平成13年行政書士試験過去問 問36 憲法 | |
[平成13年行政書士試験過去問] | |
2011年5月25日 9時17分の記事 | |
次の文章を読み、(A)(B)(漢字各2字)に当てはまる語句として正しいものを記入しなさい。 日本国憲法によれば、「内閣は、毎会計年度の(A)を作成し、国会に提出して、その審議を受け(B)を経なければならない。」とされるが、そこにいう(B)が、具体的にどういう形式の(B)であるのかは、明らかにされていない。財政民主主義を強調して、租税の場合と同様、正式に法律として(B)すべきだという有力な学説もあるが、一般には、法律とは違う(A)という形式の法規範として(B)されるものと、考えられている。内閣が作成した原案の方を(A)と呼ぶ一方で、それを審議する国会が(B)した法規範をも同じく(A)と呼んでいるわけで、用語としてはいささか紛らわしくなっている。 <合格する人はこう考える>
A予算 B議決 憲法 第八十六条 内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。 予算を法律と同様と解する予算法律説(有力説)と、 予算を法律とは異なる独自の法形式であるとする予算法形式説(通説) で学説上の対立があり、どちらも一定の法規範性を有することは一致するものの、国会の予算増額修正がどこまで認められるのかについて争いがある。 (文 朝日久義) | |
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