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風の喜八12 「岸辺の風」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年9月30日 12時32分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八12 「岸辺の風」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」
風の喜八5 「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7 「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
風の喜八10 「江戸の月見」
風の喜八11 「後の月」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」


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【時代小説発掘】
風の喜八12 「岸辺の風」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 紫の山筑波山への思い

 大川の流れに、傾きかけた日の光が川面に映っていた。水鳥の羽ばたきが聞こえた。喜八は、大川の岸辺に立ちながら、権助の船を見送っていた。船には、吉良の庄から来たキヨが乗っていた。
 喜八の娘のお登勢は、船を追いながらキヨに手を振っていた。風を受けた帆船は、浅草花川戸に向けて遠ざかっていく。
 吉良の庄でも塩が作られていた。その塩は、饗場塩(あいばじお)という名であることをキヨから、喜八は知ることになった。赤穂の塩と同じ作り方であった。
 塩の満ち引きで海の水を塩田に引き入れるものであった。喜八は、故郷の播磨灘に面した赤穂を思い出していた。
 塩田が広がり、塩焼小屋の点在するのどかな場所であった。海は、塩や魚を人々に与え、赤穂の城下の者たちは、豊かな生活を送ることができた。
 白い帆をふくらませた権助の船は、浅草花川戸に向けて滑るように進んで行く。喜八は、紫の山塊を見せる筑波山を見ていた。
 喜八は、幕府から下賜された金子を権助に持たせた。吉良の庄から来た者たちに金子を渡してもらうためであった。
 甚左江門とキヨは、中野にある吉良上野介の墓に参拝してから、三河に帰ると喜八は聞いていた。
 松の廊下の刃傷の時、柳沢吉保は摂津を領していた。喜八は、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介を切りつけて即日で切腹となったことに関係があるように思えた。
 討ち入りの時に、十八歳の若き当主であった吉良義周(きらよしまさ)は、信濃高島に配流となった。それは、大石内蔵助ら四十六人の赤穂浪士たちが切腹の処分を受けた時、同日で幕府が下した決断であった。
 その吉良義周は、配流の地信濃高島で身体を壊して、ねたきりとなって既に亡くなっていた。二年も前の話であった。
 吉良義周の遺骸の検分について、喜八は高畠十郎から詳らかに聞いていた。喜八は、浅野家再興のために、公儀隠密として生きていた。喜八の心中は複雑な思いであった。
キヨは、祖父の甚左江門から聞いていた話を喜八にした。領主の吉良上野介は、領民を思いやる名君だったと言う。
 足利家の家紋である五三の桐の家紋を付け、赤馬にまたがって領地を検視した。川の氾濫を防ぐために、堤を一夜のうちに造らせたという。
 討ち入りの時に若き当主であった吉良義周は、信濃高島に配流となってその地で没したのであった。
 そして、吉良上野介の妻富子と名門の上杉家を継いでいた吉良上野介の長男上杉綱憲も既に亡くなっていた。
 吉良氏は、足利将軍家の時に「御所が絶えれば吉良が継ぎ、吉良が絶えれば今川が継ぐ」とまで言われた足利一門の名門であった。その名門の正統がここに途絶えたのであった。
 喜八は、殿中での刃傷の時に、目付の梶川与惣兵衛が残したものを読んだことがある。その文書には、亡き主君浅野内匠頭長矩が勅使接待の大詰めの日に、吉良上野介を殿中で背後から斬り付けたことを知った。
 勅使一行は、翌日に将軍家の菩提寺である増上寺を参拝して、京に帰ることになっていた。
 この時の勅使一行へのもてなしは、例年以上に丁寧な対応が必要だった。それは、将軍綱吉の生母である桂昌院に「従一位」の位を綱吉は所望していた。 
 饗応役であった浅野長矩が、殿中で勅使接待の指南役である吉良上野介に刃傷を起こしたので、将軍綱吉は激昂したのだった。
 将軍綱吉は、全幅の信頼を置いて浅野内匠頭長矩を饗応役の大役にあたらせた。それが最悪の結果になったことで、徳川綱吉は、即日の切腹を決めた。
 即断の措置は、朝廷に対して、徳川幕府の面目を維持することだった。徳川綱吉の思惑はうまく行き、母親の桂昌院への従一位が授けられたのだった。
 浅野内匠頭長矩は、罪人を城の外に出す時に使われた平河門から、網を被せた駕籠で運ばれた浅野内匠頭は、一ノ関藩主田村右京大夫の屋敷に担ぎこまれた。
 そして、田村邸に着いて一刻(いっとき)ほどで綱吉の即断により、庭先に畳を敷いて、急ごしらえの木羽葺(こばぶき)の屋根の下で切腹をさせられた。
 梶川与惣兵衛が残した文書には、浅野内匠頭長矩が吉良上野介を背後から斬り付け、その時に、太刀音が強く聞こえたと言う。
 太刀音が強く聞こえたということは、浅野内匠頭長矩が脇差で吉良上野介の金輪が入った被りものを叩いた音なのか。喜八は、その時のことを思い描いた。
 喜八は、何故、主君の浅野内匠頭長矩は、吉良上野介を脇差で突かなかったのかと思っていた。
 紫の山塊を見ていた喜八は、大石内蔵助を思っていた。大石の優しい表情と時折見せた厳しい眼差しが昨日のことのように思い出された。
 紫の山筑波山の双耳峰(そうじほう)は、法華経にある神と人々が常にいるという霊鷲山(りょうじゅせん)に似ていた。
「我此土安穏(がしどあんのん)、天人常充満(てんにんじょうじゅうまん)、園林諸堂閣(おんりんしょどうかく)、種種寶荘厳(しゅじゅほうしょうごん)」
 喜八は、法華経の如来寿量品第十六の一部を読誦した。
 大石内蔵助や大高源吾等の四十六士は、安穏な世界で浅野家再興を見守っていることを喜八は願っていた。ムジナ長屋に住む子を亡くし、ひとりで暮らしている梅婆さんのお題目を真似てみた。
「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」
 喜八は、梅婆さんの法華太鼓を叩く姿を思い浮かべていた。


(二) 木村源浄が現れる

 夕暮れの浅草寺は、参拝客で賑わっていた。甚左江門とキヨは、雷門をくぐって、お参りをした。
「観音様のお導きで、権助様とセツ様に巡り合うことができました。ありがとうございました。明日の朝、領主様の御墓にお線香を上げた後、三河の吉良の庄に出立いたします」
 甚左江門は、そう言いながら観音様に手を合わせた。
 甚左江門は、村人に託された金子を盗人に盗られ、途方に暮れて雷門の所で座り込んでいた。
 あの時、頼る者はこの江戸にはいなかったので、自分だけ大川に身を投げようと覚悟をしていた。
 観音様の御加護で、権助とセツに出会うことができた。甚左江門は、あの時のことを感謝して、キヨと共に本堂に向かって手を合わせていた。
 その時、悲鳴が雷門の近くから聞こえた。人混みの中、痩せた赤犬がうなりながら、口元からよだれを流していた。
 参拝客は、逃げまどっていた。赤い着物を着た三つくらいの女の子が前のめりに倒れた。赤犬は、その子をめがけて近寄って行った。
 狂犬が倒れた女の子に襲いかかって行く。悲鳴が聞こえた。
 そこに、刃がついていないたんぽ槍が、犬の前足の付け根に入った。犬は、キャーンと鳴くと槍につかれて道端にうずくまった。
 痩せた老人が、槍先に布を巻き付けた槍を手に取った。宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪である木村源浄だった。 
 女の子は、きょとんとした顔をしていたが、近くでうずくまる赤犬を見て大声で泣いた。母親が、女の子を抱き上げると源浄に礼を何度も言って頭を下げた。
「半時もすれば、犬は起き上がるであろう。だが、役人がくれば面倒になる・・・・・・」
 木村源浄は、生類憐みの令で手厚く守られている犬を打ち付けて、役人に調べ上げられることが面倒であった。
「後は、任せておくんなさいよ。八、犬を戸板に乗せるんだよ」
 一部始終を見ていた遊び人の安が、弟分の八に指図をした。
 そこにいた参拝客たちが手を叩いて喜んだ。源浄は、懐から鳥目を掴むと遊び人の安に握らせた。傍らにいた参拝客たちが、懐から銭を出して二人に渡した。
「ごめんなさいよ!、犬鍋で一杯なんぞ、いきたいところだが、犬公方、いゃ、犬畜生、お殿様と、八、いいかい、二人で吉原近くのどぶ川でも流しちまおうぜ」
「兄貴、冗談はよしてくれよ、役人に知られたら、小伝馬町送りになっちまう・・・・・・」
 図体の大きいふんどし姿の八が頼りない声を出した。
 遊び人の安は、戸板に乗せた犬を相棒の八と一緒に運ぶのだった。
 木村源浄は、すぐにその場を立ち去った。赤犬を突く時に、思わず力が入って殺してしまったことに気付いていたのだった。
 かつて、木村源浄は、馬の暴走に遭遇したことがあった。それは、永代橋を渡る時であった。野良犬に突然足をかじられた馬が驚き、前足を高く上げて乗っていた侍をふり落とした。
 馬は、後ろ脚を蹴り上げて勢いをつけて、永代橋にいたお勢とお登勢に向かって来た。喜八の妻は、二人目の子を身ごもっていた。橋を渡っている人たちが悲鳴を上げた。
 馬の前足が宙に上がった。その時であった。馬の前足の付け根に、木村源浄がたんぽ槍で突いたのだった。前足を上げた馬は、急に力が抜けたようにその場にうずくまった。
 それが縁で、喜八は、木村源浄に御礼を述べることになった。二人は、お互いの剣術を認め合った。
 木村源浄は、昨日から腹の具合が悪くて、下痢を繰り返していた。そのせいなのか槍術の正確性が落ちていることに気付いていた。
 源浄は、役人の目を気にしながら、人混みの中に姿を消した。
 安と八は、戸板に赤犬を乗せて先を急いでいた。遠くに吉原の灯りが見えてきた。
「兄貴、おかしいぜ。犬は、動く気配も無いよ」
 八は、犬の腹辺りを触っていた。
「兄貴!、死んでるぜ。あの年寄りが殺しちまったんだ」
 八は、口から舌を出して動かない犬を見て叫んだ。そして、戸板を放り出して逃げようとした。
「うろたえるんじゃねえ!、こいつは犬じゃねぇ、狼だ。人を殺そうとした狼だ。八、いいな・・・・・・、そういうことだぜ」
 安は、八を睨みながら凄んで見せた。
「兄貴、分かったよ。こいつは、お犬様じゃねぇ、人を襲う狼なんだ・・・・・・」
 安は、頷いた。闇がそこまで迫っていた。安は、お歯黒どぶの手前にある林で山芋をとった穴があることを思い出した。そこに、投げ込んで土をかぶせることにした。
「兄貴は、頭がいい。狼を退治したんだ。殺したのは、あの爺だ」
 安は、先に行って穴の場所を確かめた。
 八は、赤犬の死骸を山芋を掘った穴に入れて、土や落ち葉をその上にかぶせた。
「観音裏の色街で、一杯やろうぜ」
 安は、八を誘った。二人は、小川で手を洗ってふんどしで手を拭いた。
「蛇使いの女が居酒屋をやってると評判だぜ。赤い舌を見せる蛇を腕に巻きながら、占いをやるってよ」
 安は、浅草観音裏の色街に八を誘った。
「兄貴、おいらは、蛇が苦手なんだよ。勘弁してくだせぇ」
「しょうがねぇな、それじゃ、白狐のいる料理屋に繰り出すぜ。さっきの赤犬を倒した爺さんや参拝客たちから貰った銭がたんとある。その店は、白狐の面を付けた女が、客の隣に座って御酌をしてくれるのよ。八、狐に化かされてみるか?」
 安と八は、女たちが男を誘う浅草観音裏の色街に向かった。


(三)喜八の餞別

 雷門から、権助の船宿に戻って来た甚左江門とキヨは、先程の狂犬のことを権助に話した。
「女の子が襲われようとした時、刃のない槍が赤犬を突いたんです。危ない所でした。槍を突いた方は、鷹のような鋭い目つきのご老人でした」
 キヨは、まだ興奮しながら権助に話していた。
 権助は、槍を突いたのが痩せた年寄りだったことを聞いた。権助は、その男が、宝蔵
院流十文字鎌槍の剣豪である木村源浄であると直感した。
 権助は、永代橋で喜八の妻のお勢と娘のお登勢が暴れ馬に襲われた時、木村源浄が馬にたんぽ槍を突いて、二人を救ったことを知っていた。
「こんばんは、三太でございます」
 三太は、知り合いの魚屋から鰯を譲ってもらい、ざるに入れて持ってきた。下総で採れた栗も背負った駕籠から出した。
 三太は、今朝も商いの前に観音様に手を合わせ、縁結びの久米平内(くめのへいない)に参拝をしていた。
 三太は、キヨの近くに座って、江戸の土産にかんざしを渡した。三太は、顔を真っ赤にして、キヨの手にかんざしを握らせた。
「おキヨさんは、吉良の庄の八幡様に居なさるんですよね。いつか、お伊勢参りの途中で、三河吉良の庄の八幡神社に寄らせてもらいます」
 三太の言葉に、キヨは頷いた。
「三太さんも聖天町の裏通りに八百屋を開くんですよね。浅草は、大川の近くで諸国からいろんな野菜が集まってくるから、それを安く売って、みんなに食べてもらうんでしょう?吉原の苦界にいるお女郎さんたちにも」
キヨは、笑顔でそう言った。
「三太の兄いは、毎朝、観音様に手を合わせているから、きっと八百屋を開くことができますよ」
 権助の倅の小太郎は、そう言って二人の話に入って来た。
 セツは、子供たちを連れて湯屋に行っていた。小太郎も湯屋に向かった。
権助と甚左江門は、座敷で新酒を飲みながら、喜八から預かった金子を甚左江門に渡すのだった。
「これは・・・・・・、なんとお礼を申せばよいのか・・・・・・」
 甚左江門は、金子の包みを受け取ると畳に額をこすり付けるようにした。
「黙って受け取ってください。ある方からの餞別でございます。それから、少なくて申しわけないが、これがあっしからの餞別です」
 権助は、甚左江門に金子を渡した。セツが用意したものだった。甚左江門の嗚咽が聞こえていた。
 権助は、年老いて体調のすぐれない甚左江門が、険しい箱根の峠を越すことに心配をしていた。冬がそこまで来ていた。
 セツと子供たちが湯屋からも戻って、三太の持参した鰯を焼いた。セツがキヨに手伝って貰って、大根おろしを作っていた。
 子供たちは、夕餉をすますと眠気には勝てず、横になるとすぐ寝息を立てていた。
 三太は、キヨを誘って大川端を歩いた。夜風が冷たかった。三太は、キヨとの今生の別れのような気がした。月明かりに川面を飛ぶ蝙蝠の姿が見えた。
 二人は、黙って月の光を受けた川面を見ていた。三太は、久米平内のお札を握りしめていた。
 久米平内は、大勢の罪なき人たちに辻斬りしていた悪人であった。晩年には悔い改めて、浅草寺境内で参拝客達に自分の像を踏みつけて貰うことの請願をした。
 いつしか、ふみ付けということで、男女の縁結びをする神様になった。
「おキヨさん、年が明けて、八百屋をやる準備ができたら、三河吉良の庄を訪ねます。そして、一緒に・・・・・・、商売を手伝って欲しいんだ・・・・・・」
 三太は、キヨの横顔を見た。川面に映った水月が揺れていた。
 キヨは、三太を見ると黙ったまま頷くのだった。


(四)木村源浄の死

 清三が、四ツ木八幡宮に姿を見せた。高畠十郎の使いであった。東の空が白み始めたので、清三は、提灯の灯りを消した。
 清三は、高畠十郎から木村源浄の急死を知らされ、喜八に知らせるように命じられたのだった。
 木村源浄は、昨晩、幕府の医師による治療のかいも無く、下血などの症状が治まらないまま世を去った。
 幕命によって、紀州藩に潜入していた木村源浄は、地震や津波で疲弊した紀州藩のために身命を賭したのだった。
 清三は、四ツ木八幡宮の境内で、白装束の姿で丸木の棒を振るう喜八の姿を見た。流れるような杖道の技は、白龍がうごめいているようにも見えた。丸木の棒による風を切る音と玉砂利を踏みしめる音が聞こえていた。
 喜八は、清三の姿を見ると動きを止めた。
「喜八様。高畠様からのご伝言でございます」
 清三は、神妙な表情で昨晩、木村源浄が本所の寺で急死したことを伝えた。
 ついては、喜八に木村源浄の遺骸のある本所の寺に来るようにとの火急の知らせであった。
 喜八は、木村源浄の死が信じられなかった。ただ、しばらくの間、丸木の棒を握っていた。喜八の顔に、朝日があたった。
 半時もしないうちに、権助の白帆の船が四ツ木の船着き場に着いた。清三が、手を回して権助に知らせていた。
 喜八は、押し黙ったまま船に乗り込んだ。木枯らしが吹き付け、権助の船は、帆に風を受けて大川を走った。
「幕閣は、わしが紀州になびいたのかと半信半疑のようであった・・・・・・、わしも貴殿もまだ戦国の世に生きているようじゃな、主命のために人生を賭けている。まぁ、これも一興であるな。貴殿だけに申すが・・・・・・、由井正雪は、親を思うように多くの流浪の武士のことに心を痛めていた・・・・・・、惻隠の心は仁の端である。それは、いつの世でも忘れてはならないことであろう」
 木村源浄の言葉が、喜八の心には残っていた。お互いに、公儀隠密として幕閣からの命に従い、決して、表に出ることはなく裏の世界で任務を全うする。孤独であった。本心を語る事はなく、自らの心の奥底にそれを静めていた。
 永代橋で、権助の船を降りた喜八は、富岡八幡宮に近いその寺を目指していく。清三は、先に船を降りて寺に向かっていた。
 寺の門前に清三が立っていた。喜八は、庫裏に案内をされた。木村源浄の遺骸は、布団に寝かされていた。
 遺体の横には、高畠十郎が座っていた。高畠十郎は、喜八を見ると頷いて、木村源浄の顔を覆った白布をとった。
 喜八は、手を合わせていた。木村源浄は、まるで寝ているかのように安らかだった。
 喜八は、宝蔵院流の十文字鎌槍の剣豪源浄との立会いを昨日のことのように憶えていた。鉄砲州波除け稲荷の境内で、喜八と木村源浄は立ち合った。
 海から風が吹き、月の光に十文字鎌槍の切っ先が光った。
喜八は、月光の下で源浄の構える槍を見つめていた。木村源浄の十文字鎌槍は、無相の剣であった。
 喜八は、静かに時が過ぎるのを感じていた。潮風と月の光を受けた鎌槍が美しかった。二人の間合いが狭まった。
 その時であった。清三が二人の間に立った。
「お見事である」
 源浄は、そう言って槍先を納めた。
 あの時のことが、昨日のことのように思い出された。
「数日前から、腹痛と下血があった。源浄は、紀州に戻ろうとしていた。苦しんでいたが、最後には優しい顔になって、旅立った」
 高畠十郎は、この寺で木村源浄を霊山浄土に見送ったのだった。
「紀州様がお見えになりました」
 清三が、襖を開けて座り直した。
 喜八は、紀州藩主の徳川吉宗の姿を初めて見た。吉宗は、堂々とした立ち振る舞いであった。
 徳川吉宗は、数珠を手に回して、線香を上げた。そして、吉宗は、両手を胸の所で合わせると仏を拝んで深々と頭を下げた。
 喜八は、寺の境内に忍びたちが潜んでいるのを知った。根来衆が吉宗を守っているの
であった。
「木村源浄、徳川のため、そして紀州のために命を賭して、大義であった」
 徳川吉宗は、そう言って頭を垂れていた。
 吉宗が立ちあがると庫裏から出て行った。闇の中で人が動くのが分かった。外で、馬
のいななきが聞こえて、程なくして馬に乗った吉宗が、寺を後にした。
 若い住職が読経を始めた。喜八と高畠十郎の二人が、住職の後ろに座って手を合わせ
ていた。
 静かにふすまが開いて、町人風の男や女が焼香をした。喜八は、その者たちの振る舞
いから、根来衆であることが分かった。
 喜八は、顔を伏せたままでいた。
 忍びの者たちが、姿を現すことは余程のことであった。木村源浄の死を悼み、すすり
泣く声がしていた。
 喜八は、木村源浄に紀州藩主徳川吉宗の書状を託された。そして、幕閣は、紀州徳
川家の一大事に、喜八を紀州藩に使わすことを決めた。
 紀州藩がお家騒動や百姓一揆で内政が乱れれば、徳川幕府の土台を揺るがすことは必定であった。幕閣は、徳川親藩の一大事に、危機感を募らせていた。
 喜八は、木村源浄から預かった紀州藩主徳川吉宗の書状を無事に紀州藩に繋いだ。
 大役を終えて、船で江戸に戻った喜八は、意識を失って路上に倒れた。喜八を助けたのは、紀州藩を陰で支える忍びの根来衆であった。
 喜八は、鉄砲洲の浅野家上屋敷に近い船松町のあばら家で介抱をされた。手厚い介抱であった。
 根来衆は、豊臣秀吉に根来寺を焼かれ、後年、根来寺を再建したのは、浅野家宗家であった。浅野家は、根来衆にとっては恩人であった。
 この度の藩主徳川吉宗の書状を喜八が繋いだことで、国元の家老たちは、吉宗の命を受けて、質素倹約を旨とした抜本的な藩の運営にようやく歩み出した。
 そのような理由もあって、根来衆は、瀕死の喜八を助けるために必死であった。そして、喜八は、浅野家と深い縁のある根来衆に助けられた。
 住職は、ねんごろに弔いの読経を終えると職人たちが早桶を運んできた。今は家族も無く、公儀の隠密として役目に生きた宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪木村源浄は、本郷にある寺に葬られる。
 喜八は、四ツ木八幡宮に来た木村源浄が喜八の娘のお登勢に、亡くなった自分の娘を偲んでいたことを思っていた。
「木村源浄殿は、死に臨みながら、自らの身体を拭おうとしていた・・・・・・、死は生きたことの証しだと話していた。真の達人であった」
 高畠十郎の声がした。
 木村源浄は遺言を残し、十文字鎌槍は、再び四ツ木八幡宮に納められることになった。喜八は、早桶を見送ると、十文字鎌槍を持って権助の船で四ツ木八幡宮に戻って行った。 


(五)夜陰に白狐がうごめく

 十月に入って、江戸はめっきりと寒くなった。浅草花川戸のムジナ長屋では、おかみさんたちが、着物に綿入れをして冬の防寒に備えていた。
 亭主は、火鉢の用意をして、炭売りからくず炭を買った。
「三太さん、キヨさんから便りが来たかい?」
 梅婆あさんが、仕事を終えて井戸端で足を洗う三太に話しかけた。
「キヨさんが、吉良の庄に帰って、そんなに日が経っていないよ・・・・・・」
「十月は、神無月って言うからね。全国の神様たちが、出雲で男女の縁を相談しなさっているよ。三太さんもキヨさんとの仲を決めて貰うかも知れないね」
 三太は、梅婆さんの言葉に急に元気が出た。
「そうかい、出雲で神様たちが相談しなさっているのか。神様が、浅草花川戸の青菜売りの三太とおキヨ、なんてことを言ってなさるのか・・・・・・」
 長屋の井戸端では、仕事から帰って来た男たちが、顔や手を洗う。ひとり身の男たちは、湯屋の帰りに居酒屋に寄ることを楽しみにしていた。
「金を貯めるなんざ、べらぼうめ!、江戸っ子の風上にも置けねぇよ」
 少し前まで、威勢のいい言葉で啖呵を切っていた三太は、すっかり落ち着いてきた。
 三太は、四ツ木村から買い付けた青菜が飛ぶように売れた。今宵は、浅草の八百屋を取り仕切る浅草八百千に浅草観音前の天ぷら屋に呼ばれていた。
 三太は、緊張していた。棒手振りの鑑札も浅草八百千の旦那が世話をしてくれた。浅草聖天町に八百屋を出す話も八百千の旦那からのものだった。
 三太は、湯屋に行って汗を流して、浅草観音前の天ぷら屋に着いた。二階に上がると既に、八百千の旦那と八百屋を束ねる上役の旦那たちが三人いた。
「三太、よく来た。皆さん、こいつが浅草ムジナ長屋の棒手振りの三太です。皆様のお力で聖天町に八百屋の許しをお願いいたします。こいつは、商売は下手だが、気持ちがいい」
 浅草八百千の旦那は、気分がよかった。若い時から目を掛けてきた三太が一前になったことに感無量であった。
 浅草芸者が座敷に姿を見せた。三味線に合わせて、芸者が踊りを見せた。三太は、白粉を塗った女たちに酒を注がれた。化粧の匂いが鼻についた。
 三太は、キヨのあどけない笑顔を思っていた。聖天町に八百屋を出して、キヨと所帯を持つ。
「お客様、思い出し笑いをして、何かいいことがあったのですか?」
 三太は、芸者にからかわれて顔を赤くした。
「金毘羅船々、追風(おいて)に帆かけて、シュラシュシュシュ、まわれば 四国は
讃州(さんしゅう)、 那珂の郡(なかのごおり)、象頭山(ぞうずさん) 金毘羅大権現・・・・・・」
 向かい合わせの二人が、唄に合わせて、徳利の袴の上に右手を置いて、すぐさま引っ込めて左手を叩く。三味線の音が速くなって、それを繰り返し、相手が徳利の袴を取ると右手でこぶしを作る。
 たわいもないお座敷遊びに笑い声がした。三太は、ムジナ長屋の人たちや貧しい人たちを思った。
 自分には、こういう華やかな世界よりも貧しい中で、泣いたり笑ったりする長屋の生活が好きだった。
 きらびやかな世界の裏には、人の足を引っ張ったりする駆け引きがあった。三太には性に合わなかった。
 三味線の音に合わせて、芸者たちの唄が続いていた。
 三太は、久し振りに酒を飲み過ぎた。気分が悪くなって、八百千の旦那や同席した旦那たちに丁重に挨拶をして、店を出た。
 境内には、参拝客がいた。三太は、観音様に手を合わせようと雷門をくぐって本堂へ進んで行った。
 その時、浅草観音裏の色街辺りで、男の叫ぶ声がした。三太は、観音様の裏手に回った。
 三太は、そこで白狐の面を被った二人組の姿を見た。腹を押さえていたのは、遊び人の八であった。右手が血で朱に染まっていた。
 傍らには、八の兄貴分の安が倒れていた。背中に、短刀が刺さっていた。
「白、白狐の面を付けた女のいる店で・・・・・・」
 八は、そうつぶやくと目を開けたまま絶命した。
 白狐の面を付けた二人の男は、短刀を三太に向けた。
 三太は、素手でみがまえた。その時、痩せた白狐の面を付けた男が走って来た。
 三太の前に飛び出す者がいた。白木の棒で走って来た男の鳩尾(みぞおち)を突いた。男はのけぞり、瞬時に丸木の棒は男の額に命中した。
 三太を救ったのは、喜八だった。奉行の命で白狐の盗賊を追っていたのだった。安と八は、色街にある白狐という居酒屋で刺されたのだった。
 店の戸が通りに倒れて、店の中から安と八が姿を現して、その場に倒れた。
 闇の中から、白狐の面を付けた男たちが倒れた男を運んで行く。
 三太は、跡を追おうとした。
「まきびしを撒いているぞ。相手は忍びだ!」
 喜八は、そう叫んだ。
 深追いは、禁物だった。浅草観音裏の店に通っていた安と八は、ここが盗賊のねぐらであることに気が付いた。
 それに気付いた盗賊たちは、計画通りに二人を刺殺したのだった。盗賊たちは、役人に追われたことを考えて、次の手を打ってくるはずであった。
 白狐の盗賊たちを清三が追っていた。
 御用の提灯が集まってくるのが分かった。高畠十郎の姿もあった。喜八は、高畠十郎にまきびしが撒かれていることを伝えた。
 高畠十郎は、配下の者たちにまきびしを片付けるように命じた。
 喜八は、三太を連れて、山谷堀に待たせていた権助の船に走った。
 三太は、権助の顔を見ると安心したのか、泣きじゃくった。喜八が助けてくれなかったら、安と八のようにお陀仏になっていた。
 一時前の芸者に囲まれた楽しい宴会から、今は殺されそうになって、権助の船に乗っている。一寸先は闇であった。三太の体の震えは、治まらなかった。
 喜八は、後ろに見える不夜城のような吉原を見ていた。闇の中でそこだけが光が群れていた。光の裏側では、男が金で女を買う畜生のような世界があった。
 白狐の盗賊は、吉原の周りにある闇の中で息をひそめているはずであった。店の者を皆殺しにする白狐たちは、喜八の見立てでは、西国からの忍びの一味であった。
 大地震と大津波によって、西国の沿岸部は壊滅的な被害を受けた。徒党を組んだ忍びたちは、江戸の成金を襲っていた。
 幕閣は、白狐の盗賊を操る者がいるか懸念をしていた。江戸は、元禄大地震から完全に立ち直ってはいなかった、
 この時に、幕閣は、幕藩体制を揺るがす浪人や忍びたちが徒党を組むことに注視していた。
 隠密廻り同心の高畠十郎、公儀隠密の喜八や清三は、幕閣の命を受けて江戸市中の探索をしていた。
 浅草観音裏の色街にあった店に、盗賊の一味が出入りすることを突きとめた喜八は、この店を張っていた。
 白狐の面を付けた女たちが、肌蹴た着物を着て、白い肌を見せながら、男たちに酒を注ぐ。話がまとまれば、階段の上の小部屋で一時の色事を行う。
 喜八は、不穏な時勢を思っていた。西国から忍びが江戸市中に入ってきていた。目付きの鋭い旅人や虚無僧、そして、長屋でその日暮らしをしている浪人たちも西国から流れて来ていた。
 木村源浄が逝って、江戸の闇はますます深くなった。喜八は、西国から来た不気味な盗賊たちを追う。江戸の町には、紀州藩主徳川吉宗を警護する忍びの根来衆もいた。
 三太は、手拭で頬かぶりをして、冷たい風を避けた。権助の船の後ろでは、不夜城のような吉原の灯りが見えていた。






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