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江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2013年6月23日 15時30分の記事


【時代小説発掘】
江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸のむじな長屋に住む住人たちの物語。時代は、犬公方綱吉の逝去の後、生類憐みの令に縛られていた江戸庶民に、ひと時の安らぎが訪れていた。綱吉の後を継いだのは、元甲府藩主の徳川家宣であった。
 だが、六代将軍徳川家宣は、将軍在職の三年余りで病没した。新将軍は、数え年で四歳になる徳川家継であった。この時、徳川幕府の最大の危機であった。
 徳川幕藩体制は、まさに風前の灯だった。前将軍の子飼いであった間部詮房(まなべあきふさ)と英名の誉れ高い新井白石(あらいはくせき)が幕政を司っていた。
 江戸では、幼少の将軍を置いた幕藩体制に対して、不穏な動きがあった。徳川幕府の中興の祖と言われる徳川吉宗が新将軍になるまでの江戸を舞台にした物語がいよいよ始まった。作者は問う。徳川吉宗は、真実の名君であったのか・・・。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 


これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」
風の喜八5 「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7 「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
風の喜八10 「江戸の月見」
風の喜八11 「後の月」
風の喜八12 「岸辺の風」
風の喜八13 「宝永五年の冬」
風の喜八14「将軍綱吉の最後」-綱吉に憑依していた赤犬の怨念-
風の喜八15「悲願、浅野家再興」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」


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【時代小説発掘】
江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 浅草花川戸の新しい住人

 浅草花川戸は、大川橋のたもとにあった。大川の川岸に面していて、すぐ裏には、浅草寺があり、参拝客たちでにぎわっていた。
 川岸に着けられた船から荷を下ろす人足たちの掛け声が聞こえる。
 人々でにぎわう浅草寺界隈は、食べ物の屋台や酒を出す料理屋が並んでいた。浅草寺の背後には、遊郭のある吉原があった。男たちが手拭いで頬被りをして通う姿や船で山谷堀を上がってくるのだった。
 地方から職を求めて江戸に来た者たちは、裏長屋の一室に落ち着き、長屋の人たちの情けで生活をしていた。
 江戸に出れば、仕事には不自由はなかった。読み書きができれば、商家の帳簿付けの仕事があり、頭のいい浪人などは、寺の庵を借りて寺子屋をすることもできた。
 今日も越後から若い男が花川戸にやってきた。名前は、佐吉と言った。
「あいすいません。ここは、船宿の権助様のお宅ですかのう?」
 近江屋の玄関先で大きな声がした。
 大川に面した船宿の近江屋では、忙しい荷下ろしが終わり、若い衆は、屋台の食べ物屋に出かけていた。
 大将の権助は、倅の小太郎と船の片付けを終えて、戸口にいる佐吉に気付いた。
「何か用かい?」
 権助は、禿げた頭に草木で染めた鉢巻を巻いていた。権助の倅の小太郎は、年恰好が同じの佐吉を見て笑顔を見せた。
「へぇ、おとっつぁんの弟のおかみさんの知り合いが飛脚でして、江戸一番の飛脚の大関屋勝というのですが・・・」
 権助は、大関屋勝と聞いてすぐに訳が分かった。
 大関屋勝は、権助の命の恩人である四ツ木八幡宮の喜八の案内人を務めた男だった。
 喜八は、大地震による大津波で疲弊した紀州藩に藩主徳川吉宗の書状を繋いだ時に、江戸一番の飛脚である大関屋が助けてくれた。
 紀州藩では、将軍徳川綱吉の娘である鶴姫が紀州藩主徳川綱教に嫁ぎ、次期将軍は徳川綱教と期待された。
 そのため、紀州藩は、莫大な出費をして時期将軍のための準備をしていた。だが、徳川綱教が突然亡くなり、更に大地震と大津波に襲われて紀州藩は疲弊していた。
 喜八が藩主徳川吉宗の書状を届け、紀州藩は若き藩主徳川吉宗の下で一つになることができた。
 喜八を助けた飛脚の大関屋勝は、越後の雪深い村の出であり、喜八のいる四ツ木八幡宮に姿を見せた。大関屋勝は、権助の船で来た。
 帰りの船で、大関屋は越後の知り合いに真面目な男がいて、仕事を探していることを話した。右足を少し引きずるので飛脚になるのは、無理だったという話だった。
 権助は、丁度船を一艘増やしたことで、人足を探していた。
「いつでも、来てください」
 権助は、大関屋とそんな会話をしたことを思い出した。
 四ツ木八幡宮の喜八は、幕府の隠密であった。元は、松の廊下で吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけた浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の隠密であった。
 喜八は、改易になった浅野家の再興のため、幕府のために身命をなげうつ覚悟であった。
 そして、喜八の願いは叶って、綱吉の死による大赦により浅野内匠頭の弟である長広が安房国に五百石の旗本になった。浅野家は、ようやくお家が再興されたのだった。
 浅野内匠頭の不祥事が数多の尊い命を犠牲にしたのだった。
 名家である吉良家は既に絶えていた。江戸の人々は、堀部安兵衛らがいた赤穂浪士に肩入れをしていた。
 だが、年月を重ねると多くの者が亡くなり、失ったものの大きさを感じていたのは、侍も庶民も同じであった。
 ひとりの殿様の軽率な所業が、このような悲劇を招いたのだった。
 殿中で刃傷をおこした浅野内匠頭は、その夕刻に、将軍綱吉の命により庭先で切腹を申し付けられた。
「風さそう、花よりもなほ、我はまた、春の名残を如何にとかせん」
 切腹の時に、浅野内匠頭が詠んだ歌は、心残りがあった。今生の最後に詠んだ歌には、哀愁があった。
 それを忠義の者たちは読み取ったのであった。主君の今生への心残りを晴らすために、赤穂浪士たちが主君の復讐を果たそうとするのは必然であった。
 全てが終わって、赤穂浪士たちは、浅野内匠頭と共に泉岳寺に葬られていた。江戸っ子たちは、泉岳寺にお参りをしていた。線香の煙は静寂な墓場にいつも漂っていた。
「家に上がっておくれ、ここで働くのは合点承知だ。大関屋さんには、喜八様が大変お世話になった」
 船宿近江屋の主人権助は、訪ねてきた佐吉を家の中に入れた。
 奥から出てきた権助の連れ合いのセツが顔を出した。セツの後ろから、三人の子どもたちが珍しそうに佐吉を見ていた。
 セツは、佐吉が近江屋に奉公することになったことを権助から聞いた。
「越後からご苦労様、江戸は、初めてでしょう?」
 セツは、佐吉に冷えた甘酒を勧めた。
 佐吉は、まだ緊張をしていた。甘酒の入った湯呑を持つ手が震えていた。
「小太郎、佐吉と湯屋に行って来い。とうちゃんも後から行くからな」
 小太郎は、手拭いをセツから貰った。
「小太郎の着物を用意するので、待ってておくれ」 
 セツは、綿を抜いた夏用の着物を出してきた。それを格子の柄の風呂敷に包んだ。
 小太郎は、佐吉を連れて今戸町にある湯屋に行く。大川端を歩くと柳の枝が風に揺れていた。
 街の寄合場から笛や太鼓、そして鉦の音が聞こえた。
「浅草の三社祭が近いから、町内の人たちが集まって祭りに備えているんだよ」
 小太郎は、三社祭が待ち遠しかった。
 佐吉は、その祭りばやしが故郷の越後の祭りを思い出していた。
 山谷堀に架かる今戸橋が見えると左手に待乳山聖天社が見えてきた。
「知っている人がいるから、寄っていこう」
 小太郎は、待乳山への小道を左に曲がった。
 聖天社の前で八百屋があった。八百屋には、若い夫婦が荷車から大根を店先に並べていた。
「小太郎じゃないか。寄って行きな!」
 小太郎に声をかけてきたのは、八百屋の亭主の三太であった。
「甘酒でも飲んでいきなさいよ」
 背中の子どもをあやしながらそう言ってくれたのは、三太のおかみさんのキヨだった。 三太は。野菜を商う俸手振りから八百屋になった。毎朝、商売に出る前に浅草寺の観音様にお参りを続けた。
 その姿を何年も見ていた浅草界隈の八百屋の元締めである八百千の旦那は、三太の姿に感銘をしていた。
 そして、八百千の旦那は、浅草聖天町に八百屋を開く鑑札を三太に与えたのだった。おかみさんのキヨは、吉良の庄から来たのだった。
 吉良の庄は、赤穂浪士に討たれた吉良上野介の所領であった。キヨは、祖父と浅草の観音様にお参りをした。浅草寺の境内は、参拝客で混み合っていた。
 その時、村人から託された吉良上野介の菩提寺に納める金子を盗られてしまった。
 浅草寺の門前で空を見ていた無一文の二人を助けたのは、権助とその女房のセツだった。権助とセツは、かいがいしく二人の世話をした。
 むじな長屋に住んでいた三太がキヨに一目ぼれをして、目出度く所帯を持ったのだった。
「そうか、越後の出かい。越後の人たちは、よく働くって評判だ。それに、近江屋さんは、花川戸で一番の船宿で、旦那もおかみさんもとてもいい人たちだ。佐吉、良かったなぁ」
 三太は、そう言うと白い歯を見せた。
「近江屋の旦那さんとおかみさんがいなかったら、野垂れ死にをしていました。観音様のおかげでお二人に会うことができたといつも感謝をしているんですよ」
 キヨは、幸せそうな表情をして笑った。
 佐吉は、大関屋勝に言われたことを思い出していた。
「一日一日を懸命に生きていれば、お天道様が見ていてくださるよ。越後の深い雪も春になれば融けてなくなる。冬は必ず春となるさ」
 佐吉は、江戸一番の飛脚の大関屋勝は、そう言って毘沙門天の護符を佐吉に持たせたのだった。毘沙門天は、夜叉を率いて北方を守護する神であった。
 越後の戦国大名の上杉謙信が信奉した神であった。越後の者たちの多くが、毘沙門天を産土神にしていた。
 佐吉は、生まれつき右足が少し不自由だった。佐吉は、雪深い越後から大関屋勝を訪ねた。佐吉は、高輪から坂を下って見える袖ケ浦の海に思わず歓声を上げた。初めて見る広大な海だった。
 大関屋は、佐吉のはしゃぐ様子を見て満足そうに笑っていた。
 佐吉は、沖に浮かぶ白い帆の船を見て、大海原をいつか船に乗って行こうと心に決めていた。
 大関屋勝は、四ツ木八幡宮の喜八に会いに行った帰りに、権助に佐吉の働き口を頼んだのだった。
 佐吉は、花川戸の川岸に着けられた船を見て、すぐに気に入った。白い帆を張った権助の船は、大川を下って海までも行けるものだった。
 三太の八百屋は、賑やかになってきた。商売の前に聖天社にお参りをする芸者衆のためだった。
 上客と出会えるように祈念をするのだった。花柳界で生きる芸者衆は、上客と巡り合うために、聖天様に参拝する姿がいつもあった。
 佐吉は、二股大根が積まれている店先で、妙な気がしていた。日が傾いて、きれいに着飾った芸者衆が大根を買い求めて、聖天社に奉納をしていた。
「待乳山聖天社の御本尊は、大聖歓喜天様なんだよ。そして、毘沙門天も祀っている。佐吉ちゃんは、おいらと同じで子供だから、分からないことだよ」
 佐吉は、自分の産土神である毘沙門天が祀られているのを知り、うれしくなった。
待乳山聖天様に供えられる二股大根は、人の下半身を表し、男女が交わることを表していた。
 男女の巡り合いに霊験あらたかであるということを小太郎は、最近になって知ったのであった。
 佐吉は、男女の巡り合いに霊験のある聖天社に手を合わせた。小太郎は、真剣に祈る佐吉の横顔を見て少し驚いた。
「ここに祀られているのは、男女が睦み合う神様なんですって・・・・・・、なんて、色っぽいこと」
 若い芸者の間で、そんな会話があり、女たちの笑い声がした。
 小太郎は、その秘仏を見たことが無かった。芸者の白粉の匂いがした。小太郎は、女の声や仕草が段々と気になり始めていた。


(二) 浅草宵祭り

 明日が浅草三社祭を控えていた。夕暮れになって、小雨が降ってきた。佐吉は、むじな長屋の部屋でせんべい布団に横になって、考え事をしていた。
 佐吉は、近江屋での仕事を始めていた。明日の三社祭の祭礼を前にして、町内ごとに宵祭りを執り行っていた。
 花川戸でも権助が中心になって、町内に喜捨を募り、社務所では笛や太鼓、鉦の音が聞こえていた。
 佐吉は、三社祭の宵祭りの祭囃子を聞いていると、越後の村祭りを思い出した。故郷の村には、幼馴染の雪乃がいた。
 村でもとりわけ貧しい生活をしていた雪乃の家では、父親が流行り病で亡くなり、雪乃は、家族を救うために江戸の吉原に売られていった。
 佐吉は、遠い世界と思っていた吉原が浅草寺の裏の田地を抜けた場所にあることを聞いたのだった。
 村の夏祭りには、村の真ん中にあるお堂の前で盆踊りをした。
 子どもたちは、蛍を追っていた。佐吉は、雪乃といつも一緒に遊んでいた。
 雪解けの遅い春だった。人買いと言われる初老の男が、村々を回ってまだ幼さの残る娘たちを集めていた。
 奉公という名のもとに、娘たちは売られていった。娘たちは、故郷の村には帰ることはできなかった。
 色の白い雪乃の頬には、涙が伝っていた。佐吉には、どうすることもできなかった。雪乃の祖母が狂ったように泣き叫んでいた。
 佐吉は、吉原に奉公すると聞いていたが、そこが、周囲を囲いで限られた遊女屋が集まっている場所であることを後で知った。
 一年も経たないうちに、雪乃の祖母は、山に山菜を取りに行ったまま、帰っては来なかった。雪乃を遊女屋に売った罰が当たったと村人は、噂をした。
 さらに、母親と二人の子どもは流行り病で、相次いで亡くなった。雪乃の家族は死に絶えた。
 吹雪で葬式も満足に行うことができなかった。佐吉は、村の男たちが必至な形相で凍った土を掘る姿を見ていた。傍らには、雪の上に棺桶が置かれていた。
 佐吉は、雪乃の姿を吹雪の中に探していた。吉原から駆けつけてくると思っていたのであった。だが、雪乃の姿を見る事はできなかった。
 吉原の灯が闇の中にともっていた。狐火が集まったようなその灯に、江戸の男たちは快楽を求めて魅かれていく。
「佐吉ちゃん、父ちゃんが呼んでるよ。宵祭りのお祝いがあるんだよ」
 小太郎が佐吉を呼びに来た。
 佐吉は、涙をぬぐった。そして、元気な声を出して小太郎に返事をした。
 雨が上がり、往来に面した詰所に男たちが縁台に腰を掛けていた。寄付をした者の名が記してあった。
 鉢巻を占めた男たちは、祭り半纏とふんどし姿で町内の神輿に飾りを付けていた。縁台に置かれた大皿には、天ぷらやいなりずしのごちそうが盛られていた。
 酒樽が割られて、酒が振る舞われた。
 小太郎と佐吉は、冷えた甘酒を飲んでいた。
「三社権現様は、観音堂の西北にあって、北馬道町の隣にある。推古天皇の時代、千年以上も前のこと、大川で一寸八分という金無垢の観音様が漁師の網にかかった。その三人の漁師を奉った。三人は神様になったんだよ」
 小太郎は、寺子屋で習ったことを覚えていた。
 佐吉は、浅草寺の観音様が小さな観音像であることを知った。
 そこに、体格のいい天秤棒を持った男が姿を現した。
「あの人は、四ツ木八幡宮の喜八様だよ。夢想流杖道(むそうりゅうじょうどう)の達人なんだ。真剣の相手に白木の棒で立ち向かうんだよ」
 佐吉は、大関屋勝から喜八のことを聞いていた。白龍が舞うように、流れるように白木の棒を使うという。
 佐吉は、大関屋勝から喜八の所に挨拶に行くように命じられていた。
「佐吉、おいでよ」
 権助が佐吉を呼んだ。佐吉を喜八が見た。
 喜八は、右足を引きずる佐吉の姿より、何か思いつめたような目をしているのが気になった。
 喜八ほどの剣の使い手になると、一瞬で、その人の生き様を見抜くことができた。呼吸の仕方や目の動き、手足の動きを喜八は、瞬時にはかっていたのだった。
 佐吉は、小太郎と同じ年頃で、まだあどけなさが顔の表情に残っていた。だが、三社祭を明日に控えているのに、佐吉の感情が高揚しているようには見えなかった。
 佐吉が人に言えないようなものを背負っている。喜八は、初めて会う佐吉の心を見ていた。
「佐吉、四ツ木八幡宮の喜八様に挨拶をしなさい」
 権助は、自分の隣に佐吉を座らせた。
 佐吉は、飛脚の大関屋勝に世話になって、近江屋で働くことができましたと深々と頭を下げた。
 喜八は、小太郎と一緒に四ツ木八幡宮に遊びに来るようにと佐吉に言葉をかけた。
佐吉は、はいと素直な声で返事をした。
 三社祭の祭囃子の音に混じって、尺八の音が聞こえた。詰所の前には、深編み笠をかぶり、首に袈裟をかけた虚無僧がいた。
 喜八は、席を立った。権助も虚無僧が公儀隠密の清三であることに気付いた。清三は、服部半蔵の再来と言われるほどの忍びであった。
 清三は、隠密廻り同心の高坂十郎の指示の下に、喜八と共に幕府のために働いていたのだった。
 四月には、数えで四歳の徳川家宣の子が将軍となる。幕府を支えるのは、前の将軍家宣の子飼いである側用人間部詮房(まなべあきふさ)と天賦の才を持つ新井白石(あらいはくせき)であった。
 二人は、幼い将軍を擁立し、家継の後見役になった。そして、家継の生母月光院が幕政を二人の逸材に任せたのだった。
 幼い家継が将軍に就くと譜代の大名たちは、幕政の行く末を案じ、自らの立場をはかることに心血を注ぐのであった。
 過去にも似たような事態があった。それは、三代将軍徳川家光の後を継いだのは、まだ元服前の徳川家綱であった。保科正之や酒井忠清らの重臣が将軍を補佐した。
 しかし、この時代に楠木流兵学で名高い由井正雪や槍の名手丸橋忠弥が幕府転覆を狙ったという事件が起きた。
 この度、幼い家継が将軍になることで、幕閣は市中の取り締まりを強めていた。特に浪人たちの動きを見張っていたのだった。
 三社祭の祭囃子があちこちから聞こえてきた。神輿の前でふんどし姿の男たちが柏手を打つ。
 秘仏の小さな金無垢の観音様が三人の漁師たちに抱かれて、安置をされて浅草寺となる。漁師たちは、神々となって町を練り歩き、乗船して大川を渡ることになる。
 浅草の町に住む者たちが高揚して、一つになる。老いも若きも、貧乏人も裕福な商家の旦那衆も思いは同じだった。
 夜遅くなって、佐吉は長屋に戻った。祭囃子がまだ聞こえていた。布団に横になった佐吉は、吉原に奉公に上がった雪乃のことを思っていた。
 雪乃を思う気持ちは、日ごとに強くなっていた。それは、佐吉が初めて女を恋い慕う気持ちであった。


(三) むじな長屋の住人たち

 むじな長屋は、表通りにある船宿の近江屋の裏にあった。いわゆる裏長屋であった。どぶを挟んで四部屋の長屋が向かい合っていた。
 近江屋の後ろにある右手の手前が佐吉の部屋であった。隣には、あん摩の五郎八が住み、その隣が小唄の師匠のお滝が住んでいた。一番奥には、下総からきた大工の源蔵とおかみさんのマスが住んでいた。
 左手の手前には、あさりのむき身を売る正太、その隣が浪人の久米平介が住んでいた。左手の三つめの部屋は梅婆さんが住んでいた部屋で、婆さんが亡くなってから部屋は空いていた。
 そして、一番奥には七歳の倅がいる呑兵衛の安とおかみさんのトラが住んでいた。奥には、厠と井戸があった。
 三社祭の神輿が練り歩き、花川戸の表通りは、人で賑わっていた。むじな長屋の住人たちもいた。大工の源蔵やあさりのむき身を売る正太、そして、呑兵衛安が神輿を担いでいた。
 ふんどし姿に祭り半纏を身に着けて、汗を流して神輿を担ぐ。祭囃子がその後ろで聞こえていた。
 浪人の久米平介が神輿のまわりで踊っていた。大分酒に酔っているらしかった。小唄の師匠のお滝は、太鼓を叩いていた。
 むじな長屋のおかみさんたちは、神輿を担ぐ男たちの名を呼んでいた。
 あん摩の五郎八が杖をついて、下駄をはいた姿で路地に入って行く。お得意さんの所に行くところだった。
 佐吉は、三社祭の人混みの中にいた。こんなに大勢の人を見たことが無かった。神輿を担ぐ男たちの熱気に佐吉は圧倒されていた。
 花川戸の権助の船は、神輿を乗せて駒形まで運ぶ。歓声が聞こえていた。小太郎は、権助と共に船に乗り込んでいた。祭りは、最高潮に達していた。
「甲斐性なしの亭主でも神輿を担ぐ顔は、男前に見えるね」
「表六玉でも三社祭の時は、いい顔をしてるよ」
 おかみさんたちは、神輿を担ぐ自分の亭主を見て、惚れ惚れとした顔をしていた。
 むじな長屋の大家の清兵衛の姿もあった。清兵衛は、店賃の滞っていても厳しい取り立てはしなかった。空き部屋になるのは、物騒であったので安い店賃にしていた。
 清兵衛は、店子の葬式や夫婦げんかの仲裁まで、頼まれると断り切れない性格もあって引き受けていた。
 清兵衛は、小唄の師匠のお滝を見ていた。粋な深川の芸者であったお滝は、清兵衛のお気に入りだった。
 観音様が大川で漁師たちに引き上げられた目出度い祭りは、やがて終わりを迎える。江戸に暮らす者たちは、祭りの後の寂しさを感じる。
 大川の川面に吹く風が川岸の柳の枝を揺らした。燕が飛び廻ってトンビが頭上で鳴いた。
 小太郎は、神輿を降ろした船の手入れをしていた。明日からまた忙しい日が続くのだった。佐吉もそこに来て船の掃除を始めた。
 佐吉は、気分が弾んでいた。それは、八百屋の三太が吉原に青菜を運ぶことを聞いたのだった。
「山谷掘りを船で行くと、吉原がある。苦界に身を沈める人たちに、せめて取り立ての野菜を食べて貰いたい」
という三太の言葉を小太郎から聞いていた。
 三太と共に、真乳山聖天町の横を流れる山谷堀を船で遡上すれば、吉原はすぐであった。そこには、吉原に奉公をしている雪乃がいる。
 蛍を追って、二人で沢沿いの道を走った。雪乃の笑い声が今でも思い出せる。同い年は、二人だけだったので、いつも一緒にいた。
「観音様、一度でいいので、雪乃と会うことができるようにお願いいたします」
 佐吉は、観音様にご祈念をした。線香に火をつける。線香の煙がもうもうとして浅草寺の境内に漂っていた。
 むじな長屋では、大家の清兵衛が酒樽を持ち込んで、店子たちに振る舞っていた。普段、飲むことのできない上等な酒だった。
「うまい、下総の酒かい。五臓六腑に染み渡るねぇ!」
 上等な酒を飲んだ呑兵衛の安は、おかみさんのトラに湯呑に入った酒を差し出した。
「三社祭の日に、酒を飲んで長生きだよ」
 安は、そう言ってトラと乾杯をした。おかみさんのトラは、一息に湯呑に注がれた酒を飲んだ。少し経つとおかみさんは、泣き出すのだった。泣き上戸だった。
 大家の清兵衛がトラをなだめていた。亭主の呑兵衛安は、上等な酒を飲んで縁台で酔いつぶれていた。
 こうして、三社祭りの夜が更けていく。三社祭の翌日には、雷門の門前には、蓑市が立つ。近在から蓑や笠、そして、桑などの農具を買いに来るのだった。
 祭りの熱気が去った浅草寺は、参拝する人もまばらだった。門前の蓑市もあまり人は集まらなかった。静かな市が祭りの終わった後の寂しさを見せていた。


(四) 四ツ木八幡宮に白龍が舞う

 小太郎と佐吉の乗る船が四ツ木川岸の船着き場についた。早朝から荷を積み、ようやく荷を下ろした束の間の休息だった。
 船着き場から林の道を小太郎が佐吉を案内していた。権助は、船着き場で煙管を取り出して煙草を吸っていた。
 四ツ木八幡宮の境内は、鬱蒼とした林に囲まれて、参拝客の姿はまだなかった。白装束の姿で丸木の棒を振るう喜八の姿があった。
 小太郎と佐吉は、流れるような喜八の杖道の型に驚いた。白龍がうごめいているようにも見えた。丸木の棒の風を切る音と玉砂利を踏みしめる音が聞こえる。
 いつもとは違う喜八の鋭い眼光があった。喜八は、物陰にいた二人に気が付いた。小太郎が声を上げた。瞬時に、喜八の顔の表情が柔和になった。
 小太郎と佐吉は、胸を撫で下ろした。喜八の眼光は、まるで龍神のように鋭いものだった。
「よく来た。家に上がりなさい」
 喜八は、手拭いで汗を拭った。
 境内にある社務所と住居が一緒になった喜八の家だった。洗濯物を干す喜八の娘お登勢の姿があった。長男の良雄は、腕白盛りで鶏を追い回していた。
 喜八の女房のお勢は、越後からきた佐吉と挨拶をした。
 林の道から権助の姿があった。権助は、体を拭く喜八に近寄っていく。
 佐吉は、四ツ木八幡宮の名物の塩饅頭をごちそうになった。今まで食べたことのないおいしさだった。口に入れると自然に口もとがほころんだ。
 洗濯を干し終えたお登勢は、小太郎と佐吉を誘って本堂を案内した。年は、お登勢が少し上だった。
「四ツ木八幡宮は、白龍の八幡様と呼ばれて、霊験あらたかな八幡様で有名なのよ。八月の十五日は、八幡様のお祭りがあるのよ。夜には、十五夜のお月見が重なって、その日は大忙しなのよ」
 お登勢は、得意になって話すのだった。
 八月十五日は、境内では、笛や太鼓の祭囃子が奏でられ、大幟(おおのぼり)を立てるという。
 そして、八幡様の祭りには、放生会が行われる。
 お登勢は、幼いころから放生会の時には、亀や雀を売ってきた。亀や雀は、四ツ木村の子どもたちが持ち寄ってくる。
「放し亀です。放し鳥でございます。放せば御先祖様の供養になります。えー、いかがでしょうか。お客様、亀の泳ぐ方に、雀の飛ぶ方に手を合わせてください。その方角に御先祖様がいらっしゃいます。西方極楽浄土にご先祖様がいらっしゃいます」
 お登勢は、大きな声で放生会の口上を小太郎と佐吉に聞かせるのだった。
 その元気な声に、二人は驚いた。
 本堂には、一本の槍が納められていた。槍先は、袋状の穂に覆われている。佐吉は、槍が持つ重厚な雰囲気を感じていた。
「これは、十文字鎌槍といって、宝蔵院流の十文字鎌槍で有名だった木村源浄様のものです。おとっつぁんと鉄砲州波除け稲荷の境内で立ち合った方です」
 お登勢の話を聞いた佐吉は、しばらく十文字鎌槍を見ていた。
 喜八は、境内の縁台で権助と話をしていた。
 数え年四歳の徳川家継が将軍になる日が近いこともあって、江戸城の周囲を警戒しており、不穏な輩を見つけた場合は、知らせてほしいと権助に頼んだ。
 権助は、これまで命の恩人である喜八のために、浅野家再興のためにも働いてきた。喜八も全幅の信頼を置いていた。
 喜八は、佐吉の表情を見て、何か思いつめているような表情を見抜いていた。気がかりであった。それを口にしようと思ったが言うことはなかった。
 喜八は、憐憫の情を抱く佐吉の思いが女であることを見ていた。
 その頃、江戸赤坂の紀州藩の藩邸では、藩主の徳川吉宗がいた。兄たちの死により紀州藩を継いで、大地震や大津波で疲弊した藩を何とか立て直しに成功していた。
 徳川吉宗は、幼少の将軍が誕生することに危惧をしていた。それは、祖父の徳川家康の十男であった徳川頼宣が巻き込まれた由井正雪の事件であった。
 若年の徳川家綱が将軍となった時、多くの浪人たちのために、幕府転覆を企てたと言われる。
 吉宗は、何者かの策略により、祖父の徳川頼宣が陥れられたと見ていた。
 加藤清正の娘を妻にし、宗家の血脈を継ぐ徳川頼宣に対して、幼い将軍を担ぎだした者たちが仕組んだ罠だと見ていたのであった。
 当時の幕閣たちは、徳川頼宣を恐れていた。神君徳川家康の子であり、駿府城で家康の下で育てられた。性格は、豪放磊落であり、南海の龍と呼ばれていた。
 幕政の安定を図るためには、血祭が必要であった。いつまでも人々の心に残る凄惨な結末を肝に銘ずることは、この時代には必要であった。
 徳川吉宗は、赤坂の紀州藩邸から見える青空を見ていた。トンビの鳴き声が聞こえた。吉宗は、直近の者を呼んだ。
 吉宗の命は、根来衆や吉宗の手足となって動く忍びの者たちに伝えられる。若き紀州藩主は、江戸城の徳川宗家を見ていた。







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