らんちゅうってどんな金魚? | |
[らんちゅう飼育] | |
2009年5月5日 1時4分の記事 | |
「らんちゅう」とは、なんのことだかご存知ですか? らんちゅうとは、金魚の一種なんですが、聞いたことのない言葉だという人も、少なくないかもしれませんね。 らんちゅうは、ひらがなで書かれることが多いのですが、漢字にすると「卵虫」や「蘭鋳」と書きます。 これから夏に向けて、らんちゅうを飼い始めた、という人も多いのではないでしょうか。 らんちゅうは、数ある金魚の種類の中でも「金魚の王様」と、呼ばれています。 日本ではらんちゅうの愛好家が多くいて、毎年らんちゅうの品評会が行われているほどです。 らんちゅうは、頭に「コブ」と呼ばれる肉塊があるのが特徴的で、コブの形が良いことを「かしら(頭)の出が良い」などと言います。 コブの形によってらんちゅうの呼び名が決まっていて、「兎金頭」「竜頭」「獅子頭」など、意外と種類も豊富なのです。 また、らんちゅうの体には、背びれがないことも特徴です。 体は小判型をしていて、背中の部分を「背なり」と呼び、体が長めのらんちゅうは「長手の魚」、短めで丸みを帯びたらんちゅうは「丸手の魚」と呼ばれています。 らんちゅうの模様はどれも一様に味があって美しいものですが、最近では紅白模様に人気が集まっているようです。 らんちゅうは横から見ても美しいですが、一般的に上からの姿を見て鑑賞するものです。 尾びれの形が重要視されていて、尾の形はお椀のような形が良いとされています。 左右均等で、美しい丸みを帯びた形です。 尾の形とともに、泳ぎ方でも良し悪しが決まります。 らんちゅうは他の金魚に比べると、泳ぎが苦手だと言われていますが、良いらんちゅうと呼ばれるものは、尾が綺麗に開き、泳ぎ方も優雅で気品があります。 一般的に良いとされるらんちゅうは、こうして様々な視点から判断しますが、実際にはらんちゅうの姿、模様などは人それぞれ好みがありますね。 ご自宅で楽しくらんちゅうを飼育するなら、自分が直感で気に入ったらんちゅうを選んでくださいね。
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