らんちゅうの頭ってこんな形! | |
2009年5月5日 1時3分の記事 | |
金魚の中でも「王様」と呼ばれるらんちゅうは、多くの愛好家の間で飼育されている金魚です。 その姿かたちは独特で、らんちゅうの良し悪しは、模様よりも形によって決まってくるそうです。 人それぞれ好みがありますが、頭から顔の部分ではどのような形があり、どのようなものが良いとされているのでしょう。 らんちゅうの特徴である頭の部分は「かしら」(頭)と呼ばれています。 その頭にはコブ(肉塊)がついていて、コブの形によって呼び名が決まっています。 らんちょうの中でも、人気がある種類は「竜頭(たつがしら)」で、上から見ると目から先が長く角ばっていて、前に突き出している形です。 目の下のエラブタと呼ばれる、ほほの部分に肉がついてしまうと、やぼったい顔つきに見えてしまいます。 「兎金頭(ときんがしら)」と呼ばれるものは、頭の上のコブが大きくなっていて、丸いアンパンを乗せたような形になっているらんちょうです。 兎金頭は、産まれてから1、2年たった「二歳魚」にならないと、十分に大きくなりません。 最近では、数少ないものになっている「ビン張頭(びんばりがしら)」は、芸者さんの頭に似ているので、そのような呼び名が付いたようです。 鼻の部分のコブは「フンタン」と呼ばれていますが、このフンタンは下から盛り上がるように付いていて、前だけではなく横にも張り出している形が良いとされています。 らんちょうは、顔はあまり重視されませんが、愛くるしい目をしていて、エラや目の周りにコブがなく、エラが深いものが良いとされています。 らんちょうの頭部分の形は、オスの親魚の遺伝によるものが大きいとされています。 親魚を選ぶ時のポイントにしてみてくださいね。
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