2013年1月22日 11時11分 |
ふすまに斜めに向かい片手で扱う方法〜佐野一行デザイン事務所 |
ふすまに向かって斜めに座る(原則として、引き手に向かって座るが、中の上座がわかっている場合は必ずそちらに向く)。 ふすまに面しているほうの手を引き手にかけ、10センチほどあける。 その手を下から15センチほどへりに移し、そこを押して静かにあける。 閉めるときはこの逆をする。 片手だけを使い、体がねじれるような動きはしない。 また、あけたときに必ず中に向かって会釈の形になるようにするのが美しく見えるコツ。 着物での動きは、上前があることと、長い袖がついていることを忘れてはいけません。 よく駅や道路で見かけるように、裾が落ちてきて踏みそうになっていたり、きれいな振袖が駅の階段を掃除しているように引きずられていたりするのは、それを見ている人にもイヤな(残念な)気持ちを抱かせます。 つまり一種の不作法なのです。 着物のしぐさの中でも一番練習を必要とする、道路でのしゃがみ方について説明しましょう。 これは道路にあるものを取る間だけしゃがんでいればよいのですが、どんなにわずかな瞬間でも、絶対に裾や袖が地面についてはいけないのです。 佐野一行デザイン事務所 |
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2013年1月17日 10時36分 |
真っ白い封筒は避ける |
お金は赤白の水引のかかった祝儀袋(結び切りのほうがよい)に入れてよいのですが、人によっては水引がかかっていると、病気なのに何がめでたいのだ、とひがまれますので、左側に赤い線の入ったお見舞い用の袋を使えば無難です。 真っ白い封筒は避けます。 お花にもダブーがあります。 白一色の花束や、白と黄色の菊は葬儀を思わせ、真っ赤な花束は血を、椿は散りぎわを連想させます。 鉢植えは根つく(寝つく)からよくないという人もいますから避けたほうがよいでしょう。 デパートや文房具屋さんには豪華な祝儀袋から、可愛らしいカラフルなのし袋まで、たくさんのお金包みが並んでおり、選ぶのに迷ってしまうほどです。 これを常にバッグに入れていればよいのですが、案外思わぬ所で、人にお金を渡さなければならないことが生じ、包む紙がなくて困る場合も多いものです。 |
2013年1月13日 12時8分 |
食料輸入大国・日本 |
日本人の食生活が和から洋へと変化したことが、日本の食料自給率を低下させた原因のひとつといわれています。 40年前(1960年代)には70%を超えていた自給率は、2007年には40%にまで低下しています。 いまや店頭に並ぶ野菜や果物、肉、魚の大多数が、海外からの輸入食品です。 統計では、1985年に13・5万ヘクタールだった耕作放棄地が、2005年には約38・6万ヘクタールと3倍に増加しています。 これは埼玉県を上回るほどの面積です。 このように休耕田が増えた理由は、農家の約45%が高齢化などによる人手不足を挙げており、日本人の主食である米の需要が減少するとともに、米作りの働き手がいないという現実的で深刻な背景があるのです。 |
2013年1月9日 16時53分 |
言い訳を口にしない〜佐野一行デザイン事務所 |
能力発揮を阻害する要因の一つが弁解病。 こんな例である。 多少心当たりはあるだろう。 (1)健康を理由とした弁解病「なんとなく気分がすぐれなくて……」 (2)知識を理由として弁解病「私は頭が悪いから……」「学歴がないから……」 (3)年齢を理由とした弁解病「私では若すぎて役不足では……」「年で体力がない」 (4)運を理由とした弁解病「ドウもツキに恵まれなくて……」 できない理由を100万遍言っても何の解決にもならない。 何よりも怖いのは、その言い訳が本人の潜在意識の中に深く埋め込まれてしまうこと。 いつしかそれが絶対のものになってしまう。 この弁解病初期段階で治しておかないと大変なことになってしまう。 その良薬はただ一つ。 言い訳を口にしないこと。 やらないだろうとは、誰も気づかなかった。 誰かに頼んだ人は、誰もいなかったのに、最後には、みなが誰かのせいにしあった。 誰かがきっとやるだろう、とみなが思った。 誰でもやることができただろうに、誰もやらなかった。 みなの仕事なのに、と誰かが腹をたてた。 誰でもやれることだとみなが思った。 佐野一行デザイン事務所 |
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