小松の声が重なる。
「今日できることを明日に延ばし、さらに明後日に延ばす」
「明日という日を頼みにすると結局何も出来ない」
「今日できることは必ず今日しなさい」
 幼い頃、親から厳しく躾けられたと小松は寛いだ笑顔を見せる。
「拙者もそうでした」
 二人は束の間、ほぐれた空気をかみしめたが、再び小松の視線が引き締まる。
「左太郎は、青蓮院宮との接触もあるゆえ」
「岩倉様も、このご時世、あのお方なら、味方につけて損はない人物と」
「心づもりを示唆なさったわけだな」
 それ以上の言は避け、小松帯刀は、黙って頷いていた。
 二十日は一蔵にとっても特別の日となった。
 勤め方はこれまで通りとして、小納戸頭取を仰せ付けられたのだ。
 二十一日、一蔵は高瀬川一之舟入に面した長州藩邸への使者を命じられる。翌日に控えた薩摩藩出立と後事を託す挨拶のためだ。
 そしていよいよ当日、勅使供奉一行は五つ時、午前八時に京都を発ち草津へと向かった。
 出殿した一蔵が小松帯刀に呼ばれたのは、その一刻前である。他には誰もいなかった。「長州藩の感触は」
「堀や吉井と同じですな」
「その辺りのことを、よく、左太郎に」
 一蔵が黙って頷くと、小松はさらに声を低めた。
「ようやく終結したのう」
「一か月に及びましたゆえ」
 朝議を舞台として、久我・両卿・近衛父子・岩倉・千種を巻き込んでの久光および四天王と酒井所司代・藤田ら幕府側との政争は、息をするひまも与えないほどであった。
「また」と、小松は声を低めたまま口調を改める。
「朝廷にも波乱の予兆を感ずる」
「朝議に与らぬ下級廷臣の動きでは・・」
「久光公以下我らの周旋は、摂関体制への威嚇があったゆえ」
 摂関体制とは関白・議奏・武家伝奏からなる朝議構成員を指す。
「その体制の動揺をもたらしたことは否めません」
「ゆえに、下級廷臣はこの現状を憂え」
 朝権の高揚、久光の提唱する皇国復古の真の実現、つまり天皇親政を企図するような動きが見られるになったと小松はいう。
「下剋上の風潮を生みつつある」
 下級廷臣は自らの発言力を増幅させる好機と捉えている節があり、これは武家の世界と同じ光景と一蔵は思った。
「我々は幕府との駆け引きに加え、今後は大藩とのそれも」
 より一層の覚悟を要すると、小松帯刀の目は語っていた。
 馬上で大きく息をすると、一蔵は曇天を見上げた。







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