くる天 |
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日本が巡航ミサイル導入を決定するという歴史的な防衛体制大転換を決定!!安倍首相の大成果!! |
[防衛] |
2017年12月9日 0時0分の記事
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既に何度も報道されていましたが、12月8日に日本がとうとう、正式に巡航ミサイル導入を決定しました。 これは、日本の歴史的な防衛体制大転換に他なりません!!
既に何度も報道されていましたが、12月8日に日本がとうとう、正式に巡航ミサイル導入を決定しました。 これは、日本の歴史的な防衛体制大転換に他なりません!!
同日、小野寺防衛大臣が次のように防衛省での記者会見の質疑応答に応じました。
『Q:JSM等の導入についてお伺いいたします。まず、JSM等ということは、他にも同様のミサイルを導入するのか、JASSM−ER等も指摘されておりますが、他にも検討をされているのでしょうか。 A:今回、追加要求で検討しておりますのは、F−35に搭載するJSM、F−15等に搭載するLRASM及びJASSMを導入することとし、そのために必要な経費を計上すべく、追加的な要求を行うと考えております。細かいことですが、よくJASSM−ERという言い方がありますが、今JASSMはこのJASSM−ERしか作っておりませんので、このERのことをJASSMと私どもは呼んでおります。
Q:関連ですけれども、それぞれのミサイルの最大射程距離についてはどのように分析をしておりますでしょうか。 A:ミサイルの射程距離は、これを明らかにすることになれば、わが国の具体的な防衛能力を露呈することになりますので、これは従来からお答えは差し控えさせていただいておりますが、その上であえて申し上げれば、例えばジェーンズ年鑑のような公刊資料によれば、JSMは約500km、JASSMは約900km、LRASMは約900kmと承知をしております。これはあくまでも、公刊情報ベースのものであり、自衛隊が導入した場合における実際の射程距離を示すものではありません。
Q:スタンドオフミサイルという言い方をされましたけれども、これはどのような定義で、どの程度の脅威圏外、距離という意味で使っているのでしょうか。 A:これは、私どもが想定しています相手の脅威圏外という考え方で装備するミサイルですので、スタンドオフミサイルと私どもは呼んでおります。
Q:JSMとLRASM、JASSMはそれぞれどのような運用の仕方を想定されているのでしょうか。 A:JSMについては、導入予定のF−35A、ステルスタイプの戦闘機ですが、これに装着する予定になります。JASSM、LRASMにつきましては、F−15に、これは機体の改修等が必要ですが、回収した上で装着する予定と私どもは考えております。
Q:中には対艦と対地ミサイルを兼ねているものもありますが、対地の方の使用方法というのはどのようなものなのでしょうか。 A:JSMについては、これはノルウェー製のものでありますが、F−35に搭載し、これは対艦、対地の能力を持っております。そしてJASSMに関しては米国製であります。これは対地の能力を持っています。LRASMについては、同じく米国製で、対艦、対地の能力を持っております。私どもとしては、対艦の能力、あるいはわが国防衛のために対地の能力も必要だと考えております。
Q:米国製あるいはノルウェー製ということですが、各国、特に米国製からは既に同意を取り付けてらっしゃるということでよろしいでしょうか。 A:今まで様々な調整を行ってまいりました。夏の概算要求の時点で概算要求できなかったのは、その様々な調整をするという中で予算の中に組み込めなかったということでありますが、その後調整がつきましたので今回追加的に予算要求をさせていただくことになりました。
Q:事項要求もしなかったのはどういった考えですか。 A:調整の過程で、まだこのような最新の装備が導入できるかどうか、相手国の考え方もありますから、それがまだ固まっていなかったということで事項要求もいたしませんでした。
Q:追加要求なのですけれども、これはどういった内容での要求になるのでしょうか。取得に向けた調査とかそういうことですか。 A:JSMについては、取得をする予算要求になります。そして、LRASM、JASSMについては、今回はF−15に装着することがまず前段階で必要ですので、装着することについての調査・準備ということになります。
Q:要求額はいくらなのでしょうか。 A:後ほど、事務方からブリーフを受けていただければと思います。
Q:この長射程ミサイルは、いわゆる離島防衛などの想定はしているのでしょうか。 A:私どもとしては、ミサイル防衛に対応するイージス艦を守るという能力、それから、当然わが国防衛で使用するということになります。離島もわが国に入ると思います。
Q:JASSMとか約900kmあるわけで、敵のアウトレンジから狙うとしたらかなりの長い距離、制空権・制海権を奪われているという状況も想定しているということなのでしょうか。 A:私ども防衛当局として、様々なことを想定して備える必要がありますので、もちろん航空優勢を維持することは大変重要であります。ただ、どのような場合が起きるかもわかりません。そのような場合にあっても、隊員が安全を確保した上で敵の脅威を排除できる、そのような装備だと考えております。
Q:例えば沖縄本島などが、離島防衛というと南西とかを想起させるのですけれども、この場合、約900kmのレンジで使わざるを得ない事態というのは、例えば沖縄本島の米軍基地も制圧されているということになると思うのですが、それも最悪の事態としてはあり得るということでしょうか。 A:具体的な事例に関しての使用については、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。』
同日11時51分に産経ニュースが「巡航ミサイル導入を正式発表 「専守防衛に反しない」小野寺五典防衛相」の題で次のように伝えました。
『小野寺五典防衛相は8日午前の記者会見で、戦闘機用の長距離巡航ミサイル導入に向けた関連予算を平成30年度予算案に計上する方針を正式に発表した。「相手の探知範囲や射程の圏外から日本に侵攻する部隊に対処することで、より効果的かつ安全に作戦を行えるようになる」と導入理由を語り、弾道サイル防衛にあたっているイージス艦の防護にも「必要不可欠だ」と強調した。
一方、「敵基地攻撃能力は米国に依存しており、今後も日米の基本的な役割分担の変更は考えていない」と敵基地攻撃能力との関連を否定し、長距離ミサイル導入は「専守防衛」に反しないと強調。夏の概算要求で計上しなかったのは「導入できるかどうか、相手側(製造国)の考えが固まってなかった。その後調整がついた」と説明した。
導入するミサイルは3種類。ノルウェー製の「JSM(ジェイエスエム)」は射程500キロで、F35A最新鋭ステルス戦闘機への搭載を予定。米国製の「JASSM(ジャズム)」「LRASM(ロラズム)」は射程900キロ程度で、F15戦闘機を改修して搭載する。いずれも対地攻撃能力があり、JSMとLRASMは対艦攻撃もできる。』
小野寺防衛大臣の言われる通り、多くの事は存じておりますが筆者としましても「具体的な事例に関しての使用については、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。」
それでも、「F−35に搭載するJSM、F−15等に搭載するLRASM及びJASSMを導入する」ことは、喩えるならば空自全体が「戦闘攻撃機部隊」と化すことを意味しています。 これは、F−15戦闘機の「戦闘攻撃機」化を意味しますから、例えば第一撃攻撃や制空戦闘はステルス性の高いF−35に、それ以外のF−15、F−2は全て多目的攻撃、対地対艦攻撃用に回せることにもなります。 そうすると、国産戦闘機予定の「F−3」の立ち回りは、「F−2」強化のステルス戦闘機になるのでしょうか??
日本が巡航ミサイル導入を決定するという歴史的な防衛体制大転換を決定!! 安倍首相の大成果!!
地上型迎撃ミサイルシステムのイージス・アショア導入、新型の島嶼防衛用「高速滑空弾」「新対艦誘導弾」の研究開発などと併せて、日本の自主防衛力が更に強化されるでしょう!!
11月6日、東京にて日米首脳会談を開催し、握手する安倍首相(右)とトランプ大統領(左) 出典:首相官邸HP 敵基地攻撃能力にも、日米同盟の深化や協力関係の更なる充実が不可欠です!!
敵基地攻撃についての概念図 出典:政経ワロス動画ch
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