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くる天
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海枕-ブロくる
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海枕
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昔は無邪気に晴れの日が好きでした。今は曇りが好きです。紫外線に勝てる気がしない。
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辞書に存在しない程度の存在
 
2017年6月8日 22時28分の記事

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日記というか、特に目的もなく趣旨もなく、ただひたすらにぼんやりと書きたいことを書くだけというのもなかなか難しいものですね。

そこで、今回のテーマは「プラモデル」です。

ヤツは私の日常を地味に脅かす存在です。
上等なものならNYの美術館に飾られるほどの価値があろうとも、個人的にはダニやゴキブリより目障りです。だってゴキブリは最悪、強力なクスリで滅ぼせますが、プラモデルは夫の宝物ですから、夫が飽きて捨てない限り延々と増えるのです。我が家では。いつのまにか増えるのです。ひっそりと、気づけば増えているのです。テーブルの脇に、寝室に。ひっそりと、ただもう静かに。プラスチックの分際で、妙に有機的に無秩序に、音もなく粛々と増え続けてゆくのです。夫の銭と引き換えに。なんていやらしい。

さて、「プラモデル」を 岩波国語辞典 第四版 で引いてみたら、そのような単語は存在しませんでした。

「プラグマチズム」なんていう日常会話であまり使わない高尚な単語はあったのですが。
ついでに「ふらここ」という「ぶらんこ」を意味する単語も傍にありました。俳句を詠む人御用達の古語みたいです。流石は歌に使用される言葉だけあって響きが心地良いですね。趣があって愛らしいです。

ふらここ。

妄想が捗るワードです。
「喫茶ふらここ」とかどうでしょう。昭和の木造中古物件をリノベーションした小さなお店で、よくわからないこだわりのコーヒーセットを1100円(税込み)くらいで出してきそうな気がします。店長自ら窯で焼き上げた重いゴツゴツしたコーヒーカップに奥さん手作りの「こだわり焼きプリン(ちょっと固めの食べごたえあるヤツ)」を添えて。そしてランチメニューは全て「普通」がいわゆる「大盛り」で、うっかり「大盛り」を頼むと食べきれない系。レジ前の手芸品コーナーは必須。買う人は少ないでしょうけど(私も滅多に買わないですが)。ソコが奇麗で埃一つない店は大抵良い店です。
夫と良く無計画な日帰りドライブ旅行に行くので、割と本当にそういうお店に寄ります。どこも大抵、下手な有名施設よりお手洗いがピカピカでハイテクです。とても大切なことです。生きている以上、出るものは出ます。どうせなら奇麗なところで出したいですよね。いつも大変お世話になっております。

ひと通り楽しく妄想をめぐらしたうえで話を戻します。
何故、岩波国語辞典には「プラモデル」がなかったのでしょうか。岩波お抱えの国語学者さんからは辞書に入れるに値しない単語と見做されたのでしょうか?
私は別にそれでもよかったのですが、新明解国語辞典 第六版 三省堂 には載っています。「フラメンコ」と「ふらりと【副詞】」の間に。「プラスチックモデルの商標名」だそうです。

確かに「プラグマチズム」よりは日本中の誰もが辞書なんか引かなくてもわかってそうですし。
ところで「プラグマチズム」とは、「実用主義」という意味です。いい言葉ですね。実用的じゃない食器は苦手です。でもいつ使う言葉なのでしょうか。論文とか?

その点、プラモデルは単語としては実に明瞭かもしれませんが、やはり私にとっては大変不可解で不愉快な存在です。全国のプラモデル愛好家さんたちがどう処理しているのか本気でわからない疑問があるのです。

組み立てるのは楽しそうです。塗装するのもコツが必要だったりして、凝れば凝るだけ奥が深そうです。
完成した後、ポージングをキメたりしてディスプレイするのもワクワクするでしょう。

で、しまう時はどうしてるんでしょうか?

いわゆる「積みプラモ」なら、オベリスクの如く永遠にソコに積んであるので、それはそれでよいのかもしれません。耐震性の無さが玉に瑕ですが。

しかし、夫は組み立ててしまいます。

怖ろしいことに「作ったら満足する派」の夫は陳列ケースを買いません。やがて埃まみれになります。私がズボラなのが原因の五割。夫の塗装や接着が甘過ぎて異様に脆いので迂闊に触れないのが残りの五割といったところでしょうか。

そうして、ほとんどは数日から数か月後、適当な箱にしまって押入れ行きとなります。

そこで疑問です。
完成したプラモデルは最初に入っていた箱より確実にひと回り以上大きくなっている為、別の箱を用意しなければなりません。
整理はしたいがズボラな私にとって、それは重大な問題です。
適当な他の箱に入れて、油性ペンで大きく●●と書いておいても、ほぼ間違いなく忘れます。その存在そのものを。私も夫も。人は加齢によって記憶力が怪しくなってゆくものですが、私たちは元々危ないです。生きているのが奇跡。生命の神秘。エブリデイがデンジャラス。
最悪の場合、全く同じプラモデルを再び買い込む危険性すら潜んでいます。

というか、やらかしましたし。結構高いヤツで。くそう。

というわけで、メーカーさんにヤツ当たりしたいと思います。
そもそも組み立てたら、どのくらい大きくなるのか一番わかっているのはプラモデルメーカーさんの筈ですし。

私はいつも密かに思うのです。
あらかじめ、商品の中に組み立て後のプラモデルをしまえるひと回り大きいプラモデルの箱も折り畳んで入れといてくれれば良いのにと。
現在の折り畳み技術をもってすれば出来ないことではないと思うのです。プチプチ要らずの立体折り紙のような梱包をよく見ますし。

箱のイラストが好きだから買っているというファンは多いと聞きます。実際、箱イラストを見つめる夫の目はキラキラと輝いて少年そのものです。はたから見れば闇に揺らめく幻想的な炎に吸い寄せられる羽虫のようでもあります。(速水御舟氏のあの絵が大好きです。あの絵、炎が螺旋状に巻き上がっていく感じが怖いんですよね。幻想的なのに生々しくて、燃える音が脳内で再現されます)

あの箱イラストデザインのまま組み立て後のプラモデルがすっきり収まっていたら非常にわかりやすくていいんですがね。私が。

私が。

きっとこれは頭おかしい少数意見ですね。


私の意見です。ここに一人います。はーい! 私!

日本の片隅に、こういう心情の人間がポツンと一人いることを記録しておきます。

カラーコピーしてダンボール箱に貼ってもいいけれど、それはなんか違うのです。ちょっと虚しいのです。

そんなわけでメーカー様、どうかお願いです。

ついでに、サンダーバード2号のプラモと私を交互に見てから、しみじみと「そっくりだよね」と呟く夫も押入れに奇麗にしまえる絶妙にプラグマチズムな箱も是非ご検討ください。


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