くる天 |
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FUJIちゃん さん |
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こまで解明されている低分子フコイダン |
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2017年9月1日 13時30分の記事
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腫瘍に対する免疫活性 ◆低分子フコイダンによる腫瘍免疫活性化機構
遺伝子の突然変異で発生したガン細胞が大きくなり、成長していくためには腫瘍免疫をかいくぐっていかなければなりません。 通常は腫瘍免疫が突然変異によって発生した異常な細胞の成長をプロックします。 したがって、この腫瘍免疫の活性の度合いがガン細胞などの発生と増殖をくい止めるのに重要な役目を果たします。 フコイダンのような多糖類を体に取り込むと、免疫細胞であるマクロファージの表面にくっついている糖の基本構造を認識する部分、TLR4(トールライク・レセプター4)を刺激します。 TLRとは主にマクロファージや樹状細胞に発現しているレセプター(受容体タンパク質)で、微生物成分や植物成分を認識し、樹状細胞の成熟やIL−12(インターロイキン12)などのサイトカイン(リンパ球などの免疫担当細胞が産生する信号伝達タンパク質)の発現を誘導して、免疫機構を発現させます。 TLR4を刺激されたマクロファージはフコイダンを外敵とみなし、細脂性免疫への伝達物質であるIL−12を出します。 IL−12は抗腫瘍サイトカインとも呼ばれ、ヘルパーT細胞のThO(体液性免疫)をThl(細脂性免疫)にシフトさせ、CTL(細胞障害性T細胞)、NK細胞、活性化マクロファージといった腫瘍免疫を活性化させます。 IL‐12は直接これらの細胞を活性化し、インターフェロンyのようなガン細胞を攻撃するタンパク質を分泌させることもできます。 さらにフコイダンが樹状細胞のTLR4を刺激し、ガン特異的な抗体を産生させ、それによってガンに対する生体の攻撃力を高めるといった働きもすると考えられます。
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