くる天 |
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アフガニスタンで国際治安支援部隊が任務終了 アフガニスタンの自立に向けた国際的支援を |
[防衛] |
2014年12月30日 0時0分の記事
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12月29日に産経新聞が伝えたところでは、以下の通り、アフガニスタンで国際治安支援部隊が任務終了したことを伝えた。
『アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構(NATO)主体の国際治安支援部隊(ISAF)は28日、今年末に戦闘行為を含む任務を終えるのを前に、カブール市内の作戦本部で任務終了式を行った。 ◆13年間の活動に幕 治安が一向に好転しない中、外国駐留部隊は来年1月1日から規模を縮小し、支援中心の任務に当たる。ISAFは13年間に及んだ任務に幕を閉じる。 式典では、ISAFのジョン・キャンベル司令官(米)が「きょうは一つの時代の終わりと新しい時代の始まりだ」と述べ、NATOとしてアフガンを支援していく決意を示した。
ISAFは2001年に米軍などの攻撃でイスラム原理主義勢力タリバンの政権が崩壊した後、新政権の樹立準備とともに国連安保理決議に従って発足した。一時はNATO加盟国を中心に約14万人の兵士が駐留した。今年末までに治安権限をアフガン治安部隊に完全に移譲して撤収し、約1万3千人が引き続きアフガン治安部隊への「確固たる支援任務」に当たる。 来年からは訓練や助言、支援を通じ、24年までにアフガン治安部隊が自立して任務を実施できるよう努める。ISAF要員はこれまでに約3500人が死亡している。
アフガンの治安は今年、悪化しているのが実情だ。地方ではすでにISAFが多くの基地を閉鎖しており、タリバンは11月以降、首都カブールでの攻勢を強めている。28日にもカブールで警察車両を狙った爆弾テロがあり、警官3人が負傷した。国連によれば、今年1〜11月の死者は過去最悪の3188人(前年比19%増)に上った。 治安部隊は現在35万人が展開しているが、死者は今年1〜10月で約4600人に上っている。』
アフガニスタンは1979年の12月末に旧ソ連軍の侵攻を受けて以来、安定した情勢にはない。 また、2001年の米国の9.11テロの犯人「アルカイダ」に対する対テロ戦争の舞台の一つにもなっており、現在でも戦乱やテロ活動が収まる見通しは立たない。 このような中で、ISAFが「戦闘任務を終了」するのは、背景にはNATOそのものの戦力と地位の低下、各国の財政難がある。 特に、今年2月から3月にかけて急変したウクライナ情勢にも対応が出来ず、ロシアのクリミア半島占領に対して(公式的には)何も手を打てなかったNATOは、国際政治や軍事の世界において大きく信頼と権威を失った。 これも、対テロ戦争をしつつ、イラク戦争を行った米英両国の見識と見通しの甘さが招いた災いに他ならない。
アフガニスタンで国際治安支援部隊が任務終了したのは大きな前進である。 しかし、今後ともNATO諸国はアフガニスタンの自立に向けた国際的支援をし続ける責任がある。 決して、日本などに押しつけないように。
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