稚魚の育て方のコツはこれ! | |
[らんちゅう飼育] | |
2009年5月3日 22時50分の記事 | |
らんちゅうの飼育にだいぶ慣れてきた人であれば、今度はらんちゅうの卵を孵化させて、稚魚から飼育してみてはいかがでしょうか。 自分が稚魚から育てたらんちゅうなら、可愛さもひとしおになると思います。 親らんちゅうが産卵したら、まずは卵を別の池に移しておきましょう。 交配が終わった後の池の水は、予想以上に汚れています。 そのままの状態で孵化してしまうと、稚魚が死んでしまう場合もあるのです。 ですから、産卵後3日くらいしたら、産卵巣ごと他の池に移動しましょう。 孵化した稚魚は、お腹の部分に栄養の入った袋を抱えているので、2〜3日は餌を食べません。 お腹が小さくなって少しずつ動き出すようになったら、餌を与え始めましょう。 餌は人工の餌と生餌の2種類のタイプがあります。 どちらを選んでも構いませんが、人工餌は消化不良になりやすいので、人工餌と生餌を併用させた方がらんちょうには良いかもしれません。 稚魚に良く使われる餌として、「ブラインシュリンプ」があります。 ブラインシュリンプは粉末や冷凍された状態でも売られていますが、稚魚にとって一番良い与え方は、生きたまま与える方法です。 通常、乾燥卵が缶詰された状態で売られています。 らんちゅうの卵が孵化したら、ブラインシュリンプの卵も孵化させておきましょう。 実際に与える時は、量に気をつけてくださいね。 成長したらんちゅうでも同じですが、一度に与える量は5分程度で食べきる量にしておきます。 稚魚のうちは、できるだけ与える回数を多くしてやりましょう。 できれば24時間、朝夜関係なく常に餌を食べられる状態にしておいてやるのがベストです。 なかなか大変ですが、稚魚のうちは人間の赤ん坊と同じく、常に見守って、手間隙かけてやることが大切なのです。
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