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北朝鮮を米朝会談に追い込んだ真の勝者は日米両国!!中国と韓国は敗者でありロシアは日米側だ!! |
[政治] |
2018年3月18日 0時0分の記事
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北朝鮮の金正恩党委員長が、南朝鮮たる韓国の文在寅大統領が日韓首脳会談を希望しなかったにも関わらず平昌五輪の開会式直前に安倍首相が参加表明したために開催しなければならなかった時と同様に、北朝鮮の米朝首脳会談の呼び掛けに米国のトランプ大統領の二つ返事で首脳会談をしなければならなくなったのだから、「歴史は繰り返す」のことわざを知らないとしか思えません。
3月17日にzakzak by 夕刊フジが「日米同盟に追い込まれた北朝鮮 米朝首脳会談で韓国切りも 藤井厳喜氏が緊急リポート」の題で次のように伝えました。
『ドナルド・トランプ米大統領は、レックス・ティラーソン国務長官を解任し、後任にマイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官を充てる人事を決めた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に向けた態勢強化とみられる。トランプ氏の決断をどう見るか。訪米中の国際政治学者、藤井厳喜氏が緊急リポートした。
米朝首脳会談合意のニュースを、米国で聞き、ワシントンなどの友人・知人に意見を求めた。総じて皆が指摘したのは、「強力な日米同盟が北朝鮮の妥協を引き出した」という点だ。 筆者が驚いたのは、正恩氏が「非核化」を前提に首脳会談を受け入れたことだ。安倍晋三首相と、トランプ氏のタッグで強化された経済制裁は北朝鮮を追い詰めた。日本は勝ち組である。
「日本は置いてきぼり」という論評は、「安倍憎し」からくる「ためにする議論」だ。 そもそも、トランプ氏は大統領選中から、正恩氏とのトップ会談に言及していた。トランプ氏の行動が予測不可能というのは、不勉強なリベラルの自己弁護に過ぎない。筆者に言わせれば、彼ぐらい分かりやすい大統領はいない。公約を着々と実行しているのだ。
だが、首脳会談は危険な賭けでもある。 トランプ氏はダラダラと交渉することは好まない。タイムリミットを設定した交渉になるだろう。この場合、「交渉決裂=戦争」となる危険性がある。これは湾岸戦争の開戦状況と似ている。 もう一つ、重要なポイントは、米朝首脳会談が「米国の韓国切り捨て」につながる可能性だ。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」(電子版)は14日、《韓国国民が望んでいるのは在韓米軍の無条件の撤収だ》とする論説を掲載した。北朝鮮の「核・ミサイル開発」放棄の代償が、在韓米軍撤退になることは十分あり得る。米韓同盟の事実上の破棄である。
「従北」の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、内心これを望んでいる節がある。こうなると、「北優位の南北朝鮮統一」は避け難い。
トランプ政権にとって、真の敵国はチャイナ(中国)である。チャイナからすれば、米国には北朝鮮問題という小石につまずいてほしい。トランプ氏はそれに感づいているから、今回のディール(取引)で、チャイナから北朝鮮を引き離そうとしているのだ。
一連の米朝接近に、チャイナの陰はほとんど見えない。首脳会談がチャイナ以外で開かれれば、これを裏付けることになる。南シナ海と貿易問題で、チャイナを追い込みたいトランプ氏は借りを作りたくないのである。
5月末までという米朝首脳会談が本当に実現するかは、まだ分からない。実現しても、「北朝鮮の非核化」を検証可能にするのは難事業だ。』
日本政府も日朝首脳会談を模索しているとの報道がある中で、独自に行える事は全て行うべきでしょう。
同日10時36分に産経ニュースが「河野太郎外相「米朝首脳会談で拉致問題の提起要請」 ペンス米副大統領、マクマスター補佐官らと会談」の題で次のように伝えました。
『【ワシントン=小川真由美】河野太郎外相は16日午後(日本時間17日未明)、ペンス米副大統領、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と相次いでホワイトハウスで会談し、5月にも行われるトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談で北朝鮮による日本人拉致問題を取り上げ、解決に向けて協議するよう要請した。また、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置を示すまで最大限の圧力を維持する従来の方針を確認した。
河野氏はペンス、マクマスター両氏との会談について「緊密な連携を維持するために率直に意見交換ができた。今後の対応方針に全く齟齬(そご)はない」と記者団に対し、成果を強調した。 河野氏はペンス氏との会談で、北朝鮮が米国との合意を反故にしてきた過去の教訓を踏まえ、北朝鮮に核・ミサイルを放棄させるまで検証可能で不可逆的な形での朝鮮半島の非核化実現に向け、軍事・経済両面で最大限の圧力を維持する必要があると訴えた。
ペンス氏は「日米は100%ともにある。同盟国としての日本と緊密に連携し対応する」と応じた。
また、マクマスター氏は「核武装した北朝鮮は決して認められない」と述べ、北朝鮮の核放棄実現には日米韓3カ国の連携が不可欠との認識を示した。
これに先立ち、河野氏はマティス国防長官、ティラーソン国務長官解任に伴い長官代行を務めるサリバン国務副長官とも16日午前に会談。マティス氏との会談では延期している米韓合同軍事演習の実施時期や規模について意見交換した。また、ティラーソン氏とも約15分間国務省内で面会し、北朝鮮対応への尽力に感謝の意を伝えたという。
一方、河野氏は17日午前(同17日夜)にはワシントンに滞在中の韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相とも会談する。平昌冬季パラリンピック後の北朝鮮情勢について意見交換するほか、平成27(2015)年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意の着実な履行を求める見通し。』
ここまでの進捗状況であれば、日米同盟の絆で北朝鮮が米国と米朝首脳会談にこぎつけ、日朝間の交渉も首脳会談を含めて進展するでしょう。
中国、韓国は敗者であり、例の神経剤などの「暗殺・暗殺未遂疑惑」で批判されるロシアは日米側につくでしょう。
北朝鮮を米朝会談に追い込んだ真の勝者は日米両国!! 中国と韓国は敗者でありロシアは日米側だ!!
2017年11月6日、日米首脳会談のため日本を訪問したトランプ大統領(左)と共に、和やかに握手する安倍首相(右) 出典:首相官邸HP
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